DMPの遊戯王アークファイブ生活   作:月光皇帝

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第二十八話 ロック

 

 

「みんな!今日から新しく3人が早見塾の一員となる。それぞれ自己紹介と今後について一言もらえるかい?」

「オッス( ̄Д ̄)ノおら望佳!よろしくな!」

「・・・・レイン恵。シンクロアンデを使っている。よろしく」

「知ってると思うけど藤原雪乃よ。これからよろしく」

「それから、数日間ウチの塾で学びたいということで仮入ということで赤馬零児くんが顔を出すことになった。零児くん。一言頼む」

「数日の間だがお世話になる」

 

はい、次の日になって剛さんの紹介の下、三人の紹介が行われた。なんというかすごい場面だと思う。一気に女性の密度が上がったわけなのだから。

にしても赤馬零児まで来る事になるとは思わなかった。それにしても・・・・

 

「にやはは!!キサマらに兄ちゃんはくれてやらんぞ!!」

「うふふ・・・望佳さん?略奪愛って知ってるかしら?」

「・・・・???先生。彼女の言う略奪愛とは何?」

 

いやさ?俺鈍いわけじゃないから分かるんだけどね?取り敢えず望佳お前はマジで少し自重して?それから藤原はそういうことを言わないで。

レインはそのままの君でいてほしい。マジでお願い。

 

「うーうーうー!!」

 

メイはそんなにゲシゲシ蹴らないでくれる?横っ腹抓るなって!!?痛いんだぞそれ!!?

 

 

 

『これは・・・新しい修羅場だな(ボソ)』

『『『(コクコク)』』』

 

 

 

言っとくけどね?俺一応二十歳過ぎてるのよ?対してお前ら14歳よ?メイに関してはまだ11歳なんだよ?マジでやめよ?おまわりさんのお世話になりたくないよ俺。

お隣さんに白い目で見られたくないのよ?だからお願い少し俺の胃に攻撃するのはやめてほしいなぁ・・・・

 

「それから、知ってると思うけど早見塾の講師である浅原智樹くんだ。まぁみんな智樹くん目当てで来たみたいだから紹介は省くよ」

 

剛さぁああああん!!?!??!?!爆弾落とさないでぇぇぇえええええ!!?!?!?

 

「事実じゃないか。それに今はまだ子供でも数年で大人になっちゃうんだよ・・・・俺も当時はこうなると思わなかったからなぁ・・・・・」

 

なにその意味ありげな発言!!?剛さんどうしたの!!?

 

「お父さんとお母さん10歳違いで幼馴染なの。ウチのおじいちゃん家族二人が隣同士で当時17歳のお父さんを見た当時7歳のお母さんが好きになってそこからずっとアプローチ続けてたんだよ。同年代からすごくモテモテだったのに全部蹴ってお父さん一筋で。最後にはお母さんからお父さんにトドメを刺してそのままゴールイン。でもお父さんも満更じゃなかったんだって」

 

うわぁ・・・・スゲェ生々しい話。けど娘のアヤトが言う話じゃなくね!!?剛さん怒らない!!?

 

「いやぁ・・・惚れたら負けだよ。という訳だからそういう相談は乗るよ?母さんにも話したら女の子の相談は任せなさいって張り切ってたよ」

「「是非」」

「くっ!!ウチが認める相手じゃないと兄ちゃんはやらん!!欲しかったらウチに認められる人間になるが良い!!」

 

なんかまさかの所から逃げ道を塞がれ始めてるっ!!?しかも剛さんすごくすっきりしてる顔!!?

 

「俺も同志は欲しいからね。大丈夫。最初はあれだけど慣れたら逆に清々しいよ」

 

黒っ!!剛さん黒いよ!!?

