モンスターハンターの世界に転生しちゃった(1) 作:鏡クロス
実は体育祭やらなんやらで大変ですた。
「さぁて…早速あそこにいるドスバギィとウルクススでも食べようかな?」
喧嘩してるみたいだけどそんなことはどうでもいいんだよ。
俺は腹も減ったし強くなりたいんだからいいよね?ね?
うん。いいんだよ。たべても。
全然良いよね。うん。。。。
よし。いこうか…
まずは咆哮で気づかせたあと一気に爪でラッシュをかけてKOだ!
「GYUAAAAAAAAAAAAAXXAXAAAAAAAAA‼」
「「!?」」
相手の波長に合わせて一番ビックリするタイミングを見つけて、自慢の咆哮を解き放った。
案の定やつらはビビりすぎて、目の前に圧倒的な捕食者がいるのにもかかわらず、全身が凍りついたかのように身動きがとれないでいた。
俺は余裕の表情を浮かべながら、アオアシラの能力で爪を強化し、ドスファンゴの能力足腰を強化し、一気に飛び付き、広げた両手を瞬間的にクロスさせて二匹を切り裂いた。
「くらぇぇぇええ‼」
「GUGYAHAAAAAAAAAAVXXAAAAAA‼」
「UJXGYAAAAAAAAAAAXXVAAA‼」
激しい断末魔をあげながら一撃で、ウルクススとドスバギィは絶命した。いえい。
……………え?あれ?なんで?
一撃とかやばくね?
さすがに俺も強くなってきたな。
…………ま、いいかーなんか味気ないけど…
「予想するにウルクススなら滑走、ドスバギィは催眠攻撃可能になったり?…」
そうして想像を膨らませているうちに他の取り巻きどもは逃げていった。
それにしてもどちらも素晴らしい能力だな…夢が広がる。
「この能力本当にサイコーやん。神様大好き!」
あと、ハンターと遭遇したらこいつで眠らせて睡眠爆殺の仕返しだ‼
もちろん龍属性ブレスですがなにか?
ハンター泣かせの一撃必殺ですよ。
遠距離式のね。
全ハンターにイライラをためてあげますよ。
てことで、全ての食材に感謝を込めて!いただきます!
パクりなのはご愛嬌。
《お食事ちゅー》
「げぷっ」
ふぅくったくった…
もうお腹一杯だよぉ…
運動しないとんw。
「新能力のお試しも兼ねてやっていきましょかー」
まずは滑走。多分お腹がすべすべで強靭になったんじゃないかな?………
いたそうだけどやってみよ…
まばゆい光を反射して、キラキラ光っているきれいな凍土の上で、俺は助走をつけて一気に滑り出した。
助走が良い感じだったのか、『ビュオッ』という風の音をききながら、俺はとても爽快な気分で滑ることができている。
そこら辺を通ったバギィどもを10mぐらい吹き飛ばしながらも、俺は滑走を楽しんでいた。
「今の気分最高!!!」
10分後
しばらく滑走を楽しんだ俺は、途中で引き殺したバギィやブルファンゴを食べていた。
楽しんだ分、エネルギーもそこそこ使ったのでちょうど良い食事になった。
「さぁて、次はドスバギィの能力を試してみよう。」
状態異常攻撃は非常に有能なので、俺としては大変楽しみな能力だ。
麻痺と眠りと毒が使えるロアルドロスとか絶対やばそう。
「じゃあ早速、眠りブレス!!」
俺の口からはドスバギィのような眠りブレスが放たれた。
更に着弾した際に、眠り草の能力だった霧状のブレスになって広がっていった。
どうやら能力と能力が組合わさって、より強力な能力へと進化させることもできるようだ。
「これはすげえな。因みに使い分けとかはできるのかな。」
そのあと色々と試してわかったことをまとめる。
第一に、先ほど言ったように能力と能力が合わさって、より強力な能力になることがあること。
第二に、組み合わせを解除して単体で使い分けることもできるということ。
特に組み合わせた技は、強力な分エネルギーを普通の技より多く使うので、まだ弱い今のうちは使いすぎない方がいいだろう。
逆に単体で使う際には、エネルギー消費が比較的少ない分、力を一点集中して破壊力を増すことができるが、単体なだけあってどの技も単純である。
雑魚処理にはうってつけかもしれないが、強敵相手では決め手を作れない上に、一点集中な分命中率に問題がある。
どちらも強力で、メリットが大きいが、デメリットも大きい。
とりあえず、そこらへんをうまく使い分けて、より戦闘をスムーズに進められるようにしたい。
第三に、能力を使えば使うほど、技の精度や威力、コンパクトな動きなどにどんどん磨きがかかっているようだ。
始めは食べるだけで良いやと怠けた考えではあったが、こうしてどんどん強くなっていることを実感すると、自分自身が頑張って、より強い力を手にいれたいと思うようになった。
これからは神様が与えてくれた能力だけに頼るのではなく、自分も鍛練を怠らず、基本的な生活習慣も身に付けることにしようと思った。
何かをすることに無駄なんてない。精一杯やれることをやって、一生懸命生きていくことが大切なんだとこのとき初めてそう思うことができた。
神様とであって、この世界で生活して、俺は人間として…いやモンスターとして成長できていると実感できた。
See you next time!