前回かかれなかったがボコられた遊矢くんのリベンジマッチです。さて勝てるのでしょうか?
遊戯王のルールって難しいです。因みにリアルではインフェルノイド使ってます。
何で煉獄の虚無・デカトロン共々スーレアなんだ・・・(;_;)
「メイ!俺とデュエルだ!!」
「「っ!!!?!?!?!?!!!???」」
今日も始まった早見塾の一日。と言っても今日は大きな講義もなく、のんびりデッキを組んだりフリーデュエルをしたりする為に集まっている。
そんな中、いつもの様に遊びに来ていた遊矢くんがメイにデュエルを申し込んだのだ。
横に居たシンとミヤは見ていた調整用のカードを床に落とすほどに取り乱していた。
「デュエル?いいよ!殺ろう!今日もまた私の勝ちだもんねぇー!」
「今日は勝つ!負けっぱなしは悔しいからな!」
自信満々のメイとリベンジに闘志を燃やす遊矢くん。ちょうど三日前に完膚なきまでにボコボコにされてカヤに泣きついていたのはどこへ行ったのやら、すごく元気になっていた遊矢くん。
「遊矢!!?もう少し時間を置かない!!?」
「そそそそうだ!!メイに対するメタや対策をもっと考えないと!!」
シンミヤも同じく完膚なきまでに倒された仲間をまた死地に向かわせるわけには行かないとばかりに止めに入る。
「大丈夫!今度は簡単に負けない!俺のエンタメデュエルでメイに勝ってみせる!!」
しかし、心配無用とばかりに言葉を返す遊矢くん。この二日でメイに対する何かを掴んだんだろうか?
「なら剛塾長に頼んでアクションフィールドでやらせてもらえばいいんじゃないか?」
「なら僕お父さんのとこにいって頼んでくるね!」
ケンシロウとアヤトは遊矢くんの顔を見てアクションフィールドの調整をしている剛さんのところへ向かう。さて、なら俺はいつもの用に解説訳としてみんなについていこうか。
『二人共正々堂々楽しくルールを守ってデュエルしろよ。アクションフィールド『夕焼けの渓谷』発動!』
夕日が差し込む渓谷が展開される。対峙するのはメイと遊矢。同い年の戦いにゲンとデンジは興味津々だ。
逆にメイの鬼畜具合を聞いているアヤト、カヤ、ケンシロウは若干心配そうに、犠牲者仲間のシンとメイは何かを祈るように手を合わせている。
「さぁ楽しもう!戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!」
「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い!フィールド内を駆け巡る!
「見よ!これぞデュエルの最強進化系!アクショーン!!」
「「デュエル!!」」
ユウヤ 4000
メイ 4000
「先行は私みたいだね!取り敢えず様子見かな?メインフェイズ!『リチュアの儀水鏡』発動しちゃうよ!手札の『イビリチュア・テトラオーグル』を見せるよ!リリースは『シャドウ・リチュア』!シャドウの効果でテトラオーグルのリリースをこのお爺ちゃん1体で済ませるね!そのまま儀式召喚!来てよね!『イビリチュア・テトラオーグル』!」
早速儀式召喚だ。テトラオーグルはレベル6の儀式モンスター。攻撃力2600、守備力2100のモンスター、先行で立つモンスターとしてはなかなかのステータスだ。
その効果は1ターンに一度、カードの種類を宣言し発動する効果。宣言されたカードをお互いのプレイヤーはデッキから墓地に送る。相手は手札を一枚捨てるとこの効果を無効にできる。
自分のデッキを圧縮、または手札に加えたい儀式モンスターを墓地に送り、『儀水鏡』の効果で手札に加える。または墓地発動のカードを送ることで相手を牽制するなど使い方は様々だ。
これは同時に相手にもアドを与えてしまう可能性もあるため使用時には要注意だ。
