人影が見えた瞬間、私はとても嫌な瞬間がしたのですぐに槍に備わっていた結界を発動した。するとバスは薄い青い膜に包まれクッションのような役割をしていった。そのおかげで潰れることはなかったけれどバスは衝撃がある程度とおってしまい、窓ガラスが割れてしまったりところどころ破損がありますがマシな方だと言えるでしょう・・・・。
えっ!?結界なんて知らないぞ!ですって・・・
言ってませんでしたっけ・・・そうですか、なら今のうちに説明しておきますね。
この槍の名前は【幻霧】といい、
まだ完璧には扱えていないのですがある程度 宙に浮いて操れるのと小さな刃に分裂することができます。それと先ほど利用した結界を張ることができます。
いまはまだ不完全なので精度は悪く、瓦礫などの重い衝撃には耐えられません。
あと髪留めから槍にすると勝手に服装が変わります。
変身物にいつなったんでしょう?
今わかっているのはこれぐらいですかね。特に説明も無しに渡されたので、自分で気づきました。
説明は以上です。
ハッ!!私は一体誰に説明していたのでしょう?でもまぁそれよりもいまはどうしてトンネルが崩壊したかですね・・・地震とかよっぽどのことがない限り崩れることがないのですか・・・?
「大丈夫?みんなしっかりして。」
「痛いよ~ 」「おかあさ~~ん」
家長さんはこんな状況でも、周りの人のことを気遣っていますね。とても小学三年生の行動とは思えません。
島君が持っていた懐中電灯でバスの中を照らしていましが、チラリとその明かりで外に人影が見えました。
「ヒッ!なにあれ!?」
「人・・・なの?」
その言葉に反応して懐中電灯が向けられると、そこにはローブをかぶった顔に縫い目のようなものがある人のようなものがズラリと並んでいた。
あれは・・・ガゴゼ!なぜここに・・・?まさか・・・・・
「あまりトンネルが壊れなかったようだな・・・とにかくここにいる全員を若と姫もろとも皆殺しだ。」
その言葉で私と今はいないけどリクオの命を狙っていることがわかったので臨戦態勢をとり始めました。
「キャ!こっちに向かってくる!!」
「う・・・うわああああああああああああ!!!!」
私は瞬時に幻覚で自分を作り、バスの中に残しておいて髪留めを槍に戻して、自分の姿を変化させっていった。
髪は腰ほどに伸び、槍の効力で動きやすい着物のようなものとなり、顔には薔薇の模様が描かれている仮面をつけて、バスの前へと立った。
「な・・・なんだ!?」
「ガゴゼ、私の命が欲しいなら先に殺してみるといいわ。・・・できるならね。」
「私の命だと・・・? ッ!そうか・・・お前が姫か・・・ずいぶんとお姿がお変わりになりましたね。」
「御託はいいからかかってきなさい。」
「皆の者!!かかれ!!!」
ガゴゼが合図をした瞬間、周りにいる部下の妖怪たちが襲いかかってきた。
部下たちは全員、斧や混紡、剣などをの武器を所持している。
私は振り下ろしてきた武器を受け止め、槍でなぎ払ったり、突き刺したりしているが流石妖怪いうべきか簡単には倒れてくれない・・・。
屍妖怪だからしぶとさがあるのかしら・・・?このままやっても不利ね。
仕方ない・・・私は一旦距離を保つため後ろにバックステップをした。
「そろそろ諦めたほうがいいのではないか?苦しまずに殺してやるぞ。」
その言葉を無視して私は目の前で槍を回して地面に打ち付けた。
ゴゴゴ!!!!
