スピリットベースを発見してから空蝉丸は獣電竜たちが氷付けとなった原因と解決策を捜し求めていた。
「やはり、ここにも大した情報はござらぬな」
嘗て、獣電竜の一体、プレズオンが待機していたラボ『プレズオン・ラボ』。
そこはプレズオンのパートナー、『キョウリュウ・バイオレット』の初代と二代目の研究所でもあった場所だ。
初代バイオレットはそこでプレズオンを宇宙にも行けるように改造を施した場所でもあるため、何か情報が無いものかと期待していたのだ。
しかし、そこも600年の時の波に飲まれ、激しい劣化に晒された遺跡へと化していた。
「老朽化で海水がこの場に入っていない事がせめてもの救いでござったな」
そんな言葉を吐きながら空蝉丸はエレベーターで地上へと上がるのだった。
地上に上がった空蝉丸は彷徨うかのように海岸を歩いていた。
雪が降りそうなほど寒空。
一人寂しい後ろ姿。
彼の周りには誰も居ない。
サラマンディーネに最後に会った後、空蝉丸はキャンデリラとラッキューロにある事を頼んでいた。
それから空蝉丸はまた一人で行動をしている。
「・・・サラマンディーネ殿」
と、思い出したように呟く空蝉丸。
別れ際、一人になった彼女に声を掛けると、彼女の方から接吻をされた空蝉丸。
その行動の意味を理解できぬほど空蝉丸は鈍感ではない。
だが、その想いを自身の心で確信するほど彼はその方面に対する経験が浅かった。
初心だともいえるが。
それでも、サラマンディーネの思いに対して空蝉丸が取るべきことは理解していた。
しかし、それを行動に移すにはまだ覚悟というものが出来ないでいた。
「・・・次会った時までは」
ため息を付いて海の方を向く空蝉丸。
小波の音と日の光の輝きに心を落ち着けながら決心した時、
「やはり美しいものだな。この星の風景は」
「っ!?」
背後から掛けられた声に驚く空蝉丸。
気配を全く感じなかったが、その声は聞き覚えのあるものだった。
「あ、貴方は・・・・」
慌てて振り返る空蝉丸。
600年も経っているため、聞き違いかと思った。
だが、その場にいた人物の姿を見て、確信と共に空蝉丸は驚愕した。
「キング殿のお父上、桐生ダンテツ殿っ」
戦隊のリーダーである桐生ダイゴの父親。
幼いダイゴと旅をしている最中、地球の光を浴び、地球のメロディを聞く能力を得た人物。
ダイゴの道を示した人物。
当然だが、今の時代を生きているはずのない人間。
「久しぶりだな、空蝉丸。と言っても、お前にとってはそれほどでもないだろうがな」
「ダンテツ殿。貴方は拙者の身に起こった事を・・・」
「うむ」
空蝉丸の言葉にダンテツは頷く。
それに空蝉丸は希望を見た気がした。
「一体、何が起こっているのでござるか?何故、拙者がこの時代に来たのか。獣電竜たちの身に何が起こったのか、教えてくだされ!?」
「そうしたいのだが・・・」
「っ!?ダンテツ殿、その姿は・・・」
ダンテツの姿が薄くなっていくことに気が付く。
予想はしていたがダンテツには肉体がないスピリットだけの存在だと。
だが、その存在のエネルギーが少ない所為で存在が希薄になっているのだろう。
「残念だが、ゆっくりと話している時間がない」
「一体、何が・・・」
そう言っている間にも段々と薄れていくダンテツに空蝉丸は愕然としながら問いかける。
すると、ダンテツは顔を顰め、
「気が付いた時には全てが遅すぎた」
何に対して言っているのかは分からない言葉。
しかし、ダンテツの言葉は地球がこんな状態になった事を言っていることは確かだった。
「お前がこの時代に来たのも、この星の意思なのだろう」
「何故、拙者なのでござる・・・。拙者よりも、貴方やキング殿の方が・・・」
「ハァッ!!」
「ぬっ」
空蝉丸の言葉を遮るダンテツ。
