無敵のバグキャラをハイスクールD×Dの世界にぶち込んだ話   作:天城黒猫

3 / 6
まずは兄さんが堕天使に殺されるところまでいってみようか。

兵藤小太郎__それが俺の今生の名前だ。容姿はまんま『ネギま!』の犬上小太郎だ。でも、犬耳と尻尾はさすがについていないがな。

両親や学校の友達は俺のことを『コタ』もしくは『コタロー』と呼んでいる。

 

そして俺は神様に会って転生した。所謂転生者というやつだ。勿論チートももらっている。それは、『ジャック・ラカンの強化スペック』と『超直感』というものだ。

 

そんな俺は結構有名だと思う。二つの意味でだが……

一つ目は俺は剣道部に所属しているんだが、色々な大会で賞をとっていたりする。とは言ってもこれはチートのおかげでは無い、いや、体力とかそのへんの恩恵はあるんだろうけど、流石に技術は貰っていない。そういうのは自分で磨くのが大切だから。初めは体力や力があるだけの状況で技術が無かったために、何度も負けていたりする。だけれどとことん努力してみたら全国取れてしまった。

 

俺が思うにこのチートは一種の努力チートでもあると思う。なぜならば『ネギま!』でネギはラカンのことを『究極の努力の人』だといっていた。恐らくは『ジャック・ラカンの持つ才能・成長性』というものだろう。神様は『ジャック・ラカンの強化スペック』と言っていた。だから『ネギま!』のジャック・ラカンよりも力が強いだけではなく、様々な才能があると思っている。なぜならば、裁縫・洗濯・掃除・料理など家事だけではなく、絵画・スポーツその他ジャンル問わずに努力したらバリバリ上手くなったいったからだ。

 

ま、何が言いたいのかと言うと、今の俺は『ネギま!』のジャック・ラカンよりも多才ということだ。でも、流石に実戦、戦闘はまだまだ経験不足だから力があっても技がそれに追いついていないという状況になっている。実戦はたまに不良に絡まれて、ボコボコに返り討ちにするといった喧嘩レベルだ。……まあ、そのへんは原作が始まってから頑張ればいいか。

 

……話が長くなっちまったな。要するに『剣道がメッチャ強いし、不良をボコボコに返り討ちにするくらい喧嘩が強いことで有名』という事だ。

 

さて、もう一つの意味だが、……これはまあ……原因は俺の兄だな。……察しのいい奴らは苗字で気がついていると思うが、俺の兄の名前は兵藤一誠(ひょうどう いっせい)という名前だ。そう、この世界(ハイスクールD×D)の主人公だ。俺はその主人公の弟として転生したんだ。

 

俺の兄は有名だ……悪い意味で、そう……エロいんだよ!ものっそいエロい!小説を読んでいると「ふーん」くらいにしか感じねえが、実際にふれてみると、エロを取ったら何も残らないというのがよーく分かる。アイツ(イッセー)のせいでものっそい苦労しているんだぞ!アイツ(イッセー)がやらかした後始末は大体俺がやってるんだよ!覗かれた女子達に謝ったり……その他諸々。

 

まあ、とにかく『俺の兄がエロいことで有名だから必然的にその弟である俺も有名になる』という事だ。

 

 

……俺の話はこの辺にしておいて、今、俺は学校の剣道場で一人の男と対峙している。その男はこの駒王(くおう)学園で一番のイケメン王子こと木場祐斗。そう、原作キャラの一人であり、リアス・グレモリーの騎士(ナイト)だ。

そして俺と木場先輩はお互い竹刀を持って相対している。お互い隙を探り、フェイントを織り交ぜながら向き合っている、もう5分ほどこの状況だ。……このままじゃ拉致があかない。こっちから攻めるか……

 

フッ。と、短く息を吐いて、一歩踏み出す。それと同時に構えていた竹刀を横薙ぎに一閃。木場先輩はそれを屈んで避けた後、こちらの懐に潜り込み、下段からの振り上げ、俺はそれをバックステップで躱す。竹刀の切っ先が鼻を掠める。1メートル程後ろに下がったあと、一気に突進し、竹刀を上段から振り落とす。

木場先輩は竹刀を斜めに構えて逸す。そして、その逸らした時に発生した力を使って一気に俺の首を狙ってくる。

俺はそれを上体を逸らして避ける。

 

お互いその時発生したタイムラグを嫌ってバックステップで後ろに跳ぶ。俺と木場先輩の距離は5メートルほどだ。

 

 

「ふふっ、なかなかやるね。コタロー君」

 

 

木場先輩が微笑みながら話し掛ける。

 

 

「ははは、木場先輩こそ。もうオカルト研究部は辞めてこっち(剣道部)に来ませんか?」

 

