君はヴァンガード   作:風寺ミドリ

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080 可憐で華麗な少女達

吹き付ける雪混じりの風。

 

街全体は白く彩られており、その街を歩く人達もまた、マフラーや手袋を身に付け、とても暖かそうだ。

 

街の地下に広がる歩行空間を抜け、二人の女性が地上に出る。

 

一人は茶髪にウェーブのかかった髪が、もう一人は鈴のついた髪飾りが特徴的だ。

 

 

ここは北海道。札幌市中央区…大通。

 

 

「んー久し振りだなー…北海道も…私たちが暮らしていた時より雪減ってるみたいだ…」

 

「そうやんな~これも地球温暖化の影響かもしれへんねぇ」

 

 

 

天海レイナと千楼寺カレンの二人は…北海道にやって来ていた。

 

 

 

 

 

* * * * * *

 

 

 

 

 

雪の薄く積もった道を大勢の人が行き交っている。

 

私とカレンはその人だかりを掻き分けて、先へと進んでいた。

 

 

私の名前は天海レイナ。大阪在住の高校2年生だ。

 

もっとも、小学校低学年までは東京住まいだったし、大阪に来るまでも親の仕事の都合で各地を転々としていたから関西人では無い。

 

関西人という魅力的な響き…体現したいんだけどなかなか難しい。

 

 

「で、その人とはどこで待ち合わせなの?」

 

「確か…あのビルの三階ちゃうかな?」

 

隣にいるほんわか雰囲気の子は千楼寺カレン…小学校の頃からの私の幼馴染みだ。彼女の家も引っ越しが多く、私たちが今の年齢になるまでに4回同じクラスになっている。それもそれぞれ別の県での話といえば驚いてもらえるだろう。

 

さすがにそれほどの数会っていれば印象にも残るし仲良くもなれる。

 

……趣味も似ていたし。

 

 

 

「……あー、このハンバーガーショップの隣か?」

「ちゃうちゃう、更にその隣やない?」

 

 

今、私達は北海道の札幌という街に旅行に来ている。

これには色々理由があるのだが…一番大きな理由はある人物との待ち合わせだった。

 

カレンの友達というその人と、私は、ある物を交換するために待ち合わせている。

 

 

「レイナちゃん!レイナちゃん!見て!!このビル、メイトと、らしんと、げーまーずと、メロンが中にある上に隣にとらまであるやん!!」

 

「うわ…凄いな……カードショップも入ってるのか」

 

 

 

私達は大きなスーツケースを引っ張って、その建物の中に入っていった。

 

狭い入口を、人混みを掻き分け進む。

 

そして、入口直ぐのエレベーターへと乗り込んだ。

 

ブーーーー‼ガシャン‼

 

 

……エレベーターの扉が開いてから、閉まるまでのスピードが異様に早くないか?これ。

 

「怖いなぁ、これ」

 

「ああ、まるで稼働から30年経っているかのようだな」

 

 

私が古びたボタンを押すと、エレベーターは上へと動き出した。待ち合わせはここの三階だ。

 

エレベーターの中で私はカレンに尋ねる。

 

 

「その…今回会う人ってどんな人なんだ?」

 

「んー?いい人やよ?」

 

「いや……そうじゃなくてさ……」

 

 

そうこう言っている間に三階に到着する。勢いよく開いたエレベーターのドアから私たちは勢いよく飛び出す。

 

ブーーーー‼ガシャン‼

 

 

本当に、このエレベーター…閉まるの早い上に殺意を感じるような扉の閉め方をしてくるな……

 

 

「……えっと…確か……アルテアの仮面を被っ…あ、居た」

 

 

黒いコートに銀のマスクを被った不審者もとい、待ち合わせの相手はそこに居た。

恐る恐る話しかける。

 

 

「……あの…sikiさん……ですか?」

 

「!!」

 

 

銀仮面の人は驚いたようにこちらを見ると、私たちのことをしばらく見つめた。

 

 

「…カレン!…と、その友達の…amamiさん?」

 

 

 

思わず耳を疑う程、強く深みのある低音ボイス。

 

恐る恐る私たちにそう聞いてくる女性こそ…間違いなく私たちの待ち合わせ相手のようだ。

 

 

 

 

 

 

「シキちゃん久し振り~」「…は、初めまして」

 

 

 

 

 

 

* * * * * *

 

 

 

私たちがいたビルのはす向かいの100円ショップ。

 

…その隣にあるエムドナルドバーガーに私たちは食事をするためにやって来ていた。

 

 

黒コートの女性も店内では銀の仮面を外している。

 

 

 

「改めて初めまして…アタイは」

 

「灰藤 志姫ちゃん!!超有名なコスプレイヤーさんや!!」

 

シキさんの自己紹介をカレンが奪う。シキさんは困ったような顔を浮かべた。

 

