DMPの遊戯王アークファイブ生活   作:月光皇帝

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お久しぶりです


第32話 煉獄

今日は珍しく雪乃と俺だけだった。望佳は恵を連れて何処かの大会に出てくると言って遊びに行った。

久しぶりにゆっくりできると思ったら雪乃がいきなり『今日フリーなの。楽しみましょうね、センセ?』とか言ってきたせいでそれも出来なさそうだ。

 

とは言ってもデッキの改造や雪乃の愚痴を聞いたりしているだけなのだが結構楽しそうに見える。

今の話題はパパラッチにすっぱ抜かれた俺と雪乃が夕飯の買い出しに出ていた時の写真に関してだ。

曰く『姫を魅了する男現る』だそうだ。記事にはあることないこと書かれ放題だ。俺の悪評だが。うん。逆に俺への悪評しか書かれていなかった。

 

 

「本当にここの週刊誌には困るわ。えぇ本当よ。先生の悪口ばかりなんだもの」

「ほんとにそうか?その割には顔緩んでるんだが?」

「それはきっと先生と二人でいるからかしらね?」

「あー、はいはい、どうせツーショットだからとか思ってるんだろ」

「・・・・・・むぅ」

 

あと最近わかったことがある。こいつたまに子供みたいな反応をする。普段大人びた態度だからこういうのを見るとなんかほっこりする。

 

「そういえば先生?さっきデッキを触っていたけど今度はどんなデッキを組んだの?」

「組んだっていうかあれだよ。最近お前らにメタ貼られてきたから除外しないデッキ組んでたの。丁度墓地使うやつで面白いカードあったから」

「へぇー気になるわ。先生?もし良かったらデュエ・・・・・っ!!」

 

 

なんだ?いきなり目を光らせて何か思いついたような越してるぞコイツ。何思いつきやがった?

 

 

「そうよ!!先生!!久しぶりにショップでやりましょう!!」

「おい、素が出てるぞ?」

「・・・・・・ごめんなさい。少し乱れたわ。それでどう?どうせやるならソリッドビジョン使ってやった方が迫力あるでしょ?」

「俺は別になくてもいいんだが・・・・あーはいはい。わかりやした。わかったからその絶望した顔するのやめろ。演技でもすごい罪悪感出てくるから」

「うふふ、先生もチョロイわね。あとは時間の問題かしら?」

「そーだね。ちょい着替えてくるから先に外行っとけ」

「そ・・・そう?なら先に外出てるわね?」

 

 

あと知ったことその2、仕掛けるのは何でもないのに仕掛けられる、もしくは半裸を見るのは結構ダメらしい。変なの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んで、いつもの真紅眼か」

「先生ここならソリッドビジョン顔パスで使わせてもらえるでしょ?」

 

やってきたのは毎度お馴染みのカードショップ真紅眼。何度か来ているうちに店員とも仲良くなり、気が付けば顔パスでソリッドビジョンまで使わせてもらえるようになっていた。

店内は心地いい感じにエアコンが効いており涼しい。今日は大会のようで人も結構入っているみたいだ。

 

「あれま、これだと使えなさそうだな」

「そうね・・・・なら少し待ちましょう?たまにストレージを見てみたいの。いいかしら?」

「特に予定もないしそうするか」

「決まりね。行きましょう?」

 

シュルっと自然に腕を組んでくるあたりこいつは本当に抜け目ない。こういうことしてるからパパラッチにすっぱ抜かれるんじゃないのか?

 

一応今の変装のつもりなのか髪型をサイドテールにして帽子をかぶり、伊達メガネをしているがいつもここに来るときこの格好だからバレてる奴にはバレてると思う。

とか思いつつも、ストレージコーナーに着けば離れてストレージを漁り始める。

 

 

「お?浅原さんいらっしゃい」

「どうも店長、後であれ使わせてもらってもいいかい?」

 

 

近くにいた店長こと春雨さん。見た目はゴツイおっさんだが見た目とは真逆ですごく優しい。何度か会う内に仲良くなりこうして店を訪れると声をかけてくれる。

 

 

「大会終わってからでいいならね。しばらくかかるよ?始まったばかりだし」

「その辺はあそこの小娘に言ってくれ」

「お、そうかい今日は雪ちゃんか。モテるねぇ」

 

 

雪とは雪乃がプライベートで使っている名前だ。しかもコイツ『淺原雪』って名乗ってるからタチ悪い。漢字は違うが読み方は同じなのですごくタチが悪い。

 

 

