今日だけで ハプニングが二回…三回はありました…
それはあとがきで……
「ふぁあぁぁぁぁ………んん」
朝、俺は自分の家のベッドで目を覚ました。
重い体を起こし、周りを見る。
俺の隣には、あったかモフモフの桜花たんが寝ていた。
ちょうど、桜花も起きたらしく、顔をこちらへと向ける。
その頭を、わしわしと撫でてやった。
すると、桜花が気持ち良さそうに、目を細める。
桜花の毛並みは、ありきたりなそこらへんの高級タオルなんかとは、わけが違う。
抱きついていると、いつの間にか寝てしまうほど気持ちいい。
桜花たん、すごいね。
とりあえず、腹が減った。
「グキュルル〜〜…」
俺の腹よ、きょうも頼もしい音を出すな……。
「よっこらせ、っと」
ベッドから起き、目的の場所に移動する。
すなわち、台所へと。
俺の後に、桜花も着いてきた。
二人共、腹が空いているんですよ。
今日は、朝からガッツリで行きたいなぁ〜……。
そういえば、前に倒したシュゴスの肉が、残ってたはず。
台所の冷蔵庫(自作)を開け、中からそこそこの大きさの肉の塊をを取り出す。
「よしよし」
「あん!」
「ん? ちょっと待ってな、すぐに作るから」
「あぅん!」
ちょこと桜花は、俺の近くの足元で座った。
可愛い…。
こんな可愛いイキモノのために、お兄さん頑張っちゃうぞ!!
まず、この妖力を抜いたシュゴスの肉をミンチにする。
基本的に、妖怪の肉をそのまま人間や神様、その他妖怪ではない生物が食べると、妖怪化してしまう。
俺みたいな例外はあるが、世界全部が半妖ではない。
そのためかどうかはわからないが、一応妖怪の肉を無害にする方法がある。
まず、妖怪の肉を普通に料理で使う大きさにする。
次に、自分の霊力または神力を使い、肉に流す。
この時、肉全体にまんべんなくやること。
最後にきちんと火を通すと、無害な肉が出来上がる。
結構、簡単でしょ?
しかも、味も上がるから一石二鳥なんだよね。
クセや、臭みが抜けていい感じにサッパリとした味になる。
想像しただけでヨダレが……。
ジュルリ……おっと失礼。
さて、と。
ミンチにした肉を、最低限の味付け、その他具材を入れて、混ぜ混〜ぜする。
粘り気が出てきたところで、あのパッチンパッチンするヤーツをして、ハンバーグのタネが完成。
それを、油を引いたフライパン(自作)に乗せ、焼く。
あー…ヤバい、何この食欲を誘う香り……。
ご飯とかこの匂いだけで、三杯はいけるね!
っと、そんな間に、ハンバーグが焼き上がったようです。
「ほいほいっと」
ハンバーグを皿に盛りつけ、二人の分に分ける。
あ、ちょっ、桜花待てって! そんな尻尾振り回すな、危ない。
「はい、これ桜花の分」
桜花の前に皿を置くと、ガツガツという音とともに食べていた。
一応、女の子なんだけどなぁ……。
まぁ、本人がそれでいいならいいか。
俺も、ハンバーグをいただこう。
テーブルの上に皿を置き、椅子に座る。
「いただきます」
奇麗に一礼してから、ハンバーグおよそ15を一気に喰らう。
うまい、うまい。
自分で作ったとは思えんぞ。
てか、朝メシがハンバーグだけって……だいぶ健康に悪いな。
次からは、野菜の追加も考えておこう。
〜〜〜〜10分後〜〜〜〜
「はあ……ごちそうさまでした」
無事に朝メシも終わり、空になった皿を集める。
そして、洗う。
「〜〜〜〜♪」
いつも通り、ノリノリで洗っていると、不意に桜花が玄関の方をむいた。
「どうしたんだ、桜花?」
話しかけるもはんのうがない。
いつもなら、ワンとかアンとか、何かはんのうするはずだが、何もない。よほど、集中しているのか?
ちょうど皿も洗い終わったので、玄関のドアを開けた。
「はい、どちら様? もう朝メシは終わったぞ」
と、そこには……。
「……こんにちは」
「…ん?……え?」
なんでこんなところに……八意さんがいるの?
と、とりあえず……。
「た、立ち話もなんだし一回入るかい?」
「その、おじゃまします」
八意さんを、リビングの方に案内する。
それで予想した通り……
「えっ!? 妖怪!?」
「…………」
八意さんは、桜花がここにいることに驚いていたが、桜花のほうは相手にしていないってことだ。
桜花、恐るべし。
「えっと、この子は、桜花。俺の家族で、妖怪じゃないよ。一応、狗神っていう、神様だから」
「あぁうわん!!(一応は余計だよ!!)」
「そ、そうだったんですか……」
驚く気持ちもわかるけどね。
妖怪狼と狗神の識別方法が、極端に少ないのが一番の理由だな。
人間を襲おうとしていないのに妖怪だと思われ、駆逐される狗神。
狗神だと思われ、安易に近づき、襲う妖怪狼。
俺も始めは、区別がつかなかったけど、感覚というかなんというか…、神様同士の共鳴?そんな感じだ。
「大丈夫、安心していいよ」
「そ、そうですか? な、なら……」
少し、怖がっているようだが、桜花とだったらすぐに打ち解けるだろ。
俺の勘だがな!!
まあ、桜花は女の子だし、八意さんとは気があうと思んだけどな。
「それでいつ行くの?」
「今です」
…………はい?
今なんと?
「今?」
「今です」
「NOW?」
「NOWです」
「マチデシカ?」
「マジです」
笑顔で告げる八意さん。
マジかよ……。
「ほら、行きますよ!」
「え? あ? ちょ、ちょっと……!!」
いきなり手を掴まれて、八意さんは俺に構わず、家の外に出る。
マジで行くんだな。
八意さんに手を引かれながら、俺は走り出した。
そのあとを、桜花がやれやれと付いてきていたのは、言うまでもない。
はい!
今回も読んでくださり ありがとうございます!
それで 前書きで言っていたことですが
三回くらい 本文のデータが消えました
だからこれ 四回目なんですよね
それぞれで書く内容も違ったんで 全4種類ありました
でも ちゃんとあげれて良かったです!
それでは 次回会いましょう(・ω・)ノ