 

「けど、塾の講義中は真面目に受けてくれよ?他の子の迷惑だけはかけないでくれ。いいかい?」

「「「「はい」」」」

「それじゃぁ智樹くん。今日の講義を始めてくれ」

「・・・・・うーす」

 

 

もうなんか少し割り切ったほうが良さそう。胃薬買ってこようかな・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、いう訳でシンクロ召喚はチューナーとそれ以外のモンスターの足し算でエクシーズは同じレベルを揃えたらできるって訳。何にも難しくない。それ以外に教えられることは俺はないけど・・・零児、確か近々LDSでシンクロ・融合・エクシーズ専門の部門ができるって噂を来たのだけど本当?」

「ええ、発見されてまだ新しい召喚法だからこそ多くの者に知ってもらうために開講する予定です」

「そっか、なら君の視点から見て今の講義はどうかな?」

「要点を的確に捉え誰にでもわかりやすく伝わっていると感じます。我が校の講師になる方々にもこのように教えてもらえると教わる彼らもわかりやすいでしょう」

 

「そうか、ありがとう。次にユキノ。エクシーズを使う君に質問だ。メイン1で場に攻撃力1700レベル4のモンスターが2体。相手の場には伏せカードが一枚。この場合君ならどうする?」

「エクシーズしないでそのまま攻撃かしら?」

「あリがとう。シン。この回答はなんでだとおもう?」

「相手の伏せカードが特殊召喚反応系の罠だと自分の場ががら空きになる。さらに言えば召喚権を使っていればそれ以降の展開ができないのから」

「そうだ。もし激流葬だった場合、相手に反撃のチャンスを与える事になる」

 

「センセー!私エクシーズする派でーす」

「メイ、それはなんでだ?」

「エクストラに2体の攻撃力合計を超えられるモンスターがいるなら勇気を持って仕掛けるのも手の一つだと思うの!それでもしライフを一気に削られるなら相手には相当なプレッシャーだし、こっちは少し余裕を持てるでしょ?」

「私もメイちゃんと同意見です。もしエクシーズして何らかの形で場から話されてもその後展開できるならそれも一手だと思います」

 

「その通りだ。確かに保守的になってそのまま攻撃するのもアリだが、時には一気に攻めることも大切だ」

「・・・・ならその場合どうするのが正しい?」

「正解はない。それが一番の正解ね」

「カヤ姉ちゃんなんでそう思うの?」

「何をやっても結局結果論になるのよ。伏せカードがブラフだった場合はエクシーズをしたほうが強かった。本命ならそのまま攻撃で正しかった。そうでしょ先生?」

「正解だ。相手の全てが分かるわけじゃない。だから最後に判断をするのは自分だから、その時自分が正しいを思ったことをやるしかないんだ。質問あるか?」

「「「「「ないです」」」」」

 

「んじゃ次の質問だ。レイン。相手の場には戦闘・効果で一度だけ破壊されない攻撃力2800のモンスターが1体いる。自分はレベル7・8シンクロモンスターを1体シンクロ召喚できる場面だ。相手ライフ2800の状況で相手を倒すには何をどうしたらいい?」

「・・・・難しい」

「そっか・・・・・他にわかる奴いるか?・・・・・・・・・いないのか?」

「難しいわね・・・・戦闘か効果どちらかだけなら突破できそうなのだけど・・・両方だから辛いのよね」

「それが可能なシンクロモンスターがいるのか?」

「・・・・わかった」

「レインさんわかったの!!?」

「・・・・うん。先生。回答権を」

「いいよ。レイン答えは?」

 

「・・・・レベル8のシンクロモンスター、チューナーとチューナー以外のモンスター1体以上の条件を持つギガンテックファイターが正解」

「あっ!!そうか!!ギガンテックファイターの蘇生効果は無制限だ!!それなら二回突撃して破壊したあとに最後に一撃入る!!」

「正解だ。レインよく出てきたな」

「・・・・難しかった」

「それじゃぁ次の問題にいこうか・・・・・・」

 

 

 

 

「うへぇ・・・そろそろ休憩な。疲れた」

 

かれこれ一時間。ずっと問題を出したり、質問に答えたりしていたら疲れた。

 

「けどセンセーよくそんなに問題出せるわね。私もそこそこ知識はあったけどこんなに多くの問題は出せないわ」

「経験からだよ。知り合いにそういう問題出すのが好きな奴がいてな。付き合ってたらいつの間にか俺も色々問題作れるようになってたんだよ」

 

まずは知識を付けるぞって言われてすごく問題出されていた時期があったんだよ。おかげで色々覚えたんだ。逆に俺はそいつに付き合う代わりにデュエマの相手をしてもらっていた。

 

