リリカル銀魂 StrikerS戦記 長編~鳥かごの戦士達~ 作:鳴神 ソラ
前回、クウガの姿で囚われていた少女、雄那を助け出した雄二達はひとまず話を聞いていた。
雄那「私は転生した時、リリィブロスと言うミッドチルダと同盟を結んでる世界で生まれたんだけど…知ってる?」
デント「まあね…」
ベルトさん「そこにはとある事で行ってね」
秀吉「色々と大変じゃったのう…」
雄二「そうだな…何人かボケやったりしてたりな…」
ウィザードラゴン「閃乱学園と言う所の者達と共同でやったな」
聞く雄那にデントは苦笑いして頬をポリポリ掻き、秀吉も疲れた表情でしみじみと漏らし、雄二が呆れて思い出すとウィザードラゴンがそう言う。
雄那「閃乱学園!?私そこの学生なんだ!」
デント「え?そうなの?」
雄二「……成程な」
秀吉「?何が成程なのじゃ?」
出て来た名前に驚いて言う雄那にデントは目を丸くすると納得してる雄二に秀吉は聞く。
雄二「思い出せ。あの時、閃乱学園の先生は何をしてた?」
デント「えーと…確か……あ!?」
秀吉「そうじゃ!行方不明になってる生徒達を探しておったな!」
そう言われて2人はその時のを思い出して雄那を見る。
雄那「記憶を取り戻す前は一緒に行動してたのは覚えてるよ…ただ、戻ったのは戻ったけどまだ完全じゃなくて…どうしている此処にいるかも他にいた子の名前が…だけど姿は思い出してるよ!」
雄二「なら教えてくれ。あんたと一緒にいた奴らを」
そう言う雄那に雄二は聞く。
一通り見渡した雄那は示して行く。
示されたのはアギト、ブレイド、W、フォーゼのベルトを付けた5人の少女達であった。
雄二「あいつ等がそうか…丁度良い。次は決めてたからな」
雄那「ホント!?」
カナリア「それで誰から行くの?」
そう言う雄二に黙っていたカナリアが聞く。
こいつだと雄二はアギトのベルト、オルタリングを付けて拘束された少女の柱をコンコンしながら示す。
秀吉「次はアギトなんじゃな」
ベルトさん「成程な、誕生した順に行くのだな」
雄二「そう言う事だ」
雄那「あ、あの、私も連れてって!」
納得してるベルトさんに雄二はそう言うと雄那が同行を求める。
ベルトさん「大丈夫かね?戦う相手は君の仲間以外にライダーから予想してアンノウンの可能性があるんだぞ?」
雄那「危険かもしれないけど、じっとしてられないよ!私にも出来る事をやりたい!」
渋い顔で聞くベルトさんに雄那は強い意思を込めて言う。
雄二「…カナリア、あんた的にどう思う?」
カナリア「…正直な所、彼女の力が此処で通用するかを言われると微妙な所ね。もしかしたら足手まといになるかもしれないわ」
自分達より長くいるであろうカナリアに問う雄二はカナリアは体を光らせて答える。
言われた事に顔を伏せる雄那に雄二は頭を掻く。
雄二「しょうがねえ…条件として俺達の誰か絶対に一緒にいろ。これが条件だ」
雄那「…!うん!」
提示された条件に顔を伏せていた雄那はバッと上げた後に驚いていたがすぐさま笑顔になって頷く。
カナリア「良いの?」
雄二「勝手に付いて来られて捕まって記憶を失うってオチになられたくないからな」
そう聞くカナリアに雄二はそう返す。
ただ、その言動に彼女をほっとけないと言うのを感じてカナリアはくすりと笑う。
☆
ドライブ「えっと…今度はどこかの建物の中かな?」
ウィザード「みたいだな」
変身して早速アギトの知識を持つ転生者の深層世界に来たウィザード達はどこかの建物の中にいた。
ただ、雄那の時と違い、霧がかかっていた。
鎧武「微妙に見えんのう…」
雄那「そうだね」
ベルトさん「そう言えば君はそのままで大丈夫なのか?」
むむむと唸る鎧武の隣で言う雄那にベルトさんが問う。
確かに彼女の着ているのは制服だから戦うと言うのじゃあ不向きである。
雄那「大丈夫!忍!転身!!」
それに雄那はそう返した後に言うと彼女の身体は光に包まれる。
そして晴れると制服から黒のスポーツインナーのに変わった後にその上にエドワード・エルリックが羽織っていた赤のコートを纏う。
その後に両腕両足に鋼の手甲や具足が装着される。
