ジュンコがエクシーズを使います。
「【No.39 希望皇ホープ】でダイレクトアタック!」
『くそおっ!!』
LP1400→-1100
「ふむ、1ターン目にだした【ホープ】が残り続けたか」
テスター暴露から暇さえあればデュエルしろとやってきて、正直休む暇がない。だが、枕田やら天上院、十代が『自分達もテスター候補だ』とか言って壁になって代わりに戦ってくれるから少し休める。今は枕田が【ガガガ】で戦っていたが、結果ノーダメージだった。下級の中でも高攻撃力のモンスターで場を維持するタイプの戦い方はシンクロ・エクシーズ・ペンデュラムには勝てないぞ。
「次は私ね。どんなデッキがいいかしら?」
で、俺が持ってきた普通のアタッシュケースに入っているデッキから好きなものを使ってる戦っている。
「おい天上院。【聖刻】はやめろ。可哀想だから」
「あら、そうなの?あと明日香でいいって何回言ったらわかるの?」
「んなもんどうでもいい。【聖刻】は現在の環境ではアホみたいな強さだからやめろ」
「そ、そんなに強いの?」
枕田が恐る恐る聞いてくる。
アレと最初戦ったとき今までの自分がバカみたいに思った。(もっというと、新カテゴリーが出るたびに思ってた)
そこまで強くないだろとか思う奴もいるかもしれんが俺個人の感想だから気にしない。
「やってみるか?」
「の、望むところよ!」
デュエリストとしての性なのか、挑まれると受けてしまう枕田。やめときゃいいのに……
【聖刻】をディスクにセットして互いに構える。
「「デュエル!」」
枕田ジュンコ
LP4000
VS
宮田龍斗
LP4000
「あたしのターン、ドロー!【ゴブリンドバーグ】を召喚!」
【ゴブリンドバーグ】
攻撃表示
ATK1400/DEF0
「【ゴブリンドバーグ】の効果で【ガガガマジシャン】を特殊召喚!」
【ガガガ】かよ。さっさと返せ。お前さっきのデュエルの前【サイキック】使ってたろ。アレはどうした?
【ガガガマジシャン】
攻撃表示
ATK1500/DEF1000
「【ゴブリンドバーグ】は効果を使った後守備表示になる。そして、レベル4【ゴブリンドバーグ】と【ガガガマジシャン】で、オーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!【No.39 希望皇ホープ】!」
【No.39 希望皇ホープ】
攻撃表示
ATK2500/DEF2000
「ターンエンド!」
枕田ジュンコ
LP4000
モンスター
【No.39 希望皇ホープ】:攻
ATK2500
魔・罠
無
手札4枚
「ドロー。【召集の聖刻印】を発動!デッキから【聖刻】モンスターを手札に加える。【聖刻龍ートフェニドラゴン】を手札に加え、特殊召喚!」
【聖刻龍ートフェニドラゴン】
攻撃表示
ATK2100/DEF1400
「このカードは相手フィールドにモンスターがいて、自分フィールドにモンスターがいない場合、手札から特殊召喚できる。そして【トフェニ】をリリースして【聖刻龍ーネフテドラゴン】を特殊召喚!」
【聖刻龍ーネフテドラゴン】
攻撃表示
ATK2000/DEF1600
「攻撃力を下げてまで特殊召喚?」
「このカードは自分フィールドの【聖刻】モンスターをリリースすることで特殊召喚できる」
「リリースって?」
は?…………ああ、そっか。マスタールールじゃないんだっけ?
「生贄だと思ってくれて問題ない。言い方の違いだ。再開するぞ。リリースされた【トフェニ】の効果発動!」
「!!」
「このカードがリリースされた時手札・デッキ・墓地からドラゴン族通常モンスターを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。デッキから【エレキテルドラゴン】を特殊召喚!」
【エレキテルドラゴン】
守備表示
ATK2500/DEF1000→ATK0/DEF0
「上級モンスターも攻撃力0じゃ……いや、シンクロかエクシーズなら攻撃力も意味がないわね」
「その通り。まぁだが、【エレキテルドラゴン】はレベル6、【ネフテ】はレベル5だからまだエクシーズできないけどな。今度は【ネフテ】の効果だ。1ターンに1度、手札・フィールドのこのカード以外の【聖刻】モンスターをリリースして、相手フィールドのモンスターを破壊する」
「嘘!?」
本当だ。しかも【聖刻】をリリースしたからモンスターがさらに出てくる。
「手札の【聖刻龍ーシユウドラゴン】をリリースして【No.39 希望皇ホープ】を破壊!」
「あたしの【ホープ】が!」
お前のじゃねえよ。渡すかわからんからな。
「リリースされた【シユウ】の効果。【トフェニ】同様、リリースされた時、手札・デッキ・墓地からドラゴン族通常モンスターを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。2体目の【エレキテルドラゴン】を特殊召喚!」
【エレキテルドラゴン】
守備表示
ATK2500/DEF1000→ATK0/DEF0
「じゃあお待ちかね。レベル6の【エレキテルドラゴン】2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!
