全然近いうちじゃないですね、すみません。
時間が経つのが早すぎて困ったものです。
FGOは2部3章始まっちゃったしなぁ…
余計に時間が足りない……
どうでもいいですよね笑
本編に移りましょう。それではどうぞ
「これよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑、オルコット、夜神試しに飛んで見せろ」
4月下旬、ISの実機を使った実習も本格的に始まりだした俺達は専用機持ちということもあり実演を行うことになった。
俺はすぐに〈殲滅天使〉を展開した。
展開に要した時間は0.3秒、一般的に考えれば十分早い展開速度だが俺としてはもう少し早く展開出来るようにしたかった。
「早くしろ、熟練のIS操縦者は1秒もかからないぞ」
未だ展開できてきない一夏に対して千冬さんからの厳しい言葉がかけられる。
一夏は〈白式〉の待機状態であるガントレットに集中し約0.7秒で展開した。
基本的にISの待機状態はアクセサリーの形をしている。
俺は指輪、セシリアはイヤーカフスで一夏に関しては何故かガントレットだ。
専用機持ち全員が展開完了したことを確認した千冬さんは
「よし、飛べ」
必要最低限の指示をした。
最初に動きだしたのはセシリアだった。
一足先に急上昇し、上空で静止をする。
一夏の様子を見て共に急上昇をするが一夏の上昇スピードはとても遅かった。
「何をやっている。スペック上では夜神の〈殲滅天使〉はともかくオルコットの〈ブルーティアーズ〉よりも上だぞ」
千冬さんから怒られる一夏。
操縦時間が短いからまだ少し難しいのかな?
でも試合ではしっかりと飛んでたからできないわけじゃないと思うけど。
「一夏さん、所詮はイメージ。自分がやりやすい方法を模索する方が建設的ですわよ?」
教科書通りのイメージをしようとしてやりにくいとボヤく一夏。
そんな彼に対して操縦に関しては先輩のセシリアからアドバイスが送られる。
「なあ、透流はどんなイメージで飛んでるんだ?」
「俺?俺は飛ぶって言うより歩くイメージかな。上昇する時はジャンプするようなイメージ、加速するのは走る感じかな」
「そうなのか。でも地面に足がついてないから歩くって言ってもなぁ……というかそもそもなんで浮いてんだ?これ?」
一夏は言っても理解できないだろうなぁなんて考えていると
「説明しても構いませんが長いですわよ?重力翼と流動波干渉の話になりますもの」
セシリアが一夏の疑問に丁寧に答えようと声をかける。
まあ、理論としてそれは間違ってないんだけど一夏には分からないよ、うん。
「わかった。説明してくれなくていい」
一夏はお手上げだと言うようにジェスチャーをして降参の意を示す。思った通りだ。
「あら、残念ですわ。ふふっ」
その様子を見て楽しそうに微笑むセシリア。
人は変わるものだね。
あの試合の後からは一夏にコーチをかってでるほど柔らかくなった。
「一夏さん、宜しければまた放課後に指導をして差し上げますわ。その時は二人きりでーーー」
「一夏っ!いつまでそんな所にいる気だ!早く降りてこい!」
うっ…頭が痛い…
通信回線からのいきなりの怒鳴り声で頭痛がした。
ISの通信回線は基本的に耳で聞いている訳ではない。
言わば念話に近いものだ。
つまり、『こいつ、直接脳内に!?』と言った感じである。
それをいきなり大声で怒鳴られると耳が痛いではなく頭が痛くなるのである。
あ、箒が出席簿アタックを受けた。痛そう…
ん?山田先生が涙目だ。
なるほど、箒は山田先生から無理やり通信機を取ったのか。それは怒られるね。
「次は急降下と急停止だ。地表から10cm。いいな?」
さすがにいきなりそれは厳しいんじゃないかな千冬さん。
「では、私から行かせてもらいますわ」
そう言ってセシリアは降下して言って止まった。
うん、代表候補生なだけあるね。慣れた様子だ。
「じゃあ次は俺が行くぜ!」
そう言って急降下していく一夏。
思いっきり飛ばしてるなぁ…あれ大丈夫なの?
