お久しぶりです。
チャンピオンとの対戦から数日後、どこから漏れたのか俺とチャンピオンがデュエルをしたことが広まっていた。対戦結果までは伝わっていなかったが、噂の真相を確かめようとする記者や調子に乗るなと忠告に来る厳つい男どもがやって来たりと大変だった。
あ?どうやって凌いだかって?いやぁ天下のLDSの力はすごいな。それと女性デュエリストの発言力はまた素晴らしいものがあるよ。
つまり権力と発言力がある零児と雪乃が手を回してくれて五月蝿かった連中は黙ってくれたわけですよ。
けど、黙ってもしつこい奴はしつこい訳でですね・・・・・
「おい聞いてるのかこの卑怯者!!」
「ギャハハ!!リュウタてば虐めちゃダメだよぉ?臆病者なんだからさぁギャハハ!!!」
「おいおい二人共やめてやれよ?こんなさらし者みたいにされたら可哀想だろ!!?ガハハハ!!!」
このように買い物先でいきなり絡まれるわけですよ。よくわからんギャル男とギャル娘どもに囲まれてしまうわけですよ。しかも声が大きいから周囲に人が集まってきてヒソヒソ話し始めるからさぁ大変。うん。無視無視。さっさと帰ろう。かき分けて離れようとすると掴みかかってくる男。
「・・・・何か用?俺買い物に来ただけなんだけど?」
「『買い物に来ただけなんですぅ』だってよ!!?・・・・・なめてんのか?」
「は?なんでそうなるの?」
ワケわからん。
「たかが一般人があのチャンピオンとデュエルしただけで・・・お前どうなるか分かって今の発言してんのか?あぁん?」
あ、察し。
つまりそゆことね。
「僻んでるただの餓鬼か。くだらね。邪魔だからどいて。晩飯当番俺なんだよ」
「てんめぇ!!調子に乗んじゃねーぞ!!」
拳を握り殴りかかってきたギャル男A。勿論俺はデュエルマッスルはそこまで高くないのでそのまま受けましょう。痛いのやだなぁ・・・・
――ゴキュ
うっわ痛っ!?なんか鈍い音したし!?!あ、口の中切れた。口の中に広がる鉄のハーモニー・・・・・嫌だなぁ・・・
「いつつ・・・気が済んだなら通してくれる?」
「っ!!この野郎!!」
「そこまでにしてもらおうか」
また殴ってきそうだったギャル男の腕を掴んで止めたのは零児だった。なんでここにいるの?
いきなり現れた最年少プロデュエリストの登場にさっきとは違う意味で集まっていた奴らが話し始めた。
「お前・・・赤馬零児・・・・っ!!」
「これ以上やるならばこちらにも考えがある」
「へっ!!やれるもんならやってみろよ!!こんな臆病者を庇う奴は弱いって決まってるんだぜ?」
威勢がいいなおい。一応プロだぜ?それに下手したら基本ワンキルかましてくるDDDデッキだぜこいつ。下手な奴が勝てるわけないじゃん。
「そうか、なら止めない方が良かったな」
―――――あのまま手を出していたら君は今こうして立っていられなかっただろうに
何爆弾投げつけちゃってくれてるのこの男っ!?!?!?
「んだとぉ!!?」
「先に手を出した時点で正当防衛が使える。どれだけ殴られようとも身を守るための力と捉えられる。無論目撃者も監視カメラもすべてそれを決定づけるものばかりだ。そちらに有利なことは一切ない」
「っ」
「言っておくが私は彼をかばったのではない。君を庇ったのだ。そこを理解してもらおうか」
「あのぉ?零児?俺そこまで強くないよ?」
「ほう?最近120キロオーバーの荷重を背負って筋トレをしてると聞きましたが?」
いやぁ・・・あれは荷重じゃなくて面白がってのしかかって来た望佳と愉快な二人組だぜ?
