東方紫瑛界   作:澪海

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光芒一閃です。眠いです。

ついに新キャラ登場です。


第8話 神々の戦い 開戦

国津神が天津神である建御雷神(たけみかづち)を倒した噂は日本大陸全土に広がった。

 

 

天津神らが住む高天原(たかまがはら)では、緊急の会議が行われた。

代表の天照大御神は怒りをあらわにし、高天原の神々に言い放った。

 

 

「今すぐに各国の国津神に洩矢の王国を攻めるように言いなさい!。さもなければ、私たちの目指す極楽の国造りは乱れてしまう。」

 

 

 

 

 

一方、その頃、洩矢国では次の作を練っていた。

 

「次にどこから攻めてくるか分からん……」

 

「あーう~」

 

 

すると、タケちゃんが走って、界の部屋に飛び込んできた。タケちゃんは文を持っている。

 

「諏訪子、界……大変だ! 父上……いや大国主神様から文が届きました。文によると……天照大御神様が国津神に洩矢の王国を攻めるように命令をくだしたようです。父上の知り合いには一通り連絡はしてあるので、大半の国津神は攻めては来ないと思うんですが。しかし、知り合いではない国津神も少数ながらいます。そいつらを止めなければいけません。」

 

「わかった。まずそいつらを倒すために作戦を考えよう。」

 

「了解した。やつらはここにはすぐには来ない。猶予があるだけ、修行は積もう」

 

 

 

 

 

 

そして3日後、洩矢国は完全に包囲された。

 

国の周りには10体の国津神が飛んでいた。その中に異常な力を秘めた国津神が一人いた。それは唯一の女性である。

 

その神は背中にデカい注連縄をつけ、御柱を装着し、戦闘準備がすんでいる。

彼女の名前は八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)

後に 八坂神奈子 と呼ばれる国津神の中ではトップクラスの風神の神だ。

 

 

「洩矢国の神よ! 貴様は天津神に反逆した。よって天照大御神様のご命令より、この国を侵略させてもらう。」

 

 

八坂神は神宮に向けて声を張り上げた。

神宮からは、界・タケちゃん・諏訪子の三人がそれぞれ、街の上空まで飛び上がった。界は敵を見て気づいた。

 

(ついに神奈子がきたか。すごい神力だな……。多分諏訪子はあいつに勝てないだろう。いや……負けないと歴史的に矛盾が生じてしまうはずだ。それなら、ここは諏訪子には……)

「諏訪子はその女の神と戦うんだ!あいつは強そうだから気を付けろよ!俺とタケちゃんは他のやつを潰すから、頼むな!」

 

「ふぅ~♪やっと私の力を御披露目かぁ~ まぁ全員一気に倒しちゃうよっ!簡単に潰しちゃうかもね。」

 

 

 

そうして第二次諏訪大戦が勃発した。

 

 

先制をしたのは諏訪子だった。

 

「私を馬鹿にしてるとひどい目に逢うからね!くらえ…………開宴『二拝二拍一拝』」

 

色の違うレーザーを左右交互に打ち出した。そして弾幕をはじけさせ、敵に大規模で繊細な弾幕の雨を降らせる。

 

大抵の神は、弾幕を避けるのに夢中である。その間にタケちゃんは仕掛ける。

 

「瀑水『軍神たちの鎮魂』」

 

大量の巨大弾幕が滝のように上から降ってきて、弾幕が神々の頭上から押し潰し、地面に衝突。一撃で9体の神々を戦闘不能にした。ただし、一人だけ御柱を投げつけて弾幕を破壊し、余裕の笑みでこちらを覗き見るものがいた。

 

「そんな程度で勝ち誇ってるのか?」

 

諏訪子はあっさりと、かわされたのを見て何も言えなかった。

 

「むぐぐ……それならこれならどうだ! 神具『洩矢の鉄の輪』」

 

諏訪子は手持ちから、最先端の鉄輪を取りだし攻撃する。

 

「ぐはっ……」

 

神奈子は異常な鉄の輪に対応できず、攻撃をまともに受けた。しかし神奈子はやり返す。タケちゃんの技と似たような蔓が地面からくねくねとのび、鉄の輪に触れかけたところを諏訪子はよけた。

 