ドライブ「それが君の戦う際の姿なんだね」
雄那「うん。転生して学園に入った時にあの人達の戦いを元にね」
見て言うドライブに雄那はコートや手甲を見せながら答える。
ウィザード「どうやら来たみたいだな」
少ししてウィザードがそう言うと周りに集団が現れる。
ベルトさん「あれはアントロードのフォルミカ・ペデスだな。雑兵だが集団戦法を得意としているから気を付けるんだ」
鎧武「了解じゃ!」
解説するベルトさんのに答えた後にそれぞれ駆け出す。
ウィザードはすれ違いざまにアックスカリバーでフォルミカ・ペデスを斬って行き、ドライブはタイプテクニックとなるとすぐさまファイヤーブレイバータイヤへと変えて梯子型装置『ラダーエキスパンダー』でフォルミカ・ペデスを吹っ飛ばしながらドア銃で後ろや左右から来るのを撃ち抜いて行く。
雄那「この!」
一方で雄那はブドウアームズに変えた鎧武の後ろで手をパンとさせた後に地面に翳すと火花が迸った後にフォルミカ・ペデスの足もとがせり上がると共に…
キンキンキンキンキン!!!!
フォルミカ・ペデス「「「「「%$”Y”&#*+$”|$#”!!?」」」」」
急所にぶつかると共にフォルミカ・ペデス達は悶えながら爆発四散する。
雄那「良し!」
ウィザード「良し!…じゃねえよ!!色々と何してんだよお前!他の奴らが凄いほど後退ってるぞ!」
それにガッツポーズする雄那にウィザードはチョップを喰らわせる。
その言葉を示す様にフォルミカ・ペデス達は男の急所を抑えながら雄那から距離を取っている。
ドライブTTと鎧武BAもあちゃーと顔を抑えている。
カナリア『えっと…とにかく今の内に進むわよ!反応が東からあったわ!』
ウィザード「了解」
戸惑いながら指示を出すカナリアにウィザードは疲れた声で返すと4人は駆け出す。
鎧武BA「しかしこの霧はなんなのじゃ?」
ドライブTT「確かに雄那ちゃんの時と違って最初からあるってのがね」
ベルトさん「カナリア、あなた的にどう思う?」
カナリア『…もしかすると誰かその子の記憶で現れた存在を倒さないと晴れないんじゃないかしら』
進みながら気になっていた事を呟く鎧武BAにドライブTTは同意してからベルトさんがそう聞くとカナリアが自分なりの推測を言う。
ウィザード「なら、試すのにうってつけのが来た様だぜ」
雄那「え?」
前を見ていたウィザードの言葉に雄那は同じ様に前を見ると3人の存在がいた。
1人目は青い機械的なアーマーで身を包んだライダー
2人目は野性的な雰囲気を感じさせる緑色のライダー
3人目は2人目の様に野性的な雰囲気を感じるが禍々しさを持ち、仮面のフェイスクラッシャーは凶暴的な感じを見せてアンテナの先が羽っぽく、両肩の肩甲骨の辺りからマフラーが出ている。
ベルトさん「あれは…仮面ライダーG3-Xに仮面ライダーギルス、そして仮面ライダーアナザーアギト!」
ドライブTT「あの人達も仮面ライダーなの!?」
鎧武BA「うむ、3人共強いから気を付けるのじゃ!」
その言葉と共に3人のライダーがウィザード達へ襲い掛かる。
G3-Xはドライブに、ギルスはウィザード、アナザーアギトは鎧武BAへとそれぞれ相手を選んで、ウィザード達も応戦する。
雄那は離れた場所で見る。
☆
ドライブ「わとと!」
G3-Xと相手する事になったドライブだが戦いの経験がまだ少ない分、苦戦する。
ひとまず隠れられる遮蔽物に飛び込んだ後にドア銃で牽制する。
ドライブ「どうするベルトさん?あっちは僕より射撃の腕が高いよ」
ベルトさん「確かに相手が原典の人物を元にしてるなら経験では君が不利だ。此処は作戦を考えないとな」
銃撃音が鳴り響く中で聞くドライブにベルトさんはそう言う。
ドライブは知恵を絞り、ある事が閃く。
ドライブ「そうだ!ベルトさん!デコトラベラーを使いましょう!」
ベルトさん「デコトラベラーを?……そう言う事か」
提案された事にベルトさんは疑問に思ったがすぐさま気付いて納得するのにそう言う事ですとドライブは肯定した後にドア銃にシフトスピードをセットする。
ヒッサーツ、スピード!フルスロットル!!
