神VS魔
階を上がるごとに何もなくなってきた。あるのは扉も窓も何一つない真っ白で大きなフロアと次の会へ進む階段のみ。逆に何かあるのではと疑ってみるが本当に何もない。そんな空間を彼女、レイン恵と別れてから数十階以上は登っている。
「ひぃ・・・・ひぃ・・・・一体どうなってるのよ!!この建物こんなに高かったかしら!?」
藤原雪乃の言う事は最もだ。外から見た塔の高さと現状私たちが進んでいる階層とでは常識的にありえない。流石に息が上がってきた。後いくつ階段を登ればいいんだ。
「だいたいなんなのよこのまぁまぁ何もない真っ白い空間!!だんだん嫌になってきたんだけれど!!」
「藤原雪乃、少し落ち着きたまえ。普段の君とは思えない表情と発言ではないかね?」
「人間イラついてくると変わるのものなのよ!!逆にあなたは何も思わないのかしらっ!?」
「思わないわけではない。しかし見ても何もなさ過ぎてどうすればいいか私にもわからないのだ。こう見えて今私は混乱しているのだよ」
「うわぁ・・・・全然そうは見えないわね・・・・・・うん。少し落ち着いてきたわ。一旦休憩も兼ねてこのフロアでも調べてみましょうか?何もなさそうだけど」
「そうしようか。少なくとも休憩にはなる。だがあまり時間はかけてはいられないぞ」
ここに来るまでに多くの者が私たちのために留まり戦ってくれているのだ。彼らのためにも早急に黒幕を倒さなければ。
「そうね。なら五分だけ調べてみましょう」
「・・・・・何もないと思ったんだけど」
「あったな」
階段の横、目を凝らさないとわからないほど小さなスイッチがそこにはあった。普通に考えればこの状況が変わるなにかであろうが、果たしてそうだろうか。逆に私たちを陥れる和なの可能性m
「えい」
「・・・・・」
何の迷いもなく彼女はボタンを押してしまった。私の記憶では彼女はこんなにも軽い行動を取るような女性ではなかったはずなのだが。
「毒されたのよ。察しなさい」
虚空に酷く恐ろしい笑顔で笑い悪役のように笑う女性が浮かんでいるように見えた。まさかあの藤原雪乃まで変えてしまうのか。ある意味浅原望佳こそ真に恐ろしい存在なのではないだろうか。
スイッチが起動すると真っ白な空間は消えるホログラムのように消えてゆき、まるでファンタジーに登場する謁見の間のようなフロアが姿を現した。ようやく見えた窓の外は白い雲が見えている。相当な高さを登ってきたのだろう。下の光景蓮で皆にも見えず、騒がしいはずの街の音すら何も聞こえない。
「見なさい赤羽零児、どうやらあの先にこの事件の黒幕さんがいそうな雰囲気よ?」
彼女の指さす先には大きな扉。扉からはなんとも言い難いオーラのようなモノを感じる。彼女の言うように間違いなくその先に今回の事件の黒幕がいるのだろう。
「さてと・・・じゃんけんしましょうか?」
「・・・・・・なるほど。いいだろう。勝った方が黒幕と戦える資格を得るというわけか?」
「そういうこと。私たちのデッキだとタッグデュエルもタッグフォースはそこまで悪くない。けど、一体一で戦うほうが勝率は高いのよ。もちろん。貴方がこの場を譲ってくれるなら嬉しいのだけど?」
「残念ながらそれはできない。ここまで来て何もしないのは私も本意ではない」
「「・・・・・ジャンケン!!」」
そんな私たちの後ろでは主と呼びともに戦う彼らが呆れら顔をしているような気がした。
「やぁやぁよくいらっしゃいました。あの仕組みを破るのは早いとだと思ったんですけどね?まさかここまで時間がかるとは」
扉の先は会社の社長室のような作りの広い部屋だった。中央にテーブルと椅子だけがありそれ以外には何もない。そんな椅子には青年が一人。親鬼真司だった。
「お久しぶりです藤原雪乃さん」
「えぇ。久しぶりね。あなたに負けたあの日以来かしら?」
そう言えば彼女と親鬼真司には因縁があった。確か彼女がLOで勝利した相手であり、同時に一方的に完膚無き敗北を味合わされた相手でもある。
「えぇそうですよ。あなたに負けて這い上がり、手に入れた力であなたを惨敗させたあの日以来です。そういう意味ではあなたに感謝しないとですね」
「そうね。そういうなら素直に受け取ろうかしら。私いい女だからおバカにも優しいのよ?」
「弱い犬ほどよく吠えますよね。今じゃ男に媚び売るメス犬ですか?」
「あら?メス犬だなんて良い例えよ?夫に忠義を誓うなんてなんて良い忠犬なのかしら、あなたネーミングセンスあるんじゃない?」
「頭の中までお花畑になってしまったんですね。可哀想に。あんな馬鹿な男に媚を売るからそうなったんですね」
「そう、あなたには馬鹿な男に見えるのね、可哀想に。現実を直視できずに自分の感情だけが全てだと勘違いしてるのね。今度良い病院でも紹介してあげましょうか?」
「うるさい!!!」
「あらあら?あなたから振ってきた喧嘩でしょう?何を怒っているの?」
彼の短期具合もそうだが彼女の煽り耐性には驚かされた。いくつ爆発するかわからない爆弾にヒヤヒヤしたことか。しかし黒幕であるイズモ少年は一体どこに?
