その日は空が青く風が穏やかに吹いているなんの変哲もない日だった。
そんな当たり前の日に私 星川 蒼実は週に一回は必ず通っている町の図書館の帰りに警察におわれていた暴走車に信号待ちをしていた、交差点で跳ね飛ばされてしまった。
最後に見たのはこちらに向かってくる赤い車
最後に思ったのはあの本の続き気になるなぁ~と場違いな事だった・・・。
そうして17歳という短い人生は終わった。
目が覚めるとそこはどこまでも黒くなにもない黒の世界だった。
「ここはどこなのかしら?例の死後の世界という未だに解明されていない場所なのかしら?」
一人でつぶやいてみるとどこからともなく声が聞こえてきた。
「それは違うここは生と死の狭間、創造と破壊の狭間、貴様は死ぬはずではなかったのに運命のバランスが崩れてしまったせいでいまここに貴様の魂がある。」
「そうここにいる訳はわかったけれど、答えてくれたあなたはいったい誰なのかしら?そして、わたしはこのあと一体どうなるのかしら?」
そういうと前が急に光り輝き、周りが白くなり、目の前には白い髪に黒い目をした見た目20代前半の男がたっていた。
「我は貴様らのところでいう神といわれる世界を創造し破壊をもたらすもの。」
「ふぅん 神様か」
「このあと貴様の処遇だが・・・」
そこで一旦、神と名乗った言葉切った。
「どうなさったのですか?」
そう私が聞くと急に手を頭の上に当てて
「うん やっぱりさっきの口調とか僕には合ってないなぁ」
と先ほどの見下すような口調が嘘のように消え子供っぽい感じで話し始めた。
「いや~ごめんね。驚かせちゃって他の管理者が口調直せって何回もいわれてるんだけどめんどくさくてね。やっぱりさっきみたいな口調のほうがいい?」
と首傾けながらこっちに聞いてきた。
「いえ話が進めばどちらでも私は構いません」
「そぅじゃ このままさっきの続きね。君の命はあと60年ほど続く予定だったんだけどちょっとしたミスで死んじゃったんだよね。だから別の世界に記憶を持ったまま転生してもらおうとおもったの。」
「話は分かりましたけど本当に別の世界があったのですね。」
「うん 僕たち・・・君たちで言うところの神はたくさんいる。僕たちは気づいたらそこに存在していた。何もない空間でね。とても退屈だったんだよ。だから僕たちはそれぞれで世界を作ったのさ。
そうしていくうちに生まれた知的生命体が生み出した想像の産物も面白いと思ったから作り出したしたという世界もある」
「そして僕たちはやっぱり考えている限り万能ではないんだよね。お互いで喧嘩したりすることもあるし下僕をつくって多くの世界を管理している者もいる」
「つまり そのいざこざで死んでしまったので普通の死ではあつかわないのですね。」
「その通り。理解が早くて助かるよ それに君が住んでいた日本では異世界転生物が流行っているらしいから僕もやってみたいなぁとか思ったり」
それが主な理由なのではと思ったが口には出さなかった。
「分かりました。ならそれでお願いします。」
「ずいぶんと決断が早いね。普通なら 元の世界に返してよとか一発殴らせろとか言うじゃないの?」
「まぁ普通ならそうでしょうね。読んだことのある物だとハーレム作ってやるやら特典をよこせー!だのありました。けど私はそういうのには興味ありませんし、元の世界なんて退屈だったのよ」
わたしがそういうと神は疑問を持ちながら口を開いた。
「君は両親はまだご存命で友達もいたよね?」
「それがその人にとっての幸せではないんですよ。家族がいて愛されているとは思うけどそれを日々感じているわけではないんです。父親は送り迎えとかはしてくれるけど些細なことで怒鳴ってきたりして、学校生活では部活のキャプテンとかやっていたけど言うことをちゃんと聞かなかったりして正直 疲れました。自分の気持ちも正直に言えませんでした。怒られる恐怖や人間関係が崩れるのが嫌で自分だけが我慢して、限界を感じていたんですよ・・・。
毎日、いつ死が訪れるか考えながら生きていました。自殺をしなかったのは音楽と読書という楽しみがまだあったからですかね。」
私が話し終わったら神はこちらを見て少し暗めの表情を浮かべながら口を開いた。
「・・・わかった。じゃあ行く世界と能力選んで。」
「それは神様、あなたが選んでください。知っていくのは面白みがないのでよろしくお願いします。」
「了承するよ。君が次生きる世界に幸あらんことを。」
神がそう言って手をかざすと私は光に包まれてその場から消えたのであった。
一人残った神は何もない空間に向かってつぶやいた。
「あの子は周りから愛されて受け入れて欲しかったんだね。人間だけだとまたああなっちゃうから不手際を起こした神がもっていた『ぬらりひょんの孫』の世界をもらっちゃおう。」
う~んと双子の姉っていう設定で能力は、確か夢と幻を体現する妖だっけ?ぬらりひょんって、だから別の世界のリボーンっていうところの霧の力を畏でつかわせるかんじでいいか。
なんか似合いそうだかあら武器は普段髪留めの妖槍でいいか。
あとは彼女自身で頑張ってもらうか。 よし 転送っと
彼女には認識できる愛を受けてほしいな。
なるべくスピーディに次の話を投稿できるように頑張ります。
色々なご意見おまちしております。