 

「残念だけれどそれは諸事情によりお断りせせてもらうよ」

 

 

「ありゃま、それは残念ですね。……ま、気が変わったらいつでも声をお掛けください」

 

 

「……ちょっと賭けをしてみない?」

 

 

木場先輩はそう言って俺に微笑みかける。

 

 

「……掛けですか?」

 

 

「そう、僕が勝ったらコタロー君は剣道部を辞めてこっち(オカ研)に入る。逆にコタロー君が勝ったら僕が剣道部に入る。どうだい?」

 

 

恐らくは俺をリアス先輩の配下に入れたいのだろう。確かに俺はラカンのアーティファクトの千の顔(ホ・ヘーロース・メタ)を持つ英雄(・キーリオーン・プロソーポーン)神器(セイクリッド・ギア)として持っているし、英雄(ラカン)の力も持っている。……何としてでも入れたいのだろう。

向こうは最悪悪魔の駒(イーヴィル・ピース)の力も使ってくるだろう。……まあ、そうなったら俺も全力……とまではいかないが、ちょっと本気だそう。

 

 

「……ええ、いいですね。その勝負受けます」

 

 

「分かったよ。それじゃあ、気が進まないけれど本気でいくよ?」

 

 

気が進まないと言ったのは、木場先輩は正々堂々を好む人だ。恐らくは悪魔の駒(イーヴィル・ピース)の力を使ってくる可能性がある。俺は人間、木場先輩は悪魔。人間相手である俺に悪魔の力を使うのはズルイとでも思っているのだろう。……そんな事を言ったら、俺は神様から力をもらっているがな……

 

 

「上等ぉ!」

 

 

「ハァッ!!」

 

 

俺の叫びを合図に木場先輩が駆け出す。その時に強く床を踏みしめたせいか、少し割れている。確かに前よりも速い。悪魔の力をつかってきたか。だが、俺も負けてはいられない。俺も少し強く床を踏みしめて前に出る。明らかに割れたような音がしたが、まあいいだろう。

 

 

お互い同時に二歩目、更に加速する為に一歩目よりも更に強く床を蹴る。

その衝撃で床はビキビキィ!!と割れる。だが二人はそんな事お構いなく加速。そのスピードは一般人には見えない速度になっている。

 

そして、三歩目、お互いすぐ目の前だ。二人は竹刀を同時に横薙ぎに振る。そして竹刀がぶつかり合う。

 

 

 

 

 

____そして、二つの竹刀は根元から粉々に砕け散った。

 

 

 

 

お互い目を見開く。そして振りかぶった状態ですれ違う。

 

二人共足でブレーキをかけて止まる。

 

 

 

「……木場先輩、こういう場合はどうなるんですかね?」

 

 

俺は振り向いてそう言う。

 

 

「……そうだね、引き分け。かな?……それにしてもコタロー君。君本当に人間かい?」

 

 

木場先輩は苦笑してそう答える。

 

 

「いやいや、俺は人間ですよ。木場先輩こそ本当に人間ですか?」

 

 

悪魔ですよね?

 

 

「あはははは、どうだろうね?」

 

 

誤魔化しやがった、まあいいか。それよりも……

 

 

「それよりもこれどうしましょうか?」

 

 

そう言って俺が目をやった先には無残にひび割れた床がある。

 

 

「そうだね、僕の知り合いの業者に頼んで直してもらうよ。今回は僕が誘ったんだからね、お金の心配はしなくていいよ」

 

 

「んーそうですか?まあ、それなら遠慮なく。」

 

 

「うん。それじゃあもう夜も遅いし気をつけて帰ってね」

 

 

「はい、それでは」

 

 

 

 

 

……彼、コタロー君はとても強かった。人間であの強さ……最後に悪魔の力を使ったけれど、僕と同等の力、速さを出していた……それに彼からは神器(セイクリッド・ギア)の気配もする。……身体強化系の神器(セイクリッド・ギア)かな?無意識、もしくは既に存在がわかっているけれど秘密にしているとかかな……リアス部長に「スカウトしてきなさい」と言われたけれど……失敗しちゃたね……どう言い訳しようかな?

 

 

 

 

 

 

「ハァ……ただいまー」

 

 

俺はそう言いながら家のドアを開ける。そうすると廊下の奥から一人の男がこっちにすごい勢いで向かってくる。

その男は俺の兄、一誠だ。なにやら機嫌がいい。限定のエロ本でも手に入れたのか?

 

 

「コタあああーーー!!!ただいまあああーーーー!!!驚いて聞け!!!なんとこの兵藤一誠、目出度く、彼女が出来ました!!!」

 

 

………………………は?

