今回は自分のミスやリアルが忙しかったこともあり、ギリギリでした。
もしかしたら来週は遅れるかもしれません、すみません。
このssも皆様のおかげでUA2万突破しました!
最初は記念に番外編でも作ろうかと思ったのですがよくよく考えてみたら話が全然進んでないので書けないということに気づきました。
できれば何かやりたいのですが今回はできそうにないのでまた次回に回したいと思います。
では、本編をどうぞ
side透流
楯無との組手が終わって俺はアリーナに着いたのだが……
『勝者セシリア・オルコット』
セシリアの勝利を告げる放送が聞こえた。
負けちゃったか……少しでも見ておきたかったな……
そして一夏のいるピットに入ると…
「負け犬」
「グハッ!」
箒に負け犬と言われて精神的ダメージを受けている一夏とそれを見ている千冬さんがいた。
「え?なにがあったの?」
突然のことで驚く俺
「この馬鹿はかっこつけたセリフまで言っておきながら負けたのだ」
一体なにを言ったんだろう……
「ま、まあ、なにを言ったのかはわからないけどそれくらいにしてあげてよ。さすがにかわいそうだよ」
「と、透流ぅぅ……」
なんか一夏が泣きついてきた……
「そういえばさっきの試合のビデオって借りれるのかな?」
俺がそう聞くと千冬さんが
「貸すことはできるがなにに使う気だ?」
そう聞いてきた。それに対して俺は
「え?まあ、俺との試合が終わったらそれも見て一夏に改善点とかを教えてあげようと思ってただけですよ」
「試合を見てなかったのか?」
「ちょっと用があったので見れませんでした」
「またあいつか?」
用と聞いて束さんのことだと思ったのだろう。あえて名前を出さずに聞いてきた。
「いえ、ウサギではなく生徒会長と話していました」
そう言うと
「ああ、だから布仏姉が来たのか」
虚さん(同じクラスに妹の布仏本音さんがいるのでこう呼んでいる)
のことで気付いた千冬さんに思っていたことを言うことにした。
「まったく……簡単に許可しないでくださいよ。俺はあまりベラベラと言いたくないんですから。ですが過ぎたことを言っても仕方ないですね、とりあえず誤解のないように話しました。俺と千冬さんや一夏との関係もね」
俺の言葉に少し申し訳ないような表情をしていた千冬さんは俺の最後の言葉を聞いて
「全部話したのか?」
心配そうに聞いてきた
「いいえ、全部ではありませんが大体のことは話しました『命の恩人であり家族』とね」
「じゃあ、原因もか?」
「話しましたよ。あの日のこともね」
それを聞いた千冬さんは悲しそうな表情で
「そうか……すまなかった」
そう言って謝ってきた
「なぜ謝るんですか、俺が調べられるのはわかっていたことです。それで千冬さんと一夏と一緒に暮らしていたのは知られていて当然です。それとあの日の話をしたのは他にも理由がありますから気にしないでください」
「……わかった」
「まあ、詳しい話は別の場所でしましょう。今は最後の試合が残っていますので準備させていただきます」
そう言って反対側のピットへ向かった。
ピットへ向かう途中セシリアを見つけた。
「あ、透流さんではありませんか」
俺を見つけたセシリアは俺に声をかける
「やあ、一夏はどうだった?」
そうセシリアに聞くと
「透流さんとは比べ物になりませんが初心者にしてはとても強かったですわ……それにとてもかっこよかったですわ(ボソッ)……」
「?最後なんて言ったの?」最後だけ聞こえなかったので聞き返すと「な、なんでもありませんわ!!」
「そ、そう?まあ、一夏とも仲良くしてあげてね」
顔を真っ赤にして否定した。とても聞いちゃいけたいことみたいだ……
「も、もちろんですわ」
「じゃあ俺は試合があるからもう行くね」
時間もなかったので俺はピットに入った。
そこではなぜかリーシャが待っていた。
「あれ?どうしてリーシャがここに?」
「え、あ、いえ、たまたまです」
少し慌てたように言うリーシャに疑問を感じなからも話す。
「そういえばリーシャはオランダの代表候補生だけど専用機はないの?」
「はい、オランダは技術力が少し足りないので第三世代がないのです」
「そうなんだ…じゃあ俺が作ってあげようか?」
「え!?本当ですか!?ですがそれはすこし問題があるのでは?」
「そんなことはどうにでもなるから気にしなくていいよ。俺が話せば大丈夫だから。リーシャはどんなやつがいいかコンセプトを考えておいてね」
「はい、わかりました。お願いします」
そう言って深いお辞儀をするリーシャに俺は
「いいのを作ってあげるから期待してていいよ」
「ありがとうございます。では試合も頑張ってください、夜神さんの相手にはならないと思いますが」
