DMPの遊戯王アークファイブ生活   作:月光皇帝

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記念すべき?三十話でござる。
懐かしのカード多めに、けど新しいカードも出して楽しもうかの


第30話 VSチャンピオン 巨人と王

 

 

 

 

玄関前、一般車両でやってきた今日の対戦相手チャンピオンのストロング石島。

格好はスタジアムでいつも見られている世紀末にいる奴らのような格好だ。

 

「お前か。ニコが対戦を組んだ相手は」

「えぇ、その通り。浅原智樹だ。今日はよろしく頼むよ。チャンピオン」

「ふん。どうやら威勢は良いようだ。だがあまり調子に乗るなよ?プロであるこの俺がお前のような一般人とデュエルするのはこういう機会でなければ出来ないんだ」

「そうでだろう。けどひとつ言っておくぞチャンピオン。意の中の蛙大海を知らず。あんたの高くなった鼻をへし折ってやるよ」

「ほう?そこまで言えるなら腕はあるようだな。精々がっかりさせるなよ」

 

 

 

「すっげ!!本物のストロング石島だ!!サイン!!サイン頂戴!!」

「ずるい!!僕もほしい!!」

「私もくっださーい!!」

「仕方ない。プライベートではこんな事はしないんだが今日は特別だ。ほら、貸してみろ」

 

 

塾内に入るなり小学生組はサイン欲しさに突貫した。

 

その反応も思っていたよりもフレンドリーで優しく、言葉は乱暴だがひとりひとりにしっかりサインをしてあげていた。それを見て他の塾生も彼のもとに向かう。握手したり質問になんだかんだ言いつつも答えたり、ファンサービス精神は旺盛なようだ。

 

 

「あれが・・・ストロング石島・・・父さんの対戦相手だった人」

 

 

遊矢は少し怖いのか、俺の陰に隠れてその様子を見ていた。きっと何か言われるのではないかと思い怖がっているのだろう。けどもしかしたらあの様子なら・・・

 

 

「おい。そろそろ試合を・・・ん?そこのガキはもしかして・・・榊遊勝の子供か?」

「っ!!そ・・・そうだ!!」

「・・・・・ふ、そうか、怖がる必要はない。俺はお前を攻める気はないしお前の父をバカにもしない」

「え?」

 

 

「ただし!!」

 

 

「っ!!?」

 

 

声を張り上げて遊矢をしっかりと見て発言した。

 

 

「必ずあの日の対戦を現実のものにしろ!!それが榊遊勝の息子のお前でも構わん!!あの時に俺が味わった不戦勝という勝利は絶対に許さん!!わかったか!!」

「・・・は・・・はい」

「声が小さい!!男ならば声を出さんか!!」

「は・はい!!」

「よし。お前はサインいらんのか?」

「・・・・・・一応もらっとく」

「さら色紙でもなんでもいいからもってこい」

 

 

思った以上にチャンピオンとして素晴らしい人格者だったストロング石島である。それからなんだかんだ言いつつ一時間程度子供たちの話や自身の話などをして時間が過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それでは!今回は私ニコ・スマイリーが解説をさせていただきます!!今回の対戦カードは非公認!!よって互の肩書きは全て無視します!!ストロング石島VS浅原智樹!!それではアクションフィールドオン!!『バトルシティ』!!』

 

 

アクションフィールドバトルシティ。かの有名な海馬瀬人が開催した大会の第一予選となったドミノ町がモデルとなったアクションフィールドだ。

 

 

「さぁいくぞ!!戦いに集いしデュエリスト達が!!」

「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い!!フィールド内を駆け巡る!!」

「見よ!!これぞデュエルの最強進化系!!」

『アクショ〜ン!!』

 

 

「「デュエル!!!」」

 

 

石島 4000

浅原 4000

 

 

「先行は俺だ!!俺は手札より『トレードイン』を発動!!『バーバリアンキング』を捨てて2枚ドロー!!さらに『七星の宝刀』発動!『哀哭の巨人』を除外して2枚ドロー!!」

 

「手札から『蛮族の狂宴Lv5』を発動!!手札より『バーバリアン1号』と『万象の巨人』の効果を無効にして特殊召喚する!」

 

「手札の『剛擊戦攻ドルゲーザ』の効果発動!!自分の場の『戦士族』と『水族』モンスターの数だけ召喚時のレベルを1下げる!!元のレベルは8!だが場の戦士族の『バーバリアン1号』『万象の巨人』がいる!よってレベルは6!!バーバリアン1号をリリースして『剛擊戦攻ドルゲーザ』をアドバンス召喚!!」

 

「召喚時の効果!!自分の場にいる戦士族1体につき一枚ドロー!さらに水族1体につき一枚ドローする!!ドルゲーザは水族であり戦士族!!さらに万象の巨人も戦士族!よって3枚ドロー!!カードを二枚伏せてターンエンドだ!!」

 

 

 

 

石島 4000

場 ドルゲーザ 万象の巨人

伏せ2枚

手札2枚

 

 

 

万象の巨人

レベル5/戦士族/地属性/ATK2200/DEF1000

効果

① 自分のターンのドローフェイズに発動できる。山歩だから一枚目を除外できる。

 

 

