結局あの後試験は出来ずいろいろされた後家に帰された。酷い一日だった。わざわざ4駅もかけてきて、迷子になって、目的の試験も受けずに(俺は一夏の応援)帰ってきたのだから。
その後「二人の男性操縦者」は大々的にニュースに流れ家の周りには連日記者の人がいる様になった。
そんな中俺はいつも通り実験所に移動しようと家を出たら記者の人が一斉に俺にマイクを向けてきた。
「ISを動かしたことについての感想を!」
「たった二人だけの男性操縦者についての感想を!」
「ISを動かした事で世界の女性に謝罪をっ!!」
うるせぇし、しつこい。そして最後の。意味わかんねぇから。
「・・・どいてもらえますか?」
邪魔なのでそう言うと
「感想を貰えれば!」
「今の心境を!」
「さっさと謝罪しろっ!!」
・・・。
煩くなった俺は指を鳴らし従者を呼ぶ。するとすぐに従者が現れて記者を殴り飛ばしていく。因みにこいつらは俺と一夏をさらった犯人だが今では俺の従者だ。
記者たちは悲鳴を上げながら我先にと逃げていく。なかなか言い光景だ。
「いなくなったな。じゃあ、その辺に落ちているカメラとか持って来て」
俺は記者たちが置いて行ったカメラを拾わせながら実験所に向かった。
IS学園入学当日。俺は見事にサボった。
めんどくさい。ISについては嫌と言うほど知っているし、何より縛られるのは嫌だ。やっと学校から解放されると思ったらこれだからな。
しかしさすがはIS学園。あっという間におれは拘束されて学園へと入学(連行)させられた。
その頃一夏は入学式も終わり教室で一人女子の視線を浴びていた。
「(これは・・・想像以上にキツイ)」
一夏は隣がいない席を見ながらため息を吐く。
「(なんで奏はいないんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ!)」
サボった親友に思いっ切り叫ぶ。心の中で。
「・・・くん。織斑君!」
「は、はい!」
考え事をしていた俺はおもいっきり変な声を出して立ち上がる。笑わないでくれ。
「あ、えっといきなり大声出してごめんね。今自己紹介中で『あ』から始まって今『お』なんだよね。だから自己紹介してもらってもいいかな?」
上目使いで副担任・山田真耶先生が言う。
「分かりました」
そう言って俺は後ろを振り向く。
「(うっ、視線が)」
後ろを向いた事で一気にクラスの視線を浴びてしまった。
「え、えっと織斑一夏です」
俺はこの後何も思い付かなかった。
「いjy「待てっ!!」!?」
以上です、と言おうとした時廊下から声が聞こえた。それと足音。誰だろうかをはしているのは。
すると走っていた前の奴の後ろから誰か来たのか追い付いたようでごんっと鈍い音後してから倒れる音がした。
おいおい大丈夫だよな?
すると教室の扉を開けて入って来たのは
「ち、千冬姉!?」
すぱぁんと俺の頭から音がした。千冬姉、一体どうやったら出席簿でそこまでの威力を出せるんだ?
俺はIS学園に連れて来られてもなお抵抗していたが「モンド・グロッソ」優勝者の織斑千冬によって俺の逃走劇は終えた。
そして今は首輪をして更に手足に三十の手錠がしてある。酷いな、これじゃあ、罪人観てぇじゃんか。
そんな事を考えていると首輪を引っ張られた。どうやら入って来いということらしい。無論俺は入らん。というより動けない。すると今度は思いっ切り引っ張られて教室に入る。その行為にクラスの人は騒然としていた。
「西木、挨拶をしろ」
「めんどい」
もちろん俺は断る。
「はあ、まあいい。こいつは西木奏。織斑と同じ男性操縦者だ」
「他に言ってくれないんですか?」
「すべて悪口になるがいいか?」
睨みながら言ってくる。おお怖い怖い。俺はそう思いながら床に手を付けて大股で立つ。手を組んでな。ん?手錠?そんなのとったに決まっているだろうが。なんか教壇に立っている生徒が驚いていたがどうでもいい。挨拶を済ませるか。
「俺は西木奏。世界で二人目の男性操縦者だ。趣味は兵器作りとIS作り。特技はISの整備と後は料理かな。それと俺は授業をまともに受ける気はないし今ここにいるのだって仕方がなくだ。ま、よろしく頼むよ」