「ははは、わかったよ。まあ、コンセプトを考えながら見ててよ」
そう言って《殲滅天使》を展開する
黒い翼に滑らかな装甲、肩から先は装甲で覆われていて固定武装が目立つ見た目だがその姿はまさに黒い天使である。
「かっこいい機体ですね……」
リーシャが声を漏らす
「そう?見た目よりも性能重視だからね。あまり見た目とか気にしてないからあまりわからないや《殲滅天使》はIS学園に来るちょっと前に作り終わったからいろいろ出力は落としてあるけどね……」
「ではもともと仕事用に作られたのですか?」
「まあね、だから出力落とさないと明らかに大怪我させてしまうくらいだし」
「出力を落としてあのスピードはおかしいと思います」
「まあ、もともと機動力と攻撃力に重点を置いて作ってあるからね。その代わり防御力が低いのが欠点かな」
「なるほど……だからですか」
「うん、じゃあ行ってくるよ」
俺の回答に納得しているリーシャにそう言って
「夜神透流、出ます!」
俺はピット・ステージに出た。
no side
アリーナ・ステージに透流が着いた時には一夏がすでに待っていた。
「ごめん、待たせたね」
少し申し訳なさそうに言う透流に対し
「気にしなくてもいいぜ、俺もそこまで待ってないし………なあ透流」
「何かな?」
何かためらうように言う一夏を不思議に思った透流は一夏に聞いてみた
「もし俺がこの試合で勝ったら俺に秘密にしてることを全部教えてくれ」
まさかそんなことを言われるとは全く思っていなかった透流は驚き少し考える
「………いいよ。ただ俺に勝てたらね」
そう言って透流は双剣『スカーレット』を展開する。
『これから夜神君と織斑君の試合を始めます』
「じゃあ一夏、全力できてね?俺も
「当たり前だ。全力でやらないと透流には勝てないからな」
ー3ー
「まあ、絶対一夏が俺に勝てないってわけじゃないけどね」
「何言ってんだ透流は強いじゃないか」
ー2ー
「そうかな?まあ、ありがとう」
「おう!」
「あ、言い忘れてたけど」
ー1ー
「ん?なんだ?」
「見失ったらダメだよ?」
「え?どういう……」
ー0ー
開始のブザーとともに一夏の前から《殲滅天使》が消える
「!!消えた!?ーーうわぁ!」
透流は瞬時に一夏の後ろに回り込み『スカーレット』で斬り、蹴り飛ばす。
ちなみに『スカーレット』は高周波ブレードでありながら一夏のワンオフアビリティー『零落白夜』に似たエネルギー無効化攻撃ができるのだが今はどちらもOFFにしている。
そのため普通のIS用ブレードと大して変わらない。
蹴り飛ばされた一夏は地面すれすれでなんとか止まることができたがSEが30ほど削られていた。
「痛って〜、早すぎて見えなかったぞ」
そうい言う一夏に対して透流は
「……一夏、俺や千冬さんを守れるくらい強くなるってことは世界最強の称号を手に入れるってことだよ。今のままでできるの?」
「出来るかどうかはわからねぇけど俺は守るって決めたからやるんだ!」
一夏は唯一の武器『雪片二型』で斬りかかる。
「そう……でもね」
一夏の斬撃を『スカーレット』で受け止めながら透流は言う
「力がなければその思いはただの理想でしかない!」
透流は一夏のブレードを振り払い回し蹴りを叩き込む
「けどだからと言って思いや理想がない力はただの暴力にしかならないよ。現に俺の力は暴力でしかないしね。思いや理想があるのはいいことだよ、でもそれにともなった力がないとダメだ」
「だったら力を手に入れる!」
そう言って斬りかかる一夏、それに対して動かない透流。
一夏によって振り下ろされるブレードが当たるかに思われたが
ーーブオンーー
「!?」
切ったはずなのに感覚がないことに驚く一夏。
一夏が切ったのは透流の残像だった。本物の透流をハイパーセンサーで探す一夏だが気づくと同時に上からの斬撃をくらい装甲が破壊される。
「ガッ……やっぱり強ぇよ透流……」
一度距離を取ろうとする一夏に透流は左手の『ブレードハーケン』を放ち一夏の腕に巻きつける
「うわっ、なんだこれ!?」
驚く一夏をワイヤーを巻きつけることで引きつけ『スカーレット』を持った右手で切りつけ、地面に叩きつける。そしてその一夏の周りに『黒牙』を全て投げて
「
その言葉と同時に『黒牙』全てを爆発させる。
「いや〜、一度やってみたかったんだよね〜」
『勝者 夜神透流』
千冬の勝者を告げる放送が流れ試合は終わった。
どうでしたか?
ストックがなくて書いてすぐ投稿なので間違いなどがあるかもしれません。
気づいたら教えてください。その日のうちに直しますので。
要望や質問など待ってます。どしどし書いてください。
では今回はこれくらいで終わります。
では、できればまた来週