まるで喝を入れるかのように気合と共に突き出した拳から衝撃波が発せられる。
消えかけのスピリットからは考えられない覇気を出したダンテツだが、その結果、彼の体は更に消滅が進む。
しかし、それでも、その視線は強く空蝉丸を見る。
「ブレイブを黙らせるな!」
「ダ、ダンテツ殿っ」
もうほとんど見えなくなっているダンテツに焦燥する空蝉丸。
「ま、待ってくだされ!まだ聞かねばならぬことが・・・」
「強く、激しく灯し続けるのだ!強き龍の者よ!!」
しかし、空蝉丸の言葉は虚しくダンテツの姿は消え去ってしまった。
またしても、折角の手がかりを失ってしまった空蝉丸だが、その表情には絶望は一切無かった。
むしろ、生気さえも蘇っているように窺えた。
知りたかった事は得られなかったが、それ以上のものを貰えた。
いや、灯されたというべきだろう。
「流石はキング殿のお父上」
苦笑を浮かべながら振り返りモービルへと戻っていく空蝉丸。
その瞳には先ほどまでの不安は全く無く、全てに覚悟を決めた清清しいほど透き通ったものだった。
それから空蝉丸はモービルへと戻り今後の事を考えていたとき、
「救難信号でござるか?」
『はい。その通りです』
サラマンディーネからの通信が届いたのだった。
最後に会った時、もう一つの地球へと進攻をすることを聞いていたが。
最大の目的はサラマンディーネの機体、龍神器に搭載された兵器の実戦テストだったため、早々に帰還したそうだ。
その後、スピリットベースのある街から救難信号が出ているそうだ
『進攻の後の出来事なので慎重な行動が求められるのですが、ナーガとカナメに調査に向かってもらうことになったのです』
「では、拙者もそこへ向かいましょう。送られた座標からして、拙者の方が先に付くでしょうから」
『構わないのですか?』
「もちろんでござる」
微笑みながら頷いた心算だった空蝉丸だったが、通信機越しのサラマンディーネが目を丸くしていることに少し首を傾げた。
「どうかされましたか?」
『いえ、私が帰還した時の報告の通信をした時と少々様子が違う気がして』
「その事でござるか・・・」
思い出して苦笑を浮かべる空蝉丸。
だが、しかし、それはお互い様だったはずだった。
『何かあったのですか?』
「いや、大したことではござらぬ」
キスを『した』方も、『された』方も相手に対して余所余所しい態度になってしまったのだから。
もっと言えば、どちらもハッキリと想いを言葉にしていないのだから。
ゆえに、空蝉丸は意を決しながら、緊張の面持ちで言葉を紡いだ。
「サラマンディーネ殿っ」
『は、はいっ』
通信機越しから伝わったのかサラマンディーネの表情も堅くなってしまう。
「つ、次に会った時に話したいことがございます」
『わ、わかりました』
最後に言葉を交わすと、居たたまれずに空蝉丸は通信を切った。
画面が暗くなると緊張の余り呼吸が上手く出来ず、その頬は赤く染まっているのだった。
ちなみに、その徴候は離れた場所に居るサラマンディーネにも見られていた。
彼女もまた空蝉丸と言葉を交わした直後、通信機を切り、奇しくも二人のタイミングは同じだった。
さらに言えば、彼女の呼吸も振るえ、頬は赤く染まっているのだった。
幸いだったのは、二人ともそんな反応をしていることを誰にも見られていなかったことだろうか。
それから空蝉丸がモービルにて花の街に戻ったのは夕暮れだった。
「確か、救難信号が出ているのはこの辺りのはず」
信号は空蝉丸のモービルも受信しており、その反応を頼りに周囲を探索する空蝉丸。
この場所を離れたのは数日だったので、特に変わった様子は見られなかった。
一体、何者だろうか、そんな事を考えた時だった。
「うわぁっ!?」
「きゃぁっ!?」
男女二人の声が廃墟の花畑に響き渡った。
その声を聞きつけて、空蝉丸は駆け出した。
