DMPの遊戯王アークファイブ生活   作:月光皇帝

21 / 56
今日の特撮も面白かった。


第二十一話 奥の手

 

 

最終戦。ホーガンと水精鱗の展開力は凄まじく、相手の場には既に攻撃力2400以上のモンスターが4体おり、伏せカードも一枚ある。そして相手の実質の勝利宣言。

 

対するヒロヤの場にはアーティファクトカドケウス・アキレウス・モラルタ・ベガルタの4体。伏せカードはなく、手札は電池メンが2体とその他三枚。エクシーズやシンクロを使わないヒロヤにとっては精々突破できてもメルゲのみだ。

 

「(この状態で勝利宣言か・・・・上の四体の最低ラインは2400から。手札にはアビスリンデ一枚が確定、伏せカード2枚か。一応全部守備表示にしたら耐えれるけどもし手札にミズチがあったらそれで終わっちまう。それに耐えれるのは1ターンだ。あのクリスタルランサーって奴が厄介だな・・・)」

 

「どうした?そちらのターンだが?」

 

「(手札には角形と充電池がある。けど場にはもう3体いるから電池の展開ができない。けどここまでしないとやられていたのも事実だから・・・・どうするか・・・)

「おーい?聞こえているか?」

「んあ?」

「君のターンだが・・・・ドローしないのか?」

 

「あ、いっけね。俺のターンドロー・・・・(あれ・・・このカード・・・それにあいつを使えば・・・・・行けるか?けどここで使いたくねぇんだよな・・・あれはまさに奥の手だし・・・カヤ戦があるから温存しておきたい。第一その後にはあの先生と先生の妹が控えてるんだ・・・・・)・・・・けど仕方ねぇ!!ここで使わないで負けるよりはマシか。いくぞ。スタンからメインだ。何かあるか?」

 

「いや、何もない」

「なら奥の手を使わせてもらう」

「ほう?」

「俺はレベル5の『アーティファクト・アキレウス』『アーティファクト・カドケウス』でオーバーレイ!!」

 

 

「っエクシーズだと!?」

「えぇ!!?ヒロヤ兄ちゃんいつの間にエクシーズなんて!!?」

「あらあら・・・」

「へぇ、ヒロヤも使うんだ。それにレベル5か。初めてかもしれないわね」

 

レベル5でアーティファクトから出るエクシーズか・・・・デュランダルがカテゴリー的には出てくるんだろう。けどデュランダルじゃ突破はできない。

 

となると攻撃力的にはティラスになるのか?プレアデスもいるけどもしまだ原作の名残があるならば志島北斗戦で遊矢が初めて遭遇しているはずだからそれはないと思う。けどそんな可能性もう無いに等しいはずだから間違いなく・・・

 

「天空より更に上の星雲より現れろ!ランク5『セイクリッド・プレアデス』」

 

天空より白い鎧を纏った戦士が舞い降りた。手に持つ剣と宇宙が映るマントをはためかせ、戦士は大地に舞い降りた。セイクリッド・プレアデス。素材に光属性を指定するランク5のエクシーズモンスター。セイクリッドと言うカテゴリーでは簡単に召喚され、その効果・ステータスなどから場持ちが良い。更に素材がなくなってからも更に一段階進化すると言う素晴らしモンスターだ。

 

「『プレアデス』の効果発動だ。素材を一つ取り除きホーガンを手札に戻す。退場してもらうぜ豪腕王!」

「手札戻しか。それは通そう」

 

浮遊するオーバーレイユニットが剣に吸い込まれ、戦士は剣先を鎮座する豪腕の機械戦士に向ける。

そして天より振りそそく光の渦がホーガンを襲いその姿を次元の彼方へと消した。

 

「フィールドを離れたサイキックモンスターはエクストラデッキに表側で戻る。あと四体だ」

「知ってるよ。モラルタをリリースして『充電池メン』をアドバンス召喚。そして効果発動だ。こい『電池メン-角形』その効果で再び手札に『燃料電池メン』を手札に。場に『電池メンが2体』いることで手札から『燃料電池メン』を特殊召喚!更にもう1体!『燃料電池メン』特殊召喚!」

 

「さっきのドローで引いていたのか」

 

「そういうことだ。『燃料電池メン』の効果発動!『電池メン-角形』を手札に戻してリードアビスにも手札に戻ってもらう!」

 

燃料電池メンにセットされた角形の力を借りて、強力な電撃が発生する。その電撃はそのままサメの戦士に襲い掛かり、サメの戦士は感電しながら手札に消えていった。

 

「あと三体だ」

「問題ないさ。もう一度いくぞ。二体目の『燃料電池メン』の効果発動だ。充電池メンを手札に戻して『クリスタルランサー』を手札に戻す!」

「そちらは防がせてもらう。『禁じられた聖杯』を燃料電池メンに向けて発動だ」

「チェーンして発動『禁じられた聖槍』対象は燃料電池メンだ」

 

