バブラ   作:結翔 奏多

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初投稿となります、結翔 奏多(ゆうと かなた)と申します。
もちろん偽名です。
本作品の主人公の名前も奏多ですが、こちらの読みは(そうた)なのでご注意下さい。

経験も浅く、文章が纏まっていない、誤字脱字などもあるかもしれませんが、是非読んでいただけると有難いです。
それでは本編をお楽しみ下さい。



第一話

20××年5月。

俺、奏多の高校生活が始まって既に1ヶ月が経過していた。

常にクラスの盛り上げ役として位置していた俺は、中学の頃と変わることなく毎日を過ごしている。

 

「奏多…お前話聞いてるのか…?」

 

さっきから隣に座って流し目で俺を見ていたメガネの男子が俺に話しかけてくる。

こいつは唯斗。俺の親友である。幼稚園より前からの腐れ縁で、性格こそ大人しいが人間関係を第一に考えるほどの優しいやつだ。

 

「おうよ!聞いてるぜ!」

「ったくばっかねー!あんなに大口開けてボーッとしてたくせに何が聞いてるですって?」

 

俺の返答にすかさず喝を入れてきたのは優樹。クラス委員長に立候補したしっかり者。唯斗の推薦でいやいやなった俺とは大違いだ。知り合ったのは中学の頃、廊下で騒いでいた俺を止めたのがこいつだったからなんだけど…それ以来俺や唯斗とよく話すようになった。

 

「…ま、まぁ落ち着いてよぉ優樹ちゃん…さっきも奏多くんボーッとしてきっと疲れてるんだよぉ…ねぇ…?」

 

こういって助け舟を出してくれたとろんとした女子は弥生。同じ中学だったらしいのだが、クラスが同じになったのは今年が初めて。優樹の親友とのこと。

 

「そうだぞ優樹!俺は疲れてるんだ!いたわれー!」

「もー弥生はすぐ甘やかすんだから…ってかあんたは疲れてるようには見えないし誰がいたわるか!」

「…えへへ…ごめんねぇ…」

「お前は昔から変わらないな…ふっ」

 

笑い声が教室中に広がる。

俺はこんな生活に…

 

………満足なんてしていなかった。

それどころか俺はこんな毎日に退屈していた。

クラスメイトを盛り上げ、いつも同じメンバーで話し、笑い…。

なんの変化もない日常。

俺はそれに飽き飽きしていたのだ。

 

そんな気持ちを押し殺して過ごしたある日の夕方。

俺は、帰宅すると電気もつけずに自室のベッドに大の字に寝転がった。

以前あった台風で飛んできた異物によってヒビの入った窓には、木の板が打ち付けられていて窓は開かないため、暑さから逃れようと俺は第1、第2ボタンを外した。

俺は息苦しさから開放されると同時に、何もない空間に向かいこう呟いた。

 

「あーあ、何か面白いことねーかなー」

 

すると次の瞬間。

 

――――望むか、

 

…え?

確かに聴こえたその声に、辺りを見渡す俺。

見れば、机上のパソコンの画面が強い光を放っている。

 

ーーーー少年、お前はまだ見ぬ新世界を望むか、

 

どうやら声はパソコンのスピーカーから聴こえているらしい。

 

(…へっ…上等…!)

 

「新世界!?望んでやろーじゃねーか!俺は退屈してんだ、何でもかかってきやがれ!」

 

ーーーーやはりお前になら…、

 

「…?」

 

その声が聴こえた後、俺の視界は真っ白い光に包まれた。

 

それが俺、奏多の非日常の始まりだった…。

 




…いかがだったでしょうか?

全体の流れを考え、更に数話先まで作成してから投稿しておりますので、ストーリーが不安定になるようなことはないと思います。
ただ、一話一話の長さは曖昧になると考えています。今回のを少し長め…としていただけるとこちらも気が楽です。

また、足りない点やミス、おかしいところ、アドバイスなど頂けるととても嬉しいです。

ここで、今回の登場人物の名前を紹介させて頂きます。
主人公:奏多(そうた)
親友:唯斗(ゆいと)
委員長:優樹(ゆうき)
委員長の親友:弥生(やよい)
以上となります。

奏多の冒険はここから始まります。
少し長くなるかもしれませんがどうぞ見守って頂けると有難いです。
ではまた次回お会いしましょう。
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