「ヒィィ!!」
「また崩落するの!?」
その言葉とは裏腹に妖怪たちの足元の地面がひび割れ、そこから火柱が立ち上った。
それに巻き込まれたものは焼き尽くされて灰になった。
「なんだこれは!?」
うまくいったようね。あの部下たちぐらいの格なら通用するのか・・・このまま出力を上げてガゴゼも・・・・・・
「熱いよぉ~!」
下級生の子どもが悲鳴に似た声を上げ、それに気を取られ精度が落ちた幻覚は効かなくなってしまい、火柱を突き破ってガゴゼが飛び出してきた。
「くらうがいい!!!」
ガゴゼの攻撃を正面から受けてしまい、この体で受け止められるわけがなく壁まで吹っ飛ばされてしまった。
槍の柄の部分で受けたから、外傷はないけれど衝撃で腕が痺れてしまいましたね。
そんな私の様子に気づいたガゴゼは
「しょせん、総大将の孫といっても餓鬼か・・・このまま楽になるがいい!!」
部下を引き連れ襲いかかってきたが、
突如、天井の部分が崩壊し、そこから月の光とともに無数の妖怪たちがなだれ込んできた。
「見つけましたぜ若ぁ!!生きてるみたいですぜ―――――」
妖怪を引き連れている者はガゴゼを一瞥すると
「・・・・・・なぜ貴様ここにいる?」
「本家の奴らめ・・・・」
「またいっぱい妖怪がやってきた!!」
「どうなっちゃうの!?」
あれは・・・リクオなの?青田坊達が従っているならそれしか考えられないけれど・・・・
それにしては姿変わりすぎじゃないかしら。
「無事でよかった・・・カナちゃん怖いなら目をつぶっておきな。」
あっリクオですね。間違いありません。
「姉貴も元気そうでなによりだ。・・・・なんで仮面をつけているんだ?」
「あなたは変わりすぎよ、表情の変化をバレないようにするためよ。。
それよりもガゴゼは私たちの命を狙ってきているわよ。」
「何者だ・・・・あやつは・・・?・・・・・まさかっ!?」
「ガゴゼ!!貴様なにをしたかわかっているのか!!」
「クッ・・・」
木魚達磨はガゴゼを強く問いただが、ガゴゼは悔しそうな声を上げて後ろに一歩下がった。そんな周りの妖怪たちも様子には気にも止めない感じにリクオはガゴゼにを鋭く睨み付けると、一歩また一歩と向かっていく。
「オレや姉貴を抹殺し、三代目を我が物にしようとしたんなら・・・本当にてめぇは本当に小さい妖怪だぜ!」
「お・・・おのれ~!!殺してしまえ!この場にいる不抜けた本家のクソ共もろとも
若と姫を殺すんじゃ!!」
ほとんどヤケクソのように感じるが、その号令と共に部下たちが襲ってきたが
「私たちが来たからには指一本たりとも触れさせん。」
「力仕事は・・・この突撃隊長青田坊に任せてもらおうー!!」
「貴様一人じゃないぞ!突撃隊長は!」
「フゥーー 凍りなさい。」
次々とガゴゼの部下たちは
首無の紐で頭が弾け
青田坊の拳で地面に叩きつけられ
黒田坊の服から絶え間なくでる武器で串刺しにされ
雪女の息で氷に閉じ込められたり
本家の妖怪たちの手で完膚無きまでに潰されていった。
「そ・・・そんな・・・バ・・バカな・・・今まで誰よりも殺してきた最強の軍団が・・・」
「諦めろガゴゼ、妖怪の主になろうってもんが子どもを殺してなんの自慢になるんかい」
「ク・・・・・・ ん?」
目の前で自分が最強だと思っていた組がたやすくやられてしまったのをみてジリジリと後ろに下がって行くがそのときにバスの中にいた子ども達を見つけてしまった。
「しまった!!」
「フハハハハハ ザマァ見ろ!こいつらは若たちの友人だろ殺されたくなけ・・・!?」
急に前につんのめったかと思い、下を見ると茨のような蔦が下半身に巻きついている
「なんだこれは?・・・ギャア!!」
不思議に思っていた時にいつのまにか目の前にいたリクオの手によって顔を切りつけられた。
「さっきはうまくいかなかったけどその状態なら私の力で拘束することはたやすいのよ。」
「なんでなんで・・・貴様らのようなガキどもにこのわしがやられるなんて
妖怪の誰よりも恐れられているというのにーーーーーー!!!」
ガゴゼが絶叫したら リクオが静かに告げていった。
「子を貪り喰う妖怪・・・そらぁおそろしいさ・・・・・
けどな・・・
改めて刀を握り直すと
「情けねぇ・・・こんなんばっかが下僕にいるんだったら・・・
オレが三代目を継いでやらあ!!人に仇なす奴ぁオレが絶対許さねぇ!」
「若・・・」
なんかすごい極道って感じが半端ないけど・・・ かっこいいじゃない。
「世の妖怪どもに告げろ!オレが魑魅魍魎の主となる!!
すべての妖怪は俺の後ろで百鬼夜行の群れとなれ。」
刀でまさに真っ二つという感じでガゴゼを切り裂いたリクオの姿はまさに主というのがふさわしい風格をただよせていた。
【畏】――――――――その文字は普通でないもの・・・鬼が【
すなわち未知なるものへの感情 妖怪そのものを指す。
「この達磨・・・知っていながら今気づいた。」
闇世界の主とは人々に畏敬の念さえも抱かせる―――――――真のおそれを纏うものであると
「かっけぇー」 「あんなちいさいのに」
「妖怪って本当にいたんだ・・・」
「お疲れ様。すごいかっこよかったわよ。」
リクオの肩を叩くとそのまま倒れ込んでしまった。
「えっ!?」
「若ぁーー!!」
「なにしてるんですか姫!!」
「なにもしてないわよ!」
リクオのことを抱きかかえるといつのまにか元の人間の姿に戻っていた。
「なんで!?戻っているのですか!!」
妖怪たちがすごい騒いでいるけれど力の使いすぎで意識がもうろうとしてきたのでそのまま意識を闇に沈めていった。
最後に聞こえたのは「姫までも!」という悲痛な鴉天狗の声だった。
ようやく原作の一話が終わりましたがグダグダ感満載ですね。
アドバイスなどよろしくお願いします。