『やれやれ、僕の主となったのですからもう少し落ち着きを持ってくださいシンジ』
「うるさいイズモ!!」
声が聞こえ、親鬼真司が声を上げるとその背後からグレイトフルデッドたちと同じように黒幕がその姿を現した。
銀髪の少年の姿をした超獣と呼ばれるモンスターとは違う存在。イズモ。少年の姿なのに全長3mはあろうその巨体が親鬼真司の隣に降り立つ。
「何を言っても何をしてもいいですが、やることは何も変わりませんし僕にも協力してもらいますよシンジ」
「わかってる!!けどあの女だけはオレが倒す!お前はあっちのメガネ社長をやっつけろよ!お前の野望がかなったら俺の願いも叶えてくれるって約束も忘れるなよ!」
「わかっていますよ・・・全く、熱くなりすぎると勝てるものも勝てませんよ?落ち着きましょう。僕と一緒なら君は絶対に負けません。自分を、いいえ、僕の力を信じてください」
「わかってる!僕とお前が組めば最強で最凶なんだ!!藤原雪乃!!お前をもう一度完膚なきまでに倒してやる!!」
実際に見るのは初めてだがこれがおそらく大きすぎる力に飲まれた人間の姿なのだろう。こんなにも見るに堪えない態度を取るようになってしまうのかと思うと悲しいものだ。
「そうだ!!このデュエルお互いのすべてを賭けよう!所有物もその命も体も全部だ!ファハハ!!そうだ!!そうしよう!!そして藤原雪乃!!僕に恥をかかせたお前を僕のモノにして心も体も全部辱めてやる!!壊してやる!!」
「はぁ・・・・零児くん。そっちのイズモの相手は任せるわ。なんかあの子勝手に妄想入ってて大変だから私が相手するわ。ついでにこの前のリベンジもしたかったし。これならさっきのジャンケンの勝敗も関係ないでしょ?」
「負けたのは君だがね。だが異論はない。負けるなよ?」
「冗談にしては面白くないわよ?それに負ける訳無いじゃない。私彼みたいなタイプ嫌いなの。女の”お”の字も知らない童貞くんがイキってるのが本当に嫌いなのよ。それに私には先生の嫁ポジションがもうあるのよ。それ以外の追加要素はいらないわ」
何か親鬼真司が顔を真っ赤にして否定し、反論しているが何も聞こえないような態度の藤原雪乃。彼女は今かなり余裕がありそうだ。これならばデュエル中のミスはないだろう。
「ところで零児くん。あそこの童貞君に比べるの先生ってやっぱりカッコイイわよね?顔じゃなくて心の大きさとか大人の色気?そんな感じの何かがあると思うの。どう思う?」
「この場で惚気か」
「ええ。惚気よ?」
さらに顔を赤くし叫ぶ親鬼真司を尻目に黒幕のイズモは楽しそうに声を上げた。
「君たちのその余裕いつまで続くか見ものですよ。始めましょう!真のデュエルを!」
突如空間が歪んだ。部屋だったそれは消え去り、宇宙空間のような空間が姿を現した。
「さぁ!これは真のデュエル!!このデュエルに負けたものは肉体が消滅する!!その命をかけてこの僕に挑め!そして己の無力さを知り!今度はその命を僕のために使え!!」
「勝手に消すなイズモ!!あの女は僕が壊すのに辱めるのに使うんだ!!」
「まさに命懸けのデュエルか、面白い。ならば私たちが勝てばイズモ。君は大人しく我々に投稿してもらおうか」
「ならそうね。童貞君には二度と私の前に現れない事と私と先生を貶したこと、そして今回の事件の首謀者としての罪を償ってもらおうかしら。それとは別にぶん殴るわ。もちろんグーよ?」
「ハハハ!!そうこなくてはならない!!そもそも君たちに拒否権は無いんだけれどね!!さぁ始めよう!!そして光栄に思うんだ!!君たち二人、僕が!!僕たちが倒す二人であることを!!」
「さっさと始めろ!!ぶっ壊してやる!!」
「その顔を敗北の顔に歪め直してあげるわ」
「懺悔するがいい。君が私たちの世界に犯したその罪の重さ。存分に味あわせてあげよう」
――デュエル!!
