衝動のままに決闘する   作:アルス@大罪

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この話は【トークン】の存在を忘れていたためにかなり修正した思い出がある話です。


月一テスト VS.ももえ

「だから何度言えば解る!?【E・HERO】の融合モンスターは融合召喚以外では特殊召喚できないから【死者蘇生】は【サンダー・ジャイアント】に使えないんだぞ!」

「い、いやぁ、つい……」

 

俺の正体について話して数日、来る月一テストに向け、十代が実技試験対策をしたいと言い出したのでレッド寮前でミラーマッチ等をしたのだが、何度やっても墓地の融合モンスターを【死者蘇生】で特殊召喚しようとして、ディスクからエラー音を響かせている。本当にコイツは……

 

「いっそのこと【死者蘇生】抜いたらどうだ?デッキ構築なら手伝ってやるぞ?」

「ホントか!?なら頼む!」

 

とはいえカードの無料提供なんざしないがな。俺のカードの大半がこの時代には無いカードだ。【シャドーミスト】とか渡したら【ネオス】が宇宙を永遠に彷徨い続けることになりかねない。それは避けた方がいいだろう。

 

「ならお前の部屋で構築しよう。俺の部屋じゃ無理だからな」

「……そうだな。あそこじゃカードを広げられない」

 

机の上なら広げられるぞ。構築は大変だがな。で、早速十代の部屋に戻ると、丸藤が壁に【オシリスの天空竜】の絵を貼り、2本の蝋燭に火を灯しその間に【死者蘇生】を立てかけ、鉢巻と頭の間に同じく【死者蘇生】のカードを3枚挟み込み祈りを捧げていた。

 

「……なにしてるんだ?丸藤」

「あ、龍斗君!何って見てわかるでしょ!?祈ってるんだよ!」

「……言い方を変えよう。何故祈ってるんだ?」

「少しでもテストで良い点を取るためだよ!」

 

…………はぁっ。

 

「んなことしてる暇あったら勉強しろ。十代。すまんが俺の部屋で頑張ってくれ。丸藤の邪魔になる」

「……わかった。じゃあな、翔」

 

結局俺の部屋でデッキ構築をするんだが。

 

「……よくこんな構成で戦ってたな」

 

モンスターが10枚しか無かった。

罠が4枚。つまり残り26枚が魔法だった。しかもほぼハイランダー。どうやって天上院に勝ったんだ?

 

「へへっ。凄いだろ!」

「胸を張るな!事故率高過ぎだろこのデッキ!専用カードも多すぎる!モンスター10枚に対して【融合】3枚!?サルベージカードも【死者蘇生】含めて3枚とかなめてんのか!?」

 

恐らく『遊城十代』というチートドローの持ち主だからこそ使えるデッキなのだろう。やばい、頭痛くなってきた。しかも【E・HERO】なのに【ミラクル・フュージョン】が1枚も無かった……ムチャクチャだ。

 

「とりあえず、コレとコレ……あとはこのカードも抜いて、代わりにこのカードを積んでこのカードも要らん。で、このカードも……」

「あ、待ってくれ!【ハネクリボー】は俺の相棒なんだ。デッキにいれておきたい」

 

いや、【ハネクリボー】はこのデッキには……ああ、AIBOさんから貰って、精霊がいるんだっけか?

 

「なら後は任せる。少しは回し易くなってるとは思うけど、せめてもうちょいモンスター増やしとけ」

「おう!ありがとな!」

 

さて、俺もテスト用にデッキを用意するか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………アレって冗談じゃなかったんだな」

 

月一テスト当日。

筆記に備えて勉強するために購買部で参考書を勝ったらDMの問題が出てきた。ここのお偉いさんが考えたジョークだと流して付き合っていたら似たような問題が本番で出てきた。なんだよ【グレート・ホワイト】のフレーバーテキストって。知らねーよ。とりあえずDM問題以外はだいたいできた。DM問題は、詰めデュエルはなんとか……バニラはしばらく見たくないなぁ……

 

「ずいぶんと余裕だな」

「ん?……三沢か。入試以来か?」

「ああ。あの時は驚いたよ。まさかあんな召喚方があるなんて」

 

俺からしたら今更な召喚なんだがな。

まだペンデュラムも使ってないし。

そういえば教室に誰もいないな。

 

