『それではISファイト!レディー、ゴーッ!!』
「あ、始まったみたいですよ織斑先生」
「はぁ...まったく更識はこっちの都合も考えてほしいものだ」
「あはは...でもそれを担うのが私達教師ですから」
「分かっているさ...」
「だから私達も楽しみましょうよ!」
「山田先生、私達の仕事中はなんでしょうか?」
「...不審者がいないかモニターでチェックすることです」
「ならここを動くわけにはいけません」
「......はい」
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「うおおおおおおおお!!」
「くっ、そんな攻撃お見通しですわ!」
「ふん、なかなかやるなシャルロット」
「ラウラだって!」
『シンデレラ同士の戦いが始まって20分が経ちますが一向に決着はつきません!』
ドカァァァァン!
突然起きた爆発によって天井が破壊され、大きな穴が出来上がる。そこから黒いISをまとった少女が降りてくる。
『おっーーと!これは乱入者だ!あ、ケガしたくない人は避難してね!』
「奴は...織斑一夏は何処だ....?」
『どうやら乱入者も王冠を狙っているようだ!』
「ふん、邪魔するなら叩き斬る!行くぞ赤椿!」
「あっ、待ちなさい!来なさい!ブルーティアーズ!」
「嫁が逃げていられるのも時間の問題が...ならばシュバルツェハーゼで一掃する!」
「ならばシンデレラらしくいただいていこうか!来いラファール・リヴァイヴ・XⅡ !」
「ふん、邪魔をするというのか。ならば貴様らから先に!」
『これは!乱入者が入ったことによりシンデレラ達の大乱闘だ!ルールには違反はしてないので問題はないわよ!』
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「こちらウィングゼロ、これより目標を排除する」
「ガン...ダム?もしかして刀伊なのか!?」
「誰かは知らねぇが邪魔するってんならぶっ殺す!」
「ダメだ刀伊!こいつにはISを解除させる武装が--
シュバババ!!
ウィングゼロを囲うようにして糸が伸ばされ、蜘蛛の巣のように張り巡らせる。
「もうおせぇよ。そいつにはまったが最後、抜けだせねぇ。分かっていても逃げられないし、避けられない気持ちってのはどんな気分だ?」
アラクネの腰に折り畳まれた脚が展開されていく。全ての脚が展開されるとその形は、まさに蜘蛛だった。そして8本の脚に組み込まれた銃がウィングゼロに向けられる。
「蜂の巣になりやがれ!」
「コード『Z.E.R.O.』、ゼロシステム起動」
バババババババババ!
脚に組み込まれた銃から何十、何百もの銃弾が放たれ弾幕を形成していく。
「こいつで終わりだ!」
脚に組み込まれた銃がパージされ新たな銃口が現れる。そこからさらにミサイルが放たれ、それが当たったことにより煙が立ち込める。
「そんな...刀伊...」
「残念だったなぁ!」
その瞬間、煙の中から光弾が放たれアラクネの脚を一つ壊される。
「なっ!?バカな、あの攻撃を受けて...」
煙が少しずつ晴れそれによって、無傷のウィングゼロの姿が出てくる。
「おいおい、嘘だろ。なんであれだけ糸を仕掛けたの上で撃ってるのに無傷ってどういうことだよ!」
「ゼロが導いてくれた」
「はぁ?テメェなにわけの分からねぇことを--」
「ツインバスターライフル、照射」
ウィングゼロの持つ2つの銃口がアラクネへと向けられ、そこからレーザーが照射される。
「チィっ!こいつ!」
アラクネに向かってレーザーが照射され、ブーストを使ってなんとか回避すらものの、反応が遅れたせいで脚にかすり、2本失われる。レーザーはそのまま直進し壁を突き破り、大きな穴が出来上がる。
「なんつぅ火力だよ。もう脚が3本も奪われたぞ、おい!」
「俺は守りたい者のためにお前を倒す」
「訳わかんねーこと言ってんじゃねぇよ!さっさとくたばりやがれ!」
シュルルルル
ウィングゼロを囲っていた糸が引っ張られ、体に巻き付かれ動きが固定される。
「最初っからこうすりゃよかったんだ。どんなに火力があっても動けないんじゃ意味もねぇんだからな!」
「逃げろ刀伊!」
「もうおせぇよ!くらいな!!」
「無駄だ、ゼロには通用しない」
ウィングゼロが腕を大きく開き縛っていた糸が無理矢理伸ばされたことによって、耐えられずに切れてしまう。
そして自由になったウィングゼロの手に握られているビームサーベルによって、またしてもアラクネの脚が切り落とされる。
「はあああっ!?ふざけんな!その糸はシールドエネルギーでできてんだぞ!なんで何も使わずに切ることができんだよ!」
「お前にはできない、俺にはできる」
「このおおおおお!!」
『オータムその辺にしなさい。』
「だけどこいつ!」
『お願い。帰ってきて頂戴』
「....チィっ!今日は逃がしてやるよ!」
「逃れる事はできない」
「そう簡単には逃げられないってか...ならこいつを取ってこい!」
白式の待機状態であるガントレットを外へと投げ飛ばされる。
「させるかよおおおお!!」
その直後、一夏が走りだし外へと飛び出して白式を手に入れようとする。
「ほぉら向こうに行かないと落っこちてあいつが死んじまうぞ!」
「....」
それに続いてウィングゼロも外へと飛び出し一夏を回収しようとする。しかし一夏の姿は見えない。
「........」
辺りを見回すも一向に見つからない。そんな時--
「おーい、こっちだ!おーい!」
木の中から声がし、その直後に一夏の顔がでてくる。どうやら木に引っかかることで地面に直撃しなかったようだ。
「へへっ..やっぱり俺って悪運の強い男...」
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「こいつをくらえ!空裂!」
赤椿が振った刀から三日月状エネルギーがサイレントゼフィルスに向かって飛んでいく。
「遅い!」
「ならこのスターライトで!」
ブルティアーズに持つ長距離レーザーライフルがサイレントゼフィルスを狙うものの、これも避けられてしまう。
『おーっとこれは凄い!二人の同時攻撃を体捻ってうまく躱わしています!』
「余所見をしてる暇なんてないよ!!」
「まだ来るか」
『そこまでよM』
「なっ、スコール私はまだ」
『命令よ、オータムと合流しなさい』
「....了解」
『あーっとここで乱入者退場!
そしてここで試合終了!現在王冠はどこにあるのでしょ〜か!?モニターチェック!』
体育館のステージに大きなモニターにLIVEという大きな文字が浮かび上がる。
その後映像が変わり木々が並んでいる裏庭が映される。木々の間に二人の生徒が見えるが誰かかははっきりとしていない。
『う〜んまだ見えづらいわねぇ。カメラもう少しアップして!』
裏庭の木々の間に映っていた二人のうちの1人、織斑一夏が倒れていることがわかる。しかしアップのしすぎでもう一人の顔が映らなかった。
『お、ちゃんとルール第一条の王冠は手にしてるね。それに第二条の王子様にケガもさせてないわね!まだ誰かは分からないけどこれはルールにのっとているから問題なーし!ではでは勝利した生徒の顔を見てみましょう!カメラ右上にずらしてー!』
少しずつカメラが動くことで映像が右上に向かってずらされていく。
そしてようやく生徒の顔が映される。
映っていた生徒は特徴的な深緑をなびかせ寝ている織斑一夏を撫でていた。
『な、な、なんとーー!!
勝利したのは1-1の生徒!藤原 刀伊さんです!!』
「「「「な、なんだってーー!?」」」」