ちなみに恥ずかしい話半年前まで腕立てができなかった貧弱男です。
「いやあれは・・・・イイや、それでいいよ」
「と、言う訳だ。ここは大人しく身を引いたほうが良いのではないか?」
「ふざけやがって・・・・・!!ならデュエルしろ!!」
はい始まったよデュエル脳。もう慣れたけど相変わらずここの住民頭おかしい。大人しく身を引けよ。めんどくさい。けどそれで黙るならそれに越したことはないし。
「はいはいデュエルデュエル。零児ちょいどいてて、即効で仕留めて買い物したいから」
「分かりました。しかしあなたが手を下すほどの相手には思えませんが?」
「いいよ別に。これで黙るなら」
俺の後ろに下がった零児を見てギャル男はまた憤慨するように顔を真っ赤にしていた。
「てめぇ!!!舐めやがって!!もしてめぇが負けたらデッキ横しやがれ!!」
「あーはいはい。なら負けたら二度と関わるなよ。鬱陶しいから」
「「デュエル(!!!)」」
ギャル男 4000
トモキ 4000
「俺の先行!!手札から『バイスドラゴン』を特殊召喚!!さらに『タイラントドラゴン』を捨てて『ハードアームドドラゴン』を特殊召喚!!2体をリリースして来やがれ!!『青氷の白夜龍』!!カードを一枚伏せてターンエンドだ!!」
ギャル男 4000
場 白夜龍
魔法 伏せ1枚
「へっ!!こいつはカード効果で破壊されずカード効果の大賞に選ばれた時にそれを無効化できる!!てめぇには何もできないんだよ!!」
「あっそ、ならドロー。スタンからメイン。フィールド魔法『セブンスタワー』発動。『死者蘇生』が除外される。『フェアリーシャワー』発動、一枚除外して一枚手札に『グレンモルトNEXT』を除外する。二枚目『フェアリーの火の粉祭』発動。山札の上から二枚を確認して一枚を除外する。その後もう一枚はデッキの一番下に送る。その時に火属性モンスターを除外していたら火の粉祭は手札に戻る。『ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン』を除外する。火属性モンスターだから火の粉祭は手札に、もう一回火の粉祭発動『偽りの名ヴィルヘルム』を除外、火属性だからまた手札に、また発動火の粉祭『怒英雄ガイムソウ』除外。また火属性だから手札に戻す。もう一回発動。『フェアリーライフ』を除外。火属性じゃないからそのまま墓地へ」
「『フェアリーギフト』を発動。発動コストは墓地の『フェアリーシャワー』をデッキに戻す。このターン追加で2回の通常召喚ができる。『セブンス』の効果で死者蘇生を下に重ねて『龍覇MAS』を召喚。その効果でエクストラデッキから『龍波動空母エビデゴラス』を特殊起動。さらに通常召喚権を使ってMASをリリース。『サイバー・N・ワールド』を召喚。効果で墓地と山札、手札を戻してシャッフル。その後互いに5枚引く。そしてエビの龍解条件クリアしたから、エビを後ろに下げてエクストラデッキから『最終龍理QED+』特殊召喚。」
「戻ってきた『フェアリーの火の粉祭』発動。『不敗のダイハードリュウセイ』を除外する。手札に戻る。もう一回発動『フェアリーライフ』除外。『ストリーミング・チューター』発動、5枚見る。『フェアリーギフト』『超戦龍覇モルトNEXT』『フェアリーシャワー』『獰猛なる大地』『ボルバルザークエクス』。その中から火属性と地属性を手札に加えて、加えた数だけ魔法カードを手札に、それ以外は墓地に送る。モルトNEXTとエクスを手札に。獰猛とシャワーを手札に。ギフトは墓地に」
「ギフトの効果、こいつをデッキの下に送り、手札を一枚捨てると次に召喚するモンスターのレベルを3下げる。手札の『ダイハードリュウセイ』を捨てる。二回目の通常召喚『超戦龍覇モルトNEXT』召喚。効果発動。火属性のカードが5枚以上除外されている時、エクストラデッキからレベル5以下の火属性ドラグハートを特殊起動する。『闘将銀河城ハートバーン』特殊起動」
「『フォースアゲイン』発動。自分のモンスターを1体破壊して、墓地から破壊したモンスターを特殊召喚する。NEXTを破壊してNEXTを特殊召喚。再び効果起動。『波動勝龍剣ガイオウバーン』を装備する。装備したガイオウバーンの効果で相手モンスターとバトルする効果があるけどこれは破棄、バトルフェイズに入る。モルトNEXTで白夜龍に攻撃」
「血迷ったかよ!!コイツの攻撃力はご」