「他の連中は?」

「購買部に新パックを買いに行ったよ」

「新パックねぇ……」

 

多くはあのケース達の中にあるんだろうな。

大して興味も湧かない。

 

「興味無しかい?」

「全く無いね。デッキはもう出来てるんだ。今更調整する必要もない。そういう三沢はどうなんだ?」

「俺はデッキを信頼しているからね。今更ジタバタする必要もないよ」

「さいですか」

 

ならまぁ…………飯でも買うかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お姉さんお姉さん。ドローパンをくださいな」

「はい。1個100Dp(デュエルポイント)です」

 

購買部。

ここのスタッフに『おばさん』といって睨まれた生徒を以前目撃しているので注意が必要だ。

テスト前の腹ごしらえにドローパンというパンを買う。食べるまで中の具がわからないため運ゲー要素が色濃くでてる。ちなみにDpというのはアカデミアでしか使えない通貨代わりになる電子マネーで、デュエルするだけでも少し貰えるが、勝てば更に高い額が手に入る。

 

「ドローパン買うなんて随分余裕なのね」

「ん?天上院か……余裕も何も俺の正体を知ってれば新パック購入なんてしなくてもいいってわかるだろ?シンクロもエクシーズもまだ出ない以上。そこまで爆発的な進化はありえない。そういうお前だって余裕じゃないか」

「新パックは売り切れてたのよ」

「それは残念でした……あむ……カツか。縁起のいいことで」

 

ドローパンの中身はカツだった。

別に縁起担がなくてもいいけどハズレではないからよしとしよう。

カードパンとかでたら最悪だが……

 

「今回はどんなデッキなのかしら?」

 

そんなの相手に成り得るやつに……無いか。相手は同じ寮のやつらしいし。

なら別に言ってもいいのか。

 

「今回はシンクロメインのデッキだよ。カテゴリーは内緒だがな」

「あっさり教えてくれるのね」

「対戦相手にならないなら別に言っても問題は無い。相手は同じ寮の誰かだ」

 

なんて思ってた時期が俺にもあった。

 

「……なんで俺の相手がブルー、しかも天上院の取巻きなんだ?」

「私も貴方とデュエルしたいのです。それとも、明日香様やジュンコさんとはできて、私とはできないと?」

 

そうじゃねぇよ。なんで同じ寮の誰かとやる月一テストで他寮のやつとやるんだって話だよ。

 

「……まぁいいや。さっさとやろう」

「そうこなくては」

 

「デュエル!」

「デュエル」

 

浜口ももえ

LP4000

 

VS

 

宮田龍斗

LP4000

 

「私のターン、ドロー!永続魔法【波動キャノン】発動。このカードは私のスタンバイフェイズ毎に弾丸を装填します。そしてメインフェイズにこのカードを墓地に送ることで装填されていた弾丸1発につき1000ポイントのダメージを与えます」

 

…………バーンデッキ?この脳筋ワールドで?いや、俺もバーンデッキはあるよ?ロックバーンとか。しかしこの世界の多くの人間はビートを使う。なのにバーンか……面白いじゃないか。

 

「更に永続魔法【黒蛇病】を発動。このカードは私のスタンバイフェイズ毎にお互いに200ポイントのダメージを与えます。2ターン目以降、そのダメージは倍になっていきます」

 

俺のライフは現在あと3ターン以内に0になるってことか。その間に準備を整えないとな。

 

「念には念を、永続魔法【レベル制限B地区】発動」

 

…………え?【B地区】?マジで言ってるの?なんでそんなに手札良いの?お前もチートドローなの?積み込んでるの?

 

「更に【デス・ウォンバット】を召喚!これで私は効果ダメージを受けません。ターンエンドです」

 

【デス・ウォンバット】

攻撃表示

ATK1600/DEF300

 

浜口ももえ

LP4000

モンスター

【デス・ウォンバット】:攻

ATK1600

魔・罠

【波動キャノン】

【黒蛇病】

【レベル制限B地区】

手札2枚

 

これこそ最強の布陣!と言いたげだけど、除去に耐性一切無いからな?

手札に除去カード1枚もないけど。

【デス・ウォンバット】を突破できるモンスターもいないけど!

ぱっと見盛大に事故ってるけど!!