「出来たらもう少し年上にモテたいけどよ」

「そう言ってるのもいつまで続くかね。女ってやつはすぐに大人になるものだから」

「それでも俺があいつを好きになったらあかんだろ。社会的に」

「そう言ってた人を俺は何人か見てきたんだよ?」

「はぁ・・・・・そうなる前に早くいい女性みつけないと「必要ないわよ?先生には私がいるもの」・・・声を被せてくるな雪」

「いらっしゃい雪ちゃん」

「こんにちは春雨さん。今日も眼光に力が滾ってるわ、それから後でソリッドビジョンを使わせてもらえるかしら?先生とヤリたいの」

「その発音やめい」

「ははは、ゾッコンだね雪ちゃん。構わないよ。けど結構待ってもらうことになるよ?」

「大丈夫、先生と一緒なら1日何もしなくても居られるもの」

「かぁ!!浅原さんいい女見つけたねぇ全く!!こりゃいい女房になる女だ」

「ノーコメント」

「うふふ、それじゃ春雨さん、先生と店内見させてもらうわね」

「おうよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後

 

 

 

 

「先生暇よ。何か話題をくれないかしら」

 

 

さっき何もしなくとも居られるとか言ってたやつはどこいった?

 

 

「だからさっきから対戦するぞって言ってるだろ」

「いやよ。やるならあの迫力でやりたいもの」

 

 

指さす先にはソリッドビジョンに映し出されるモンスターがいる。今から準決勝が始まったところなのでもう少しかかると思う。

 

 

「我が儘娘め」

「今日の私は我が儘娘スタイルなのよ。せっかくのオフなんだから楽しみたいじゃない」

「なら買い物とかで良かっただろうが」

「それは明日の予定なの。明日もオフだから」

「仕事ないの?」

「オフにしたのよ。最近歯ごたえのあるデュエリストが少なくてつまらないのよ。この前だってエースモンスター破壊しただけで戦意喪失しちゃたのよ?どう思う?」

「馬鹿だろ。むしろなんで突破される可能性を考えてないんだよ」

「その点先生や望佳ちゃん、恵との対戦は有意義よ?最近恵が強くてね。この前は墓地を全部デッキに戻されちゃって大変だったのよ?」

「除外されないだけまだマシだろ。あいつたまにとんでもない事するから怖いんだよ」

「まぁそれでもまだ私のほうが強いから勝てるのだけれどね?」

「お前手札三枚あれば動けるデッキ構築だもんな」

「目指すのは2枚で動けるようにすることね」

 

 

その後はデッキを広げて構築を見ていた。雪乃は変わらずロマノフを使っている。最近は新しい何かを取り入れようと探しているみたいだがピンとくるカードが見つからないらしい。

 

 

「別に悪くないのよ?けど・・・なんていうのかしら?こう・・・・ひとつ足りないの」

「・・・・そう言えば言おうと思って忘れてた。お前にいいものあったんだ」

「え?」

「まぁ直ぐには渡さんけどな、どんなものかはデュエr「もしや藤原雪乃様ではありませんか!!!」・・・最近言葉被せるの流行ってるの?」

 

 

どでかい声の方向には数人を従えている一人の男。見た目は・・・・ムカツクけどイケメンだ。こいつは絶対にモテる。こいつか今の声?

 

 

「こら、声がでかい。彼女を驚かせてしまうじゃないか」

「し・・失礼しました!!自分本物の姿を見て興奮してしまい・・・」

「気をつけてくれ」

 

 

うっわ声までイケメンだ。撲滅すればいいのに。

 

 

「ごめんね。驚かせてしまったかい?藤原雪乃さん」

 

 

でた、イケメン特有の爽やかイケメンスマイル。これは雪乃も少しは

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんなさい今凄く機嫌悪いのどこか行きなさいあなた方には興味ないのミジンコ共いきなり現れて人の事間違えてよくそんな爽やかな顔できるわね謝る気があるならもっと演技でも申し訳なさそうな顔をしなさいそれとも何?そうやって人を出しにしてナンパでもする気なの?しかも人違いなのにほんと迷惑なのよどこか行きなさいさもないとあなたの息子蹴り潰すわよ」

 

 

怖っ!!?何!?どうしたの!!?しかも息継ぎなしとかほんとどうしたの!!?

