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自分の書いたものがこれほど読んでもらえるとはおもいませんでした。
これからも頑張ろうと思いますので応援よろしくお願いします。
それでは本編をどうぞ
side透流
あの後、俺は千冬さんとともに人目の無いところに向かった。
「千冬さん、俺の物を返してください」
一度没収された物を返してもらおうといったのだが
「いや、ダメだ。さっきのようなことが起こるのは避けたい」
そう言って断られたのだ。
「千冬さん、あくまで俺は仕事で来ているんです。お願いしますから仕事道具を返してください」
「だがどちらにしろお前はココ(IS学園)にいることには変わらない。だからお前にも従ってもらう。」
「そうですか。なら仕方ないです。」
そう言って俺は指を鳴らした。
すると机に置いてあった武器は全て量子変換されて消えた。
「はぁ、お前はまったく昔から勝手なことばかりする」
千冬さんは頭を抱えで言っていた。
ん?なんで最初から量子変換した状態じゃなくて持ってたかって?
こっちの方が慣れてるし男が量子変換したら問題になるからね。
だから滅多にしないんだよ。
「頼むからできるだけ問題は起こさないでくれ」
「はい。善処します。それに護衛対象や自分に危害をかけられる場合や感情の抑えがきかなくならない限りそのようなことは起こさないので安心してください」
「まあ、お前がキレること自体あまりないから安心はできるが…」
「今日は久しぶりにキレました。まあ、最近いろんなことがあって溜まってましたので、ついやっちゃいました。では授業があるので失礼します」
そう言って俺は教室に戻った。
side一夏
授業が終わってから千冬姉と透流がどっか行ったんだが…
透流は今まで何をしてきたんだ?あんなに武器を持ってたけどあきらかに異常だろ。でも武器の量からしてまともな生活は送ってなかったろうな……
一体この3・4年間でなにがあったのだろうか?
まあ、これのことはそのうち聞くからいいか。
でも、なんでいきなり帰ってきたんだ?
報道とほとんど変わらない時間に帰ってきたし、束さんが発表するのもなんか引っかかるんだよな…
それにしても
「俺、どうしよう…」
まあ、大丈夫だろ。一週間あれば基礎ぐらいはマスターできるだろうし、そんなに難しくないだろ。
入試の時は一発で動いたし、なんとかなるだろ。
でも、なんとかなるとクラス代表になってしまうんだよな…。
しかし今考えたところでもう遅い。
とりあえず真面目に授業を聞こう。
俺はさっそく机の上に教科書を出した。
side透流
あの後教室に帰り、授業を受けるふりをしていろんなロボットアニメを見て時間を潰した。
そして放課後、一夏は机にひれ伏してダウンしていた。
まあ、一夏はバカだから大方授業内容がわかんなかったんだろう。
しかたないね、一夏はバカだし。
でも、一夏がこの状態だとISでの戦闘は足を引っ張ってしまうのは目に見えている。しかたないから教えてあげようかな。
「一夏、わかんないとこを教えてあげようか?」
そう言うと一夏はまるで奇跡が起きたような顔をした。
「マジか!頼む、教えてくれ!」
「いいよ、じゃあIS理論からやろうか」
「ありがとう透流!!」
そう言いながら一夏は抱きついて来ようとしていた。
気持ちが悪いので避けた。
「じゃあ始めよう、とりあえず今日の授業のとこを詳しく教えるね」
それから一夏に勉強を教えた。
解説がおおかた終わったところで山田先生が教室に来て
「ああ、織斑君と夜神君。まだ教室にいたんですね。よかったです」
と言って教室の中に入ってきた。
「はい?」
「何か用があるのですか?」
「えっとですね、寮の部屋が決まりました」
「俺らの部屋、決まってないんじゃなかったですか?前に聞いた話だと、一週間は自宅から通学してもらうって話でしたけど」
「そのことなら一夏。俺が政府と話したから急いで決めてもらったんだよ」
俺がそう言うと2人が驚いていた(廊下にいる女子達も驚いていたが)
「いつの間にそんなことしてたんだよ!ってかなんでわざわざそんなこと話に行ってんだよ!」