 

「俺のターン」

 

さて、これで手札は……

 

【ダンディライオン】

【レベル・スティーラー】

【ボルト・ヘッジホッグ】

【チューニング・サポーター】

【貪欲な壺】

【光の援軍】←ドローカード

 

…………微妙…………や、強いけど。状況を打開するには至らないだろう。

だが、やるしかないか……

 

「【光の援軍】。デッキトップ3枚を墓地に送って発動」

 

さあ、いいの落ちてくれよ……

 

【サイクロン】

【大嵐】

【ライトロード・マジシャン ライラ】

 

除去カードしか落ちないってどういうことだおい!

……落ちたもんは仕方ない……

 

「……デッキからレベル4以下の【ライトロード】モンスターを手札に加える。【ライトロード・ハンター ライコウ】を手札に」

 

問題はどれを割るか……【波動キャノン】はまだ時間がかかるからギリギリまで放置したいが次のターンで使われたら1000ポイントのダメージ……初期ライフの1/4は辛いだろ。

【黒蛇病】はダメージが倍になっていく。相手の4ターン目でライフの半分持っていかれる。5ターン目にはゲームオーバーだ。

【B地区】……まだ本格起動はしないから放置でも良いと思うが……【ライコウ】で除去全落ちとかになったら厳しいな。さっきデッキの中みたらトップ2枚が【ライラ】と【ライコウ】だったし……とりあえず伏せるか。

 

「モンスターを伏せ、ターンエンド」

 

宮田龍斗

LP4000

モンスター

裏守備1枚

魔・罠

手札5枚

 

「……え?もう終わりですの?」

「ああ。これがベストだ」

 

よくよく考えたら、ここで【ライラ】あっても【B地区】で潰されるな。

レベル4だし。

 

「そうですか……私のターン、ドロー!このスタンバイフェイズ、【波動キャノン】に弾丸が装填され、【黒蛇病】の効果でお互いに200ポイントのダメージを与えますが、【デス・ウォンバット】の効果で私はダメージを受けません」

 

宮田龍斗

LP4000→3800

 

「バトル!『デス・ウォンバット】で攻撃!」

 

【デス・ウォンバット】は裏守備モンスター……【ライトロード・ハンター ライコウ】を噛み砕こうとするも回避された。効果処理のためか?

 

「【ライコウ】のリバース効果。フィールドのカードを破壊できる。【黒蛇病】を破壊」

 

あとは【波動キャノン】を割って凌ぐか、撃たれる前に倒すか。

……後者なら【B地区】割れば良かったな。ミスった。

 

「そして、デッキトップ3枚を墓地に送る」

 

【クイック・シンクロン】

【カードガンナー】

【スポーア】

 

なんか凄いデッキに嫌われてる!?

【スポーア】が落ちたのはいい仕事だよ?でも【カードガンナー】は落ちないで欲しかったなあ……はぁっ……

【ライコウ】その後、自分で墓地に行った。戦闘破壊されてないな。

 

「自分のデッキを削って何を?……モンスターとカードを1枚伏せ、ターンエンドです」

 

浜口ももえ

LP4000

モンスター

【デス・ウォンバット】:攻

ATK1600

裏守備1枚

魔・罠

【波動キャノン】

【レベル制限B地区】

伏せ1枚

手札1枚

 

「俺のターン」

 

…………【ライコウ】か!

 

「モンスターを伏せ、ターンエンド」

 

宮田龍斗

LP3800

モンスター

裏守備1枚

魔・罠

手札5枚

 

「またモンスターを伏せただけ!?ふざけてますの!?」

「以前の天上院とのデュエルでも言ったが大真面目だ」

 

手札に魔法も罠もなければこれくらいしか手がない。【貪壺】使えるけど、【スポーア】戻したくないしな。

 

「私のターン、ドロー!【波動キャノン】に弾丸が装填されます。【黒蛇病】を発動!」

 

2枚目かよ!だがアレは今引いたカード。残り1枚の手札ではやることが限られてる。まだ耐えられる……伏せモンスター……?【デス・コアラ】……あ、終わった。

 

「バトル!【デス・ウォンバット】で攻撃!」

「え?あ、【ライコウ】のリバース効果で伏せモンスターを破壊」

 

【マシュマロン】…………せ、セーフ!ギリセーフ!

