東方傍観録(旧幻想入りしたけど勝手に生きようと思う)   作:氷夏

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お久しぶりです。氷夏です。

今回はスペルカードルールの話になります。

独自解釈が満載ですが笑って許して貰えればありがたいです。

そういえばUAが1000を越えました‼ありがとうございます‼


間章 スペルカードルールの真実

「少し、相談してもいいかしら?」

 

紫さんがそんなことを言ってきたのは、何時もどうりに霊那と縁側でお茶を飲んでるときだった。

 

個人的に大好きなノンビリタイムを邪魔された。ふざけんな。

 

「何?」

 

「貴方達、それで付き合ってるの?私が言うのもあれだけど、枯れてるわよ。」

 

紫さんが少しジト目で言ってくるが俺達は俺達だ。

 

「私たちはこれでいいのよ。それで、要件は?」

 

 

 

 

 

 

紫さんが言うには、

最近、というか吸血鬼異変の少し前から妖怪は幻想郷内でも少しずつ恐れられ無くなっていたらしい。

妖怪にとって、恐れは自分自身の存在意義と同様。恐れられ無くなっては、外の世界と同じように忘れられて消えてしまうだろう。

 

なので、その問題を解消するための特効薬が欲しい、とのこと。

 

「さすがにいきなり言われてもホイホイ解決策が出でくるわけないじゃない。」

 

「うん、少し時間が欲しい。」

 

と言って、紫さんを帰らせ、霊那と話し合いを行う。

 

勿論、俺の能力で紫さんに見られないようにしてから、だ。

 

「なぁ、これってスペルカードルールのことだよな?原作では霊夢が考案したってことになってなかったか?」

 

「でも霊夢の性格よ、考えると思う?」

 

うん、無いね。……ということは原作でも紫さんが考えて、それを博麗の巫女である霊夢が考えたことにしたのか。

 

「それに、私たちイレギュラーがいる時点で原作通りに進むとは限らない。別に私たちが提案してもいいんじゃないかしら?」

 

「それもそうだね、でもすぐに話すと紫さんに怪しまれるから、2週間後でいいんじゃない?」

 

「それもそうね。」

 

んー、そろそろ時間かな?

 

「まだ、行くの?」

 

霊那が不思議そうに聞いてくる。俺は袋に野菜を積めながら、その問いに答える。

 

「だって、あの時契約したじゃん。ここの結界を張ってくれる代わりに、無期限で食糧を供給するって、そろそろ無くなる頃だからね。」

 

「別に気にしなくてもいいのよ?」

 

俺は知ってる。霊那はいつも何か用事で家を出るときに寂しそうな顔をしてるのを。

霊那は転生者だし、前世で何かトラウマになることかあったのだろう。俺は敢えてその傷を抉ることはしない、というかしたくない。

 

 

 

 

霊那の悲しい顔は見たくない。

 

だから、そういう時は、

 

「大丈夫、日がくれる前には帰ってくるよ。」

 

そういって、博麗神社に向かう。

もう少しだけ良い言葉がないかな?と思うけど、思い付かない自分に腹が立つ。

 

余談だが、いつも野菜を置く倉庫に霊夢が『食糧を生み出す程度の能力』と名付けるのは少し後の話。

 

 

ということで、2週間後。紫さんのマヨヒガに俺たちは訪れて、スペルカードルールを提案した。

 

ルールは原作通りに。

 

弾幕に規定数当たったら負け。

 

綺麗な弾幕でなければならない。

 

スペルは名前が書かれた紙を掲げて、宣言しなければならない。

 

弾幕の媒体は何でもいい。

 

殺しはなし。

 

という具合だ。

 

紫さんも

「そのルールなら、妖怪も力を見せられて、人間も死なずにすむわね。」

 

と、このルールに賛成のようだった。

 

 

原作の始まりは近い。

 




次からは紅霧異変編に入る予定です。

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