ちょいっと周りを見ると対戦を中断してまでみんなこっちを見てた。数人は『あ、浅原さんと雪さんだ』と言うような顔をしているがほとんどは『藤原雪乃』のネームバリューを聞いてそわそわし始めている。

 

 

「これは失礼した。けど、あなたは間違いなく藤原雪乃さんだと思うんですよ。その銀髪と声、何よりも隠しきれない美しさがある」

 

 

うっわ、俺こいつ無理。なんて言うか生理的に無理。これならこの前のギャル男の方が百倍いいとおも・・・・わんな。どっちも無理。

 

 

「・・・・・・で?何か用かしら?私今プライベートなのだけど?サイン握手の類はお断りよ。デュエルもね。先約がいるの」

「もしかして・・・この男のことですか?」

「指を指さないでくれるかしら、あなたの指で先生が汚れるの」

「先生・・・あぁこの男が噂の・・・へぇー」

 

 

どんな噂?いろいろあるよ?

 

鬼畜デュエリスト

オーバーキルマン

八百長してチャンピオンに勝ったデュエリスト

調子に乗ってるデュエリスト

週刊誌にもすっぱ抜かれたし・・

 

 

あれ?いい噂なくね・・・・・・・・・大丈夫。俺強い。社会的に死んでないから問題ないよね?片足ドブ突き抜けてるけど。

 

 

 

「・・・・何?」

「雪乃さん。失礼を覚悟で言わせてもらいます」

 

 

なら言うなよ。

 

 

「貴女の未来にこの男は枷にしかならないですよ」

「・・・・・なんですって?」

 

 

何言い出すのこのイソメン(クソ男+イケメン)。いきなり俺に枷とか行ってきたんだけど?

 

 

「あなたもご存知でしょう?この男が世間からどう見られているか。そして何より、先日あったと言われているチャンピオンとのデュエル。このような男がチャンピオンとデュエル?しかも勝った?そのような証拠も記録も世間には公開されずなぜそのような噂だけが流れていると思います?」

 

 

 

「・・・・・ま・・・・い」

 

 

あ、やべこれ、雪乃の機嫌がどんどん悪い方向へ向かってる。わかってないイソメンはさらに言う。

 

 

「八百長にインチキ、聞けばこの男からは悪い噂が後を絶たない。そしてなによりも先程からの態度、あなたは何も感じないのですか?楽しそうに話すあなたをそっけなく返すこの態度、僕たちファンやあなたのデュエルを尊敬する人々が今の光景を見たらきっと同じように言うでしょう」

 

 

後ろの取り巻きが頷き何も知らない奴らはこそこそと話している。その通りだという声も聞こえてきた。

 

 

「・・・だ・・・・・・・・れ・・・・・・・・・・・・・・・ま・・・」

 

 

少しおせっかいすぎるぞイソメン。仕方ない。黙らすか。その前に雪乃だな。

 

 

 

「あなたにはこの先更なる高み、輝くべき場所がある。それをこのようなのせいで「黙り「雪乃!!」・・・先生・・・」

 

 

ブチ切れそうだった雪乃をなだめる。でかい声を上げたので雪乃もびっくりして黙っていた。けど怒りは収まらないようだ。少し目を離せば怒り狂いひどい事になりそうだ。

 

 

「・・・・・春雨さん。それに皆さん大会中申し訳ないんだが、舞台を貸してくれないか?どうもウチの連れのストレスがすごくてな。この状態じゃ普通にデュエルしても多分収まらないし、正常な判断も出来なさそうだ。だから一戦デカイの観戦させて収めたい。いいだろうか?」

 

 

「浅原さん・・・・皆さんどうだろうか?」

「ま・・・まぁいいんじゃないか?丁度デュエルも終わったとこだし」

「決勝前のエキシビジョン・・・的な?」

 

 

知り合いと常連さんの言葉のおかげでこの流れで舞台は使えそうだ。

 

 

「なあイケメン。俺とデュエルしてくれや。ここまで舞台を作ったんだ。当然受けてくれるよな?」

「そうか・・・なるほど、そうやって君は悪評を高めて彼女を縛る気なんだね」

「あなたいい加減n「そうだな。世間はそう観るだろうよ。けど・・・少なくとも俺が知ってる藤原雪乃って女はこういう時に舞台に上がれない男なんか相手にもしないさ。違うか?雪?」・・・せ・・・せんせい・・・・」

 

 

必殺言葉被せ。仕返し的な?