「テトラオーグルの効果発動だよ!宣言するのはね?モンスター!」
「させない!俺は手札の『EMソードフィッシュ』を捨てて発動を無効にする!」
止めたか。モンスター効果で墓地でも発動する奴はめんどくさい奴しかいない。きっと遊矢も前回のデュエルで何かを掴んだから止めたんだろう。
「むむむ!とうしてくれないの?ならこうするもん!!超次元儀式魔法『超次元ドラヴィタホール』発動!墓地の速攻魔法または儀式魔法を一枚手札に戻すよ!『リチュアの儀水鏡』を手札に!」
超次元ドラヴィタホール
儀式魔法
① エクストラデッキより『サイキックモンスター』召喚のために必要。発動時、墓地の速攻魔法または儀式魔法を一枚手札に加える。その効果解決後に②か③の効果を発動する。
② エクストラデッキより、レベル7以下の光属性サイキックモンスターを特殊召喚する。
③ エクストラデッキより、レベル5以下になるようにサイキックモンスターを特殊召喚する。
「そして②の効果を発動するよ!さぁおいで!次元を超えて現れる雷龍!『時空の雷龍チャクラ』!そしてカードを一枚伏せてターンエンド!さぁ行こっか?テトラ!アクションカード探そ?」
時空の雷龍チャクラ
レベル7/光属性/ドラゴン族/超次元儀式モンスター
ATK2000/DEF2500
効果
① このモンスターが攻撃表示の状態で相手モンスターがこのモンスター以外に攻撃したとき、このモンスターを守備表示に変更して攻撃対象をこのモンスターに変更することができる。
② このモンスターは相手にダメージを与えることができない。
③ 覚醒―自分のドローフェイズ開始時に発動する。自分のライフが相手以上のとき、このモンスターをエクストラデッキに表側状態で戻し、エクストラデッキから『雷電の覚醒者グレート・チャクラ』を特殊召喚する。この効果は無効化されない。
突如空に次元の穴が開きそこから青と黄色が特徴的なドラゴンが雷とともに現れた。
早速来たか、チャクラ。
その召喚のしやすさと、覚醒条件の緩さから登場時は最強の超次元クリーチャーとして使われていた。その強さは覚醒後に明らかになるが、今のままでも十分に強い。
「へぇーこれはシン達の話では出なかったモンスターね」
「俺も初めて見る。一体どんな鬼畜効果があるんだろうか」
「それよりも攻撃力2600に守備力2500のモンスターが一体ずつ。遊矢くんはどうやって切り返すのかしら?」
伏せカード一枚。さて、遊矢くんの進化を見せてもらおうか?
「行くぞ!俺のターンドロー!スタンバイからメインフェイズ!俺は手札から『EMディスカバー・ヒッポ』を召喚!」
遊矢くんは安定のヒッポを召喚した。ヒッポは追加でレベル7のモンスターをアドバンス召喚ができる効果を持つ優秀なカード。ってことはつまり手札にはアドバンス召喚できるモンスターがいるということか?
「行くぞヒッポ!エンタメデュエルの始まりだ!」
ヒッポに跨り、フィールドを走り出す遊矢くん。周りをキョロキョロ見ている。早速アクションカードを探しているようだ。
「さらに手札から『ワン・フォー・ワン』発動!手札の『EMヒックリカエル』を捨ててデッキからレベル1モンスターを特殊召喚する!何かあるか?」
「ちょうどゲットだよ!アクションマジック『夕焼けのお宝』このターン相手が特殊召喚した場合!私は一体につき100ポイントのライフを回復するよ!」
夕焼けのお宝
アクションマジック
発動したターン中、相手が特殊召喚した場合、一体につき100ポイントライフを回復する。
メイ4100
メイの奴、随分良いカード見つけやがったな。ライフ回復量自体はそこまででもないが、今場にチャクラがいる事でその効果は非常に厄介になる。さて、遊矢くんは何を出すのかね?