音声の後にドライブはG3-Xの手前の地面へとドア銃の銃口を向けてトリガーを引く。
ドカーン!!
G3-X「!」
それにより煙が発生し、G3-Xは煙に紛れて聞こえる足音センサーにあの場を離れたと気付いて辺りを見渡す。
~~~~~~~~~~♪
G3-X「!」
すると突然聞こえて来た演歌にG3-Xはした方へ銃撃する。
放たれた銃撃が何かに命中するのを確認してG3-Xは近寄るとそこには演歌を流すオモチャみたいなデコレーショントラックがあった。
ヒッサーツ!フルスロットル!ハンター!!
G3-X「!?」
それが罠だとG3-Xが気付くが遅く、現れた檻に閉じ込められたG3-Xが最後に見たのは、周囲に複数発生させたタイヤ型のエネルギーに弾かれる形で加速し、勢いのまま渾身のパンチを自身へ叩き込もうとするドライブの姿であった。
ドライブ「ジャスティスマッシュ!!」
勢いを付けたパンチをすれ違いざまにG3-Xに叩き込んでドライブは着地すると後ろでG3-Xは倒れた後に爆発四散する。
ドライブ「上手く行きましたね」
ベルトさん「確かに相手が意思無き存在だったのが運が良かったとも言えるな」
ふうと息を吐いて言うドライブにベルトさんも同意してそう言う。
先ほどのを説明すると煙で見えなくした後にデコトラベラーを別行動させて、反対側に移動させ、演歌を鳴らさせてG3-Xの注意を惹きつけた後にタイヤをジャスティスハンタータイヤにタイヤ交換して必殺技を炸裂させたのだ。
G3-Xのいた場所をドライブは見ると何か輝く物を見つける。
気になったので近づいて拾うとそれはG3-Xの顔が付いたロックシードであった。
☆
ウィザード「おっと」
一方のウィザードはギルスの猛攻を地形を利用したり、アクロバットな動きをしながらかわしていた。
接近すれば両腕のギルスクロウ、遠くにいればギルスフィーラーで捕まえようとする。
ウィザード「いい加減避け続けるのは辛いから決めさせて貰うぜ!」
ランド!ドラゴン!ダンデンドンズドゴン!ダンデンドゴン!!
チョーイイネ!グラビティ!サイコー!!
ギルス「!?」
音声と共にランドドラゴンとなるとすぐさまグラビティウィザードリングでギルスの動きを止めた後にスペシャルウィザードリングを嵌める。
チョーイイネ!スペシャル!サイコー!!
ウィザードLD「両断させて貰うぜ!」
音声の後にドラゴヘルクローを装着すると動けないギルスを無力化しようとドラゴヘルクローを振るってギルスの両腕を切断する。
その後にトドメを決めようと駆け出した時…
ギルス「ウォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
ウィザードLD「!?」
とてつもない雄叫びにウィザードLDは思わず動きを止めるとギルスは起き上がると共にその姿が変貌し、さらに両腕も生えて再生する。
仮面ライダーエクシードギルス
原典でギルスが別のアギトの力を貰った事で得た姿である。
ウィザードLD「姿が変わっただと!?」
その姿にウィザードが驚いて怯んだ隙を見てエクシードギルスは飛び上ると踵の爪を伸ばした後にウイザードLDの右肩に踵落とし、エクシードヒールクロウを炸裂させる。
ウィザードLD「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
エクシードギルス「ウォアァー!」
来たる激痛に叫ぶウィザードLDに対してエクシードギルスはクラッシャーを展開して吼えた後にウィザードLDの胸を蹴って後退する。
ウィザードラゴン『雄二大丈夫か!?』
ウィザードLD「大丈夫に見えるかよ…すっげぇいてぇに決まってるだろうが…」
慌てて聞くウィザードラゴンに膝を付いて仮面の中で顔を歪めながらウィザードLDはそう返しながら右肩を抑える。
先ほどので右腕をしばらく上手く使いこなせない状況になった。
そんなウィザードLDにエクシードギルスは両足のヒールクロウを伸ばすと再び飛び上って今度はエクシードダブルヒールクロウ 決めようとする。
それに対しウィザードLDは立ち上がると動く左腕でストライクウィザードリングを軽く上に放り投げた後にドライバーを操作し、バックルにストライクウィザードリングが来る。
チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!