哀哭の巨人

レベル7/戦士族/地属性/ATK2700/DEF1000/通常モンスター

――大地が悲しみに震える。

 

 

剛擊戦攻ドルゲーザ

レベル8/戦士族・水族/地・水属性/ATK3000/DEF2500

効果

① ―シンパシー―このモンスターを召喚する際、自分フィールドの戦士族・水族の数だけこのモンスターのレベルを1下げたものとして扱う。

② このモンスターの召喚・特殊召喚時に発動する。自分フィールドの戦士族1体につき山札から一枚引く。水族1体につき山札から一枚引く

 

 

 

 

 

うん。普通に強い。

手札交換に手札補充、さらに後ろの硬さと後続を繋げられる手札の数。そして元より場に出た2体の戦士族モンスター。ジャイアント。その攻撃力は凄まじくデュエマでも高コスト高火力のモンスターが多い。バトルで突破するのは難しいだろう。流石チャンピオンだ。

 

 

 

「石島選手!!先行とは思えない大型モンスターの召喚と手札の回復!!これが王者の力なのかぁ!!!」

 

 

 

けどそれくらいは俺もできる!!突破できるかどうかはさておきな!!

 

 

「俺のターン!!ドロー!!スタンからメイン!!手札より『拷問ロストマインド』を発動!!相手の手札を確認し魔法カードを全て墓地に送る!!さぁ見せてもらおうか!!」

「なるほど。手札破壊系のデッキか!いいだろう!俺の手札はこれだ!!」

 

バーバリアン2号 大神秘アスラ ブラットヴォルス

 

「魔法カードはなし、よって手札破壊はない。よってロストマインドの更なる効果発動だ。相手は手札をすべて山札に戻しシャッフル。その後同じ枚数ドローする」

 

 

 

 

拷問ロストマインド

通常魔法

① 相手の手札を見る。その中の魔法カード全てを墓地に送る。

② ①の効果手札を一枚も墓地に送れなかった場合、相手は手札をすべて山札に戻し、戻した枚数と同じ枚数カードを引く。

 

 

 

 

「残念だったな」

「仕方ないさ。だがまだ動かせてもらう!『ホーガンブラスター』発動!!デッキをシャッフルし一枚目を公開する!それがモンスターの場合、特殊召喚できる!魔法カードの場合はそのまま発動する!!」

 

「シャッフルのち一枚目を公開!!『RP真実の名アカデミーマスター』!!モンスターなので特殊召喚!!」

 

 

 

 

ホーガンブラスター

速攻魔法

① 自分のデッキをシャッフルする。その後デッキの一番上を公開する。それがモンスターの場合特殊召喚する。それが魔法カードの場合発動する。発動した魔法は墓地に送られる。それ以外の場合は山札の一番上に置く。

 

 

 

RP真実の名アカデミーマスター

レベル8/戦士族・アンノウン/水属性/ATK2700/DEF2400

効果

① 自分が手札から魔法カードを唱えた時、発動した魔法カードを墓地から続けて唱えても良い

② このモンスターが与えるダメージは2000以下になる。

 

 

 

 

 

「手札から『超次元エナジーホール』発動!一枚ドローしてエクストラデッキから『ガロウズ・ゼブ・カイザー』を特殊召喚!!さらに!!アカデミーマスターの効果!!もう一度エナジーホール発動!!さらに一枚ドロー!そしてレベル5以下になるように2体を特殊召喚!!こい!!『時空の喧嘩屋キル』2体!!」

 

「キル1体をリリースして『光器パーフェクトマドンナ』をアドバンス召喚!!カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

 

時空の喧嘩屋キル

レベル2/戦士族/火属性/ATK600/DEF600/超次元儀式

効果

① 相手ターン中、自分の超次元儀式モンスターは相手の効果で手札に戻らない。

② ―覚醒―自分のターン開始時に自分の攻撃力2500以上のモンスターが居る場合発動する。このモンスターをエクストラデッキに表側で戻しエクストラデッキから『巨人の覚醒者セツダン』を特殊召喚する。この効果は無効化されない。

 

光器パーフェクトマドンナ

レベル5/機械族/光属性/ATK500/DEF2500

効果

① このモンスターは攻撃できない。

② このモンスターの効果は無効化されない

③ ―ブロッカー―

④ このモンスターがフィールドを離れるとき、このモンスターの守備力が0より大きればフィールドを離れるかわりにとどまる。

 

 

ガロウズ・ゼブ・カイザー

レベル6/水族/水属性/ATK2200/DEF2000/超次元儀式

効果

① 相手モンスターが攻撃宣言した時に発動する。デッキから一枚引く。

 

 

 

浅原 4000

場 アカマス キル マドンナ ガロウズ

伏せ 2枚

手札2枚

 

 

 

 

『これはすごい!!チャンピオンを上回るといっても過言ではないほどの展開力を見せつけた浅原選手!!しかし!!チャンピオンのモンスターを超えるモンスターは召喚できなかったようだァ!!』

 

 

「口先だけのデュエリストではないようだな!俺のターン!!ドローする前に万象の巨人の効果で一枚除外する!!除外されたのは『バーバリアン2号』!!そしてドロー!!バトルだ!!ドルゲーザでキルに攻撃!!」

