人類は井の中の蛙だ。
世界しか人類は見えていない。人類に宇宙を見させる出来事が起きた。
2015年、俺はこの時小学校2年生だった。
授業が面倒くさいから窓の外を見ていた。
その時だった。何もない空間から蜘蛛が出てきた。
だけど、そいつは信じられない程デカかった。
もはやこいつは蜘蛛じゃない。化け物だ。
そいつは俺のクラスに窓をかち割って中に入って来た。その衝撃で多くの人が殺された。その時、俺は逃げることに必死だった。今振り返って見たら、逃げることができた人は数えれる程少なかった気がする。
その日から、あいつらは妖(あやかし)と呼ばれるようになった。そして、それと同時にあいつらは召喚されていると分かった。だが、どこからかは分からなかった。でも、妖は太陽系のある銀河以外から召喚されていると分かった。
そして、あれから13年が経った。
「あ~ぁ、暇だぁ~。」
俺、城ヶ崎(しろがさき)快斗(かいと)は山岡(やまおか)功助(こうすけ)と新しく来る新人を待っていた。
「我慢ですよ。我慢。」
「だって来ねぇんだもん。」
「・・・。子供(がき)ですね。」
「・・・。うるせぇ。」
俺はこの言葉に少し弱い。
「改めて情報を整理しましょう。名前は金重(かねしげ)悠斗(ゆうと)。去年資格を取得したようですね。」
「去年!?バリバリ新人じゃん。」
「妖は最高でDランクを狩ったそうです。」
「一人か?」
「一人ですね。どうやら王の百足(むかで)を狩ったみたいです。」
王の百足とは、簡単に言えば普通の百足が1000倍に大きくなってより凶暴になったやつだ。
「現在の年齢は28歳。Bランクの弓型ドライバ『α(アルファ)ロール』を使用しています。」
「以外と良いやつ持っているな。」
「何言っているんですか。あなたのドライバのほうが強いじゃないですか。」
「まぁっ、そうだな。」
「あっ!あの人じゃないですか?」
その山岡が向いた男は資料と同じ顔だった。あれなまさに今日から所属する新人、金重悠斗だった。
「すみません、待ちましたか?」
「いや大丈夫大丈夫。全然待ってない。」
ちなみに俺達は1時間半待った。だいぶ待ったぞこの野郎
「今日から妖術管理局神奈川支部に所属する金重悠斗です。よろしくお願いします。」
「おう、よろしく。」
「あのぉ、城ヶ崎局長。少しお聞きしたいことがあるんですが・・・。」
「城ヶ崎さんでいいよ。んで、何?」
「城ヶ崎さんって、顔の大きさテレビや雑誌で見たよりも小さく見えるんですが・・・。」
山岡はその時、あ~ぁと思った。
「金重くん、それは城ヶ崎さんの前では禁句(タブー)だよ。」
「え?」
その時俺の顔は一瞬曇り、そのあと本当に雷が落ちるような怒りの笑い顔になった。
「おい」
「はい?」
「お前、初対面の偉い人にそんなこと言っていいのか?俺だから許すけど次言ったらぶっ殺すぞ。」
「・・・。はい(泣)」
そのあと、支部に着くまで金重の顔は泣きかけていた。
さすがに言い過ぎたのかな?
不定期更新で申し訳ありません。次の話あたりで局員たちの詳しい情報を出します。