聖なる刻印を持つ龍よ!汝の力でさらなる同胞を呼べ!エクシーズ召喚!来い!ランク6!【聖刻龍王ーアトゥムス】!」
【聖刻龍王ーアトゥムス】
攻撃表示
ATK2400/DEF2100
さて、あのデッキには【ガガガガードナー】が入ってる。握ってるか?握ってるなら【ガイアドラグーン】で貫通するんだが……
「バトル!【アトゥムス】でダイレクトアタック!」
「手札の【ガガガガードナー】の効果発動!」
握ってたか……まぁ予想はしてたよ。握ってないことを祈って攻撃したけど。
「相手モンスターのダイレクトアタック宣言時、手札からこのカードを特殊召喚する!」
【ガガガガードナー】
守備表示
ATK1500/DEF2000
「バトル続行!【ガガガガードナー】を攻撃!」
「【ガガガガードナー】の効果!攻撃対象になったとき、手札1枚を捨てれば、その戦闘では破壊されない!」
墓地にいて欲しいカード……【ガガガガール】か?いや、この場合【ガードナー】残すために必要なさそうなカードを捨てたのか。
【ネフテ】の攻撃力は【ガードナー】の守備力と同じだし。
「……メイン2。カードを1枚伏せ、ターンエンド」
宮田龍斗
LP4000
モンスター
【聖刻龍王ーアトゥムス】:攻
ATK2400
【聖刻龍ーネフテドラゴン】:攻
ATK2000
魔・罠
伏せ1枚
手札2枚
「あたしのターン、ドロー!【ガガガシスター】を召喚!」
【ガガガシスター】
攻撃表示
ATK200/DEF800
【シスター】か……これピンチじゃないか?
「【ガガガシスター】の効果発動!召喚に成功した時、デッキから【ガガガ】と名のついた魔法・罠1枚を手札に加える。あたしは【ガガガリベンジ】を手札に加える!」
あ、【ヴェーラー】使えばよかったな。ミスった……って程でもないか。エクシーズで効果止めればいいし。
「【ガガガシスター】のもう一つの効果発動!このカード以外の【ガガガ】モンスター1体と、このカードのレベルを互いのレベルを足した数値にする。あたしは【ガガガガードナー】とこのカードのレベルを互いのレベルを足した数値に!」
【ガガガシスター】
レベル2→6
【ガガガガードナー】
レベル4→6
『レベル6が2体か……!』
『どんなモンスターが出るんだ…….?』
ランク6……たしかあのデッキには2枚しかランク6入れてなかったはず。【トレミス】か【ビヨンド・ザ・ホープ】の2択。どっちが来る?口上あれば楽なんだが、枕田は言わないからなぁ…………
「あたしはレベル6の【ガガガシスター】と【ガガガガードナー】でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク6!【No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ】!」
「あ、【
宮田龍斗
LP4000→2000
「…………え?」
かっこよく【ビヨンド・ザ・ホープ】登場!とはいかず、あっさり消滅してしまった。いやぁ、ライフ2000ってでかい!
「ライフ2000を払ってモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚またはモンスターの特殊召喚を含む魔法・罠・モンスター効果を無効にして破壊。【ビヨンド・ザ・ホープ】の特殊召喚を無効にして破壊だ」
「…………ターンエンド」
枕田ジュンコ
LP4000
モンスター
無
魔・罠
無
手札3枚
「ドロー。ふむ、【アトゥムス】の効果発動!ORUを1つ使い、デッキからドラゴン族モンスターを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】を特殊召喚!」
【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】
攻撃表示
ATK2800/DEF2400→ATK0/DEF0
「さらに【ネフテ】をリリースして【聖刻龍ーアセトドラゴン】を召喚」
【聖刻龍ーアセトドラゴン】
攻撃表示
ATK1900/DEF1200
「リリースされた【ネフテ】の効果発動。手札・デッキ・墓地からドラゴン族通常モンスターを攻撃力・守備力を0にして特殊召喚する。【神龍の聖刻印】を特殊召喚!更に【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】こと【レダメ】の効果発動!手札・墓地からドラゴン族モンスターを特殊召喚する。【神龍の聖刻印】を手札から特殊召喚!」
【神龍の聖刻印】×2
攻撃表示
ATK0/DEF0
ドラゴン族5体って圧巻だな。レベルバラバラだけど、攻撃力0とかいるけど。
「レベル8の【神龍の聖刻印】2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!」
【聖刻】を出すなら【エネアード】なんだけど、ここはこいつだろ。【ガードナー】怖くないし。
「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ!顕現せよ、そして我を勝利へと導け!