空から燃料電池メンに降り注ぐ聖杯だが、プレアデスの投げた聖槍が聖杯を防ぎ、燃料電池メンを守った。燃料電池メンの電撃は再び放たれて水の騎士を襲う。

 

「まさかここまでとは。あと二体。メガロアビスとメルゲだが・・・攻撃力が負けている・・か」

「まぁな。それじゃぁバトルフェイズだ。プレアデスでメガロアビスを聖槍の効果で1300になっている燃料電池メンでメルゲに攻撃だ」

「何もない。そのまま受けよう」

 

リチュア 4000-(2500-2400+1300-400)=3000

 

「まさか本当に全滅させるとは思いもしなかったよ」

「奥の手を使うつもりはまだなかったんだけど負けるわけには行かないからな。二体目の燃料電池メンで直接攻撃!」

 

リチュア 3000-2100=900

 

 

「メイン2に入る。カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

 

ヒロヤ 4000

場 プレアデス 燃料電池メン2体

伏せ 2枚

手札 2枚

 

 

「ヒロヤ兄ちゃんスゲェ!!!あのすごい盤面を本当にひっくり返した!!」

「すごい・・・これが遊矢の言ってた早見塾の人のデュエルなの・・!!?」

「エクシーズ召喚・・・恐るべき能力だ」

「くっそう・・・俺でさえ持ってないエクシーズモンスターをなんで持ってるんだよ」

「へぇ・・・手札戻しか。確かにエクスカリバーに受けちゃうと辛いわね」

「カヤ、基本的に手札戻しは全部辛いですよ?」

 

外野はその光景を見て大いに盛り上がっていた。突破不可能と思われていたあの盤面を突破し、更に相手を追い詰めていたのだ。

 

「私のターンドロー。椎菜と言ったな。見事だ。本当に突破されるとは思ってもいなかった」

「ギリギリさ。カドケウスのドローが無かったら突破できなかったよ」

「そうか。なら私もこの場面を突破してみようか。手札から『RPアクアムーンエッジ』を召喚する」

「ここでプレアデスの効果発動だ」

「なに?」

「素材を取り除きモンスター1体を手札に戻す。今出てきたそいつには帰ってもらう」

「・・・・相手ターンでも発動可能なのか。仕方がない。カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

リチュア 900

伏せ2枚

手札3枚

 

 

「最後まで油断はしない。俺のターンドロー。スタンバイからメイン、そのままバトルフェイズだ」

「何もない。来るといい」

「・・・・プレアデスで直接攻撃だ」

「罠発動『リビングデットの呼び声』だ。墓地から『メガロアビス』を蘇生する」

「プレアデスでメガロアビスに攻撃だ」

 

リチュア 900-(2500-2400)=800

 

「ふぅ、しかし後2体もいるのか」

「燃料電池メンで直接攻撃!!」

「まだ死なん『地獄門デスゲート』発動だ。いま攻撃してきた『燃料電池メン』には消えてもらう」

「んげ・・・しかもそれって確か・・」

「その後墓地からレベル5以下のモンスター。『アビスリンデ』を守備表示で特殊召喚する」

「うっわめんどくさいやつ来たし。けど使わせるか。残っている燃料電池メンで攻撃」

「破壊され墓地に行った『アビスリンデ』の効果発動だ。手札のリードアビスを特殊召喚する」

「メイン2。魔法カード『電池メン-角形』を召喚。そして効果で『充電池メン』を手札に。更に『電池メン-角形』を手札に戻して『リードアビス』を手札に戻す」

「流石に残してはくれないか」

「俺はこれでターンエンド」

 

 

 

ヒロヤ 4000

場 プレアデス 燃料電池メン

伏せ 2枚

手札 3枚

 

 

 

「私のターン。ドロー。再び『RPアクアムーンエッジ』召喚だ。更に武装魔法『インビジブル・スーツ』を起動!」

 

 

 

 

インビシブル・スーツ

武装魔法(クロスギア)

① このカードは自分フィールドと墓地に水属性カードがあるときのみ起動(ジェネレート)可能。起動後このカードはモンスターゾーンと魔法・罠ゾーンを1つずつ使用する。(使用できない場合は発動できない)

② このカードは、1ターンに一度、カード効果では場を離れない。

③ このカードが二つのフィールドを使用しているとき、1ターンに一度発動する。自分フィールドのモンスターにこのカードを装備魔法扱いで装備する。発動前に使用していたモンスターゾーンは何もない状態になる。

④ このカードを装備したモンスターの攻撃力は200アップし、相手に直接攻撃することができる。

⑤ このカードを装備したモンスターが相手に与えるダメージは2000以下になる。

 

 

 

 

「クロスギア・・・っ!!」

「知っているか。なら話は早い。私はこれをアクアムーンエッジに装備する。その瞬間アクアムーンエッジの効果発動だ!」

「なんだとっ!!?クロスギアじゃなくてモンスターの効果!!?」

 