そして、瓦礫の先に目に入ったのは、
「誰か居るのでござるの・・・か?」
「「あっ!?」」
そこの光景を見たとき、空蝉丸は固まってしまった。
なぜならば、そこには、
押し倒している(かの用に見える)男。
その下には押し倒されている(かの様に見える)女。
二人も空蝉丸の姿を見て固まっている。
だが、その光景を空蝉丸が理解した瞬間、空蝉丸はザンダーサンダーを引き抜いた。
「そこの不届き者!!今すぐ、その女性から離れよっ!!」
「へっ!?」
押し倒している男に向けて刃を向ける空蝉丸。
その態度に男は驚いた。
だが、すぐに理解できた。
「か弱い女子を無理やり押し倒すなど言語道断!!今すぐ、切り捨ててくれる!!そこに居直れっ!!!」
「ち、ちがっ・・・!!」
「問答無用!!」
何か言い訳のような事を口にしようとする男に向けて刃を振り下ろす空蝉丸。
だが、男は慌てて飛びのき刃から逃れた。
「ア、アンジュ!!君からも何とか言ってくれ!!!」
「自業自得よ」
男は押し倒していた女性に向けて助けを求める。
だが、アンジュと呼ばれた彼女は冷ややかな視線でそれを無視した。
そのやり取りから二人が知り合いであり、男が強姦でないことは理解できるのだが、頭に血が上った空蝉丸には見えていなかった。
〈GABURINCHO!ALLOMERUS!!〉
クロスボウ型の変身ツール『ガブリチェンジャー』にNO15の獣電池を装填し、トリガーを引く。
「バモラ!!メラメラ!!」
トリガーを離すと、プテラゴードンを模様した嘴の先から火炎放射が放たれた。
「火ィィっ!?」
その火に男は悲鳴を上げて焼かれるのだった。
「大変申し訳ない!!!」
強姦と思われた男をアロメラスで焼いた後、空蝉丸は誤解していたことを理解し、二人に対して土下座をしていた。
「拙者の早とちりで大変なケガを負わせて仕舞い申し訳なかった!!!」
「そ、そんな頭を上げてください。大事にはならなかったので・・・・」
「しかし、タスク殿」
タスクと言う強姦に間違えられた男は苦笑を浮かべる。
その姿は全身の皮膚の表面が芳ばしい色に焼け、頭がチリチリ、要するにアフロとギャグのような格好になっているが、決して怒っている様子は無かった。
何せ、
「何も知らない人が見たら勘違いしても仕方ない状況でしたから・・・・」
誤って地面に落ちていた飲み物の入った缶を踏んでしまったタスクがアンジュの上に倒れ込んでしまった事故だったそうだ。
だから、気にしないでくださいと笑うタスク。
しかし、それでは空蝉丸の気が収まらなかったのだが、
「別にそんな事はどうでもいいわ」
そう吐き捨てるようにアンジュ。
「どうでもって・・・・」
「タスクのあれはお約束みたいなものだ物。あれぐらいの制裁が丁度いいのよ」
「お、お約束?」
「あははっ」
彼女の態度に物言おうとした空蝉丸だが、タスクの事故が常習的な事を知ると何も言えなくなった。
その事に乾いた笑みを浮かべるタスクの隣でアンジュは鋭い視線で空蝉丸を睨んだ。
「そんな事より、アンタは何者なの。この前見た映像が真実ならここは500年後の世界で、人類は滅んだそうじゃない」
何より、
「アンタはどうしてドラゴンを見て驚かないの」
「キュゥゥ~~~」
その言葉通り、二人の後ろにはピンク色の体躯をした小型のドラゴンが鎮座していた。
彼女らの常識では普通の人間は確かに驚くだろう。
地球が滅ぶ前ならば。
だが、空蝉丸はサラマンディーネの指示があったので、まずは冷静に自己紹介をする事にした。
「それは申し遅れた。拙者の名は空蝉丸と申します」
そう普通に名乗った空蝉丸。
だが、二人は物珍しいものを見た表情をした。
「ウツ、セミマルさん?」
「変な名前ね」
「アンジュ!!」
突然失礼な発言をした彼女にタスクは声を荒げた。
