私は神の前から消えたあとまた暗い場所にいたが今度は浮遊感があり体を動かすことが出来ない。横になにかあるような気がするがそれがなんなのかわからない。
だけどこの場所は妙に心地がいい。
もしかするとここはさっきの神様の転生という言葉からすると母親の胎内なのでしょうか?前世でもそこにいた時の記憶がある人もいるらしいので、あながち間違っていないのかもしれませんね。
しばらくそこにいると急になにかに引っ張られるような感覚がして、光に包まれた。
「オギャアーオギャアー」
と引っ張られる痛みで普段なら泣かないのに大声で泣いてしまった。
いや、これは痛くて泣いたわけではありません。赤ちゃんの呼吸をする時に勝手にでる産声というやつですからっと誰にいうわけでもない心の中で一人言い訳をする。
「産まれましたよ!若菜様、鯉伴様 第一子は女の子でございます。」
「さらにもう一子おりますなぁ 今度は男の子のようです。」
「おうおう、若菜一度に二人も産むとはすげえじぇないか。」
「ふふふ、ありがとう鯉伴さん。」
そんな会話が聞こえてきて、ふと横を見てみると同じように白い布に包まれた赤ちゃんがこちらに懸命に目を開けて手を伸ばしてきていて
私はその手無意識のうちに優しくつなぐとなんだか胸の奥があたたかくなりました。
そのまま体を少し動かして身を寄せた。
ここはどこなのだろうと思ったが襲ってくる眠気には勝てず、そのまま襲いかかる睡魔に身をゆだねて瞼を閉じた・・・。
____________________________________...
「二人とも寝てしまいましたね。若菜様、鯉伴様。」
「あら、ほんとね。二人とも無事に生まれてよかったです。鯉伴さん。」
「若菜が頑張ったおかげだな。」
鯉伴と呼ばれた男は着崩した着物を着ていて髪が横に大きくのびていて、なぜか片目を閉じている。
「女の子と男の子の双子ですね。名前を鯉伴さんがつけてあげてください。」
「う~んそうだな・・・
女の子のほうが、ソウミ
男の子のほうが、リクオだ。」
「ソウミとリクオ・・・いい名前ね。なにか意味があるの?」
「ソウミはな蒼い実って意味なんだけどよ、美しく若々しくいて欲しいのと
リクオは薄れゆく血、つまり今の妖怪の世界を体現している意味だ。」
「二人とも元気に健やかに育ってほしいわね。」
「あぁ そうだな。」
こうして、今後の妖の世界と日本中の人間を変える可能性をもった双子が生まれたのであった。
続く
はいはい第一幕投稿です。ストックとか全く無く、暇なときに打っているため
短いし文才がないですけど、アドバイスとか頂けると嬉しいです。