HS DAL 作:カナカナ
[?????]SIDE
…………ペシペシ……………………ペシペシ………………ペシペ、ガバリ
「………………………やっと起きた」
「あぁ、やっと起きてやったぜコンチクショー。……………で?なんで起こした?」
「………………………仕事」
「メンドクセェなー、何か問題でもあったのか?」
「………………………あれ」
「あぁん?ただの転生予定のやつの魂じゃねぇか。何処に問題があるってんだ」
「………………………彼の魂に適合する特典が分からない」
「………お前が選んだ特典が付与出来ないってことか?」
「………………………そう。出来るなら彼の魂の声を聞いてほしい」
「………魂の願いを聞いて特典を決めるのか?そんなことすりゃお前はここにいられなくなるぞ。わかってて言ってんのか?」
「………………………問題ない。どうせ願いを聞いても聞かなくても、この転生者を転生させたら私は死んで、私が担当した最後の転生者……………つまりこの魂の主と同じ世界に転生することになってる」
「そんなこと聞いて無いが?」
「………………………言ってなかったけどそれが転生を司る神の宿命だから」
「ハァーン、そうなのか。どうせ消えるから問題ないということか」
「………………………うん、だからお願い。魂の声を聞いて」
「ハァー、わかったよ。やってやるよ」…………………………………………………………
「ふぅ、分かったぞ。こいつの願いが」
「………………………何?」
「なんかでーと・あ・らいぶ?とかゆうライトノベルに出てくる精霊の力を使えるようになりたいんだと」
「………………………分かった。やってみる」
………………………………………………………
「………………………出来た。転生させる」
………………………………………………………
「………………………終わった。…………………んっ、体が光ってきた。そろそろお別れみたい」
「…………そうだな。お前に言う必要はないだろうが………………あっちでもしっかりやれよ」
「………………………分かった。じゃあね」
「…………おぅ」
………………………………………………………
「………………これで一人になっちまったな」
[主人公]SIDE
チュン………チュンチュン…………バッ
「…………………夢?」
最後の方が少し悲しい夢だったなぁ。
「なんだったんだろうあの夢は、妙に生々しいというかなんというか」
うーーーん。
「ま、そんなに気にしても仕方がないか」
さて、今日の学校に行く準備でもしようかなっと。
そんなことを考えつつ行動しようとすると
「遼太郎〜〜!朝ご飯出来たわよ〜〜〜!!」
と、母さんの声が聞こえたので
「わかった〜、今行くよ〜」
と言いつつ学校に行く準備を済ませ僕はリビングに向かった。
するとそこには………………
「お兄ちゃん、遅い」
「あれ?僕が来るを待ってたの?咲」
「うん。今日から一緒の学園に通うからね。一緒に行こうと思って」
「ふーん」
「…………なんなの、そのどうでも良さそうな声は」
「いや、べっつにー」ニヤニヤ
「むぅーー」
「あはは、ゴメンゴメン」
「とにかく、一緒に行くの!それは決定事項なの!!」
「はいはい、分かったから落ち着いてね」
なんて会話を楽しみつつ朝ご飯を食べ、歯磨きなどの準備をして学校に向かう。
そんなどこにでもあるような僕の日常。
その日常がもうすぐ終わってしまうのを僕はまだ知らなかった。
歯磨きは、朝ご飯を食べる前にしましょうという話を聞いたことがありますが、あれって朝ご飯の匂いが口臭として臭うことはないんですかね?
今回は、ここまでですが、次回からフラグ回収やらなんやらをしていこうと思います。
駄文ですが最後までお付き合いしてくれた方ありがとうございました。