「先生!俺とデュエルしようぜ!!」

「お?ゲンから来るか。珍しいじゃないか」

「へっへーん!!デンジと二人で新デッキ作ってきたんだ!!その名も」

「待ってゲンくん!デッキ名は言わないで対戦するんだ!言ったら先生ならわかっちゃうかも知れない!!」

「さすがデンジ!!よぉし!智樹先生!デュエルだ!!」

「いいよ。テーブルデュエルでいいか?」

「もっちろん!!」

 

 

「勝鬨カヤ、聞きたいことがある」

「フルネームじゃなくていいわ、それで何?」

「この塾ではテーブルデュエルもするのか?」

「結構するわね。むしろソリットビジョンを使う方が少ないわ」

「なぜだ?ソリッドビジョンを使ったほうが迫力ややりごたえがあるだろう?」

「その通りなんだけど先生の方針でデッキをしっかり動かせるまでテーブルデュエルでしっかりデッキを馴染ませるのよ。それにお互い対面して座っているからミスの指摘とかアドバイスとかデュエルの進めやすさとか色々あるのよ。先生にそう言われるまで私たちも赤馬と同じ考えだったから」

「そうか・・・・テーブルデュエルにはそのような使い方があるのか」

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

「先行後攻どっちがいい?」

「なら先行!『GM弾丸透魂スケルハンター』召喚!!」

「お?グレートメカオーデッキか?」

「そうだぜ!!機械の戦士!幻獣機にも劣らないこのボディが堪らないんだよ!!魔法『グレートマーチ・エナジー』発動!!自分のGMモンスターを任意の数守備表示に変更する。その変更した数×2の山札をめくりその中からGMとつくカードを全て手札に加える!俺はスケルハンターを守備表示に変更!そして二枚めくる!!『GM無敵巨兵グランダイバーX』『GM機械提督サウンドシューター』よっし!!二枚手札に!!一枚伏せてターンエンド」

 

 

GM弾丸透魂スケルハンター

レベル3/機械族/水属性/ATK1000/DEF0

効果

① このモンスターはモンスターを攻撃できない

② このモンスターは相手に攻撃されない。

③ このモンスターは相手の直接攻撃できる。この時相手はダメージを受けた後にカード効果を発動できる。

 

グレートマーチ・エナジー

通常魔法

① 自分フィールドの『GM』と付くモンスターを任意の数守備表示に変更する。その後守備表示にした数×2の枚数を山札の上から公開する。その中の『GM』と付くカード全てを手札に加える。

 

 

ゲン 4000

場 スケルハンター

伏せ 1枚

手札4枚

 

 

「スケルハンターか・・・なかなかメンドくさいな。俺のターンドロー。そのままメインまで。何かあるか?」

「ないぜ!!」

「なら動くか。『TDラプトルドラグーン』を召喚。さらに自分フィールドに『TD』モンスターが居る場合手札から『BS竜音のキラ』を特殊召喚する」

 

 

 

TDラプトルドラグーン

レベル4/獣戦士族/火属性/ATK1700/DEF1000

効果

① 自分フィールドに『BS』モンスターが居る場合、自分フィールドの『TD』『BS』モンスターは効果の対象にならない。

 

 

 

BS竜音のキラ

レベル3/獣戦士族/火属性/ATK500/DEF500

効果

① 自分フィールドに『TD』モンスターが居る場合手札から特殊召喚できる。

② 自分が手札から『TD』モンスターを召喚する場合、そのレベルを1下げたものとして扱う。

③ 自分は通常召喚に加えて一回手札から『TD』モンスターを召喚できる。

 

 

「キラの効果で追加の召喚権を得ている。手札から『TDナイトメアドラグーン』を召喚する。カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

 

TDナイトメアドラグーン

レベル5/獣戦士族/闇属性/ATK2000/DEF1800

効果

① 自分のターン、相手が速攻魔法カードを発動した場合、相手の手札を一枚墓地に送る。

 

 

 

トモキ 4000

場 キラ ラプトル ナイトメア

伏せ1枚

手札1枚

 

 

 