イズモ&シンジVSユキノ&レイジ
4000&4000VS4000&4000
「先行は僕が貰う。ターンは僕イズモ、赤羽零児さん、主シンジさん、藤原雪乃さん、僕の順で行う。僕のターン!手札より『兵法のサトリ 孫子』を召喚。『二重召喚』発動!これで僕は追加の召喚権を得る。『戦慄のプレリュード』を発動!これでレベルが2まで下がる『双天右神クラフト・ヴェルク』を召喚する!そして孫子の効果で一枚ドローする!!」
「このタイミングで私は手札から『エフェクトヴェーラー』を捨て『兵法のサトリ孫子』を対象に効果を発動させてもらおう」
「なっ!?なんでそのカードがあるんだ!!!?」
「聞いたことないカードね?けど童貞君のあの顔を見れば、むこうににとっていいカードではなさそうね」
『その通り!何しろ悪魔である俺からのプレゼントだからな!しっかしこれはいいんじゃねーか!?』
「このターンのエンドフェイズまで孫子の効果を無効にする。よってドローすることはできない」
「なにっ!?」
「ふざけんな!!なんでそのカードがあるんだよ!!全部消したはずだろ!!イズモ!!!」
「馬鹿なっそんなカード想定外だ!!」
「あらら〜イズモちゃん残念だったわね」
「くっ!・・・カードを一枚伏せてターンエンドだっ!」
イズモ 4000
手札 0
伏せ 1枚
場 兵法のサトリ孫子、双天右神クラフトヴェルク
双天右神クラフトヴェルク
レベル7/ゴッドノヴァ/無属性/ATK2400/DEF2000/効果モンスター
① 右・Gリンク
② このモンスターの攻撃宣言時、このモンスターがリンクしている時に発動する。手札魔法・罠のカードを一枚場にセットする。リンクしていない場合、山札の一番上を確認する。それが魔法・罠カードであれば場にセットする。
「私のターン。ドロー。私は手札から『地獄門の契約書』を発動する。デッキより『DDナイトハウリング』を手札に加える」
「ここね。私は手札から『増殖するG』の効果を発動するわ」
「またそんなカードを!!インチキだ!!!」
『キュルルゥアアアア!!』
「ええそうね、ありがとうデスフェニちゃん。このターン相手が特殊召喚する事に私はカードを引けるの。零児くん。思いっきりやってちょうだい」
「言われなくともそうするつもりだ。『魔神王の契約書』を発動する。手札の『DDリリス』『DDラミア』を素材に融合召喚を行う!『闇夜に誘う妖婦よ!未来に流される血!今ひとつとなりて新たな王を生み出さん!融合召喚!現れろ!レベル6!烈火王テムジン!』」
「『増殖するG』の効果で一枚ドロー」
「手札より『DDナイトハウリング』を召喚する。効果発動。召喚に成功したとき墓地よりDDモンスターを1体選択し、そのモンスターの攻撃力守備力を0にして特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターが破壊された場合私は1000ポイントのダメージを受ける。さらに私はこのターン悪魔族しか特殊召喚することができない。甦れ『DDリリス』」
「更にドロー」
「『DDリリス』の効果で私は墓地の『DDラミア』を手札に加える。私は『DDリリス』に『DDナイトハウリング』をチューニング!闇を切り裂く咆哮よ。疾風の速さを得て新たな王の産声となれ!シンクロ召喚!生誕せよ!レベル7!『DDD疾風王アレクサンダー』!」
「またまた一枚ドローするわ」
「『DDD烈火王テムジン』のモンスター効果発動!このモンスター以外のDDモンスターが特殊召喚されたとき墓地のDDモンスターを特殊召喚できる。甦れ『DDリリス』」
「ドローするわ」