「ガイオウバーン効果でバトル中装備したモンスターの攻撃力を相手の攻撃力を1000アップする。だたしこいつはモンスターとの戦闘で相手にダメージは与えられない。モルトの攻撃力はこれで4000。一方的に破壊する」
白夜龍撃破
「っ!!?」
「モルトNEXTは自身の効果で守備表示になる。がモルトNEXTの更なる効果。自分の火属性ドラゴン族が5体以上除外されている時発動する。このモンスターを攻撃表示に変更して二回目の攻撃ができる。そしてドラゴン族の表示が攻撃表示に変更したのでハートバーンの龍解条件成立。こいつを後ろに下げてエクストラデッキから『超戦覇龍ガイNEXT』を特殊召喚。モルト二回目の攻撃」
「トラップカード!!『リビングデットの呼び声』!!甦れ『青氷の白夜龍』!!」
「構わん。モルト攻撃続行。撃破。これでガイオウバーンの龍解条件モンスターを二体破壊もクリアしたからガイオウバーンをエクストラに戻して『勝利の覇道ガイラオウ』を特殊召喚。ガイNEXTとガイラオウ、QED+で一斉攻撃」
ギャル男 4000-2000-3000-2000=-3000
「ふぃ〜いい買い物したわ。零士もサンキューな。車出してくれて」
「構いません。また間近であなたのデュエルを研究させてもらえましたので」
研究っていうかただの後攻オーバーワンキルだけどね?まさかあそこまで回るとは思わんかたわ。ミラフォあっても手札にバイオレンスいたから余裕で返せたし素晴らしいものだったよ。相手にとってはただモンスター自慢しただけのデュエルだったけどね」
フェアリーの火の粉祭
魔法
① 山札の上から二枚を見て、一枚を除外する。一枚を山札の一番下に送る。
② ①の効果で火属性カードを除外した場合、このカードを墓地に送る代わりに手札に戻す。
フォースアゲイン
速攻魔法
① 自分のモンスター1体を破壊して発動する。墓地からこの効果で破壊したモンスターを特殊召喚する。
超戦龍覇モルトNEXT
レベル7/ドラゴン族・戦士族/火属性/ATK3000/DEF3000/ドラグナー
効果
① このモンスターは攻撃終了時守備表示になる。
② 武装5―火属性―このモンスターの召喚、特殊召喚時に火属性カードが五枚以上除外されている場合に発動する。エクストラデッキからレベル5以下の火属性ドラグハートを特殊起動する。
③ 武装5―火属性ドラゴン族―このモンスターの最初の攻撃終了後、火属性ドラゴン族が5体以上除外されている時に発動する。このモンスターを攻撃表示に変更し、二回目の攻撃ができる。
④ このモンスターが相手に与えるダメージは2000以下になる。
覇道勝龍剣ガイオウバーン
レベル5/火属性/特殊装備魔法
① このカードは自分のモンスターゾーン。魔法・罠ゾーン一つをしようして自分フィールドに特殊起動する。
② このカードは『奥義』または『龍』と付くカード以外の効果ではフィールドを離れない。(ただし、自分が場のカードを選択する場合、この効果は当てはまらない)
③ このカードはこのカードを特殊起動したモンスターの装備魔法として扱う。(装備モンスターが場を離れた場合、このカードはエクストラデッキに戻す)
④ このカードを装備したときに発動する。装備したモンスターと相手モンスターを1体選択しそのモンスター同士をバトルさせる。
⑤ 装備モンスターのバトル中、装備モンスターの攻撃力を1000アップする。ただし、装備モンスターはモンスターとの戦闘で相手にダメージを与えられない。
⑥ 龍解―相手モンスター2体の戦闘破壊―装備モンスターが各ターン中に相手モンスターを二体破壊した時に発動する。このカードをエクストラデッキに戻し、エクストラデッキから『勝利の覇道ガイラオウ』を特殊召喚する。この効果は無効にならない。
勝利の覇道ガイラオウ
レベル10/ドラゴン族/火属性/ATK3200/DEF3200/ドラグハート
効果
① -スピードアタッカー-このモンスターは特殊召喚時必ず攻撃できる。
② 相手ターン中、最初に攻撃宣言した時に発動する。攻撃宣言した相手モンスターの攻撃対象をこのモンスターに変更してダメージ計算を行う。
③ このモンスターの与えるダメージは2000以下になる。
「まぁあの程度でよければいつでも見せてやるからいつでも遊びにこいや」
「では近いうちに」
「あ、醤油買い忘れた」
「中島、近くのスーパーに車を向かわせろ」
「分かりました。浅原様、希望はありますか?」
「得にはないです。近場で構いません」
ミルザムの効果で増やされたシールドを越えられなくて負けた悲しき最近の出来事。