……………………

…………………

………………

……………

…………

………

……

 

 

KA☆NO☆JO☆?

 

彼女?

 

Girlfriend

 

その言葉を把握するのに1分かかった。

 

 

「おーい?コター?どうしたんだ?」

 

 

「嘘だッ!!!!」

 

 

「うおっ!?」

 

 

何処ぞのひぐらしのごとく声を張り上げる。そして俺は兄さんの肩をがっしり掴む。

 

 

「兄さん!!今すぐ病院に行こう!!頭の!」

 

 

「はあ!?酷すぎねえか!?彼女ができたのは本当だっての!」

 

 

有り得ない!!!

 

 

「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だv嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッッッッ!!!!!そんなのは天地がひっくり返ろうが、終末が来ようが有り得ないっ!!!!仮に出来たとしてもそれは妄想、ゲームの中ぐらいのものだ!!そんな物好きリアル(三次元)では有り得ない!!!兄さんは一生童○で生涯を終える運命のもとに生まれてきたんだ!!!」

 

 

「怖いっ!そして酷すぎる!!」

 

 

 

 

 

その後、俺が正気を取り戻すのに3時間ほど掛かった。……兄さんの彼女の名は天野夕麻というそうだ。……堕天使レイナーレじゃねえか!確か彼女に殺されて悪魔に転生したのか。……どうしようかな?身内が殺されるってわかっていてほうっておくのはあまりいい気がしないな……よし、明日はデートみたいだし、尾行(ストーキング)しよう。

そうと決まったら、Let´sスネークと行きますか♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらスネーク。現在公園のゴミ捨て場に混じって潜伏中。今日ターゲット()は『これぞテンプレ!』というデートコースを巡っていた。

 

 

 

「今日は楽しかったね」

 

 

 

……お、そろそろ始まるか?出動準備OK.いつでも出れます。

 

 

「死んでくれないかな?」

 

 

「……え?それって……あれ、ゴメン、もう一度言ってくれない?なんか、俺の耳変だわ」

 

 

「死んでくれないかな?」

 

 

バサ!彼女の背中から黒い翼が生えた。そして光が彼女の手に収束し、槍の形を取るとともに駆け出す。

 

 

 

 

 

____そして、俺は光の槍を弾く。

 

 

 

「なっ!?」

 

 

驚愕するレイナーレ。

 

 

「な、なんでコタがここに!?というかどうなっているんだ!?」

 

 

「兄さん!何が何だかわからないだろうけれど今は兎に角逃げろ!!」

 

 

「あ、ああ!」

 

 

兄はそう言って公園の出口に向かって走り出す。

 

 

「な、なんなのよ!アンタ!私の槍を弾くなんて!そんなの人間ごときにできるわけが……そ、そうよ!まぐれだわ!それにアンタも神器(セイクリッド・ギア)の気配がするし、殺してやるわ!」

 

 

「ハッ!やってみろ!クソ鴉がぁ!!」

 

 

俺の神器(セイクリッド・ギア)千の顔(ホ・ヘーロース・メタ)を持つ英雄(・キーリオーン・プロソーポーン)を発動させようとしたその時__。

 

 

「ぐわっ!?」

 

 

「な!?二人目だと!?」

 

 

兄さんは金髪の堕天使に殺されていた。

そして、兄さんの鞄からこぼれた召喚陣付きのチラシが光り輝く。

 

 

「レイナーレ!ここは引くっす!悪魔が来るっす!」

 

 

「チィ!分かったわ!」

 

 

そう言って二人の堕天使は何処かへと飛び去っていった。そして再び、召喚陣から召喚されたのは__燃えるように紅い髪が特徴の駒王学園が二大お姉さまの一角、オカルト研究部部長。リアス・グレモリーであった。

 

 

 

 

「あなたね、私を呼んだのは。……死にそうね。傷は……へぇ、面白いことになっているじゃないの。そう、あなたがねぇ……。本当。面白いわ」

 

 

そういい、彼女、リアスはチェスの駒を取り出して兄さんの体の中に埋め込んだ。これは兄さんが悪魔になったということだ

 

 

「あのーすいません」

 

 

とりあえず声をかけてみよう。

 

 

「あなたは、小太郎君ね?」

 

 

「はい、そうですよ。なんがなんだか分からないんですけれど、兄さんはどうなるんですかね?ギリで息しているようだけど」

 

 

「ええ、大丈夫よ。一先ずはあなたの家にお邪魔させてもらうわ」

 

 

「分かりました」

 

 

 

 

 




……どうでしたか?原作18ページのシーンまで書くのにこのながさ……しかも中途パンパかも……
次回は未定!
来週はキノ旅を更新します!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。