音声の後にエクシードギルスをみつえた後にウィザードLDはロンダートをして飛び上ると共に空中反転し…
ウィザードLD「うりゃぁぁぁぁ!」
エクシードギルス「ウォアァー!」
空中で必殺技がぶつかり合う。
お互いに引かずだが落下してのエクシードギルスと飛び上ってのウィザードLDではエクシードギルスに分がある。
だからこそウィザードLDはもう1つ手を加える。
ドリル!プリーズ!!
バックルに放り投げたドリルウィザードリングの効果と共にウィザードLDは高速回転すると共にエクシードギルスを押して行き…
ウィザードLD「どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
エクシードギルスを貫き、右肩を抑えながら着地すると後ろでエクシードギルスが爆発する。
ウィザードLD「~~~~~か~きつかった!」
来たる激痛のを耐えながらウィザードLDはそうぼやく。
その後にウィザードLDの前にギルスの顔が描かれたロックシードが落ちる。
☆
鎧武GL「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
一方の鎧武は苦戦を強いられていた。
様子見としてジンバーレモンになってエネルギーの矢を放ちまくっての遠距離攻撃をしていたのだがアナザーアギトはそれを巧にかわした後に鎧武GLからソニックアローを奪いとって攻撃を当てて行く。
蹴り飛ばしてからソニックアローを投げ捨てるとアナザーアギトは口のクラッシャーを展開させると足にエネルギーを吸収して構えた後に飛び上ると鎧武GLへと必殺技の飛び蹴り、アサルトキックを炸裂させる。
鎧武GL「がはっ!?」
アサルトキックを受けた鎧武GLは吹き飛んで地面を転がって行く。
止まった後に呻きながら起き上がろうとする鎧武GLの胸に接近していたアナザーアギトがアサルトキックを再び炸裂させる。
鎧武GL「いかん。このままでは…」
体を起こしながら鎧武GLはジンバーでは勝てないと感じ、またカチドキでも無理とも認識した後にあるロックシードを取り出す。
それは鎧武が最強フォームになる為のアイテム、極ロックシードだが鎧武……いや、秀吉はそれを使う事を怖がっていた。
狂冶に聞いた極ロックシードを得て使い続けた原典の鎧武がどうなったかを…
人で無くなるかもしれないと言う恐れがあり、秀吉は今まで極ロックシードを使う事が出来なかった。
だが、今はそうは言ってられない状況、秀吉は葛藤した後に戦極ドライバーからオレンジロックシードとレモンエナジーロックシードを外すとカチドキロックシードを取り出して解錠してセットした後にカッティングブレードを下ろす。
カチドキ!
ソイヤッ!
カチドキアームズ!いざ出陣!エイ・エイ・オー!!
音声の後にカチドキアームズを纏った後に極ロックシードを起動する。
フルーツバスケット!!
音声の後に鎧武の頭上にオレンジ、バナナ、ブドウ、マツボックリ、ドングリ、ドリアン、クルミ、レモンエナジー、チェリーエナジー、ピーチエナジー、メロンエナジーの各アームズが現れた後に止めようと向かって来たアナザーアギトへ攻撃を仕掛けて吹き飛ばす。
その後に鎧武は戦極ドライバーに出現した鍵穴に極ロックシードを差し込んで回す。
ロックオープン!!
極アームズ!大・大・大・大・大将軍!!
アームズが鎧武と融合し、カチドキアームズの鎧が弾き飛ばされると後には、織田信長が着ていたとされる西洋様式の鎧(南蛮胴具足)を思わせる白銀色の姿となった鎧武・極アームズが立っていた。
警戒するアナザーアギトを見ながら鎧武は極ロックシードの持ち手を複数回一気に回す。
大橙丸!
