双子の転生者   作:戯言

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駄文です。

誤字脱字や不適切な部分がありましたらご報告していただけると幸いです。


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side彩空

 

約束の日がやってきた。

母様に勝ったら、武術をするのを認めて貰える日が。

 

サラは、今まで背負っていた亀の甲羅を脱いだ。

途端に体が軽くなり、軽く跳んだだけでもかなりの高さまで飛べた。

視線を感じ、後ろを見ると空牙がいた。

空牙も甲羅を背負っていない。

私と同じように飛んだのだろう。

 

「空牙、私たちに敵う敵いるかな?」

 

「さぁ?いないんじゃないの?」

 

地面に降りて、動きを確認して母様の元に向かった。

 

「それじゃあ、1年前の約束した試合をこれから始める。チチが勝った場合サラちゃんが武術をやめる、サラちゃんが勝った場合チチはサラちゃんが武術を続けるのを認める。それでいいだな」

 

「いいだよ。悪いだが、サラちゃんに武術を認めるわけにはいかないのだ。本気でいくだぞ」

 

「はい!!母様、私も精一杯戦います!!」

 

「それでは始め!」

 

構えを取り、ジリジリと母様に近づいた。

チチが先手をとった。

 

「はあああああ!!!!」

 

右、左、左右と連続攻撃を掌、時々足で仕掛けてくる。

 

それを冷静に紙一重に避け続けた。

 

母様は、攻めを緩めず攻め立ててくる。

 

「どうしただ!!そったらことじゃ武道家にはなるのを認めるわけにはいかねぇぞ!!」

 

私は、母様の攻撃を掌もしくは手の甲で払いながら懐に入った。

 

予想通り、母様は大振りして懐から追い出そうとした。

その腕を受け流し体勢を右に大きく崩さした。

 

「しまっただ」

 

そう言いながら、腕を振ってきたので残像を残し母様の背後に回り込み側頭部に手刀を放ち、当たる寸前に止めた。

 

「…………ふぅ、おらの負けだ」

 

「ごめんなさい、母様。そしてありがとうございます」

 

戦いの最中チチは自分の為を思ってやめさせようとしているのが、痛いほどわかった。

これに答えたかったが

しかし、それ以上に強くなりたいのだ。

 

 

 

「次は俺の番だけど、母さんは少し休んでする?」

 

空牙がそう提案していた。

 

「……いや、いいだよ。このままやるべ」

 

「いいのか、チチ。疲れてねーでか」

 

「いいだよ。休んだところでおらが負けるのがわかるんだから」

 

 

「そ、それでは始め!」

 

牛魔王は躊躇いながらも合図をした。

 

その瞬間、空牙が残像を残して消え、チチの背後で私がしたように手刀を側頭部に当たる寸前でとめた。

 

「……勝者、空牙」

 

「母さん、大丈夫?」

 

「大丈夫だぁ。それにしても2人とも強いだな。2人とも武術を続けるのを認めるだよ」

 

悲しそうに言うチチに罪悪感を感じだ。

 

「だけども!!武術は認めるだが、サラちゃんは女の子なんだからお洒落やおっかぁの手伝いもするだぞ!!空牙ちゃんも村の行事や他の村、町との交渉術などもきちんと学ぶんだぞ!!」

 

『っっ!!わかりました!!母様(母さん)!!』

 

ただでは起きてくれないようだ。

 

 

 

 






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