「攻撃宣言に反応してガロウズの効果!さらにチェーンしてマドンナの効果発動!!何もないなら効果処理だ!!マドンナの効果!!自身を守備表示に変更し代わりにダメージ計算を行う!ガロウズは相手モンスターの攻撃に反応してデッキから一枚ドローする!!」

「だが攻撃力はドルゲーザの方が上だ!!ドルゲーザ!!叩き潰せ!!」

「マドンナの更なる効果!!フィールドを離れる時!守備力が0より大きい場合フィールドに残る!!」

「ちっ!厄介なモンスターだ。だがまだ攻撃できるモンスターは残っている!!万象の巨人でキルに攻撃!!」

 

 

 

 

浅原 4000-(2200-600)=2400

 

 

 

 

『先制攻撃は石島選手!!しかし破壊された超次元儀式モンスターはエクストラデッキに戻るぞ』

「俺はさらにカードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

 

 

石島 4000

場 ドルゲーザ 万象

伏せ3枚

手札2枚

 

 

 

 

「俺のターン!!ドロー!スタンからメイン!!マドンナを攻撃表示に変更!!さらに手札から『ドラゴンズサイン』発動!!手札からレベル7以下の光属性ドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する!!こい!!『蒼華の精霊龍ラ・ローゼ・ブルエ』!!さらにアカマスの効果で同じ効果をもう一度発動する!!『高貴の精霊龍プレミアム・マドンナ』!!」

 

 

蒼華の精霊龍ラ・ローゼ・ブルエ

レベル7/ドラゴン族/光属性/ATK2750/DEF2450

効果

① -ブロッカー-

② 自分の光属性ドラゴン族モンスターの攻撃時に発動する。デッキの一枚目を魔法・罠ゾーンにセットする。セットしたカードは自分がダメージを受けるとき、代わりに手札に加える。それ以外の方法ではフィールドを離れない。

③ 自分フィールドに光属性モンスターが居る場合、このモンスターは相手効果の対象にならない。

 

 

高貴の精霊龍プレミアム・マドンナ

レベル7/ドラゴン族/光属性/ATK2500/DEF3000

効果

① ―ブロッカー―

② 相手ターン中、このモンスターがフィールドを離れるとき、このモンスターの守備力が0より大きればフィールドを離れるかわりにとどまる。

③ このモンスターが与えるダメージは2000以下になる。

 

 

 

「手札の『邪魂創世』発動!!パーフェクトマドンナを破壊して二枚ドロー!!マドンナの置き換え効果でマドンナはそのまま場に残る!!アカマスの効果で同じことをして二枚ドロー!!」

 

 

 

『ななななんと浅原選手!!一気に手札を使い切ったと思いきや同じ枚数手札を回復させたァ!!!』

 

 

 

「ガロウズ・マドンナの2体をリリースして『戦攻竜騎ドルボラン』をアドバンス召喚!!勿論マドンナは場に残る!!」

 

 

 

戦攻竜騎ドルボラン

レベル8/ドラゴン・水族/火・水属性/ATK3000/DEF2500

効果

① このモンスターの召喚・特殊召喚時、相手の攻撃力2500以下のモンスターを一体選び破壊する。

② このモンスターの召喚時特殊召喚、相手の攻撃力2500より大きいモンスターを一体選び手札に戻す。

③ このモンスターが与えるダメージは2000以下になる。

 

 

 

 

 

「ドルボランの召喚時効果発動!!」

「させん!!『ブレイクスルースキル』発動!!その効果を無効にする!!」

「だがこれでドルゲーザは突破できる!!バトルフェイズに入る!!ドルボランでドルゲーザに攻撃!!吹きとばせ!!ドルボラン!!」

「迎え撃てドルゲーザ!!」

 

 

 

ドルゲーザ・ドルボラン

撃破

 

 

 

「一気に攻める!!ラ・ローゼ・ブルエで万象の巨人に攻撃!!その瞬間効果発動!!デッキの上から一枚を魔法・罠ゾーンにセット!!そして攻撃続行!!」

「させん!!アクションマジック!『究極の咆哮』!攻撃表示のモンスターを対象に発動する!!そられすべてを破壊する!!」

「ラ・ローゼ・ブルエの更なる効果!!光属性モンスターが存在する限りこのモンスターは効果対象にならない!!さらにパーフェクトマドンナは効果でフィールドに残る!!」

 

 

破壊 アカマス 

 

 

 

石島 4000-(2750-2200)=3450

 

 

 

 

「よっしゃぁ!!メイン2に移行!!カードを2枚セットしてターンエンドだ!」

「まだだ!罠発動!!『リビングデットの呼び声』!甦れドルゲーザ!!そして特殊召喚時に合計2枚ドロー!!」

 

 

 

 

浅原 2400

場 ブルエ マドンナ

伏せ 四枚

手札1枚

 

 

 

 

「そして俺のターン!!ドロー!!除外されているバーバリアン2号を墓地に送り手札から『大神秘イダ』を特殊召喚!!」

 

 

大神秘イダ

レベル5/戦士族/地属性/ATK2300/DEF1000

効果

① このモンスターは通常召喚できない。

② 自分の除外されている戦士族1体を墓地に送り手札のこのモンスターを特殊召喚することができる。

 

