モンスターハンターの世界に転生しちゃった(1) 作:鏡クロス
あれから数時間俺たちは凍土へ向かって歩いていた。
最初の方は皆で仲良く話しながら歩いていたが、後半になるにつれて、だんだんと疲れてきたので、黙々と歩くようになっていた。
そして少しずつ寒くなってきて、凍土に近づいていることを実感できた。
そうして歩いていると広大な雪と氷に覆われた世界が見えてきた。
雪や吹雪であまり遠くまでは見えないが、確かにここは…
「凍士なのか?」
道中危険も特になく無事にここまでたどりつけて安心した。
気持ちも大分楽になってきたので沈黙を破るために分かりきっていることを口に出した。
「そうだよ。ここのずっと奥地にあるから。」
「へぇーここだとアグナコトルの赤いほうとかはこれなさそうだな…」
あんなマグマ魚がこんなところに来れるわけないな。うん。
「そうなんだよねぇ…場所によってはこれないモンスターもいるってのが問題だって皆言ってるよ。」
「皆大変なんだな。」
モンスターが色々忙しいのは初めて知ったよ。
いや、実際ハンターと戦って大変なんだなとは思ったけどね。
みに染みましたよまじで。ハンター許すまじ‼
HUNTERいええぇああ‼マジマジファッキューマジファッキュー。
ハンターまじでうざいっす。
ただただ生活してるだけ。
邪魔すんなら龍属性で滅多滅多にするぞこらぁ‼
「そうだよねぇ。ハンターとかいうくそ野郎達に狩られるし、ご飯も人間達が勝手に縄張り入ってくるくせにハンター呼んでくるし。まじうざいんだよねえ…」
「あ、でもこの前ハンター消し飛ばしたから等分は来ないと思うよ。」
うん。神様の逆鱗+俺の逆鱗に触れたハンターのくそ野郎は龍属性ブレスで吹き飛ばしたからな…皆恐れてしばらく水没林にはこないだろう…
絶対誰かにみられてたもん。
「お前はこの後どうするんだ?」
おいお前も神様のように唐突だな。おい。
そういえば神様ってチートだよなぁ。
まぁいいけど。
「砂漠にでもいって美味しいモンスター探しでもしようかなぁ?」
まだティガさんもハプルたんもボルちゃんも喰ってないからなぁ…
目標としては…
ボルボ(武装能力)→ハプル(潜る能力)→ガノトトス(ブレス強化、泳ぎ強化)→ティガ→(咆哮強化、全身強化、怒りドーピング、突進強化)→モノブロス(潜り強化、角強化、突進強化)
こんな感じで。
「はぁ!?お前馬鹿なのか?」
いきなりなにをいうのだ‼
なんだと!?むきいいいいいい‼
誰が馬鹿じゃごらぁぁぁあああ‼
凸ピンすんぞ!?
という気持ちを押さえながら…
「え?え?なんて?」
と言っておいた。
顔に怒りが現れているのか皆してバックステッポ。
おい、ふざけんな。
お前らがいったんだろが!
「だ、だってお前…砂漠って…水ねえんだぞ?…」
あ、そういうことか…
そういえばロアルドロスって水必須なんだっけか。
だが我に常識は通用しない‼
神様さいこーっす‼
来世もついていくっす‼
神様リスペクットっす‼
ちょいちょい話しそれたそれた。
とりあえず…
「ああ、俺って他のロアルドロスと違うみたいで空気と食糧さえあれば陸活動できるみたいなんだよね。だから水なんていらないんだ。」
「まじか…いいなぁ」
「「「「砂漠…行ってみたいね。」」」」
そういわれても困るからここは…
「……、……行ってこい。」
超!鬼畜発言‼
相手の心にクリーンヒット!
超!きーちくッッ‼
俺オリジナル‼
「お前はひどいやつだな…」
「そうね…」
「え、ちょっと…だって俺にはどうしようもないじゃん…」
やべえ…怒らせたかな?…
帰り道も教えてくれず寝てる間に水没林に帰られるなんてされたら俺一生凍士で住むしかないじゃん…
なにそれ嫌なんだけど…
まじでごめんなさい調子のってました…
本当にごめん…
「冗談だ。…」
「そうよ、からかっただけよ。…」
「あのお二人とも…目が笑ってないんですが…俺をおいてくなんて言いませんよね?…」
二人とも目だけ恐ろしくこちらを睨み付けて怪しい笑みでこちらを見つめながらも二人で相槌をうっている…
なにそれ怖い…まじでおいてかないでくれ…
やばいやばい…
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
しばらくの間俺はずっとブツブツブツブツ呟いていたのさ…
本当にごめん…
なんでもするからゆるしてちょ…
See you next time!