「くっそー!アクションカードか!でも無効化されたわけじゃないならまだ大丈夫!俺はデッキより『FB(ファイヤーバード)ピッピクッピー』を特殊召喚!」
現れたのは小さい鳥たち。赤青緑黄色。カラフルな鳥たちがヒッポの周りを飛び回る。
「さぁ!皆さん!ヒッポとピッピクッピー達の可愛い踊りをご覧下さい!!」
『ぴっぴー!』
『ピーッポポポ!!』
遊矢くんが背中から飛び降り、ヒッポとクッピー達が可愛く楽しそうに踊りだす。
「すごーい!!可愛いよ!!可愛い!!!」
メイはそれを見て大喜びだ。心なしか一緒にいるテトラとチャクラも嬉しそうだ。
「可愛いでしょう?けど今度はカッコいいモンスターに登場してもらいましょう!!俺はヒッポをリリース!そして颯爽と舞台に上がれ!二色の眼を持つ龍!オッドアイズドラゴンをアドバンス召喚!!」
「おおぉ!!来たね!ユウヤのエースモンスター!!」
ヒッポが光の粒に消え、現れたのはオッドアイのドラゴン。遊矢の第一のエース。オッドアイズドラゴンだ。
「せっかくのエースだけど攻撃力はこっちの勝ちだよ?勿論何かあるよね?」
「当然さ!アクションカード!『夕日の輝き』発動!」
「アクションカード!!?いつの間に!!?」
「へっへーん!俺はアクションカードを見つけるのは得意なんだ!その効果でオッドアイズの攻撃力を200ダウンさせる代わりに二回の攻撃を可能にする!!」
「へ?攻撃力ダウン?いや?何かあるね!こんなミスするはずないもね!」
「ああ!当然!!ピッピクッピーの効果!自分のドラゴン族モンスターの攻撃力は常に500ポイントアップする!!」
FA・ピッピクッピー
レベル1/火属性/鳥獣族/効果
ATK100/DEF100
効果
① このモンスターがフィールドに存在する限り、自分のドラゴン族モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
② このモンスターはフィールドから離れたとき、デッキ・手札から同名モンスターを墓地に送る。送れない場合、ライフを200ポイント失う。
なるほど。なかなか面白いモンスターを採用したようだ。デメリットも同じモンスターを二枚入れておけば難なく使うことができる。元のクリーチャーとは少し変化しているがなかなか使いやすい。
「先生。先生的にあのモンスターはどう見える?」
「そうだな。デメリットも考えようによってはメリットだ。墓地にモンスターを追加で送れる。使っているカードによっては化けるだろうな」
遊戯王は他のTCGよりも墓地を多く利用するものだ。墓地はそのまま自分のアドバンテージとなるカードも多くある。
「なるほどね。今度私も探してみようかしら?」
「サウザンドブレードを使ってる奴が何言ってやがる。それから見てろ。試合が動くぞ?」
「いくぞ!バトルだ!『オッドアイズ』で『テトラオーグル』に攻撃!デュアルアイズブレスワン!!」
「わわわ!?テトラお願い!」
迎え撃つテトラオーグルだがブレスを受け止められずそのまま受ける。しかししっかりとメイが逃げる時間か稼いだようだ。
メイ 4100-200=3900
「更にオッドアイズ効果発動!破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える!!デュアルリバースクロー!!」
「させないよ!アクションマジック『不思議な夕焼け』!効果モンスターの効果を一度だけ無効にするよ!!」
不思議な夕焼け
アクションマジック
相手のモンスター効果を一度だけ無効にできる。
「くっなら!!続けてチャクラに攻撃!デュアルアイズブレスツー!!」
「テトラは許すけどチャクラは守るよ!罠カードオープン!『ソーラーレイ』!相手モンスター1体を守備表示に変更するよ!寝てよね!オッドアイズ!」
現れた光の球体を真正面から捉えてしまい、オッドアイズは守備表示に変わってしまう。
「倒せなかったか。ならこのままメイン2!カードを一枚伏せてターンエンド!」
「エンドフェイズにアクションマジック発動だよ!!」
「なっまた取ってたのか!?」
「宝探しは楽しむものだよ?『茜色の思い出』!このターン墓地に行ったモンスター一体につき、100ポイントライフ回復するよ!墓地に行ったのは『EMヒックリカエル』『EMディスカバー・ヒッポ』『イビリチュア・テトラオーグル』の三体!よって300回復だね!」
メイ 4200
「さぁ私のターンだね!」
「チョーっと待った!アクションマジックを使ったことでフェイズ終了宣言が一度戻る!俺はエンドフェイズにアクションマジック『茜色の思い出』を俺も発動!」
「うっそ!!?見つけるの早すぎだよ!!」