「なんで攻撃しなかったの?センセーの場にいるモンスターはスケルハンターの攻撃力を超えてるのに」

「スケルハンターは攻撃されない効果を持っているの。だから先生のモンスターは攻撃できないのよ」

「そういうことだ。せめて除去カードがあれば良かったんだけど」

「うっしっし!俺のターンドロー!スタン!メイン!バトル!スケルハンターで直接攻撃!」

 

 

トモキ 3000

 

 

「よぉし!メイン2でモンスターをセット。ターンエンド」

 

 

 

ゲン 4000

場 スケルハンター セット

伏せ 1枚

手札4枚

 

 

 

「俺のターンドロー。スタン。メイン。ナイトメアをリリースして『TDペインシュートドラグーン』を召喚する。召喚時効果だ」

「なんかやばそうだから使っとく『神の宣告』で召喚を無効にする」

 

 

ゲン 2000

 

 

 

「ちっ・・・仕方ねぇ。キラをリリースして『BS炎竜提督ガウスブレイザー』をアドバンス召喚する。そして効果発揮。山札を3枚公開しその中の『TD』『BS』モンスターを全て手札に。『BS爆発のベイリーフェン』『TDボーンブレイドドラグーン』『TD炎竜凰シャイニングノヴァ』全て手札に加える。これでターンエンドだ。

 

 

 

 

TD・BS炎竜提督ガウスブレイザー

レベル7/獣戦士族/火属性/ATK2500/DEF1500

効果

① このモンスターの召喚・特殊召喚時、山札の上から3枚を公開する。その中の『TD』『BS』を全て手札に加える。それ以外は好きな順番で山札の一番下に送る。

② 相手ターン中、このモンスターが手札から捨てられたとき、墓地に送る代わりに特殊召喚する。

 

 

 

トモキ 3000

場 ラプトル ガウス

伏せ 1枚

手札3枚

 

 

 

「俺のターンドロー!メインに入る!二体目のスケルハンターを召喚!!そしてバトルフェイズ!!スケルハンターで攻撃!!」

 

 

トモキ 2000

 

 

 

「よっし!!二体目で」

「ちょいまち、ダメージを受けたことで手札から『BS爆発のベイリーフェン』の効果発動だ」

 

 

BS爆発のベイリーフェン

レベル5/獣戦士族/火属性/ATK1000/DEF1000

効果

① 自分が直接攻撃でダメージを受けたとき、手札から特殊召喚する。この時ライフが0の場合、自分のライフを100にする。

② このモンスターの召喚・特殊召喚時、自分のTDモンスター1体につき相手の攻撃力1500以下のモンスター1体を破壊する。

 

 

「ベイリーフェンの効果発動だ。自分のTDモンスター1体につき相手の攻撃力1500以下のモンスター1体を破壊する。2体のスケルハンターを破壊する」

「うげっ・・・さっき手札に加えたカード・・・・仕方ないか・・・カードを1枚伏せてターンエンド」

 

 

ゲン 2000

場 セットモンスター

伏せ1枚

手札3枚

 

 

「俺のターンドロー。サイクロン。伏せカードを破壊する」

「げ、激流葬・・・・・」

「『TDボーンブレイドドラグーン』召喚だ。効果で墓地の『BS竜音のキラ』を特殊召喚する」

 

TDボーンブレイドドラグーン

レベル4/獣戦士族/闇属性/ATK1500/DEF1700

効果

① このモンスターの召喚・特殊召喚時、墓地のレベル3以下のBSモンスター1体を特殊召喚する。

 

 

「キラの効果でレベルは1下がる。さらに追加でTDモンスターを召喚できる。ボーンブレイドを『炎竜凰シャイニングノヴァ』に進化そしてバトルフェイズ。ガウスブレイザーでセットモンスターに攻撃」

「『GM騒音機装DJアフロスピーカー』の効果発動!!破壊される時に手札を1枚をすてて破壊される代わりにフィールドに留まる!!俺は『GM・KH機械提督サウンドシューター』を捨てる!さらに今捨てられたサウンドシューターの効果!!」

「うっわ・・・メンドくさい奴きたし」

 

 

GM騒音機装DJアフロスピーカー

レベル4/機械族/水属性/ATK1500/DEF2000

効果

① このモンスターが破壊されるとき、手札一枚を捨てることで破壊される代わりにフィールドに残る。

② ―ブロッカー―

③ このモンスターは攻撃できない。

 