さらに『DDD疾風王アレクサンダー』の効果発動!!同じくこのカード以外のDDモンスターが特殊召喚された時に墓地よりDDモンスターを特殊召喚できる!甦れ『DDナイトハウリング』」
「うふふ、これで五枚目よ、ドロー」
「待たせたなこれより私の切り札、その一角をこの場に呼び出そう」
『随分早いじゃねーか。まぁいいさ。全力でやってやるよ』
「このモンスターは手札のこのモンスター以外の悪魔族モンスターを一枚墓地へ送り自分フィールドからレベル合計7になるようにモンスターを破壊することで自分フィールドの悪魔族モンスター一体の上において特殊召喚することができる。私は手札の『DDラミア』を墓地へ送り、場の『DDナイトハウリング』『DDリリス』を破壊する。そして『DDD疾風王アレキサンダー』を進化元に進化する!気高き疾風王よ、未来に流される血を浴びその魂を闇の王へと昇華せよ!進化!!死すら操る悪魔の神レベル7『悪魔神グレイトフルデッド』!」
「驚異の6枚目ドローよ。ここまで引けると楽しいわ」
『さぁ死者よ踊れ。まだまだその身を我らに捧げろ』
「『悪魔神グレイトフルデッド』のモンスター効果発動!私の墓地のモンスターを好きな数手札に加える!私は墓地の『DDナイトハウリング』『DDリリス』『DDラミア』『エフェクトヴェーラー』を手札に加える!」
「神を名乗るだけでも万死に値するのになんだそのインチキ効果はっ!?ふざけるな!!」
「あらあら?いきなりさっきまでの余裕が無くなってるわよ?まぁ気持ちはわからないでもないわ」
「藤原雪乃!!『増G』も消してもらったはずなのになんで持ってるんだ!!それになんだその手札枚数は!!」
「初期手札11枚よ。楽しいわよ?だってこれならなんでもできるもの。あとそれをあなたに教える義理はあるかしら?」
悪魔神グレイトフルデッド
レベル7/闇属性/悪魔族/ATK2700/DEF200/効果/進化
① 進化―悪魔族モンスター1体
② 手札からこのモンスター以外の悪魔族モンスターを墓地へ送り、自分の場のモンスターをレベル合計7になるように破壊することでこのモンスターは特殊召喚することができる。
③ このモンスターの召喚・特殊召喚時に発動する。自分の墓地のモンスターを好きな数手札に加える。
④ このモンスターが自分フィールドを離れた時に発動する。EXデッキからレベル7以下の超次元儀式モンスターまたは表側表示モンスターを1体特殊召喚する。
「くっ!罠発動!『安全地帯』!対象は『兵法のサトリ孫子』だ!」
「バトルだ!DDD烈火王テムジンで兵法のサトリ孫子に攻撃!!」
イズモ 4000-(2000-1200)=2200
「けれど孫子は『安全地帯』の効果で破壊されない!」
「だがそちらのモンスターは別だ。続けて悪魔神グレイトフルデッドで双天右神クラフトヴェルクに攻撃!闇を持って闇を引き裂く。グレイトフルデッドよ。その力私のために使え!!」
『いいだろうレイジ!そんなお前だから俺は主としてお前を選んだ!!言ったなイズモ俺が神に値しないと、当然だ。なぜなら俺は悪魔だ。そして悪魔の神だ。お前が信仰する神とは真逆の存在だ。その力その身でしっかり味あわせてやるよ』
「『デッドエンドディメンジョン』!!」
イズモ 2200-(2700-2400)1900
「私はカードを一枚伏せてターンエンドだ」
レイジ 4000
手札 4枚(DDラミア・DDナイトハウリング・DDリリス・エフェクトヴェーラー)
伏せ 一枚
場 テムジン・グレイトフルデッド(進化元アレキサンダー)
「俺のターン!ドロー!よし!!!!!!!いくぞ藤原雪乃!!!!『ヘブンズゲート』起動!!ファハハハハ!!!さぁ藤原雪乃!!お前を完膚なきまでに倒した俺の神がここに来た!!こい!!『超絶神ゼン』2体!!!!」