 

「さらに二枚目の『蛮族の饗宴Lv5』を発動し墓地のバーバリアン1号と2号を特殊召喚する!場には戦士族が4体!水族が1体!!」

「マジかよっ」

「よってレベル軽減は5!!手札から剛擊戦攻ドルゲーザを召喚!!召喚時効果!!デッキから合計7枚ドローする!!」

 

 

 

『ストロング石島の手札が恐ろしい程に増えていたァ!!!これは浅原選手ピンチ!!』

 

 

 

「『二重召喚』発動!!バーバリアン1号と2号をリリース!!密林の奥地から巨木をなぎ倒し、現れるがいい。未開の王国に君臨する蛮族の王。『バーバリアンキング』!!アドバンス召喚!!そしてバーバリアンキングの効果発動!!『大神秘イダ』リビングデットで特殊召喚した『ドルゲーザ』をリリースして効果発動!!このターンバーバリアンキングに三回攻撃を与える!!」

 

「『嵐』発動!!俺のカード全てを破壊してその合計3枚の伏せカードを破壊する!!最初のターンに伏せた二枚と最後に伏せた二枚のうち左側のカードを破壊!!それにチェーンして発動!!『メテオレイン』!!このターン俺のモンスターに貫通効果を与える!!」

「タダではやられん!!『リビングデットの呼び声』!!甦れ『プレミアムマドンナ』!!そしてリビデはそのまま破壊されるが『プレミアムマドンナ』の効果で場に残る!!」

 

「『ミラフォース』『オラクルジュエル』か、攻撃反応系の速攻魔法と罠か、いい場所をぶち抜けたようだな!!!!さらに!!装備魔法『魔道士の力』をバーバリアンキングに装備!!さらにカードを3枚セット!!これで攻撃力が2000アップする!!」

「攻撃力5000の三回攻撃貫通持ちっておい・・!!?冗談だろっ!!?」

「手札から『闇の護封剣』発動!!相手フィールドのモンスターをすべて裏守備表示に変更!!さらにバーバリアンキングの攻撃力が上昇!!」

「ちっ!!」

「バトルだ!!ドルゲーザでそこの裏守備モンスターに攻撃!!」

「すまん!!ラ・ローゼ・ブルエっ!!」

「さらに貫通!!」

「ラ・ローゼ・ブルエの効果でセットしたカードを手札に加えてダメージを無効化する!!っ!!よっし!!今加えた速攻魔法『スローリーチェーン』発動!!このターン相手はこれ以上の攻撃宣言ができない!」

「さらにこのカードは発動後にフィールドにセットする!その後セットカードを1枚墓地に送る!俺は伏せてあった『クリスタルメモリー』を墓地に送る!!」

「運のいいやつだ。俺はこれでターンエンドだ」

 

 

 

 

スローリーチェーン

速攻魔法

① このターン相手は攻撃宣言することができない。発動後このカードはフィールドにセットする。

② ①の効果でこのカードをセットしたとき、自分の伏せカード一枚を墓地に送る

 

 

 

石島 3450

場 ドルゲーザ キング(3000+2500)

伏せ3枚 魔道士の力・闇の護封剣

手札1枚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うそ・・・・こんな戦い方私知らないっ・・・チャンピオンのこんな戦い見たことないっ!!」

「・・・・驚愕。私もプロリーグの試合を見てきたけどこんなにも高度な戦い方をしていなかったっ」

 

 

チャンピオンストロング石島のデュエルスタイルに俺たちは目を疑った。いつも見ているデュエルとは比べ物にならない強さ、そして戦略。その全てが今までのチャンピオンからは考えもつかないものだった。

 

 

「その反応は正しい」

「赤馬?どういうことだ?」

 

 

赤馬は何か知っているようだ。一体どういうことなんだ?今俺たちの前でデュエルをしているのは本当にあのストロング石島なのか?

 

 

「今我々が見ているデュエルこそが彼の本来のデュエルスタイルだ。圧倒的なアドバンテージを得て尚相手の状況からフィールドを瞬時に読み、ダメージを与えていく。それにより得られるフィールドのアドバンテージと自分と相手との精神的アドバンテージを得て自分に有利な状況へと運んでいく。それが本当のストロング石島と言う男のデュエルだ」

「じゃぁなによ?普段のデュエルは舐めプってこと?」

「そうではない。チャンピオンに求められるのは観客を沸かせる演出と、絶体絶命下からの大逆転劇を演出できるだけの技量。そして対戦相手をデュエルの中で見定めて、プロリーグの調和と未来を築き上げていくこと。ただ強いだけのデュエリストなどを世間は求めていない」

 

 

確かにその通りだ。デュエル観戦に行ってもただ攻撃力3000のモンスターが相手を倒し『俺最強じゃん!!』とか言ってただ一方的に、相手に何もさせずに相手を倒すデュエルなどただ作業を見に行っているだけだ。

けどそこにさらに攻撃力をあげたり、効果を使い驚くべき方法で相手を倒したりするだけで見ているこちらは楽しくなる。

 

そして絶体絶命の中から一枚のカードから逆転する場面は、いつ見ても大興奮するものだ。

 

 