パインアイアン!
イチゴクナイ!
スイカ双刃刀!
バナスピアー!
マンゴパニッシャー!
アップルリフレクター!
ソードブリンガー!
ブドウ龍砲!
キウイ撃輪!
メロンディフェンダー!
ウォーターメロンガトリング!
ドンカチ!
影松!
影松・真!
ドリノコ!
クルミボンバー!
ソニックアロー!
音声と共に複数のアームズウェポンが現れた後にアザナーアギトに向かって行く。
アナザーアギトはそれに驚いた後に体の各所にダメージを受けて行く。
怯んでる所に鎧武がブドウ龍砲とウォーターメロンガトリングによる銃撃を浴びせる。
撃ち終えた後によろけているアナザーアギトを見て鎧武はブドウ龍砲とウォーターメロンガトリングを投げ捨てるとカッティングブレードを下ろす。
ソイヤッ!
極スカッシュ!!
鎧武「おおおおおおおお!!!」
音声の後に鎧武は飛び上り、それを見たアナザーアギトは再びアサルトキックを放つ為に足にエネルギーを吸収した後に飛び上る。
鎧武「セイハー!!」
アナザーアギト「!」
無頼キックとアサルトキックがぶつかり合い、お互いに力を出しあった結果…
ドカーーーーーン!!
爆発が起き、しばらくしてオレンジアームズに戻った鎧武が爆風から現れて着地する。
その後に膝を付き、自分の震える手を見る。
その震えは喜びではなく…恐怖であった。
鎧武「(やはり…やはり極による変身で来るのが怖い…やはりワシは…ワシは…仮面ライダーなど名乗れん…!)」
雄那「ひ、秀吉大丈夫?」
極になっていて自分に流れて来るので人ではならざる者に変わってしまいそうになる事に鎧武は恐怖する中で雄那が話しかける。
鎧武「う、うむ…大丈夫…じゃ」
ウィザードLD「そっちも苦戦したみたいだな」
立ち上がりながらなんとか返す鎧武と雄那の所にドライブと右肩抑えたウィザードLDが来る。
それと共に辺りを覆っていた霧が消える。
ウィザードLD「正解だったみたいだな」
ドライブ「それじゃあ次はアギトにされている転生者を捜索だね」
右肩を抑えながらそう呟くウィザードLDの後にドライブがそう言った時…
カナリア『危ない!!』
ウィザードLD「!?」
ディフェンド!プリーズ!」
カナリアの切羽詰まった声が響き渡った瞬間に殺気を感じたウィザードLDが左腕でディフェンドウィザードリングを使い、防御壁を作ると強力な炎のレーザーがぶつかる。
その後に炎のレーザーは防御壁を貫くが4人は退避していたので被害はなかった。
誰もが飛んで来た方を見ると目的の人物がいた。
ただ、その姿は燃え上がるマグマの様な鎧を見に纏った姿、仮面ライダーアギト・バーニングフォームであった。
ベルトさん「やれやれ、これまた厳しい状態で来たな」
鎧武「ヤバい奴かのうあれは?」
カナリア『ええ、アギトバーニングフォーム、あの姿は強力だけど暴走する危険があるわ』
ドライブ「つまり、今絶賛暴走中って事ですよね!」
呆れた口調で言うベルトさんに変わって説明するカナリアにドライブは絶叫するとアギトBFは指で空中に〝崩”と書き込むとアギトBFの後ろに火竜が現れたと思った後に複数の炎の玉を放つ。
ディフェンド!プリーズ!