 

GM・KH機械提督サウンドシューター

レベル7/機械族/水属性/ATK2500/DEF1500

効果

① このモンスターの召喚・特殊召喚時、山札の上から3枚を公開する。その中の『GM』『KH』を全て手札に加える。それ以外は好きな順番で山札の一番下に送る。

② 相手ターン中、このモンスターが手札から捨てられたとき、墓地に送る代わりに特殊召喚する。

 

 

 

「サウンドシューター効果!山札を3枚公開してその中から『GM』『KH』モンスターを全て手札に加える!!3枚こい!!よし!!『GM・KHサウンドシューター』『GM救急機装レスキュースペース』『ストリーミングシェイパー』!!二枚は手札に!!シェイパーは一番下に!!」

「つらっ・・・これでターンエンド」

 

 

 

トモキ 2000

場 ラプトル キラ シャイニングノヴァ ガウス ベイリーフェン

伏せ 無し

手札ゼロ

 

 

「よし!俺のターンドロー!!スタンからメイン!!『GM救急機装レスキュースペース』召喚!!」

 

 

GM救急機装レスキュースペース

レベル4/機械族/水属性/ATK1700/DEF1700

効果

① 自分のGMモンスターを召喚するとき、レベルを2下げたのもとして扱う。

② 自分は通常召喚に加えて追加でGMモンスターを召喚できる。

③ このモンスターが存在する限り、自分はGMもしくはKHモンスターしか特殊召喚できない。

 

 

「これで俺は追加でGMモンスターを召喚可能!!レスキュースペースをリリースしてサウンドシューターを進化!!『GM無敵巨兵グランダイバーX』!!」

 

 

 

GM無敵巨兵グランダイバーX

レベル7/機械族/水属性/ATK3000/DEF2000

効果

① このモンスターはモンスターを攻撃できない

② このモンスターは相手に攻撃されない。

③ このモンスターは相手の直接攻撃できる。この時相手はダメージを受けた後にカード効果を発動できる。

④ このモンスターが与えるダメージは2000になる。

 

 

「バトルフェイズ!!グランダイバーXで直接攻撃!!」

「だぁあ!!負けた!!」

 

 

トモキ 0

 

 

 

「やっりぃ!!勝ったぜ!!これもアドバイスくれたデンジのおかげだぜ!!」

「そんなことないよ!ゲンの引きの強さが勝利の秘訣だよ!!」

 

キャッキャ騒ぐ二人。ってか気づいているだろうか?これ擬似ロックかけられてるんだぜ?スケルハンターだけなら攻撃されないし、直接攻撃できるモンスターいないと攻撃できないし。

 

「しっかし・・・二枚目のサウンドシューター加わったときはもう諦めたわ」

「あぁ・・・グランダイバーは最初に手札に加わていたのね」

 

お互いの手札の動きを見ていたら実は最初のうちにこの結果は見えていたかもしれない。

 

「因みに最後の伏せカードはなんだったんだ?」

「エナジースパイラルだぜ。けどラプトルいたから意味なかったよ」

「確かにそれじゃぁ手札に戻せませんね」

「よっし!!先生!!塾長にお願いしてソリッドビジョン使って誰かとデュエルしてきてもいい!!?」

「いいよ。行ってこい。ケンシロウ。見てきてやってくれ」

 

取り敢えずケンシロウなら任せておいて安心できる。それにゲンが一番なついているのがケンシロウだし。

 

「むしろケン兄ちゃんやろうぜ!!」

「いいだろう。相手をしてやる。油断はしないぞ」

「勿論!!」

「うちも見に行くー!!」

「なら私も行くわ。メイはどうする?」

「いくー!!」

「なら俺も見に行こう」

 

ケンシロウの手を引いてフィールドに向かうゲン、そのデュエルを見に行くためにそちらについていくやつも数名。残っているのはレインとユキノ、それから零児の新人組。

 

「・・・・質問がある。なんであの時のデッキを使わなかったの?」

「それは私も思ったの。なんとなく予想はつくのだけれど」

 

やぱ気になるよなぁ。大会であんな気持ち悪い回転してるのに今は普通にゆっくり動いてるし。

 