「今日ストロング石島はチャンピオンではなく一人のデュエリストとして浅原講師とデュエルをしている。それは魅せるデュエルではなく、ただ負けないために勝利のみを優先する本気のデュエルだ」

 

 

魅せて勝つデュエルではなく勝つためのデュエル・・・・なるほど。

 

 

「本気の・・・デュエル」

「榊遊矢。思えておくといい。デュエルで人を笑顔にするためには演出や言葉だけではなく、実力も必要なのだ。そしてそれを君の父上は持っていた。だからストロング石島は彼との対戦を心待ちにしていたのだ」

「・・・・・・・」

 

 

遊矢は話を聞いて考え込むように黙ってしまった。その通りだろう。その話からしたらストロング石島も榊遊勝のファンであり目標であったはずなのだ。その人とのデュエルがどれだけ待ち遠しくて、楽しみだったものか。きっと今そう思っているに違いない。

そんな遊矢に赤馬は追い打ちをかけるような一言を口にした。

 

 

「今だからこそ言おう。君のエンタメデュエルはただ子供の遊戯だ」

「っ!!?零児あんた!!」

「カヤ姉ちゃん!!いいんだ!!・・・・わかってたことだから・・・・・」

「遊矢・・・・・・」

 

 

カヤが目に見えて怒るように赤馬に近寄ったが、それを止めたのは遊矢だった。そして自身をそれを自覚していると小さな声で、だがはっきりとそういった。

 

 

「俺のデュエルは確かに遊戯みたいなんだって・・・最近思ってたんだ。みんなを笑わせることは出来るけど・・それだけなんだ。それだけなら誰でもできる。けどみんなをワクワクさせたりドキドキさせたりするデュエルは俺にはまだ出来てないんだ。違う・・・俺はエンタメデュエルがしたいって言いながらまだきっとそのやり方がわからないんだよ・・・」

「そうだろう。君のデュエルはまだその程度だ。だからこそ。まずは何もかもを捨てて全力で、楽しませるデュエルではなく自分の全力のデュエルをすればいい」

「俺の・・・・全部を・・?けどそれじゃぁ誰も見ててつまらないんじゃ・・・」

「確かに、全力で勝つためのデュエルだけでは観客は満足しない。だがまずは演出や言葉よりもまずは君自身の全てでぶつかるのだ。まずそれが最初の魅せるデュエルになるはずだ」

 

 

「魅せる・・・デュエル・・でもどうしてそうなるんだ?」

 

 

「君が勝つために必死になりデュエルする姿を見て、ワクワクする人が居る。ここからどうなるか楽しむ人がいる。それはデュエリストが必死になり戦っているほどその気持ちは高まる。そういうものだ。君が目指すエンタメデュエルはそれが出来て初めて第一歩を歩み出せるものだと私は思う」

「俺の・・・全力のデュエル・・!!」

 

 

その言葉はきっと遊矢の何かを刺激したに違いない。だって今、こいつの目にはさっきまでなかった何かが宿っている気がするんだ。気のせいじゃない。きっとそれは遊矢が今まで見つけられなかったものなんだと思う。

 

 

「零児・・・・あんたもしかしてそれを伝えたかったから遊矢を呼んだの?」

「ふっ・・・さぁどうだろうか?」

「ったく・・・素直じゃないな。赤馬」

「鯔倉、君に言われたくはない。いつも榊遊矢とデュエルをしながらアドバイスをしていると聞いたぞ」

 

 

うげ・・・一体誰から聞いたんだよ。

 

 

「うふふ・・・女の耳は情報を逃がさないのよ?」

「お前か・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はは・・・・スマンな訂正させてもらうぜ石島。あんた本当に強いわ。正直舐めてた。だから全力展開して一気に倒すつもりだった。謝罪する」

「構わねぇ。舐めてて油断してこのザマなら切れてたが全力だったなら文句はねぇ。さぁお前のターンだ。このチャンピオンの壁!超えられるものなら超えてみろ!!」

 

「胸を借りるぜチャンピオン!!俺のターン!!ドロー!!まずはお互い新しく始め直そうか!!スタンからメイン!!カードを1枚セット!そしてマドンナをリリース!!世界を作り変えろ!!Nの名を持つ水の化身!!『サイバー・N・ワールド』!!アドバンス召喚!!」

 

 

サイバー・N・ワールド

レベル6/水属性/水族/ATK2500/DEF2500

効果

① このモンスターの召喚・特殊召喚時、すべてのプレイヤーは墓地、手札、山札をすべて加えてシャッフルし、手札が5枚になるようにカードを引く。

② このモンスターが与えるダメージは2000以上にはならない。

 

 

「効果発動!!互いに墓地・手札を山札に加えてシャッフル!その後五枚のカードをドローする!!」

「「ドロー!!!」」

 

『互いに手札を五枚に戻した!!まさしくNEWworld!!しかしフィールドの優位は石島選手にあります!!対する浅原選手のフィールドには先ほどの速攻魔法『スローリーチェーン』と場には2体のマドンナと今召喚したNワールド一体のみ!攻撃力ではまだ勝てません!!』

 

「手札から速攻魔法『ネオブレイン』を発動!!デッキから二枚ドローする!!今伏せた超次元儀式魔法!『超次元ドラヴィタホール』発動!!」

 