向かって来るのにウィザードLDは再びディフェンドを使って防ぐ。
ウィザードLD「たくっ、烈火の炎の、特に八竜は厄介のだからなんとかしねえとな」
ドライブ「ベルトさん!どうにか出来ないんですか?」
ベルトさん「一応あるにはあるが…」
呻くウィザードLDの後に聞くドライブにベルトさんは困った顔をする。
鎧武「それは何なのじゃ?」
ベルトさん「最終形態であるシャイニングフォームにする事だ。そうすれば暴走は止まり、イミテーションベルトを破壊出来る様になる筈だ…ただ…」
雄那「ただ?」
口ごもるベルトさんだったが状況が状況だけにすぐさま言う。
ベルトさん「そのなる為の条件が太陽の光を浴びせさせると言うのだが…」
ドライブ「あ!此処建物の中だから!!」
口ごもっていた理由を聞いてなぜなのかと言うのを理解するドライブにその通りだよとベルトさんは肯定する。
確かに周りは太陽の光が入らない様に覆われていて窓ガラスさえ見当たらない。
アギトBFへ光を当てようにもこれでは出来ない。
その間にアギトBFは〝焔”と〝砕”を書き込むと炎の鎌を作り出して攻撃して来る。
ウィザードLD「くそ!ジリ貧にも程があり過ぎるだろ!!」
鎧武「確かにこのままでは助けられんぞ!」
雄那「そんな!」
回避しながらそう言うウィザードLDと鎧武に雄那は悲痛な顔をする中でドライブは必死に自分の頭の思考を回転させる。
ドライブ「(どうする!太陽の光を浴びせる為には壁を壊すのが手っ取り早いけど外が曇りとか雨だったら無理、するには何か代用できるのがあれば…)」
必死に考える中でドライブは自分が受け継いだ際のドライブの記憶や知識の中にそれを成し得るのがあるのを見つけ出す。
ドライブ「そうだ!ベルトさん!あるシフトカーなら出来ると思います!」
ベルトさん「あるシフトカー?………!そうかあのシフトカーか!」
そう言うドライブのにシフトカーの情報を思い出して同じ様に行き付いたのか声を出すベルトさんにドライブは頷いた後にシフトフォーミュラをシフトブレスに装填して引く。
ドライブ!タイプフォーミュラ!!
フォーミュラ・フォーミュラ・フォーミュラ!
タイプフォーミュラになるとすぐさま加速してアギトBFの周りを走る。
それにアギトBFはうっとおしそうに見た後に炎を放そうとし…自分の目を眩い光が遮る。
いきなりの事にアギトBFはたじろく中でアギトBFの鎧にひび割れが起こり始める。
雄那「な、何が起こってるの?」
それに離れていた雄那は戸惑う仲でウィザードLD達は光を放ってる張本人であるドライブTFの持つシフトカーから光が放たれている事に気付く。
ピシピシピシ!パキン!!!
その直後にアギトBFの鎧の表面が弾け飛ぶと白銀に光る鎧へと変わったアギトシャイニングフォームに変わる。
ベルトさん「今だデント!」
ドライブTF「了解!」
右拳を握りしめるとドライブTFはアギトSFのイミテーションベルトへパンチを炸裂させる。
ピシピシ…パキン!!
強烈な一撃にイミテーションベルトは粉々になる。
アギトSF「あ……」
ピシピシピシピシ…パキン!!
それにより雄那の時と同じ様にアギトSFの身体にひび割れが迸った後に割れる音と共にその中から少女が現れる。
雄那「翔歌!」
ドライブTFに抱き抱えられる少女に雄那は叫ぶと共にはっとなる。
ウィザードLD「お前、名前…」
雄那「うん…思い出せた!名前を!」
ピシピシピシ…
思い出せた事を嬉しく言う雄那の後にウィザードLD達がいた場所がひび割れが起こり始める。
ウィザードLD「さて、次が本番だ!」
ドライブTF「そうだね。2人共、これを」
右拳を左手の掌にぶつけて気合を入れるウィザードLDと鎧武にドライブTFはイミテーションベルトを壊した後に右手に持っていたのを渡す。
ウィザードにはウィザードの顔にアギトの角を取り入れた様な感じの指輪。
鎧武にはアギトシャイニングフォームの顔が描かれたロックシード。
そしてドライブTFはマシントルネイダーのスライダーモードを模したシフトカーを見る。
その後に空間は壊れた。
-……あたしの名前は…… 翔歌(しょうか)-
???の記憶
↓
翔歌の記憶
銀八&蛇八コーナー
銀八「教えて!」
生徒一同「銀八先生!蛇八先生!」
銀八「また待たせてすまんかった!」
蛇八「今回はアギトにされた転生者の深層世界に入ったな」
銀八「ちなみに文中に出たリリィブロスと言う世界でのお話も此処(ハーメルン)で先行公開するからな」
蛇八「次回を楽しみにしていてくれ!」