エクシーズ召喚!現れろ!ランク8!【No.107
【No.107 銀河眼の時空竜】
攻撃表示
ATK3000/DEF2500
「攻撃力3000!?」
「【アトゥムス】の効果を発動したターン、【アトゥムス】は攻撃できない。だが、こうすればいい。俺は【アトゥムス】でオーバーレイ!」
「エクシーズモンスターでエクシーズ召喚!?」
『そんなことできるのか!?』
…………しまったな。全力すぎるか。生徒が混乱してしまうな。あとで説明しないと……
「1体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを再構築!伝説の騎士の名をもつ者よ、龍を従え戦場を駆け抜けろ!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!貫け!ランク7!【迅雷の騎士 ガイアドラグーン】!」
【迅雷の騎士 ガイアドラグーン】
攻撃表示
ATK2600/DEF2100
「このカードは、自分フィールドのランク5またはランク6のエクシーズモンスター1体を素材にエクシーズ召喚できるモンスターなんだ。【アトゥムス】のように効果を発動すると攻撃できないエクシーズモンスターを素材にすると効率良く相手を攻撃できるから覚えとけ」
さて、これでフィールドには【ガイアドラグーン】と【時空竜】、攻守0の【レダメ】。まぁこれで勝ちだろ。【聖刻】が強いっていうのとはなんか違う気がするけど、気のせいだろ。
「バトルフェイズに移行し、【時空竜】の効果発動!ORUを1つ使い、フィールドのこのカード以外のモンスター効果を全て無効にし、元々の攻撃力と守備力になる。タキオン・トランスミグレイション!」
【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】
ATK0/DEF0→ATK2800/DEF2400
「攻撃力が元に戻った!?さっきの攻撃力0になるとか意味無いじゃない!ズルいわよ!」
「【ガガガ】にも【時空竜】いれてあるぞ?だからズルくない」
「え!?…………あ、本当!」
エクストラくらい把握しとけ。
「【時空竜】でダイレクトアタック!殲滅のタキオン・スパイラル!」
「【ガガガガードナー】の効果で、手札のこのカードを特殊召喚!」
「【時空竜】の効果だ。トランスミグレイションを使った【時空竜】は相手がカードを使う度、攻撃力が1000ポイントアップし、このターン2回の攻撃ができる」
【ガガガガードナー】
守備表示
ATK1500/DEF2000
【No.107 銀河眼の時空竜】
ATK3000→ATK4000
「そ、そんな!?」
「あくまで2回攻撃だからこのあと更に効果を発動してもあと1度しか【時空竜】は攻撃できないが1000ポイントアップは何度でも適用されるぞ。バトル続行だ」
「くっ!効果で手札1枚をコストに破壊を無効!」
【No.107 銀河眼の時空竜】
ATK4000→5000
「【ガイアドラグーン】で攻撃。こいつは本来貫通効果があるんだが、【時空竜】の効果で無効になっている。ダメージは発生しない」
「最後の手札を捨てるわ!」
【No.107 銀河眼の時空竜】
ATK5000→6000
「【レダメ】で攻撃。これでフィールド、手札0だな」
そして墓地にも防御できるカードはない。そして【時空竜】の攻撃が残っている。
「ラストだ。【銀河眼の時空竜】でダイレクトアタック!殲滅のタキオン・スパイラル!」
「きゃあぁぁぁ!」
枕田ジュンコ
LP4000→-2000
「…………これ、【聖刻】関係あるか?」
「でも【聖刻】モンスターで戦ってたし……」
「ですが、最終的に出てきたのは【聖刻】モンスター達ではありませんわ」
「枕田の出した【ビヨンド・ザ・ホープ】も【神警】で止めただけだしな」
「「「「…………」」」」
なんか微妙な空気になった。
「【アブソルートZero】でダイレクトアタック!」
「うわぁぁ!!」
十代は少し離れて戦っていた。
お前さっきまでデュエル見てたろ?いつのまに【HERO】取ってデュエルしてんだよ。
今後はたまに日常回を挟めればいいなぁ……と思ってます。それでもデュエルしてそうですけど。いや、日常というより閑話ですかね?
まぁ置いておきましょう。
次回はタイタン登場です。