今回は少し探索的な....え?コンビ?......言ってましたね、そんな事(遠い目)。
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「────とは言ったものの....あのクローンは『
麦野沈利のクローン.....シズリと別れてすぐ、そんな事を思い出したように呟く識城。
しかし、今更病院に戻ってシズリを殺したところで、自分が計画の邪魔をする『障害』だと認識されて行動に支障が出るだけだ。
かと言って、シズリが自分の存在を本部に伝えるという可能性もある.......。
「....面倒臭いですね、あらん限りのifを頭に詰め込むというのは。それが、全部が全部自分や人の安全の考慮ともなると尚更.....」
〜♪〜♪〜〜♬〜♪〜
「....ァ?あァ?.....」
『よぉ、元気してっかぁクソガキ』
「....木原さん...」
ああ...なんという事だ....電話をかけてきたのは
『オマエ、なんか妙な計画に首突っ込んでるらしいな。なんつったかなぁ....あの...アレだよ、あの...なんか肉人形で周りぶっ飛ばす....』
「...『
『ああそうそう。それだそれ。で、オマエ、なんであいつらの邪魔してんの?』
「依頼ですよ、依頼。その人、最近不眠症らしくてですね....」
『あの土御門とかいうガキだろ』
「違いますよ。というか、顧客情報を流す事なんて出来ませんよ。特に木原さんにはね。....で、結局何の用なんです?計画の邪魔をするワタシを殺しに来ますか?それなら演出は派手にお願いしますよ」
『ハッハッハ!オマエは別にムカつかねえから殺さねぇよ。ただ、俺もその実験...いや、その実験やってる奴が気に入らねぇんでな。目的が同じなら、久し振りに一緒に火遊びでもしようや』
「...木原さんが来てくれるなら、足の無いこちらとしては嬉しい限りですが....どうしました?不味いモノでも食べさせられたんですか?」
『あぁ...それなんだがなぁ....』
「....まさか」
『そのまさかだよ』
「.....本当に気に入らないってだけで、自分の同僚を殺すんですか....」
『あ?そうだけど?』
「......木原さんだけは、敵に回したくないですね」
『ギャハハハハ!ま、ポジティブな方に取らせてもらうわ。そんでよぉ、オマエ、武器とか持ってんのかよ?』
「いえ、何故そんな事を聞くんです?」
『あぁ...オマエはまだ知らねぇんだったか。あいつら金だけは持ってるみてぇでな。最新式のAIMジャマーとかキャパシティダウンとか、いろいろ配備してるらしいんだわ』
「ナント南斗の難破船.....」
『オマエ、能力のカット練習した事あったろ。あれ、まだ出来んのか』
「みっちりと教えられましたからね。キャパシティダウンを使われる前なら出来ますよ」
『使われてからでも出来るようにしとけアホ。で、何が欲しい』
「えーっと....あの穴空いた日本刀と95口径ライフルがいいです」
『.950JDJか。中々ふざけたモン注文してくれるな』
「ああそうそう。出来ればM6アンチマテリアルライフルも欲しいです」
『ここぞとばかりに高い銃要求しやがって....つーか三つが三つ完璧なオーバーキルじゃねえか。刀はともかく、研究員をミンチにするつもりか?』
「久し振りの火遊びですから。ワタシも盛大にやってみたいのですよ」
『そーかい。じゃ、今から注文の品持ってくからそこで待ってろ』
「...ここ病院の目の前ですけど」
『関係あるか、んなこと。じゃーな』
電話は一方的に切られた。
さて、冥土帰しに文句を言われた時の言い訳でも考えながら待つとしよう。
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しばらくして、真黒のバンが二台、病院前で停止した。そして、鉄と火薬の匂いと共に現れた刺青に白衣の男。
『木原一族』の武闘派的存在、木原数多。
「よぉ、識城。相変わらず髪長ぇな」
「....開口一番それですか....まあいいです。久し振りですね、木原さん。二年ぶりくらいですか」
「あ?そんな経ってたか?ま、今はんなこと関係ねえか。おら、早く乗れ。銃と弾薬は揃えといてやった。感謝しやがれ」
「感謝感激雨あられ」
「銃弾の雨降らすぞ」
「冗談になってませんよ」
「うるせえアホ。さっさと乗れっての」
「では失礼」
適当に軽口を言ってバンに乗り込む。後ろのトランクに何かミサイルらしき物があったが、気にしないでおこう。
少しの沈黙の後、木原さんが思い出したように真黒のアタッシュケースを手渡してきた。中には黒光りする銃身。そして追加で渡された長細い箱には日本刀。どれも素晴らしい程に手入れが行き届いており、万に一つの誤差もないだろう。
「...こんな物をあの短時間で用意できるあたり、やはり木原さんは敵に回したくないですね」
「適当に地下行きゃ対戦車ミサイルだろうがなんだろうが、いくらでも揃ってるぜ」
「....戦争起こせそうですね」
「起こせるぜ」
「...........」
学園都市の行く末が不安になってきた。
───────
「! だ、誰っ───」
「
ドゴン。そんな風にしか聞こえない銃声が怪しさ満点の研究所に鳴り響き、その銃声の餌食となった研究員は無残なひき肉となる。それを見た木原さんはヒューと口笛を吹く。
「おうおう、容赦ねえな」
「そういう木原さんも、扉開けてからミサイル撃ち込むとかどういう喧嘩の売り方ですか。普通ありえませんよ」
「あれが一番効率がいいんだよ....っと?おい識城。ありゃお前の知り合いか」
そう言って、木原さんが奥に見える人影を顎で示す。その方向を見ると、およそこの殺伐とした場には相応しくない制服を着た、見覚えのある女が一人。
「....ありゃりゃ...不味いですよ木原さん。第3位です」
「ああ?第3位っていやまだ中坊じゃねえか。なんでこんなとこにいんだよ」
「知りませんよ。でも、これだけはわかります」
「何がぁ」
気の抜けたような問いに、ある種の確信を持って返答する。
「正直言って、チョロいです」
そう言って、95口径ライフルを御坂に向けて撃ち放つ。その巨大な弾丸は御坂の張った電磁バリアをあっさりと抜け、その左肩を吹き飛ばした────
はい、地の文が少ないのはわかってるんです。でも、なんか....いえ、つべこべ言わずに修正を繰り返します。
そして、御坂の左肩が吹き飛びましたね。別に伏線とかじゃないです。
次回、御坂さんが酷いことになります。