しかし、彼女は悪びれず、
「だって、変でしょ。何セミ丸なんて、呼び難いし」
「それでも失礼だよっ」
大慌てするタスクだが、対して空蝉丸は怒っていなかった。
むしろ、優しい笑みさえ、浮かべながら、
「あははっ、呼び難いのならば、ウッチーで結構でござるよ」
「ウッチーって・・・」
「いきなりフレンドリーになりましたね・・・・」
しかし、今回も二人は微妙な表情を浮かべるので、空蝉丸は苦笑を強める。
「まぁ、良いわ。それでアンタはどうしてこの場所に居るの?」
「そ、それは救難信号を見たからでござる」
「そういうことじゃないわ!!」
明らかに誤魔化そうとする空蝉丸に声を荒げるアンジュ。
その隣でタスクが嗜めようとするが、彼女は止まらなかったわ。
「どうして人類が滅んだって言う世界にアンタが居るのかって事よ!!」
「しかし、それはお二方も同じなのでは?」
「そ、それは・・・・」
空蝉丸の指摘に言葉を詰まらせるアンジュ。
しかし、隣に居るタスクが言葉を引き継いだ。
「俺たちはヴィルキスの導きでこの場所に来たんだ」
「ヴィルキス?」
「あの機体よ」
ぶっきら棒に指差した先には青い小型の飛行機があった。
サラマンディーネが開発した龍神器に似た機体。
それに対して空蝉丸はサラマンディーネの予想が正しかった事を理解した。
救難信号を出しているのは偽りの民。もう一つの地球の者かもしれないと。
そして、サラマンディーネ越しに密偵からの情報でアンジュの名も聞き覚えがあった。
ゆえに、サラマンディーネからナーガ達が着くまで余計な情報を与えないで欲しいと言われていたのだ。
しかし、彼女らの予想が外れた部分もあった。
もう一つの地球の民は凶暴で危険だから気をつけてくれ、と言われていたのだが、タスクとアンジュを見る限りそれほど凶暴には見えなかった。
それにサラマンディーネも二人を殺すつもりも捕虜にする心算もないらしい。
それはともかくとして、
「それで今度はアンタの番よ」
アンジュの鋭い視線が鋭くなる。
しかし、
「それについては拙者の口から・・・」
「ふざけないでよっ!!!」
「ア、アンジュ!!」
激昂したアンジュは空蝉丸に掴みかかる。
それをタスクは止めようとするが、アンジュはそれを突き飛ばす。
「ま、待ってくだされ、拙者は説明できないでござるが。もうすぐ、迎えが来るでござるから」
「迎え?どういうことよ?」
「拙者は別けあって世界中を旅してるでござるが、その支援をしてくれる方々が居るのでござる」
「それってつまり、他にも人間がいるって事ですか?」
タスクの問いかけに空蝉丸は頷いた。
そこで漸くアンジュも空蝉丸から手を離した。
「それで、その迎えは何時来るのよ・・・」
話を信じてくれたらしいが、その視線は疑惑の目のままだった。
だが、今はそれでも空蝉丸は構わないと思った。
「通信によれば、夜明け前になるそうでござるので、何処かで休み、食事でも取りませんぬか?」
幸いなことにまだ支給された食料があったのだった。
その言葉にタスクは顔を輝かせる。
「本当ですか、助かります」
「私はいい」
しかし、アンジュは顔をそっぽに向けた。
「アンタみたいな怪しい奴の物なんて何が入っているのか分からないじゃない」
「アンジュ、いい加減に・・・」
「あははっ、警戒されるのは仕方ないでござるが。少なくとも、地面に転がっている500年前の缶詰よりは安全でござるよ」
「・・・・・・・・」
と、空蝉丸の言葉にアンジュは黙り込んでしまうのだった。
それから日が暮れ、空蝉丸はアンジュたちが拠点としている場所へと案内された。
「・・・ここでござるか?」
「ええ。奇跡的な保存状態なんですよ、ここは」
と、タスクが自らのモービルにケーブルを接続している。