「さっきのデュエルはあくまで新デッキの試運転のためのデッキだ。こちらが本気で倒しに行く必要はない」

「けどそれはデュエリストにとっては屈辱ではないか?」

「そうか。零児は捉えるか。でもその考えはうちじゃちょっと違うんだ」

「そうなのですか?」

「そう。これから伸びるものをその前に潰さない。潰さずにしっかり育てるためのデッキ。つまり相手を下に見ないのは絶対で、けれど勝つための動きをしていく。そして相手の失敗を指摘し直していき、相手の行動を評価して伸ばしていく。そういうこともデュエリストを育てるためには必要なんだよ」

「・・・・けど、あの子は本気で喜んでいた」

「そうだろうね。あいつは少し前までこのデッキに勝てなかったんだ。そして今日は勝った。嬉しいだろうさ。そしてあいつに対するデッキも次のレベルにあげなきゃいけない」

「え?」

 

驚いたような子をしている三人。変なことを言っただろうか?

 

「デッキのレベルをあげる・・?」

「そ、このデッキはレベル2、次は回転速度を上げてレベル4だ。因みにカヤは今レベル9で最高レベルだ。時点ではメイのレベル8。それから・・・」

「ちょ・・・ちょっとまって!!全員のレベルに合わせてデッキを作り替えてるの!!?」

「???当然だろ?講師っていうのはそうやってデュエリストを育てるものじゃないのか?」

 

ってかそれ以外で強くなる秘訣ないんじゃないか?

 

「なるほど・・・この塾が強くなった本当の理由はそういうことだったのですね」

「・・・・把握。これで強くなれない人はいないと感じる」

 

そうだろうか?ほかを知らないけどやっぱり経験が一番の糧じゃないだろうか?

 

「そっか・・・センセー。私あなたに惚れて良かったわ」

「あ、うん。けど少し発言は控えてもらえると・・・」

「うふふ・・・そうね。しばらくは控えてあげる。けど身を固める覚悟は決めておいてね?」

「うわ・・・・うんまぁ頭の片隅には入れとくわ」

 

なんかすっげ恥ずかしい。こんなに真っ直ぐに好意を向けられると年下でもニヤケそう。

頑張れ俺の顔筋肉!!表情を固めるんだ!!

 

「それでお願いがあるのだけど・・・いいかしら?」

「出来る範囲でいいなら」

「そのデッキの最高状態で私とデュエルをしてくれないかしら」

「それくらいならいいよ。丁度入れ替え用のカードは全部あるし少し待ってくれるか?それからテーブルデュエルでいいか?」

「ええ。私もこの塾の方針に従うわ」

「んじゃちょい待ってくれよーっと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ!!やっぱりケンシロウ兄ちゃんにはまだ勝てないかぁ!!悔しいぜ!!」

「当たり前だ。そう簡単に負けてたまるか」

「ちぇ・・・けど次は勝つぜ!!」

「ゲンくんの新しい目標ですね」

「おう!!」

「あ、浅原先生ユキノさんとデュエルしてる」

「テーブルデュエルみたいだね。見に行こーぜー(*∩∀∩*)♪」

「ノゾカさん!!?その動きどうやってるの!!?残像が見えるのだけど!!?」

 

 

 

「これでラストアタックだ。『超新星アポロヌスドラゲリオン』で『邪眼皇ロマノフⅠ世』に攻撃」

「・・・・すごいわ。完敗よ」

 

 

ユキノ 0

 

 

「すっげ!!先生そのモンスタースゲェ!!」

「お?おかえりゲン。デュエルはどうだった?」

「いやぁ負けちゃったぜ!!けど次は負けない!!所で先生!!そのモンスター何!!?」

「これか?ゲン用のデッキの最終レベルに対戦するモンスターだよ」

「すっげぇ!!攻撃力7500もある!!すげぇ!!!俺このモンスターと戦えるの!!?」

「最後まで上がれたらな?」

「うっし!!やる気出てきたぁ!!先生またデュエルしようぜ!!」

「ゲンくん!!次は僕がやる!!連続はずるいよ!!」

「ごめんごめん。ならデンジ!!頑張れよ!!」

「うん!!」

 

 

 

 

 

 

 






やっぱり強くなるには経験しかないよね。
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