 

「灰藤志姫…カイトーシキ?…カイトシキ……?」

 

「それはヴァンガの櫂くんからとったハンドルネーム、アタイの本名は老月サキ…この近くの大学に通う一介の大学生さ」

 

「因みにシキちゃんのハンドルネームは本名とのアナグラムになってるんよ~」

 

 

 

……Kaito (u) Siki……Oituki Saki…なるほど。

 

 

 

「えっと…初めまして、私は天海レイナ…大阪在住の高校二年生です」

 

 

私はきちんと挨拶を返す。今日はこの人に会いに来たのだ。

「へぇ…Twitterの上だと大阪弁だったのに実際は標準語だ」

 

「……大阪で育った訳では無いので…」

 

 

相手が歳上や目上だと萎縮し過ぎてしてしまうのが私の悪い癖だ。緊張も残っているため言葉遣いも普段よりぎこちなくなってしまう。

 

 

「うちは千楼寺カレン…ってもう二人とも知っとるか~?」

 

私とシキさんの共通の友人。千楼寺カレン。

私と同じ高校二年生で特徴的な言葉遣いをする。確か小学生の頃に嵌まった漫画のキャラクターから影響を受けてしまったんだ。こいつ。

 

 

「じゃあ…早速…」

 

 

 

自己紹介を終え、私はここに来た本題に入る。

 

テーブルの上のポテトやドリンクを端に移し、私は鞄の中から例のブツを取り出した。

 

 

大きな箱が一つと、小さな箱が一つ。

 

中にはそれぞれ未開封のおもちゃが梱包されている。

 

 

 

「DX騎士凰牙と…限定品、アルテアの白いギアコマンダーです」

 

「……おお…」

 

 

私は梱包を解き、中身を確認して貰う。シキさんの瞳はキラキラと輝いていた。

 

 

この二つのおもちゃ。これらは今から十数年前のロボットアニメ“GEAR戦士 電童”の商品である。

私が持ってきた騎士凰牙とは、その“電童”に登場する主役ロボ“電童”のライバルであり番組のもう一つの顔と呼べるロボットであった。

 

番組中盤で味方となり、再び敵に回ったり、最終決戦でコクピットすれすれに敵の攻撃を受けながらも敵を粉砕する……等その活躍は語りきれない。

 

このDX騎士凰牙はそのロボットのおもちゃだ。電池によって体の各部が稼働する上になかなかフィギュアとしての再現度も高く素晴らしい物である。

 

 

そしてもう一つ、私が持ってきたこのホワイトカラーのギアコマンダー。

 

ギアコマンダーとは電童や凰牙を動かすために主人公達が使うデバイスだ。そしておもちゃのこれもDX騎士凰牙や電童のおもちゃと連動する。

 

もちろん普通に販売された訳だが、一般発売された青と黒のギアコマンダーと、この白いギアコマンダーは違う。

 

ライバルキャラであり凰牙のパイロットであるアルテアというキャラクターが使っていたギアコマンダーがこのホワイトカラーなのだが、これは一般発売されていない。

 

私の兄が何かの抽選で当てた限定品だ。

 

今ではほとんど流通していない。

 

「凄い…確かに本物だ」「凄いん?」

 

 

 

これらは仕事のために上京する兄が未開封のまま捨てようとしたのを私が貰ってきたのだ。

 

 

「なら…今度はアタイが天海さんにアレを渡す番ね」

 

 

シキさんが持っていた鞄からDX騎士凰牙と同じくらいの大きさの箱を取り出す。

それは……私が求めていたものだ。

 

 

「武装神姫第12弾 ヴァイオリン型 MMS 紗羅檀(しゃらたん)の未開封品…ご賞味あれ」

 

 

 

武装神姫…いわゆる可動アクションフィギュアのシリーズなんだけども、これに私は嵌まってしまったのだ。

 

体育座りをも可能にする幅広い可動領域。

 

自分では着ないような可愛い服を作り、着せ、写真を撮ることがヴァンガード以外の趣味になっている。

 

……が、私が嵌まった頃はまだバイトもしておらず、大きな金も無かったため、少しずつ発売されていくシリーズを指をくわえて見ているしか無かった。

 

ようやく自分のためのお金を手に入れ、購入しようとした時には武装神姫というブランドは半凍結状態。供給の無くなった神姫達はぐぐーんと値段を上げていったのだ。

 

結局私は辛うじてストラーフmk2という神姫を手に入れたものの、それ以外の欲しい神姫には手が出せなかった。

 

その筆頭がこの神姫、紗羅檀(しゃらたん)だ。

 

 

「おおお…本物だ……新品だ……」

 

 

今の時代、こんな状態の良い紗羅檀(しゃらたん)を手に入れようとしたら3、4万は飛びそうだ。

 