いや、ダメだね。あれじゃ墜落だ。
俺がそう思うや否や一夏は地面と熱いキスをした。
ドォォォォンという地響きが聞こえてくるほど盛大に墜落した一夏。
うん、わかってたよ。だいたい予想してたとおりだ。
さすがにここまで大きなクレーターを作るとは思ってなかったけど。
あ、箒が一夏に近づいて何か言ってる…ん?今度はセシリアが一夏に手を貸して立たせてる。
2人で何か言いあってるみたいだけど…
おかしいな、箒とセシリアの間で火花が散ってるように見える……
「おい、馬鹿ども邪魔だ。くだらない喧嘩は端っこでやっていろ。それと夜神、いつまでそこにいるつもりだ早く降りてこい」
「わかりました」
千冬さんに催促された俺は急降下してみんなの居る地上へと向かう。
「あ、危ない!」
クラスの誰かが言ったが気にしない。
そして俺はそのまま急降下していき頭をしたにしたまま地面ギリギリのところで急停止した。
9mmか、ちょっとズレたな。
クラス全員が安心する中千冬さんは頭を抱えて言った。
「まったく、ふざけるのもいい加減にしろ……」
「ハハハ、すみません」
笑いながら体制を戻し、地面に立つ。
「おい織斑、武装の展開をしろ。それくらいはできるだろう」
そう言われた一夏は〈白式〉唯一の武装『雪片二型』を展開する。
慣れてないにしては早いと思う。
「遅い、0.5秒で展開できるようになれ」
いやいや、今の一夏にはさすがに無理だって。
「次はオルコット、武装を展開しろ」
「はい」
そこからの展開は早かった。代表候補生なだけはある。
左腕を肩の高さまで上げ、真横に突き出す。
一夏のように光を放出し、それが集まると言った様子ではなく一瞬爆発的に光ったかと思うと展開されていた。
確かに早い。だが展開された『スターライトMkⅡ』の銃口は左隣にいた俺に向けられている。
思わず体が反応して武装解除に動くところだったがぐっと堪えた。
「さすがだな代表候補生。だがその構えはやめろ。真横に居る夜神を撃つ気か?正面に展開できるようにしろ」
「で、ですがこれはイメージを固めるために必要なーーー」
「直せ。いいな?」
「…はい」
反論しようとしたセシリアに対してひと睨みで有無を言わせなかった千冬さん。
「オルコット、次は近接戦闘用の武装を展開しろ」
「えっ、あっ。は、はい」
何かを考えていたのかセシリアが慌てて答える。
セシリアは近接戦闘用の武装を展開しようとするがなかなか光は形をなさない。
「くっ……」
「まだか?」
「す、すぐです。あぁ、もう!『インターセプター』!」武装の名前を半場やけくそ気味に叫ぶ。それによったイメージは固まり、光は武装を構成する。
しかし武装名を呼んでの展開は初歩中の初歩。
明らかな初心者用展開方法である。
それを使わなければ展開できないというのは代表候補正のセシリアからしてみればかなり屈辱的な事だろう。
「何秒かかっている。お前は実践でも相手に待ってもらうつもりか?」
「じ、実践では近接の間合いに入らせません!ですから問題ありませんわ!」
「ほう。織斑との対戦で初心者相手に簡単に懐に入られているように見えたが?」
「あ、あれは、その……」
そうだね。一夏は直感で弱点に気づいてそれを利用した上で後半は善戦してたね
「それに夜神との対戦では1発も当てられず遊ばれていただろう」
「うっ………」
ごにょごにょとまごついていたところに追い打ちをかけられ黙ったしまうセシリア。
するとセシリアから
『あなた達のせいですわよ!』
「君が苦手なだけでしょ?俺たちのせいにしないでよ」
「うっ…それは……」
「まあ、とりあえずこれからやることが色々見えてきたんじゃない?俺でよければ手助け位はしてあげれるし」
『よろしくお願いしますわ…』
そう言って通信を切ったセシリア。一夏も聞こえてたと思うんだけど何も言わなかったな。なんでだろう?まあいいや
「夜神、お前も武装を展開しろ」
「了解」
武装の展開を指示されたが指定されなかったので『スカーレット』を1本とアサルトライフルの『オルトロス』を展開する。
「「「えっ!?」」」
瞬間、クラスの全員が驚く。
なぜならセシリアのように光が爆発するようなことも無く
「い、いつの間に……」
「は、早すぎますわ。しかも全く別の武装を同時展開でその速度なんて
だが俺は剣と銃、全く別の性質のものを瞬時に展開した。
まずそれだけでも難易度は高いらしいのだがこの機体を作ったのは俺で、さらに言えば全て俺のオリジナルである。
この機体に関して言えば束さんよりも俺の方が詳しい。
だから早くて当たり前なのだ。
「今のは私でも驚いたぞ。まったく、どこまで人間やめてるんだ…」
千冬さんまで言います?まあ、千冬さんは脳筋だからイメージ力が、ねぇ?