 

「その後デッキトップ3枚を墓地に」

 

【ローンファイア・ブロッサム】

【ゾンビキャリア】

【レベル・スティーラー】

 

【ライコウ】さんナイス!これで次のターン動ける!

 

「ターンエンドです」

 

浜口ももえ

LP4000

モンスター

【デス・ウォンバット】:攻

ATK1600

魔・罠

【波動キャノン】

【レベル制限B地区】

【黒蛇病】

伏せ1枚

手札1枚

 

「俺のターン!」

 

……【ワン・フォー・ワン】!

 

「手札のモンスター、【ボルト・ヘッジホッグ】を墓地に送り、【ワン・フォー・ワン】発動!手札・デッキからレベル1モンスターを特殊召喚する。【チューニング・サポーター】を特殊召喚!」

 

【チューニング・サポーター】

守備表示

ATK100/DEF300

 

「かわいいモンスターですわね」

「墓地の【スポーア】の効果。墓地の植物族モンスター……【ローンファイア・ブロッサム】を除外して、このモンスターを特殊召喚!この効果で特殊召喚した【スポーア】のレベルは、除外したモンスターのレベル分アップする!」

 

【スポーア】

守備表示

ATK400/DEF800

レベル1→4

 

「レベルの上昇?意味ありますの?」

「こいつはチューナーだ。レベル1【チューニング・サポーター】にレベル4となった【スポーア】をチューニング!」

 

確かTF6で、こう言ってたはず……!

 

「リミッター解放レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、OK!アップリンク!オールクリア!GO、シンクロ召喚!カモン!レベル5【TG ハイパー・ライブラリアン】!」

 

【TG ハイパー・ライブラリアン】

守備表示

ATK2400/DEF1800

 

「【チューニング・サポーター】の効果!シンクロ素材として墓地に送られたとき、カードを1枚ドローする!」

 

宮田龍斗

手札4枚→5枚

 

……【調律】!

 

「【調律】発動!デッキから【シンクロン】と名のついたチューナーを手札に加え、デッキトップ1枚を墓地に送る!【クイック・シンクロン】を手札に加え、デッキトップを墓地へ!」

 

……【おろかな埋葬】……まぁいい。

まだ動ける!

 

「【クイック・シンクロン】は手札のモンスターを墓地に送ることで特殊召喚できる!【ダンディライオン】を墓地に送り特殊召喚!【ダンディライオン】は墓地に送られたとき、【綿毛トークン】2体を特殊召喚する!」

 

【クイック・シンクロン】

守備表示

ATK700/DEF1400

 

【綿毛トークン】×2

守備表示

ATK0/DEF0

 

「こ、こんなにモンスターが!?」

「まだだ!【ボルト・ヘッジホッグ】はフィールドにチューナーがいるとき、特殊召喚できる!蘇れ!【ボルト・ヘッジホッグ】!」

 

【ボルト・ヘッジホッグ】

守備表示

ATK800/DEF800

 

「レベル1【綿毛トークン】とレベル2【ボルト・ヘッジホッグ】にレベル5【クイック・シンクロン】をチューニング!集いし闘志が怒号の魔神を呼び覚ます!光差す道となれ!シンクロ召喚!粉砕せよ!レベル8【ジャンク・デストロイヤー】!」

 

【ジャンク・デストロイヤー】

守備表示

ATK2600/DEF2500

 

「【ジャンク・デストロイヤー】の効果発動!シンクロ召喚に成功したとき、シンクロ素材にしたチューナー以外のモンスターの数までフィールドのカードを破壊できる!」

「そ、そんなぁ!!」

「さらに【ハイパー・ライブラリアン】の効果をチェーンする!自分か相手がシンクロ召喚に成功したとき、カードを1枚ドローする!」

 

宮田龍斗

手札3枚→4枚

 

……【デブリ・ドラゴン】……いいカードだ!