 

 

 

RPアクアムーンエッジ

レベル4/戦士族/水属性/ATK1500/DEF1000

効果

このモンスターが武装魔法を装備したとき①の効果を得る。

① このモンスターの元々の攻撃力は2500になり、種族に機械族を追加する。

 

 

 

 

「その効果で攻撃力は2500に!更にインビジブルスーツの効果で2700にアップする!そのままバトル。アクアムーンエッジで『燃料電池メン』に攻撃だ」

 

 

 

ヒロヤ 4000-(2700-2100)=3400

 

 

「このままターンエンドだ」

 

 

 

リチュア 800

場 アクアムーンエッジ(スーツ装備)

セット インビジブルスーツ(ムーンエッジ)

手札 3枚

 

 

 

「俺のターン・・・・・モンスターを1体セット。ターンエンド」

「私のターンドロー・・・このままバトルフェイズに入る。インビジブルスーツの効果でこのムーンエッジは直接攻撃可能だ」

「なにっ!?」

「アクアムーンエッジで直接攻撃だ」

 

 

 

ヒロヤ 1400

 

 

「カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

 

「俺のターンドロー・・・セットモンスターを反転召喚『電池メン-ボタン型』そしてリバース効果発動!デッキから『ボタン型』以外の電池メンを特殊召喚する。『電池メン-角型』を特殊召喚する。そして効果でデッキから最後の『充電池メン』を手札に。更にプレアデスをリリースして充電池メンをアドバンス召喚する。その効果でデッキから手札に『ボタン型』を加える。そして充電池メンの効果で自分の雷族の数×300攻撃力と守備力が上がる」

 

 

 

充電池メン ATK2400

 

 

「これで電池メンが三体。伏せカード『漏電』発動だ。相手フィールドのカードすべてを破壊する」

 

「伏せカードオープン。『幾可学艦隊ピタゴラス』。相手モンスターを手札に戻す。さらに場と墓地に合計5枚以上の水属性モンスターが居る場合もう1体手札に戻せる。私の墓地には『アビスリンデ』二体『アビスグンデ』『アビスパイク』『RPアクアメルゲ』『RPアクア忍者ライヤ』『水精鱗メガロアビス』が居る。よって効果発動可能だ。

 

 

 

 

幾何学艦隊ピタゴラス

速攻魔法

① 相手フィールドにいるモンスター1体を手札に戻す。

② ①の発動時、自分の墓地・除外されているカードに戦士族モンスター・ドラゴン族モンスターもしくは水属性のカードが五枚以上あれば、さらにもう1体相手モンスターを手札に戻す。

 

 

 

「私が戻すのは『角型』『充電池』の二体だ」

「その後『漏電』の効果で全て破壊する」

「が、知っての通りクロスギアは1ターンに一度場を離れない」

「ああ、だが少しでもダメージは稼がせてもらう。バトルフェイズに入りボタン型でそのまま攻撃する」

 

 

 

リチュア 700

 

 

 

「エンドフェイズに手札が六枚になるように墓地に送る。俺は角形を墓地に送る。これでターンエンドだ」

 

 

 

ヒロヤ 1400

場 電池メン-ボタン型

伏せ 1枚

手札 6枚

 

 

 

「私のターンドロー・・・サイクロンでその伏せカードを破壊させてもらう」

 

「『携帯型バッテリー』だそのまま墓地へ」

 

「そうか、ならこの勝負もらおう。手札の『メガロアビス』の効果発動だ。『リードアビス』『RPクリスタルランサー』を捨てて特殊召喚する」

 

「この場で引いたのかっ!?」

「まぁな。効果発動だ。デッキから『アビスケイス-ミズチ』を手札に。そして発動してメガロアビスに装備する。さらにインビジブルスーツも装備だ」

「は・・・負けか・・・・いいぜ来いよ!」

「インビジブルスーツの効果で直接攻撃が可能だ!バトル!いけ!メガロアビス!!」

 

 

 

ヒロヤ 0

 

 

 

 

『決まったァ!勝者揖斐リチュア選手!!これで第二試合も全て終了だァ!!』

 

 

「あーあ、負けちまった」

「いいデュエルだった。お前の分まで勝ち進むことを約束しよう」

「頼むわ。できれば先生とその妹さんに一泡吹かせてやってくれ」

「善処しよう」

 

 

 

これで全ての試合が終わった。早見塾の面々で残っているのはカヤ・ミヤ・シン・ケンシロウの4人と俺と望佳。知っている面々では遊矢と藤原とリチュアとなった。

そして第三試合・・・対戦相手はこうなった・・・・

 

 

 

アサハラVSノゾカ

シンVSケンシロウ

カヤVSリチュア

ミヤVSユキノ

ユウヤVSレイジ

 

この他に1試合あり、残り試合は一人3戦。俺の試合は三回戦最終

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。