一夏が俺に言ってきた。理由ぐらいわかるでしょ
「いや一夏、君は自分の境遇がわかってる?男性操縦者ってだけで研究者や女性権利団体から目をつけられてるんだから早めに決めないと命が狙われるんだよ?」
一夏は驚きそこでやっと自分の境遇に気づいたようだった。
「そうだな。たしかにそうなると透流の判断は正しいのか…でもお前はどうやって政府と話したんだ?」
「それはあの束さんが俺を発表したから束さんとの関係性とかを聞くために呼び出されたんだよ。……まあ、束さんの情報は一切話してないけどね」
最後の方は一夏に聞こえるか聞こえないかぐらいのこえで言った。
「え〜っと、そう言うわけで、政府特命もあって、とにかく寮に入れるのを最優先したみたいです。一ヶ月もすれば個室の方が用意できますから、しばらく相部屋て我慢してください」
俺たちに言っているのだが……
「山田先生、顔が近いですよ?」
気づいてなさそうなので俺が言ってあげた
クラス内外の人間がますます興味津々の顔をしてるよ……
「あっ、いやっ、別にわざととかではなくてですね……!」
山田先生が
「それで、部屋はわかりましたけど、荷物は一回家に帰らないと俺も透流も準備できませんし、今日はもう帰っていいですか?」
俺は準備しなくていいけどね。一夏が出るなら一緒に行動しないといけないな
「あ、いえ、荷物ならーー」
「私が手配してやった。ありがたく思え」
あ、千冬さんが入ってきた相変わらず言い方がね〜
「ど、どうもありがとうございます」
「着替えと携帯電話の充電器があればいいだろう。しかし、夜神のぶんは無いぞ。服もサイズが無いだろうしな」
まあ、それだけあれば最低限の生活は問題無いね。
「えっ?じゃあ透流のは何も無いじゃん、どうするんだ?」
千冬さんの言葉を聞いて一夏が言った
「俺はいつも量子化して持ち歩いてるから大丈夫だけど?」
千冬さん以外が唖然としていた。あれ?なにか問題発言したかな?
「荷物を量子化ってISが無いのにどうやってんだよ」
「ああ、それはこれにいれてるんだよ」
そう言って俺はサイコロほどの大きさのキューブをポケットから取り出した。
「ヘェ〜、そんなのにできるのか」
一夏は関心しているが
「そ、そんなものをどこで……」
山田先生はびっくりしていた。まあ、この技術を使えばISの拡張領域の拡大なんてすぐにできるからね。
いろんな国が研究してるみたいだけど俺や束さんは簡単にできるんだよね。
「ということで部屋の鍵をもらっていいですか?」
山田先生にそう言うと
「あっ、はい。じゃあ、時間を見て部屋に行ってくださいね。夕食は六時から七時、寮の一年生用食堂でとってください。ちなみに各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります。学年ごとに使える時間が違いますけど……その、お二人は今の所使えません」
それを聞いた一夏が
「えっ、なんでですか?」
そう言ったので
「一夏、この学校の状況を考えなよ。犯罪者になりたいのなら入ればいいけどね」
「あー………」
とりあえず自分で気付けたようだね
「おっ、織斑君っ、女子とお風呂に入りたいんですか!?だっ、ダメですよ!」
「い、いや、はいりたくないです」
焦っていたのだろうか、誤解を招くような言い方になってるよ
「ええっ?女の子に興味がないんですか!?それはそれで問題のような………」
ほら、誤解されてるよ。というか山田先生にも問題があると思うが…
「織斑君、男にしか興味がないのかしら…?」
「それはそれで……いいわね」
「やっぱり織斑君は夜神君と……」
「中学時代の交友関係を洗って!すぐによ!明後日までには裏付けもとって!!」
うわ〜、腐女子がやばいこと言ってるよ……困ったな、俺にも被害が……
「えっと、それじゃあ私たちは会議があるので、これで。二人とも、ちゃんと寮に帰るんですよ、寄り道したらダメですからね」
50メートルほどしかないのに道草って……まあ、いいや。
「じゃあ、とりあえず部屋に行こうぜ」
一夏が俺に言ってきた
「そうだね。部屋は……1023室だって」
「え?1025室じゃなくて?」
……どうやら違う部屋のようだ。じゃあ、同居人は女子なのか困ったな……