「なにあんたの攻撃。ショボすぎなんだよ!」

 

「お前は今あの蔓に鉄具が触れただろう!見てみなよ!この蔓はな天津神に戦う時に使えと言われて貰った蔓なんだ。これは敵の宝具を朽ちさせる効果があるのさ。」

 

諏訪子は持っている鉄の輪を見た。そして息を飲んだ。

なんと、端からすごい速さで赤くそまっている。そして、10秒で錆びてしまった。

 

「なっなんで……わたしの……が……」

 

「お前はもう最初から負けてたんだよ! 御柱!」

 

 

神奈子から御柱が発射し、諏訪子へと飛んでいく。諏訪子は自分の宝具を封じられ、何もできず御柱に命中した。諏訪子は気を失い地面へと落ちていった。

 

 

「ふっ……それで?あんたらは、私と戦うのか?」

 

 

「あぁもちろん戦うつもりだ…………なっ……なんだ?これは……」

 

 

界は遥か遠くの空を見上げる。遥か空に異常な神力の塊がある。それは八坂神奈子の数十倍におよぶ。

 

 

「……まさかトップ自らが降臨してきたというのか……天照大御神!」

 

 

「なっなんのことだ?」

 

 

神奈子は驚いたように叫んだ。

 

「お前は騙され利用されたんだ!天照大御神に。天津神は国津神を国家を乱す邪魔扱いしていたんだ。だから洩矢国を潰すついでに、洩矢国にいる国津神もまとめて殺す気でいるのさ。」

 

「なんだと!それじゃあ私はあいつらに騙されて、この地で殺される運命だってことなのか?」

 

「まぁ普通に考えればそうだろうな……」

 

「くっ…………!」

 

「もうすぐ天照大御神らがこの場所につく。多分、すぐにここは地獄と化すだろうな……。なぁ……お前はこのまま何もしないで死ぬのと、この怒りをぶつけて抵抗して死ぬのと、逃げるのならどれを選ぶ?」

 

「………………」

 

「俺はあいつらと戦う。どうせ勝てないし、逃げても死ぬ運命なら、最後の最後まで反逆してやる!お前は逃げてもいい。今なら逃げ切れるかもしれない……」

 

 

「…………いや今決意が固まったよ……私もやってやる……」

 

 

「そうこなくっちゃな!」

 

 

近くで聞いていたタケちゃんが泣きそうになりながら叫ぶ

 

「俺も戦うのか?」

 

「それはタケちゃん次第だ!守ってきたこの国を守ってきた諏訪子が動けないんだ!代わりに守ってやらなかったら誰が守るんだ?強さってものは、自分のためにあるんじゃない。他人を助けるためにあるんだ。」

 

「…………俺は強くなりたい!諏訪子を守りたい!俺は戦うんだ……命をかけて戦う!」

 

 

ついに3人は決意を固めた

 

 

3人の神は遥か遠くの光り輝く空を見据える。

 

 

そしてついに、日本最強の神々との最後の激突が始まる

 

 

 

 

 

 

 




東方キャラ辞典

洩矢諏訪子(もりやすわこ)

種族:八百万の神、祟り神
能力:坤を創造する程度の能力

別名:ケロちゃん。東方風神録のExtraボス。印象的な台詞は「あーうー」でロリキャラ。土着神の頂点としてミシャグジ様を操る。
カエルは好きだがカエルの神様ではない。
のちに科学万能な時代になると神への信仰が無くなり幻想郷に移転。守矢神社の本当の祭神で神奈子とは仲良く暮らしている。
テーマ曲:ネイティブフェイス


八坂神奈子(やさかかなこ)

種族:神霊
能力:乾を創造する程度の能力

「東方風神録 ~ Mountain of Faith.」の6面ボスおよびExtraの中ボス。山の神であるが、元々は風雨の神であった。相当変わった格好をしており、自らの力を見せつけるために蛇を連想させる注連縄(しめなわ)をつけている。戦闘時には御柱も装備。
諏訪子と早苗とともに、守矢神社ごと幻想郷に移動した。幻想郷にきてからは、あらゆる異変の元凶となりトラブルメーカーともいわれている。

テーマ曲:神さびた古戦場 〜 Suwa Foughten Field




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