 

「そんなk「これはあくまで俺の勝手な妄想だ。本人の意思なんか知らねぇ。それ抜きにしてもここでデュエルを受けないのは男じゃないよな?イケメンゴミ虫」・・・いいだろう。ただし条k「俺負けたら俺からは雪乃に近寄らん。お前が負けたらこいつに近寄るなゴミ虫クズ男」・・・いいだろう・・!!ここまでコケにされたのは初めてだ・・!!!」

 

 

必殺言葉被せパート2+挑発

 

 

舞台に上がりデュエルディスクを構える。デッキはある種新作である種プレゼントだ。

しかも割と構築を頑張ったから下手な相手にゃ負けない。

 

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

 

 

 

イケメン 4000

トモキ  4000

 

 

「先行は貰う!ライオウを召喚!!カードを3枚伏せてターンエンドだ」

 

 

場 ライオウ

伏せ 3枚

手札一枚

 

 

ライオウか、特に問題ないな。カード効果で特殊召喚すればライオウはすり抜けられる。問題は伏せカードだ。何があるかわからん。取り敢えず引いてから考えようか。

 

 

 

 

「俺のターン。ドロー。スタンからメインまで。何かあるか?」

「特にないよ」

 

「そ、なら手札から『RPアクア呪文師スペルビー』を召喚する。召喚時効果発動だ。デッキの上から3枚を墓地へ送る。その後魔法カードを一枚手札に加える。『スカルチェーンソー』『煉獄と魔弾の印』『邪眼皇アレクサンドル三世』・・・俺は『スカルチェーンソー』を手札に加える」

 

「罠発動だ『マインドクラッシュ』だ。カード名は『スカルチェーンソー』を捨ててもらうよ」

 

「・・・・手札は『エマージェンシータイフーン』『インフェルノサイン』『転生プログラム』『昇天の剛角笛』『龍素知新』『スカルチェーンソー』だ。スカルチェーンソーを墓地へ」

 

「さらにもう一枚『マインドクラッシュ』発動だ。『インフェルノサイン』を捨ててもらおうか」

 

 

2枚連続かよ。

 

「・・・・・・『エマージェンシータイフーン』を発動する。2枚引いて一枚落とす・・・『邪眼皇ロマノフ一世』を墓地へ」

 

「なっ!!?そのカードは雪乃さんの!!?」

「うそ!!?え!?でもロマノフは確かにここに・・・あら?あのロマノフ私のと少し違う?」

 

外野がまた騒がしくなる。ロマノフは雪乃のエース。俺が持ってることに動揺したみたいだ。

 

「雪乃が持つロマノフの剣の色は青だ。だが俺のは違う。俺のロマノフの剣は赤、あいつのじゃない俺のロマノフだよ」

「・・・・・そうか・・・君はそこまで落ちているのか」

「あ?」

「雪乃さんと同じカードを扱いばかりかそのカードを簡単に墓地に送るとは本当に君は彼女を大切にしていないようだね」

 

 

遊戯に限らずカードゲーム特有の煽り&精神攻撃キタコレ。これは勝ちフラグ回収したな。

 

「そーだね。精神攻撃はもういいか?続けたいんだが?」

「クズが。早く続けなよ」

「あっそ、なら先に宣言しとく・・・残り一枚の伏せカードが召喚無効あるいは効果無効じゃなきゃ俺の勝ちだ。『死者蘇生』発動だ」

「なっ!?まさか今のドローでっ!!?そのためにロマノフを墓地へ・・」

「せんせい・・・・」

 

外野はロマノフを希望してるが残念それは間違いだ。フラグ回収したし多分決まるから全力回転だな。

 

「は?勘違いするな。俺が出すのは『邪眼皇アレクサンドル三世』だ」

「え?」

 

「・・・・・一瞬でも君を見直した僕が「うるさい続けるぞ」

 

「『転生プログラム』発動。『スペルビー』を破壊してモンスターが出るまで表向きにする。『邪眼教皇ロマノフ2世』一発目からあたりだ。攻撃表示で特殊召喚する」

「馬鹿なっ!!?新たなロマノフだとっ!!?」

 

 

現れたのは偉大なる父の意思を継いだ二代目の皇。その効果は父を超えることがある。

 

 

「ロマノフ二世の効果発動。山札の上五枚を墓地に送りその後その五枚の中から魔法カードを一枚発動する。さぁ始めようか!!運命を決めるトップ五枚!!墓地へ!!」

 

 

龍素知新

無双恐皇ガラムタ

邪眼皇ロマノフ一世

ボーンおどりチャージャー

RPアクア・メルゲ

 

 

「ビンゴ!!『龍素知新』発動!!発動条件はドラゴン族がいること!!ロマノフ及びアレクサンドルはドラゴン族!よって条件クリア!!龍素知新は墓地に存在する魔法カードを一枚発動することができるただしこの効果で発動したカードはデッキの一番下に送られる。俺は墓地から『スカルチェーンソー』を発動!!相手は手札を一枚自身で選び墓地へ送る!!最後の一枚捨ててもらうぞ!」

