ソードアート・オンラインin BAZ   作:ポリシー

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第2話

 

「GM出てこい」 「ログアウトさせろ!」

 

 

辺りには一万人近くのプレイヤーが始まりの街にいた。

俺はこの始まりの街の様子を見て瞬時に状況を把握した。

 

 

「キリトよう、お前はわかるか?」

 

 

多分今の状況のことだろう。俺は躊躇わずに「ああ、」と答えた。

 

と、そのとき

 

 

「上を見ろ!!」

 

 

と誰かが叫んだ。俺もそれにつられて上を見た。

そこには深紅のローブをまとった人がいた。

その姿に唖然としていると上から声が聞こえた。

 

 

『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ。』

 

 

俺はその言葉の意味がわからなかった。

必死に考える俺にそいつは追い討ちをかけるように

衝撃のことを言った。

 

 

『私の名前は茅場晶彦。この世界をコントロールできる人間だ。』

 

 

俺は茅場と聞いた瞬間人々の叫び声や茅場の言葉も一切聞こえなくなった。

そして俺の意識が戻ったのは手鏡が配布されたときだった。

なんで手鏡を、と思いながらオブジェクト化させた。

 

覗きこんでいると不意に俺のアバターを白い光が包み込んだ。

慌てて顔をあげると他のアバターも白い光に包まれていた。

光が消えクラインの安否を確認しようとしたが、目の前には見慣れない顔があった。

 

 

「誰だよお前。」

 

「おめぇこそ誰だよ。」

 

 

そこで俺は手鏡の意味を知った。覗くと現実世界の俺の顔だった。

 

 

「顔が戻っている!」

 

「まさかお前...クラインか?」

 

「ってことは...おめぇがキリトか?」

 

 

声は違っていたが、やはりクラインだった。

クラインだとわかった俺は茅場の言った言葉を聞いた。

ざっとまとめると、

 

1 ログアウトボタンがないのはこのゲームの仕様だということ。

 

2 ヒットポイントが0になると死ぬということ。

 

3 百層のボスのを倒すとゲームクリアだということ。

 

ということだ。そうわかった俺はクラインを呼び寄せた。

 

 

「クライン、俺はここを出て次の村にいく。お前もついてこい。」

 

「それは無理だな。オレはこの中にいる仲間と一緒にいく。

だからついて行けねぇ。キリトおめぇ一人でいってくれ。」

 

「ああ...わかった。」

 

 

俺はクライン一人ならなんとかなると思っていた。だが、クラインの

仲間も一緒にとなると俺は全員守れる気がしなかった。俺は申し訳なさで

胸がいっぱいだった。

 

 

「じゃあなクライン。」

 

「またなキリト。おめぇの顔案外似合っているぜ。」

 

「お前こそ似合っているぞ。」

 

 

そういって俺は始まりの街をでて次の村へ駆け出した。

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

ボクは手鏡を見て座り込んでしまった。

そこには現実世界のボクの顔が写っていたからだ。

アキヒサが白い髪を揺らしながらこっちに向かって来る。

 

 

「ユウキちゃん大丈夫?」

 

「アキヒサ...ボクこの顔じゃ無理」

 

「ユウキちゃんなら大丈夫だよ。」

 

「無理なものは無理なの!!」

 

 

あ...強くいっちゃった。明久も困った顔をしている。いつもならドキッとする

表情だけど今はそんな余裕さえもなかった。

 

 

「ならユウキちゃんこうしよう。この近くのフィールドはもうすぐモンスターが

いなくなる。だから僕は次の村にいく。二日後にユウキちゃんを守れるように

強くなってここに来るから、二日後ユウキちゃんはここにいて。」

 

 

「ボクもいく」という前に明久は走って行ってしまった。

どうすることもできないボクは近くの宿に歩いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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