そして、目の前には確かに他の廃墟に比べれば幾分かマシな長方形のビル。
「きっと名だたる貴族のお城だったのよ」
「いや、これは宿泊施設でござるよ」
それもある事に特化したホテルだった。
しかし、その言葉を確りとアンジュは聞いていた。
「知ってるの?本当に貴方って何者なの?」
「あははっ」
そして、食事が済んだ後、空蝉丸は部屋の中で迎えが来るのを待っていた。
そう・・・
「・・・・・」
「キュゥゥ~~」
お目付け役のようにドラゴン、ヴィヴィアンと呼ばれる者と一緒に。
それは別に構わないのだが。
「お主は人間の姿に戻られないのでござるか?」
「キュ~?」
空蝉丸の言葉に首を傾げるヴィヴィアン。
こちらの言っている事の意味を理解しているようだが。
「もしかして、人への戻り方が分からないのでござるか?」
「キュ~」
肯定するように頷く。
今度は空蝉丸が首を傾げることになるのだが、次の瞬間隣の部屋から聞こえた物凄い音で思考は止めることになった。
「今度は何事でござる」
「キュ~?」
さぁ、と疑問符を浮かべるかの様に首を傾げるヴィヴィアンと共に窓から隣の部屋の様子を覗き込む空蝉丸。
「なっ!?」
しかし、覗き込んだ瞬間、本日二度目の硬直を迎えた。
目の前には出会いと同じく二人が体を寄せ合っているからだ。
だが、今回は事故ではない。
お互いの思いに対する結果のような行動だった。
それを見て空蝉丸は顔を赤くし、ヴィヴィアンも興奮したように食い入るように見つめていた。
しかし、その行為も本格的に始まる前に終わりを迎えることとなった。
「ん?」
それに最初に気が付いたのは空蝉丸だった。
何か巨大なものが落下してくる気配を感じ取ったのは。
そして、それが何なのか察した瞬間、
「ヴィヴィアン殿、この場から離れるでござるよ」
「キュェ?」
ヴィヴィアンを促しその場を離れ、物陰に隠れた空蝉丸。
その次の瞬間、
大型ドラゴンの着地と言う衝撃に部屋の窓ガラスが粉々になった。
その後空蝉丸は物陰から出て二人を確認する。
すると、そこには、
「タ、タスク、アンタまた!?」
「ご、ごめん!!」
アンジュの股の間に顔を押し込んでいるタスクの姿が目に入った。
本当に事故のように女性にセクハラを働いてる事に空蝉丸は剣を抜こうか迷うが、今はそれを行うときではなかった。
「ナーガ殿、カナメ殿」
大型ドラゴンの頭の上に乗っている二人に声を掛ける空蝉丸。
すると、二人もこちらに気が付いた。
「空蝉丸さん、ごめんなさい。遅くなってしまって」
「構いませぬ。ご足労ありがとうございまする」
と、カナメと言葉を交わす。
その背後では、アンジュたちは呆然としていた。
「ド、ドラゴン!?」
漸く搾り出すように出てきたアンジュの言葉。
それを聞いてナーガはアンジュたちを見た。
「お前たちか、救難信号を出していたのは」
「左様でござる」
彼らの代わりに空蝉丸が答える。
すると、ナーガはアンジュたちを見つめたまま、
「ようこそ我らの地球へ、偽りの民よ。『本物の地球へ』」
あとがき
今回も見てくださりありがとうございます。
漸く原作と合流できました。
アンジュとタスクの登場はお約束のようなシーンを使いましたが、二人の代名詞のようなシーンだから大丈夫ですよね。
そして、キョウリュウジャーからはオヤジを登場させました。
渋くて、格好いいので自分は好きです。
クロスアンジュは美少女アニメなので仕方ないのですが、こういう凄まじい男性キャラが出なかったのが残念に思っていたりしてます。
自分の印象に残っている男性キャラはヘタレ(タスク)、ナルシスト(エンブリヲ)、おバカ(アンジュの兄)なので・・・・
それはともかく、サラマンディーネと空蝉丸。
次回、落し処を見つけて更新したと思っています。
頑張るのでよろしくお願いします。