ギロッ!
あっ、睨まれた。なんでバレたのかな?俺ってそんなにわかりやすい?
「いえいえ、イメージ力の問題ですよ。イメージは得意ですから」
戦闘中でもあるまいし今は展開にだけ集中できるからこそのこの展開速度であって戦闘中であればもっと遅くなってしまう。
俺の言葉は誰にも納得してもらえぬまま授業が終わった。
ちなみに授業後は一夏と2人で一夏が作ったクレーターを埋めた。
結構疲れるね、この作業……
夕方、IS学園に一人の少女が現れた。
「ここがIS学園かぁ…元気にしてるかな、あいつら…」
ツインテールの小柄な少女はどこか懐かしむように呟いて目的の場所へ歩を進める。
そしてまた物語は進む……
『織斑一夏クレーター事件』(透流命名)の後
「ねえねえ夜神君。今日の夜空いてる?」
「予定はなかったと思うよ。なにかあったの?」
クラスメイトの相川さんに今夜の予定を聞かれた俺は少し考え何も無いことを伝える。
「食堂を借りて織斑君の代表就任パーティーをしようと思っててみんなから少しずつお金を集めてたところなの」
一夏の就任パーティーか…良かったね一夏。
せっかくだし俺も一緒に祝ってあげようかな。
そう思って財布からお金を出す。
「はい、これ使って」
出した金額は20万円程。
「え!?そんなにいいよ!さすがにもらいすぎるのも良くないし」
「いや、どうせ余ってるお金だからみんなで好きに使ってよ。寸志ってことでさ。もし余るみたいだったらみんなから集めた分を返してあげてよ」
「いやいや、さすがに夜神君に悪いよ!こんな大きな額なんて貰えないって!全員分のお菓子を買うくらいだからそこまでお金は使わないと思うし」
うーん…これはちょっと予想外の反応だな…
ここまで遠慮されるとは思ってなかった。
そんなに大きな額かな?
アメリカから以前の報酬で数億$貰ったりしたしほかの依頼でもお金はもらってるからそんなに大きな出費でもないしなぁ…
あの人たち元気かな?
「そういえばみんな晩ご飯は前もって食べる感じ?」
「うーん、時間も時間だしみんな食べないと思う」
「じゃあそのお金で買っておいて欲しいものがあるんだけどいいかな?」
「別にいいけど何かいるの?」
「晩御飯の材料だね。せっかくだしみんなで食べようよ。食堂の分を勝手に使う訳にも行かないからね。具体的な内容は後で連絡……そういえば連絡先知らないからできないや。どうしようか…」
「あ、アドレスの、こ、交換する?」
何故か言葉に詰まりながら相川さんが聞いてきた。
願ってもない話だ。これで連絡ができる。
「え、いいの?あ、でも俺の携帯特殊なやつだから紙に書いてくれると助かる」
「う、うん!す、すぐに書くから待って!」
どうやらとても焦ってるみたいだ。時間に余裕が無いのかな?
その後相川さんの連絡先を受け取ってから別れた。
別れる時とても嬉しそうだった。そんなにパーティーが楽しみだったのか。
とりあえずメニューを早く考えないとね。
久しぶりに豪華な料理を作ろうかな!
一応下書きのストックがあるのでなんとかやっていますが残念なことに今原作が手元に無く、遠く離れた実家にあるので早く取りに行かないとって思ってます。
あともっと早く話を進めたい。
書きたいことはいっぱいあるけどなかなか進んでくれないのが作者の私としても辛いです…
いつも気がつくと文字数が…ってなってます。
このまま行けば福音戦迄で何話かかることやら…
とりあえずできる範囲で頑張ってみます!