「ま、まあ、部屋は近いし何かあれば助け合おうよ…」
「そうだな…」
そう言いながら部屋へ向かった。問題がないといいけど…
「じゃあ、また夕食でな」
部屋の前に着いた俺たちは別れを言って部屋に入ることにした。
コンコンッ
とりあえずノックをして反応を確認。
「はい、同居人の方ですか?開いてるので入ってください」
許可をもらったので覚悟を決めて部屋に入った
「どうも、同居人の夜神透流です。しばらくのあいだよろしくお願いします」
入ってから挨拶をした。すると
「え?男性?それに夜神さんって…」
俺の姿を見た同居人は固まってしまっていた
たしかにこの子はオランダの代表候補生だったね。
高飛車女とは違う色素が薄い天然物の長い金髪。肌は抜けるように白く、エメラルド色の瞳。線は細いが、胸は大きい。見惚れてしまいそうな美少女。
名前はたしか、リーシャ・デュアンクだったな。
とりあえず自己紹介や部屋でのルールを決めて話していた。
そこでリーシャが決心したように
「夜神さん。貴方は『便利屋のナイト』という人物を知っていますか?」
と聞いてきたのだ。
ただの代表候補生などが手に入れることのできる情報では無い。
この子は何かを知っている。
そう思い、警戒心を上げて言った。
「その人がどうかしたのかい?」
「はい、その人は名前の通りなんでもする人で人を殺したりもするようです。ですがリーシャはその人に助けられたことがあるのです。
まだ私が代表候補生になったばかりの頃、オランダで女性に恨みを持つ男性達に私が襲われそうになった時、武装した男性から私を助けてくださったのです。そして立ち去る際に名前を聞くと『便利屋のナイト』とだけ名乗ってどこかへ行きました。その人は黒いロングコートを着た銀髪の人でサングラスをかけていました……
夜神さん。授業での武装、動きからして普通の人間では無いのはわかってます。貴方は『便利屋のナイト』さんなのではないですか?」
話の中で俺はそういえばそんなこともあったなと思っていたが、まさかたった一日で見破られるとは思っていなかった。
あれはたしかドイツの後だから二年程前のことのはずだ。
たったこれだけでバレるとは思わなかった。
「何を言ってるのかな?それはあくまで推測でしょ?俺だって確信がないじゃん」
勘違いだと認めてくれ。そう思って苦し紛れの言葉を言った。
「たしかに言葉遣いや雰囲気が違いますが『便利屋のナイト』さんと夜神さんの匂いがとても似てますからこれだけのことが重なると本人のはずです。私は少し普通の人とは違って鼻が効きますから」
……匂い、か。ここまで言われると言い逃れできないな……
覚悟を決めるか……
「はあ、そうだよ。俺が『便利屋のナイト』だよ。それで何がしたいの?通報でもして捕まえてもらうかい?」
返答によっては排除しなくてはならない。しかしできるなら簡単に人は殺したくない。だからこそあえて聞く。少ない可能性を願って。
リーシャの答えは
「いいえ、リーシャは貴方にお礼が言いたかったのです。あの時助けていただけてもらえなければ私はここにいなかったでしょう。ですから私はそのような恩を仇で返すようなことはいたしません。……それに私は貴方のことが………」
……よかった。最後の方は聞こえなかったが俺にてきいなどはないらしい。俺は負の感情に対してはすぐに直感でわかる。敵意や殺意はなんかは特にね。
依頼がある以上逆の返答であれば殺すしかなかった。
そうならなくてホッとした。
しかしこれは言っておかなければならない。
「デュアンクさん、わかってると思うけどこのことは……」
「はい。わかっております。絶対に他言はしません。その代わりと言ってはなんですが………」
「何?」
「私のことはリーシャとお呼びください」
「それならいいよ。じゃあ、改めてよろしくねリーシャ」
「////はいっ////」
一通り話が終わると……
ズドンッ、ズドンッ
一夏の部屋の方からすごい音がした。
その音を聞いて俺はすぐに一夏の部屋へ向かった
どうだったでしょうか?
今回はオリヒロが登場しました。
見た目と名前で元になったキャラがわかった人もいるかもしれません。
感想、誤字、アドバイス、意見などをお待ちしています。