 

「【ジャンク・デストロイヤー】の効果処理だ!シンクロ素材にしたのは2体!よって2枚のカードを破壊できる!【レベル制限B地区】と伏せカードを破壊!」

 

【奈落の落とし穴】……なんでそんなカードが……

 

「で、ですが!貴方のモンスターは全て守備表示!攻撃できません!」

「その通りだ。だが俺にはまだ手札がある!【貪欲な壺】を発動!墓地のモンスター5枚をデッキに戻して2枚ドロー!【クイック・シンクロン】2枚、【チューニング・サポーター】、【ライトロード・ハンター ライコウ】、【ライトロード・マジシャン ライラ】の5枚をデッキに戻して2枚ドロー!」

 

宮田龍斗

手札3枚→5枚

 

「【調律】を発動!デッキから【クイック・シンクロン】を手札に!」

「ま、まだやりますの……?」

 

まだまだ動けるんでな。

落ちたのは……【ジャンクロン】か……

 

「【デブリ・ドラゴン】を召喚!」

 

【デブリ・ドラゴン】

攻撃表示

ATK1000/DEF2000

 

「【デブリ・ドラゴン】の効果!召喚に成功したとき、墓地の攻撃力500以下のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する!【カードガンナー】を特殊召喚!この効果で特殊召喚されたモンスターの効果は無効になる!」

 

【カードガンナー】

攻撃表示

ATK400/DEF400

 

「レベル1【綿毛トークン】とレベル3【カードガンナー】にレベル4【デブリ・ドラゴン】をチューニング!嘆きよ集え!捨てられた怨みを鉄に込め、龍の形に姿を変えろ!シンクロ召喚!狂え!レベル8!【スクラップ・ドラゴン】!【ハイパー・ライブラリアン】の効果で1枚ドロー!」

 

宮田龍斗

手札4枚→5枚

 

【スクラップ・ドラゴン】

攻撃表示

ATK2800/DEF2000

 

「手札の【レベル・スティーラー】を墓地に送り、【クイック・シンクロン】を特殊召喚!墓地の【レベル・スティーラー】の効果!このカードが墓地にあるとき、自分フィールドのレベル5以上のモンスターのレベルを1つ下げて、このカードを特殊召喚する!【ジャンク・デストロイヤー】のレベルを1つ下げ、【レベル・スティーラー】を特殊召喚!」

 

【ジャンク・デストロイヤー】

レベル8→7

 

【レベル・スティーラー】

守備表示

ATK600/DEF0

 

「またモンスターがたくさん……」

「【スクラップ・ドラゴン】の効果発動!互いのフィールドのカード1枚ずつ破壊する!【レベル・スティーラー】と【デス・ウォンバット】を破壊!」

「そ、そん……きゃあ!!」

「再び【レベル・スティーラー】の効果!【ジャンク・デストロイヤー】のレベルを1つ下げ、特殊召喚!」

 

【ジャンク・デストロイヤー】

レベル7→6

 

「レベル1【レベル・スティーラー】にレベル5【クイック・シンクロン】をチューニング!集いし力が大地を貫く槍となる!光差す道となれ!シンクロ召喚!貫け!【ドリル・ウォリアー】!」

 

【ドリル・ウォリアー】

攻撃表示

ATK2400/DEF2000

 

「【ハイパー・ライブラリアン】の効果で1枚ドロー!」

 

宮田龍斗

手札3枚→4枚

 

「バトル!【スクラップ・ドラゴン】と【ドリル・ウォリアー】でダイレクトアタック!」

 

「きゃあぁぁぁぁぁ!!」

 

浜口ももえ

LP4000→1200→-1200

 

「勝者、宮田龍斗!」

 

立会いの教師による勝鬨でもって俺の試験は終わった。ギリギリ感が尋常じゃない……墓地に落ちたカードのほぼ全種類使ったぞ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかえりなさい」

「本当に疲れた……天上院、お前コイツに俺がシンクロを使うと教えたのか?だから【B地区】なんてモンが……」

「いいえ?ももえのデッキにはいつも【レベル制限B地区】のカードは入っているわ」

「…………マジ?」

「ええ」

 

…………マジでエクシーズメインで戦おう。あと、デッキ調整して回し易くする。流石にあの初手事故が怖い。

 

「負けてしまいました……」

[遊城十代君、デュエルフィールドに来てください]

「お!俺の出番か!」

「俺よりは楽なはずだから気楽にな〜」

 

十代の出番か……なんかあった気がするんだけどなんだったかなぁ……?

まぁ、俺より楽なのは事実か。流石にもうロックバーンとか相手にいないだろう。




「ちなみに聞くが、何故俺とお前がデュエルすることになったのかわかるか?」
「私が先生に頼んだのです」
「…………ブルー贔屓か」

こんな会話があったとかなかったとか。
次回も月一テストです。
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