先日京都のクレー射撃場に行ってきました。といっても、見学しただけですが。
クレー射撃場にはモノホンの銃が沢山置いてあって(当たり前)、その重さを実感したくて仕方がなかったのですが、作者は免許も資格も持ち合わせていないので、その重厚な光沢を放つ銃に見惚れるしかありませんでした。
その中でも特に作者の心を惹いたのは、マルイオリジナルの名狙撃銃VSR-10の元と呼ばれるM700でした。
その落ち着きのある静かな佇まいに魅了され、眺め続けること1時間。
職員さんに「そんなにこれが好きですか......」と、明らかにドン引きされました。
そこで作者は何を血迷ったのか「はい、大好きです....【自主規制】くらい大好きです!」と、元気に答え、更にドン引きされました。
はいそうです、黒歴史確定です。しばらくあそこには行けません
「────祖国の名誉の糧と───ぐほぁッ?!」
「さっきから祖国祖国煩いわね!アレクサンダー・ガーレンでもあるまいし!」
周囲に解る人が居るのかも分からない様なネタを吐きつつ魔術師を殴り倒す。
「その科学の混じりし穢れた身体!今ここで消し去ってやる!」
「一々返してるこっちもこっちだけど、無駄な意思表明をしないと攻撃出来ない病気にでもかかってんの?」
中々の速度で振り下ろされる儀式用の短剣。
それを見切り、振り下ろされる腕の僅かな空間にアッパーを突っ込んで意識もろとも吹っ飛ばす。
これで5人目。
どうやら、昼から夕方まで元気に外で暴れ回るだけの体力はあるようだ。
ふと後ろを確認すると、五和と追っ手の魔術師がド派手にケンカをしていた。
五和はいつも以上の身のこなしで、次々と魔術師共をぶっ殺していく。
腕が上がったのは喜ばしい事だが、気になることが一つ。
五和に喉を貫かれた男の傷口から溢れ出る液体。
そう
血だ。
返り血もそうだが、地面にぶちまけられた血も少々心配だ。血は液体だから、地面に染み込む。
後片付けが大変になるのは必然だった。
それに、五和は体術や鈍器で戦っている俺とは違って槍を主力武器として使う。イコール、血が滅茶苦茶出るのだ。
しかも五和の戦いを見てみると、何故か首や心臓等の急所、それでなくとも静脈動脈、血が止めどなく溢れ出るような部位ばかりを狙うようになっている。
ファイトスタイルというのは、その人間の性格に影響されやすい。車の盗み方だってそれは例外じゃあない。
もしや、本当におかしくなったのだろうか。
性格が、性質が、人格が。
俺が
さて、『殺し』の腕は断然良くなったが、面倒事が好きだったり嫌いだったりする俺としては、あまり"一般道"で血をぶちまけるのはNGだ。いただけない。
そんなことを考えながら、こちらの戦闘を片付ける。
.......五和がこっちを見て凄い笑みを浮かべたのは....気のせいだと思いたい。
◇
「ふぅ、やーっと終わったか。五和、よくやったね」
「ふ、うへへ....」
何故だろう、笑っているだけなのに血の気が引く。
何故だろう、笑っているだけなのに怖いと思うのは....。
というより、やりたい事が一つ。
「.........まあ、先に服着替えるか」
そう、着替える。
いつまでも砂と泥と血が付いた服でいるわけにもいかない。
しかも女用の服だ。
女の声でバレてはいない。
しかし、俺は男だ。
こんなコスプレじみた服でいつまでもいれるほど俺は染まりたくない。
つまり、超早く着替えたい。
「ここで、ですか?」
「スカートだからズボン履いてから脱げばノー問題だ。それに人払い程度の魔術行使ならダメージは無い」
「上はどうするんです?」
「女装っても、下着まで着けるわけじゃないよ」
つまり、手順はズボン履いてスカート脱いで上のメルヘン服脱いで新しい上着を着て完成。
「そうですか....」
「そーよ。兎に角私は着替えるから、10秒待って」
そう言って、さっさと着替える。
やはり、普段着ている服が一番落ち着く。
そして、この性格も。
「さ、着替えも終わったし、そろそろ学園都市行くか。...っと、その前に...五和」
「どうしました?」
首を傾げる五和に、二本の剣を作り差し出す。
細身だが、刀身は様々な種類の金属を合成、圧縮して作り上げた『基本的には』折れない日本刀と、同じく『基本的には』折れない両刃の剣。
さっき血が出るのはNGとか言ってたくせに、渡す武器がこれというのは随分と矛盾しているが、一応理由はあるのだ。
それは────
「五和。お前が、いや俺逹がいつかあいつら────建宮や、仲間だった奴と戦う事になった時、あいつらと殺し合いをする事になった時、これを使え」
「.......」
「お前がもし
それはつまり、これを受け取れば後戻りは出来ないという事。
さあ、どうする?
───五和───
お前は、
剣のデザイン....いるかな?
気分が乗ったら載せます。