超絶神ゼン
レベル7/光属性/ゴッド/ATK3000/DEF3000/効果
① Gリンク-究極神アクの右側
② ブロッカー
③ このモンスターが『究極神アク』とリンクしているとき、相手に与えるダメージは4000になり、守備表示になった時、攻撃表示に変更する。
「どうだ!!一ターン目に2体の俺の神が光臨した!!これでお前は終わりなんだよ!!」
「そういうのはいいから早く勧めなさい、私も早く動きたいのよ?女を待たせるものじゃないわよ童貞君?」
「※∵□†∀〒□●!!!!!!!」
「はぁ・・・・・僕は付く主を間違えたんでしょうか?」
「それも含めて全てイズモ、君のせいだと私は断言してあげよう」
「クソクソ!!!馬鹿にして!!『エマージェンシータイフーン』発動だ!!二枚引いて『究極神アク』を捨てる!!そして見ろ!!この神の力!!俺の力だぁあああ!!!!!『死者蘇生』!出でよ『究極神アク』!!!そして見ろ!!これがゴッドリンク!!!究極と超絶がひとつに!!究極超絶神ゼンアク!!!」
究極神アク
レベル7/闇属性/ゴッド/ATK3000/DEF3000/効果
① Gリンク-超絶神ゼンの左側
② 自分の種族ゴッドとつくモンスターが破壊されるとき、墓地に送る代わりに手札に加える。
③ このモンスターが『超絶神ゼン』とリンクしているとき、攻撃宣言時に発動する。相手モンスターを1体破壊する。
究極超越神ゼンアク
レベル14/闇・光・風・水属性/ゴッド/ATK4000/DEF4000/効果
① ブロッカー
② 自分の種族ゴッドと名のつくモンスターが破壊されるとき、美地に送る代わりに手札に加える
③ 攻撃宣言時に発動する。相手モンスターを1体破壊する。
④ 相手に与えるダメージは4000になり、守備表示になったとき攻撃表示に変更する。
「ハハハハハ!!!見ろ藤原雪乃!!!この光景を!!あの時お前が負けたあの瞬間と全く同じ光景だ!!!そして今回もお前が負ける時に見る光景だ!!けどまだ足りない!!絶望させてやる!!『レスキューラビット』召喚!!効果発動だ!!」
「レスキューラビットの効果に対して手札の『灰流うらら』を捨てて効果発動よ」
「『灰流うらら』?なんだよそのカード!?効果は!?」
「さっき零児くんが見せたエフェクトヴェーラーと同じく手札から発動できる効果モンスターよ。その効果は三つあるけどいま発動したのは『デッキからモンスターを特殊召喚できない』効果を発動するわ。よって『レスキューラビット』の効果は不発よ」
「なんだよ!?そのインチキカード!!ふっざけるな!!!そんなカード認めない!!」
「思うのは勝手だけどディスクは正常に読み取っているわよ?それなら正式なカードなんだから諦めてゲームを進めましょう?それにあなたもう勝てるんでしょ?早く攻撃してきなさいよ?それとも怖くなったのかしら?」
「っ!!!!!!!いいよ!!なら決めてやる!!バトル!!」
「落ち着きなさい主シンジ!!」
「うるさい!!見てろイズモ!!そっちの赤馬零児も俺が倒してみせるから!!!『ゼンアク』で藤原雪乃に直接攻撃!!効果で赤馬零児の場のテムジンを破壊!!これで終わりだぁあああ!!!」
「御し易くて助かるわ。アクションマジック『回避』。攻撃は無効ね」
「アクションマジックだぁ!?それなら俺だって・・!!!」
「ないなら私が使わせてもらおう。アクションマジック『奇跡』を発動しよう。破壊は無効だ。さらにこれで処理順番的に君は彼女の『回避』は無効にできない」
「なぁあああああ!?!?!?!??!」
「あら?助けてくれたの?」
「借りを作っておけば後で使えると判断したまでだよ」