 

「バトルフェーダーを捨てよう」

 

「そしてこの瞬間アレクサンドルの効果発動!」

 

「なんだとっ!!?」

 

「自分フィールドに自分の他の『ナイト』を持つモンスターが居る場合にのみ発動できる!手札及び墓地から唱えた魔法をデッキから発動する!墓地で発動した『スカルチェーンソー』をデッキから発動だ!」

「デッキから魔法カードだとっ!!?馬鹿な!?だが既に僕の手札はないんだぞ!?」

 

「話は最後まで聞けよタコ。スカルチェーンソー更なる効果!相手が手札を捨てられなかった場合相手は自分フィールドのカードを一枚墓地に送らなければならない!さぁ墓地に送ってもらおうか!」

「くっ・・・ライオウを墓地へ(だがこの伏せカードはエアーフォースだ攻撃してきた瞬間に)」

 

「まさか終わったなんて思ってないよな?今度は手札から唱えた『龍素知新』をデッキから発動する。その効果で墓地の『龍素知新』発動、さらに墓地の『スカルチェーンソー』再び発動だ」

「なぁっ!!?」

「これって・・・・・ループに入ってる?」

「さすが雪乃。満点回答だ。しかも応用も効かせられるすごいループだ。さて伏せカードは・・・へぇ、攻撃反応系か、残念だったな」

「くっ」

「そう言えば俺はあまりいい噂が流れてないよな雪乃?」

 

 

 

多分ゲスイ笑みを浮かべてる俺は雪乃に問うと雪乃は満面の笑みで返してくれた。

 

 

「そうね。先生はオーバーワンキルマンなんて呼ばれてたかしら?私先生の全力で相手をひねり潰すの見るの大好きよ?先生の全部を見てる気がして」

「嬉しいこと言うじゃないか。なら見せてやるよ。さぁイケメンくん。その顔を絶望で歪める準備は出来たかい?」

「あ・・・ああ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『知新(A)』をデッキから発動、墓地の『知新(B)』を唱えて墓地の『煉獄と魔弾の印』発動。効果でレベル7以下の闇もしくは火属性モンスターを特殊召喚。ロマノフ一世を特殊召喚。『知新(B)』と『印』はデッキへ戻す。ロマノフ効果で『無双恐皇ガラムタ』を墓地へ。再び『アレク』効果でデッキから『印』発動でガラムタを特殊召喚、さらにアレク効果『知新(B)』墓地から『知新(A)』から『印』で二体目のガラムタ特殊召喚。まぁ今日はこれで終わりにしようか、だるいし。バトル。ガラムタ2体ロマノフ一世二世アレクの順番で攻撃して終わりだ。さぁ煉獄の力をその身で味わいな!!ロマノフインフェルノ!!」

 

 

 

アレク(ATK2300)

ロマノフ一世&二世(ATK2700)

ガラムタ(ATK2000)×2

 

合計ダメージ 11700

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うふふ・・・なぁセンセ?」

「なんだよ暑苦しい、そんな甘ったるい声出さんくても聞こえるしくっつかなくても聞こえてるわ」

「なぁんでもないわ。えへへ・・・・」

 

 

帰り道、最高に機嫌がいい雪乃に絡まれて帰路に着いている。さっきから呼んでは何でもないの連続と渡したロマノフデッキを何度も見て嬉しそうにしている。

 

 

「センセ、ありがとう。このカードを先生の分身だと思って大切にするわ」

「あいよ、けどちゃんと使ってやってくれよ?使われないとカードもただの紙だからよ」

「もちろんよ。けど大切にするわ。先生が私のために作ってくれたデッキで、私のために戦ってくれたデッキだもの」

 

 

嬉しそうに言ってくれるのが何より嬉しい。とは口が裂けても言えなさそうだ。

 

 

「今の私のロマノフと先生のロマノフを一つにして大切に使うから、だから今度の試合見てくれる?」

「見て欲しかったら今日の晩飯の準備手伝え」

「ええ、喜んで手伝うわ」

 

 

ちなみに、イケメンクズ虫くんはロマノフのあまりの恐怖からデュエルの後カッコ悪く逃走、泣きながら走って行き取り巻きもひと睨みすると逃げていった。

観客には惹かれたが一部からは受けたので良しとしよう。その後デッキを雪乃にプレゼントして回し方を伝授、その後ショップの客と何度か回したがまだまだ上手く回せないようだ。けどすごく嬉しそうにやってたので本当によかった。

 

 

 




カードの説明は後日載せるんで。
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