ネオブレイン

速攻魔法

手札からこのカードを発動させるとき、自分フィールドに水属性モンスターが居る場合のみ発動できる

① デッキから二枚引く。

 

 

「墓地のネオブレインを手札に戻し!エクストラデッキから『時空の精圧チャクラ』をフィールドに特殊召喚!!」

 

 

時空の精圧ドラヴィタ

レベル7/天使族/光属性/ATK2550/DEF2050/超次元儀式

効果

① 相手が魔法カードを唱えた時、相手フィールドのモンスター1体を守備表示に変更する。

② このモンスターがバトルで勝利した場合、続けてモンスターに攻撃できる。

③ ―覚醒―自分のターン開始時に発動する。自分の場に存在する名前に『NEX』もしくは『HC』と名のついたモンスターが2体以上存在する場合、このモンスターをエクストラデッキに表側で戻し、エクストラデッキから『龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ』を特殊召喚する。この効果は無効化されない。

 

 

「カードを四枚セットしてターンエンドだ」

 

 

浅原 2400

場 マドンナ プレマド N ドラヴィタ

伏せ5枚

手札4枚

 

 

「俺のターン!!ドロー!!『ブラットヴォルス』を発動コストに『ライトニングボルテックス』発動!!!お前のモンスターをすべて破壊する!!」

「マドンナとプレマドは場に残る!!さらに『スローリーチェーン』発動!!」

「カウンター罠『マジックジャマー』発動!!発動を無効にして破壊する!!手札コストはバーバリアン2号!!」

「くっ」

「『終末の騎士』を召喚!!効果発動だ!デッキよりバーバリアン1号を墓地へ送る!!さらにバーバリアンキングの効果!ブラットヴォルスをリリースしてこのターン二回攻撃を与える!さらに伏せカード『バーバリアンレイジ』を発動!!対象はバーバリアンキング!攻撃力を1000アップ!!さらにバトルで破壊したモンスターは手札に戻す!!

「っ!!しまったっ!!」

「そして今現在のバーバリアンキングの攻撃力は3000に加算されてバーバリアンレイジの1000と魔導師の力で2000!よって攻撃力の合計は6000!!バトルだ!!バーバリアンキングでドラヴィタに攻撃!!」

 

 

『これが決まれば石島選手の勝利だァ!!』

 

 

「させるわけがない!!速攻魔法!『反撃のサイレントスパーク』!!」

「二枚目のカウンター罠!!『魔宮の賄賂』発動!発動を無効にして破壊!!」

「くっそ・・!!その後一枚引く・・・だがこれでこちらが使える!!効果処理終了後!!速攻魔法『アポカリプスデイ』!!」

 

 

アポカリプスデイ

速攻魔法

フィールドにモンスターが6体以上いる時、フィールドに存在する全てのモンスターを墓地に送る。

 

 

「フィールドのモンスターが六体以上存在する場合それら全てを破壊する!!」

「なんだとっ!!」

「消し飛ばせ!!アポカリプス!!」

「くっ!!アクションマジック『決闘者不屈の魂』!!バーバリアンキングの破壊を無効にする!!」

「だがドルゲーザには退場してもらう!!」

 

 

 

決闘者不屈の魂

アクションマジック

① モンスター1体を選び発動する。そのモンスターはこのターン終了時までフィールドから離れない。

 

 

 

「モンスターの数が代わり巻き戻しが起こる!!バーバリアンキングでマドンナに攻撃!!」

 

 

『なんどチャンピオン!!破壊されずフィールドにとどまるモンスターにあえて攻撃ですか!!?』

 

 

「いや・・・違う・・・っ!!!」

 

 

『え?』

 

 

「バトルで破壊したときバーバリアンレイジの効果発動!!墓地に行く代わりに手札に戻す!!マドンナの効果は置き換え効果!置き換え効果は同時に二つ発動しない!!手札に戻てもらうぜ!!続けてプレミアムマドンナにも攻撃!!同じく手札に戻りな!!」

「ちぃ!!」

「俺はこれでターンエンドだ」

「エンドフェイズに伏せカード『ネオブレイン』!二枚ドロー!!」

 

 

 

石島 3450

手札二枚

場 キング(5500)

伏せ1枚 魔導師・闇の護封剣・レイジ

 

 

 

 

「俺のターン!!これなら・・!!!スタンからメイン『ドラゴンズサイン』発動!!手札から『真・龍覇ヘブンスローシア』守備表示で特殊召喚!!効果発動!!エクストラデッキよりドラグハートフォートレス『天獄の正義ヘブンズヘブン』を特殊起動!!!」

 

 

真・龍覇ヘブンズロージア

レベル7/ドラゴン・戦士族/ATK2200/DEF2400/ドラグナー

効果

① 召喚・特殊召喚時、エクストラデッキからレベル5以下の光のドラグハートもしくはレベル3以下のドラグハート一枚を自分フィールドに特殊起動させる。

② 自分の除外されているカードが5枚以上の時、自分の光属性モンスターは『シールドセイバー』を得る。(―シールドセイバー-自分の伏せカードが破壊されるとき、代わりにこのモンスターを破壊しても良い。その場合伏せカードはフィールドに残る―)