「……これで神姫同士の絡みが撮れる」

 

「アタイと天海さん…これで契約成立かな?」

 

「…うん、ありがとう」

 

 

互いに目的の物を手にした私とシキさんは握手を交わす。これでここまで来た甲斐があったというものだ。

 

 

「ところで前、シキさんのTwitterでこの近くに定価のアーンヴァルmk2 テンペスタが置かれている店があるとか無いとか……?」

 

「お、聞きたいかい?」

 

「それも目的ですから」

 

私とシキさんの話が盛り上がる。その様子をカレンは楽しそうに見つめていた。

 

 

「二人とも仲良くなっとくれて、うちはにこにこや」

 

そう言ってカレンはポテトを頬張る。

 

 

 

「……ところでカレンとシキさんはどこで知り合ったのさ?」

 

「あーそれな~…確か一昨年のヴァンガのオンリーイベントで会ったんよ~」

 

「へぇ…」

 

「あの時は…アタイ、Я櫂くんのコスだったけなぁ」

 

 

シキさんは微笑みながらその時のことを思い出している。

 

 

「確かカレンとはファイトスペースで仲良くなったんだっけ…その前にアタイのところのに写真撮りに来てたんな?」

 

「そうそう~あんまりにも格好良くてな~ついつい沢山話してもうたんや~」

 

そうして仲良くなった……ってことなんだ。

「それにしてもコスプレか…」

 

「お、天海さん興味あるかい?」「レイナちゃんのコスプレ見たいわ~、ういんがるとか」

 

「それ犬じゃん!?」

 

「そこはなんでやねんって返さなあかんよ~」

 

 

話も盛り上がり、私もシキさんと話すことに慣れてきた。そこで色々と聞いてみることにした。

 

 

「シキさんは…さっきファイトスペースでカレンと話したって言いましたけど…もしかしてヴァンガード、カードの方もやってる口ですか」

 

「勿論!…そしてアタイは当然天海さんのことも知ってるよ?前回のVCGP準優勝者さんでしょ」

 

「はは…バレてましたか……」

 

「レイナちゃん有名人やなぁ」

 

 

話を聞くにスターゲートのデッキをよく使うらしい。

 

「スターゲート…リンクジョーカーとか…?」

 

「そうそう、後最近はノヴァも使うかな?カムイ君格好良いしね」

 

ノヴァグラップラーか…アクフォ使いの私としてはリンクを使われるよりマシだな……

 

 

「アタイの相方はよくアクフォ…ってかメガラニカを使ってるから、天海さんと会ったって話したら羨ましがりそうだ」

 

「アクフォ!!」

 

こんなところにアクフォ使い、嬉しくなっちゃうね。けど相方って……?

 

 

「ああ…いつもコスプレ本を出すときの撮影係というかアタイのサークルのリーダーというか…」

 

「シキちゃんの彼氏やね!!」

 

「リア充だ!!」

 

 

リア充大学生…リア充大学生か。いいな。

 

 

「あはは…イケメンじゃないし、変態だけどね…っと?」

 

プルルルルルルル

 

「どうやらその彼氏から電話のようだ、ちょっとごめんね」

 

噂をすればなんとやら、その彼氏さんのお声…聞こえるかもしれない。

 

 

「おー、センどうしたん?」

 

『幼女拾った、やばい』

 

「出頭してきな、じゃあね」

 

会話の時間、およそ10秒…これはメール、というかLINEで済ませればいい話では…?

 

「……っていうか幼女て」

 

「言ったでしょ?変態って…あいつロリショタ大好きなんだよね」

「台詞が完全に危険人物でしたけど……」

 

「まあアタイもロリショタ大好きだから、あんまりあの話掘り下げると連れて帰って来いとか言いかねないからさ」

 

「危険人物じゃないですか……」

 

「二人ともロリの成長に快感を見出だしてるんよね~?」

 

「“幼女の成長こそ至高”さ」

 

「危険人物だ…」

 

 

早くこの話題は切り上げた方が良さそうだ。いやもう遅いか?…とにかく私はカレンに話題を変えるようアイコンタクトを送る。

 

「…!…!」「……?」「……!」「……!!」

 

果たして伝わっただろうか。

 

 

「そう言えばシキちゃん他にも趣味あったなぁ…ほら、あの変な奴」

 

「変て…その言い方は酷いな」

 

 

伝わったようだけど…変な趣味って…もしかしてさっきの話題以上の地雷じゃ…無いよな?