「素直じゃないのね。けど感謝するわ」
「ぐぁわあああ!!!ふざけるな!!けどまだゼンがいる!!ゼンで直接攻撃!!喰らえ!!」
「それは素直に受けてあげるわ」
雪乃8000-3000=1000
「ぐっ!?何この感覚っ!?何か気持ちが悪い」
「もっと苦しめ!!その恐怖で俺がお前を手に入れる!!ターンエンドだ!」
シンジ 4000
手札 0
場 ゼンアク・ゼン
「いい加減気持ちわるいわね童貞君」
『大丈夫か?主』
「平気よ。気持ち悪いけどデュエルには問題ないわ。私のターン。ドロー。さて何からしようかしら?まぁ無難にこれかしら?『プライマルスクリーム』発動よデッキトップ4枚を墓地へ『名推理』『超神龍パタルネプタラス』『黒神龍グールジェネレイド』『ギャラクシーサイクロン』まぁまぁね。『超神龍パタルネプタラス』を手札に。手札のカード二枚を墓地に送って『魔法石の採掘』を発動するわ。手札の『黒神龍グールジェネレイド』二枚を墓地へ送り『名推理』を手札に。そのまま『名推理』を発動するわ。レベル宣言はどうする?」
ユキノ手札 10→11→10→11→8→9→8
「レベル7だ!お前のロマノフとか言うインチキカードは出させない!!」
「待ちなさい主シンジ!!落ち着いて考え直しなさい!!」
「そ、なら始めましょうか。一枚目・・・いきなり当たりよ『暗黒導師ブラックルシファー』レベル6、よって特殊召喚するわ。効果で墓地を増やすわ。『大邪眼Bロマノフ』『超竜バジュミカズチ』『闘竜鬼ジャックライドウ』『蒼神龍スペルグレートブルー』『暗黒王デスフェニックス』通常召喚『紅神龍メルガルス』召喚。そしてメルガルスを除外して来なさい『レッドアイズダークネスメタルドラゴン』」
「それがどおしたぁあ!!」
「落ち着きなさい主シンジ!そのままでは相手の思う壺です!!」
「黙ってろイズモ!!どうやっても俺の神を突破できるわけない!!俺は最強で最凶なんだからなぁ!!!」
「確かにそうかもしれません!!だけど落ち着きなさい!!!あぁもう!!どうしてこう激情的なんですか主!!」
「仲間割れかしら?まぁ進めるわよ?『レダメ』の効果で来なさい。私の相棒『邪眼皇ロマノフⅠ世』を手札より特殊召喚するわ。来なさい私の魔弾。穿ちなさい私の敵を。『邪眼皇ロマノフⅠ世』私の戦場にいらっしゃい。」
『我が魔弾に穿てぬものなし。主よ。我が力存分に使うがいい』
手札 8→7→6
「ロマノフゥゥウウウウウウ!!!!消してやる!!お前の存在を消してやる!!!」
『この私とは初対面なはずなのだがまさか二世の因縁をここまで引きずるやつも珍しいものだ』
「ロマノフの効果発動よ。デッキから『魔弾ロマノフストライク』を墓地へ送るわ。さて・・・これで終わってもいいのだけど・・・・そうねもう少し動けるかしらね。うまくいけば一人は終わらせてあげるわ」
「なにっ!?そんな馬鹿なことを言えるわけがっ!?」
「※∵□†∀〒□●!!!!!!!」
「可能ならそこの狂乱している彼にしてくれないかね。これ以上は見るほうが可愛そうだ」
「そ、ならそうしましょうか。さっきの借りもあるし。『ブラックルシファー』を破壊して『暴食の悪魔龍グラトニー』を特殊召喚するわ」
暴食の悪魔龍グラトニー
レベル6/闇属性/ドラゴン族/ATK2000/DEF0/効果
① このモンスターが手札・墓地にあるとき、自分フィールドの闇属性モンスターを破壊することでこのモンスターを特殊召喚することができる。
② 攻撃宣言時に自分のモンスターを好きな数破壊しても良い。その後破壊したモンスターのレベルが4ごとにカードを一枚引く