 

天獄の正義ヘブンズヘブン

レベル5/光属性/特殊永続魔法(ドラグハートフォートレス)

① このカードは自分のモンスターゾーン。魔法・罠ゾーン一つをしようして自分フィールドに特殊起動する。

② このカードは『奥義』または『龍』と付くカード以外の効果ではフィールドを離れない。(ただし、自分が場のカードを選択する場合、この効果は当てはまらない)

③ 互のプレイヤーは自分フィールドに光属性モンスターがいない場合、手札から魔法を唱えるとき、除外されているカード1枚を墓地に送らなければ魔法カードを発動できない。

④ エンドフェイズに発動する。手札から『ブロッカー』を持つモンスターを1体特殊召喚する。

⑤ 龍解―ブロッカー3体以上―自分のドローフェイズに発動する。自分フィールドにブロッカーを持つモンスターが3体以上居る場合、このカードをエクストラデッキに戻し、エクストラデッキから『天命讃歌ネバーラスト』を特殊召喚する。この効果は無効化されない。

 

 

 

 

「ホーガンブラスター発動!!デッキをシャッフルのちトップ1枚公開!めくれたのは『龍覇グレンモルト爆』!よって特殊召喚!!さらに爆の効果発動!!エクストラデッキより『闘将銀河城ハートバーン』を特殊起動!!」

 

 

 

龍覇グレンモルト爆

レベル8/戦士族/火属性/ATK3000/DEF3000/ドラグナー

効果

① -スピードアタッカー-このモンスターは召喚・特殊召喚時必ず攻撃宣言することができる。

② 召喚・特殊召喚時に発動する。エクストラデッキよりレベル5火属性のドラグハートを一枚フィールドに特殊起動する。

 

 

 

 

「伏せていた速攻魔法『ポジトロン・サイン』発動!!山札の上から四枚を見てその中の速攻魔法1枚条件を無視して発動できる!!四枚を確認!その中から速攻魔法『インフェルノサイン』発動!!墓地より守備表示で特殊召喚!!甦れ!ラ・ローゼ・ブルエ!!」

 

 

 

 

ポジトロン・サイン

速攻魔法

① 山札の上から4枚を確認する。その後速攻魔法1枚を選び、条件を無視して発動する。それ以外のカードは好きな順番で山札の一番下に送る。

 

 

 

 

「自分フィールドにドラゴン族モンスターがいるので手札の『龍素知新』発動!!墓地の速攻魔法1枚を発動する!俺が使うのは『ホーガンブラスター』!!効果起動!!シャッフルのちトップ公開!!めくれたのは・・・・よっし!!『憎悪と地獄の門』!!効果発動!!相手ライフが自分よりも多い場合、ライフを自分のライフと同じにする!!よってライフを2400にする!!」

「なんだとっ!!?」

 

石島 2400

 

 

「カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

浅原 2400

場 ハートバーン・ヘブンズヘブン・ロージア・モルト爆・ブルエ

伏せ2枚 ハートバーン・ヘブンスヘブン・

手札2枚

 

 

 

「モンスターは3体・・見たことねぇカードが二枚ある。だがこのターンで仕留める!!俺のターン!!ドロー!!闇の護封剣の効力は切れて破壊。よってバーバリアンキングの攻撃力は5000にダウン。だが構わねぇ!!『ゴブリドバーグ』を召喚!効果発動!手札から『タスケナイト』を特殊召喚!バーバリアンキングの効果発動!!いま召喚した2体をリリースして再び三回攻撃の効果を得る!!」

「何度もさせるかよ!!伏せていた『禁じられた聖杯』発動!!対象はバーバリアンキング!!」

「ちっ!!だが攻撃力が800上昇!!・・・ちっ、魔法カードが使えないこの状態が繋いな・・・だが突貫する!!バトルだ!!バーバリアンキングでブルエに攻撃!!」

「何もない!!」

「バーバリアンレイジの効果でそいつは手札に戻してもらう!!カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

 

石島 2400

場 キング

伏せ2枚 魔導師 レイジ

手札0枚

 

 

 

「俺のターンドロー!!この勝負貰う!!」

「なんだとっ!!?」

「ロージアを攻撃表示に変更!!そしてその瞬間!!ハートバーンの龍解条件成立!!」

「っ!!」

 

 

「見せてやる!!最後まで絶対にあきらめない男の生き様!!ドロッドロに煮え滾る俺の魂!!この状況をひっくり返して勝利を切り開く!!!燃え上がりそして立ち上がえ!!ハートバーン!!龍解!!!『超戦覇龍ガイNEXT』!!特殊召喚!!!」

 

 

 

 

超戦覇龍ガイNEXT

レベル10/ドラゴン族/火属性/ATK5000/DEF2500/ドラグハート

効果

① 自分のモンスターはすべて『スピードアタッカー(このモンスターは召喚・特殊召喚時必ず攻撃宣言できる)』を得る。

② このモンスターが与えるダメージは3000以下になる

③ ―龍回避―このモンスターがフィールドを離れるとき、このモンスターをエクストラデッキに戻し、魔法・罠ゾーンの『闘将銀河城ハートバーン』を場に特殊起動する

 

 

 

 