 

 

「ただの宇宙オタクってだけだよ」

 

「宇宙?」

 

これはまた以外な話が始まりそうだ。

 

 

「謎だらけで面白いなって、にわかながらに色々調べたりしてるんだ」

 

「へぇ…あ、そう言えば4年くらい前にイギリスでしたっけ……隕石が落ちましたよね」

 

 

私たちが中一の頃だ。確かどこから飛んできたのか全くわからないとか言ってテレビや学者?が騒いでいた気がする。

 

他にも隕石の調査中に日本人の学者が遭難したとか…

 

 

「そうそう、私、イギリスまで見に行ったんだよ」

 

「え、見れるんですか?」「へぇ、見れるんや?」

 

「見れなかったんだよ…」

 

シキさんは鞄からペンダントを取り出す。

 

「収穫は変な露店商に高値で買わされたこのペンダントだけ、隕石の破片で作ったとか言ってたけど本当かどうか……」

 

 

そのペンダントの模様はどこか…ヴァンガードのクリティカルアイコンを思い出させる風貌をしている。……どこかでこれに似たものを見た気がするけど思い出せない。

 

 

「結局あの隕石はほんまに隕石だったんやろうか?人工衛星かなんかやないの?」

 

「隕石だったみたいだね…アタイもちゃんと確認できた訳じゃないけどさ……8年前にも同じような隕石が落ちたこと、知ってる?」

 

 

 

8年前といえばまだ私たちは小学3年生だ。全然覚えていない。

 

 

「この日本にさ、未知の鉱物を含んだ隕石が落下したんだ……確か富士山の樹海だったかな…何故かあまりニュースにならなかったけど、4年前のイギリスの隕石の調査に日本の調査団が送られたのも8年前の日本の隕石とイギリスの隕石に関連性が見られたからなんだ」

 

 

「8年前の隕石…8年前なんてずっと昔やな……」

 

「…っていうか…未知の鉱物って……?」

 

シキさんは残念そうに首を横に振る。

 

 

 

「アタイにもわからない、全然情報が来ないからな」

 

 

単に何も分かってないのか、それとも何か隠しているのかも…ね、とシキさんは付け加えた。

 

 

「なら宇宙人とかほんまは来とるかもしれんなぁ」

「それは無いんじゃない?」

 

「夢が無いなぁレイナちゃんは…美人の宇宙人とかめっちゃ会いたいやん」

 

「美人かつ幼女なら最高なんだけどな」

 

話がずれ始めている…というかそもそも何の話していたんだっけか。

 

「ともあれ宇宙ってのはわかんないことだらけで妄想し放題ってことだ」

 

「さらっと纏めた上に、色々と台無しにしますねその言葉」

 

「いや、それが宇宙の魅力、そして幼児の魅力だ」

 

「最後の一言が酷いですね…」

 

 

シキさんは今までテーブルに置いていたペンダントを鞄へとしまう。私は未だにそのペンダントをどこで見たのか思い出そうとしていた。

 

 

「そんなことより、皆でカラオケ行かへん?シキちゃんの歌聞きたいわぁ~」

 

「いいな、アタイの“OvertheRainbow”聞かせてやるよ」

 

「あー…あれな?“誰かに伝えたい気持ち~差し伸べた手~”」

 

「そうそう“見上げた空に架かる、虹を抱きしめ想い重ねて~”ってね」

 

 

そんな会話をしながらシキさんとカレンが食べ終わったポテトやドリンクのコップを片付けていく。

そしてシキさんがDX騎士凰牙とギアコマンダーを自分の鞄へとしまうのを見て、私も紗羅檀(しゃらたん)に傷がつかないよう、慎重に鞄へとしまった。

 

……あのペンダント。私はどこかで同じものを見ている。

 

どこだ?学校?家?カードショップ?書店?ドールショップ?

 

……違う、もっと特別な、印象に残る出来事……最近で言うと……ビフレストCS……!?

 

 

「……!?そうか……深見ヒカリさんか……」

 

 

ベルダンディの二つ名を持つ幻のヴァンガードファイターの一人、深見ヒカリさん。

 

私が彼女と初めて会ったあのビフレストCSで同じものを着けていたんだ。

 

 

「カードファイトに役立つパワーストーンみたいなものなのか……?」

 

オタク趣味に走っているが故に最近の女子のトレンドがわからない。

そうこう考えているうちにシキさんとカレンが店を出ていってしまう。

 

 

 

 

「ま、二人とも!!待ってって!!」

 

 

 

私は店を出て、雪の降る道を二人といっしょに歩き出す。

 

 

 

 

「4年前と8年前に落ちた隕石と言えばこんな話もあるんだ…」

 

「?」

 

 

不意にシキさんが話を始める。

 

 

「あれらの隕石の調査に携わった人間の中には三日月グループの研究者もいて…後にヴァンガードを産み出した人間がいた……っていう噂があるのさ」

 

 

 

「え…ヴァンガードって…カードゲームの方の?」

「驚きやんなぁ」

 

 

 

 

「そうだよ、…まあもっとも、その人はもうカード開発からは遠ざかって、今はギアースの開発に携わっている……らしいけどね」

 

 

 

 


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