「言っただろ?俺はアクションカードを探すのは得意なんだ!俺も同じく300ポイント回復する!!」
ユウヤ 4300
「今度こそターンエンド!」
「くぅ!!やるねぇ遊矢!!ドローフェイズ!チャクラの効果が発動するけどライフが遊矢の方が上だから不発で終わるよ!そのままメインフェイズに移行!」
うまい。チャクラの覚醒条件を回避してメイにターンを渡した。これでメイのプランは若干崩れたようだ。
遊矢くんはそのままオッドアイズに乗り、アクションカードを探しに向かう。
「私の場にドラゴン族モンスターがいるから発動するよ!『龍素遊戯』!山札3枚を捲りドラゴン族モンスター・それ以外のモンスター・魔法カードをそれぞれ手札に加えるよ!」
龍素遊戯(ドラグメントスロット)
速攻魔法
自分のフィールドに『ドラゴン族』がいる場合に発動する。山札から3枚を表向きにしてその中から『ドラゴン族』『ドラゴン族以外のモンスター』『速攻魔法』をそれぞれ一枚手札に加える。残りのカードは山札の下に好きな順番に送る。
ヴィジョン・リチュア
イビリチュア・ガストクラーケ
蒼神龍アイロニースパイラル
「『蒼神龍アイロニースパイラル』『イビリチュア・ガストクラーケ』を手札に加えるよ!更に『リチュアの儀水鏡』発動!!見せるのは『イビリチュア・ガストクラーケ』ね?今手札に加えた『アイロニースパイラル』をリリースして儀式召喚!!おいで!『イビリチュア・ガストクラーケ』!!」
「アクションカード見っけ!!『不思議な夕焼け』発動!相手がモンスターを特殊召喚したとき!一度だけモンスター効果を無効化できる!俺は『ガストクラーケ』の効果を無効にする!!」
「またアクションカードっ!!スゴイね遊矢!まるでアクションカードの使い手みたい!!なら私は儀式使い手になる!墓地の『儀水鏡』効果発動!テトラオーグルを手札に加えて儀水鏡をデッキに戻す!!」
フィールドに出てきたクラーケンと人型のモンスターが融合した姿のモンスターは力を使う前に何故か見とれててしまった夕焼けを見て効果が発動しなかった。
「むぅ・・・けど攻撃力が足りないや。この辺のアクションカードは全部探したし。ターンエンドかな?」
「なら俺のターン!!」
「遊矢が・・・ペースを握っているだと?」
「はぁ・・・遊矢くん・・・あなたが天使に見えるわ」
犠牲者二人はユウヤを見て相当嬉しそうだ。二回もターンが迎えられたことが二人にとっては感激だったようだ。でも手札の状態にもよるからふたりの場合はよっぽど悪かったんだろうな。
「まぁこれくらいはやって貰わないと教えた甲斐がないわね」
「え?カヤ遊矢くんに何か教えてたの?」
「ええ。攻撃力で押してくる相手の戦い方を少しね。あの子はアクションカードを見つけるのが上手だからそれをうまく利用しなさいって。何回も対戦相手勤めてあげたのよ」
「ほうほう?遊矢君ってばいい経験をしたな」
「あざとい。あざといよ遊矢。なるほどね。道理で今日ルンルン気分だったんだ。」
どうやら知らぬ内にカヤが遊矢の先生を勤めていたようだ。
道理で元気いっぱいだった訳か。
さて、遊矢はメイに勝てるかな?まだあいつは奥の手を持ってるからな。油断するなよ?
という訳で、メイVS遊矢(前半)でした。ここで一度きるのじゃ。
遊戯王のルールとは難しいですね。まだまだ知らないことが多いです。けど楽しいですよね。どんなカードも覚えたら楽しくなるものです。
大きな間違いをする前に教えてくれた読者の方に感謝を。これからもよろしくお願いします。
おまけです
未来予想 遊矢くん不屈の魂が宿るの巻
北「はっ!この程度か榊遊矢!!これじゃぁお前が言うカヤって人も大したことないな」
ユ「そうかな?」
北「なんだと?」
ユ「カヤさんはどんな状況でも最後まで諦めない人だ!それを俺も教わったんだ!だから負けない!!いくぞ!!俺のターン!!!!来た!!いくぞ!これから俺の逆転劇の始まりだ!!!!」
北「やれるものならやってみろ!!ただし僕のライフは3000だ!削りきれるものならやってみろ!!」
数分後
遊矢 場 P 時読み(8)星読み(1)
ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
サイバー・N・ワールド
H-Cエクスカリバー(グランドクロスカタストロフィー&パワードスタリオン装備)
北「・・・・・・(放心)」
ユ「さぁ皆さん!!これから私榊遊矢の大逆転劇です!!いくぞ!!バトル!!」
闇落ちなんてさせません。怒るけど心にはしっかりしたものが根強く立ってます。
さて、これはプレアデスとトレミス(ともに効果使用済)だけで処理できますか?(ゲス顔)