「攻撃力・・・5000だとっ!!?だがまだ俺のバーバリアンキングの方が攻撃力は上だ!!」

「知ってるさ!!だからこいつじゃない!!!『死者蘇生』!!甦れ『ラ・ローゼ・ブルエ!!』俺はロージアとモルト爆さらにブルエをリリース!!」

「なにっ!!?3体リリースだとっ!!?」

 

 

「全てを焼き払え!伝説の龍!!更なる進化と転生を繰り返し!!舞台をサファイアで染め上げろ!!『ボルメテウス・サファイア・ドラゴン』!!!」

 

 

 

 

 

 

『ボルメテウス・サファイア・ドラゴン!!!』

 

現れたのは遊矢が持つボルメテウスよりも一回り大きい、似たような姿をしたボルメテウスだった。けれど背中に持つ武器はボルメテウスを凌駕し、体の色も白から全体的にサファイアのような美しい青に変化していた。

 

 

「あれ・・・俺のボルメテウスに似てる・・けど・・・それ以上にすごい・・!!!」

「あれが浅原講師のデッキのエースだろう」

 

 

『バトルフェイズ!!サファイアでバーバリアンキングに攻撃!!その瞬間サファイアの効果発動!!相手の魔法・罠ゾーンのカード3枚を墓地に送る!!その時相手はカード効果を発動できない!!俺が選びのは!!伏せカード2枚とバーバリアンレイジ!!!』

 

『馬鹿なっ!!』

 

 

 

 

ボルメテウス・サファイア・ドラゴン

レベル10/ドラゴン族/火属性/ATK4000/DEF4000

効果

① ―スピードアタッカー―

② このモンスターの攻撃宣言時、相手の魔法・罠カードを3枚選び墓地に送る。この効果に対して相手はカード効果を発動できない。

③ このモンスターの攻撃宣言時、攻撃力を1000アップさせる。

④ このモンスターの与えるダメージは3000以下になる。

 

 

 

『これによりバーバリアンキングの攻撃力は3500までダウン!!さらに自身の効果で1000攻撃力が上昇!!合計5000!!!!サファイア!!焼き払え!!ボルメテウスフルブラスト』!!!」

『まだやられん!!アクションマジック『奇跡』!!ダメージを半分にして破壊を無効にする!!』

 

 

石島 2400-((5000-3500)÷2)=1650

 

 

 

『こいつで最後!!ガイNEXTで攻撃!!超戦覇龍奥義『ネクストブレイク』!!!』

『グォオオオオオオオオ!!!!!!!?』

 

 

 

 

 

石島 0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「久しぶりに心の底から電力が出せるいいデュエルをさせてもらった。浅原智樹と言ったな。感謝する」

「それはこっちのセリフだよチャンピオン。今までデュエルした中であんたは五本指に入る実力者だったよ」

「ふっ、一番ではないのが釈然としないがまぁいいだろう。お前とのデュエルで得たことを俺はリーグで活かそう。そして誓ってやる。お前に敗れるまで俺は今後絶対に負けん」

「そうかい。なら今日からあんたのファンになるしなさそうだな」

「ならばこれを受け取れ。俺の試合を必ず見られる特別観戦権だ。ではな。ニコ。いくぞ」

「はい。浅原さん。今日は本当にありがとうございました。ではまた機会があれば」

 

 

そう言って帰っていくニコスマイリーと石島を見送った。

イイデュエルだった。久しぶりに防戦一方の試合だったこと、そして手札が噛み合ってくれたのことなどの出来事が続き、心の底から楽しいデュエルだった。

 

 

「浅原さん!!」

「お?遊矢くんどうした?」

「俺とデュエルして欲しいんだ!!」

「もしかしてさっきのデュエルに影響されたか?」

 

「うん!!けどそれ以上に俺の目標ができたんだ!!俺の全力で!!俺の小細工なしのデュエルを見てもらってみんなが楽しめるデュエルをするんだ!!それがきっと父さんのエンタメデュエルに、そして俺のエンタメデュエルに繋がるものだって思ったんだ!!」

 

「そっか・・・・よし!!ならやるか!!」

「おう!!」

「ちょっとセンセー?私たちも相手をして欲しいのだけど?」

「俺もデュエルしたい!!あんなもん見せられて燃えないデュエリストなんている訳無いじゃん!!」

 

「私もお願いしたいわ。この興奮が収まる前に一度デュエルをしたいの」

「お前ら・・・・・なら今日の講義はひたすらデュエルにするか!零児!お前も何人かと相手してけ!雪乃も対戦相手してやってくれ」

「分かりました。ならばレイン恵。君の相手は私が勤めよう」

「なら私はカヤかしら。久しぶりにあなたと戦いたいわ」

「・・・・了解した」

「いいわよ。プロに通じるか全力で行かせてもらうわ」

「他の奴らも好きな相手とやってもよし。交代制で待つのもオッケイだ」

「早く早く!!はじめよう!!」

 

 

 

 

「「「「「「デュエル!!!」」」」」」

 

 

この日、夜七時を過ぎるまでみんなでデュエルをしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遊矢。勝鬨との話は後日改めて聞こう」

「そのまま忘れててよっ!!?」

 

 

 

 

 







取り敢えずこんな感じで。
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