「『ブラックルシファー』の効果での効果で墓地の『暗黒王デスフェニックス』を手札に、行くわよ?レベル6闇属性のブラックルシファーとグラトニーでオーバーレイ!来なさいランク6!『黒神龍ギルガザメス』!」
黒神龍ギルガザメス
ランク6/闇属性/ドラゴン族/ATK3300/DEF0/エクシーズ
闇属性レベル6モンスター×2以上
① このモンスターが破壊されたとき、このモンスターの素材の数だけ墓地のドラゴン族モンスターを手札に戻しても良い。その後このモンスターをEXデッキに戻す。
「『邪魂創世』を発動。『レダメ』を破壊してカードを二枚引くわ・・・・ドロー。そう。ありがとう皆・・・・愛しちゃうわ。」
「ナンナンダヨォオオオオオマえぇぇ!!!」
「レダメがくれたこの2枚が貴方を倒す最強のカードになったのよ。宣言するわ。貴方をこのターンで神諸共仕留めるわ」
手札 6→5→6→7
「まずは彼らを呼び戻すわ!レダメの破壊が私の墓地の龍を呼び出すのよ。さぁ湧き出なさい。三体の黒神龍グールジェネレイド!」
「流石だな」
「な・・・なんだあの場は・・・!!!」
ロマノフⅠ世・黒神龍ギルガザメス・グールジェネレイド×3
「うふふ、壮観でしょ?私の可愛い頼れるドラゴンたちよ?」
「だからど押したァああああ!!!!俺の神に勝輝わけないんだよぉぉぉぉおおお!!」
「主っ!?どうなっている!?さっきからどんどんおかしな方向へ進んでいるっ!?」
「言葉すらおかしくなってきてるわね。早く開放してあげるほうが彼のためかも知れないわね。一気に行くわよ。デスフェニちゃん、行くわよ?」
『『ギュルァアアアア!!』』
「手札の『FAレクタアイニー』の効果発動!!ドラゴン族モンスターがいるので特殊召喚!!『二重召喚」発動。私は『FAレクタアイニー』と『黒神龍グールジェネレイド』を素材に進化V!!世界を闇に包む暗黒の不死鳥!!現れなさい!『暗黒王デス・フェニックス』!!」
『キュルルァァァアアアアアア!!!!!ゴォアアアアアアアア!!!!!!』
突如、召喚された彼女のデスフェニックスが黒く輝き、まるで何かのコアのような球体へと姿を変えてしまった。一体何が?!
「え?嘘何!?デスフェニちゃん!?どうしたの!?」
『そうか・・・奴めついにその姿を解放するか』
「えっ!?ロマノフ何か知ってるの?」
『見ているといい主。あれが暗黒王デスフェニックスの更に進化した形態だ』
横に居た1体のグールジェネレイドがその誕生を祝福するように黒い光となって球体へと飲み込まれていく。
「何が起こってるんだ!?こんなこと僕は知らない!!」
「アアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
『オオオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!!、
球体内部から響く咆哮とともにその姿は現れた。禍々しくも美しいその翼、巨大な剣を持つ”腕”デスフェニックスであったであろうその面影を残しつつ全く違う存在へと変えていた。
『我!今再ビ世界ヘト降臨!!主!我コノ姿ドウカ?』
「あ・・・あはは・・・・アハハハハハハ!!!最高よ!!デスフェニちゃん!!!あなたのその姿最高に私の好みよ!!!でもどうしてその姿に?」
「我、力不足、主、守レナイ、ダカラ進化シタ!!コレナラ守レル!!戦エル!!!」
「ば・・・馬鹿なっ!?デュエル中に進化したというのか!?しかも人間に為だとっ!?」
「アアア・・・・アアアアアア・・・・・・・アアアアアアアア・・・あれ俺どうして???」
「あ・・・主!?正気に戻って!?」
『イズモよ。これが我らクリーチャーと人間の絆が成せる力だ』
『主!!呼ベ我ノ名!!我ノ名ハ!!』
「『暗黒王ゼロ・フェニックス』!!私の敵をすべて零に返すあなたの姿よ!!」
暗黒王ゼロ・フェニックス
レベル7/闇・火属性/フェニックス/ATK8000/DEF7000/進化V
効果
進化V―闇属性モンスター1体&火属性モンスター1体
① 『暗黒王デスフェニックス』を進化元とする場合、このモンスターは手札・墓地から通常召喚に加えて召喚できる。
② このモンスターの攻撃宣言時、相手フィールドの魔法・罠カード2枚を選び墓地に送る。カード相手はカード効果を発動できない。
③ このモンスターがフィールドを離れたとき発動する。墓地か相手の除外されているカード2枚と手札2枚を選び山札の一番下に送る。このデュエル中、この効果で山札に送ったカードと同名のカードを使用するためにはライフを2000払わなければ発動できない。
④ このモンスターが与えるダメージは2000となる。ただし進化素材に『暗黒王デスフェニックス』を使用している場合、この効果は無効となる。
手札 7→3
『オオオオオ!!!我!戦ウ!!行クゾロマノフ!!!』
「なっ!?なんでこんなモンスター出てるんだよ!?おかしくないか!?おいイズモ!!どうなってるんだよ!?」
「記憶がなかったとか言い訳は聞かないし聞く気もないの。その神諸共一撃で仕留めてあげるわ。覚悟しなさい?」
「な・・・なんだよこの効果!!インチキじゃないか!!」
「インチキ結構よ?その神も十分インチキだけどね。さぁバトルよ!!行きなさいゼロ・フェニックス!!私の敵を!!私に泥を塗ったあの神をゼロの闇に葬りなさい!!効果起動!!カード効果を封じる!!更にイズモ!!あなたの場のカードを墓地へ送るわ!!安全地帯を墓地へ!!」
『我!主ノ翼!!剣!!消エ去レ!!貴様ラ!!過ギタ!!アルベキ場所!!帰レ!!!ソノ男!!共ニ!!!』
「ゼロフェザーブレイド!!すべてを!!!薙ぎ払えぇえええ!!!!!」
「う・・・・うそだぁああああああああああああああああ!!!!!!!!」
ゼロ・フェニックス8000VS究極超絶神ゼンアク4000
シンジ 4000-(8000-4000)=0
禍々しい光が神と親鬼真司を飲み込んだ。光が収まるとそこには元々誰も居なかったかのような光景が広がっていた。
「・・・・・ゼロちゃん。彼、どうなったの?」
『アイツ、元ノ世界戻シタ。主ノ力、殺シデ使ワナイ。優シイ主、悲シムカラ』
「そ、ありがとうゼロちゃん」
「あ・・・・主シンジ・・・・・・」
「さてと・・あとは貴方だけよイズモちゃん」
「そうだな。これだとこのターンですべて決まりそうだな」
「えぇ、デッキが答えてくれたっていうのはこういう事を言うのね。ホント皆愛しちゃうわ」
『ゴアァ』
「あなたは次回に出番をあげるわ。だから今回は許してくれないかしら?」
『ゴゴア』
「ええ、約束するわ。」
「あ・・・・あはは・・・・・・アハハハハハ!!!そうかこれは夢か!!僕はきっと今夢を見てるんだ!!そうに違いない!!でなければ僕が敗北するわけがない!!そうだこれは夢なんだ!!」
「藤原雪乃、決めるのだ」
「ロマノフ。決めるわよ」
『あぁ。ありがとう主。礼を言う。イズモよ。超獣世界へ帰るのだ。そこで兄とアウトレイジ達と分かり合い、絆を知るがいい』
「アハハ!!夢なんだ!何を言われても悲しくないぞ!!!アハハハ!!!!」
「バトルよ。『邪眼皇ロマノフⅠ世』で直接攻撃よ」
イズモ 0
イズモくん&親鬼真司くん負ける回
イズモくんに限ってはほぼ何もせずに敗北して精神崩壊寸前です。きっと向こうでカツ丼とかイズモ(兄)に救われるはずだから(m´・ω・`)m
黒幕撃破したのはヒロインでした。
主人公?妹と下で大勢に囲まれて遊んでるよ。