ネタないので そっこー本編です
「それで、今どこに向かっているんですか?」
ツクヨミさんに連れられて、今は都市の中を歩いている。
もちろん、桜花も一緒だ。
前を歩くツクヨミさんが、こっちを向かずに答えた。
「それは、この都市にある神殿です」
「神殿?」
「はい」
淡々と歩きながら、ツクヨミさんは告げる。
「私たち神は、人々の信仰で生きています。これは、ゼウスさんに聞きましたね?」
「うん、まぁ…」
少しだけ、神の存在について、ゼウスちゃんから聞いた。
神は、人々の信じる心から生まれたらしい。
人々が、信じれば信じるほど、神の力は強くなり、より偉大になっていく。
しかし、それは文明の発達により、だんだんと消滅していく。
だから神は、ヤッケになり信仰を集めているらしい。
ただ俺は、元人間のため、信仰がひつようではないらしい。
どういうことなんだか。
「それなら、私たちがなぜここにいるのかも分かりますね」
「信仰…のため、ですか?」
「正解です」
「…………」
ゼウスちゃんから聞いた話では、現存する神の約三分の一程度が、人間を信仰のための道具にしか考えてないらしい。
神も人間も、利用するだけするところは、変わらねぇな。
正直、人間以外でも信仰は、受けることが可能だ。
生きているモノ、つまり動物ならなんでもいいらしい。
それなら、妖怪も大丈夫じゃね? ということを考えるかもしれないが、それは違う話。
「さぁ、着きました。ここが、神殿です」
「……Σ(゚д゚lll)」
思わず、そんな顔になってしまった。
今、見た光景をそのまま伝えると……。
まず、大きな都市がある。
そして、その中心にギリシャのパルテノン神殿がデデンと建っている感じだ。
どうだろう、想像出来ただろうか?
「入りますよ」
「わ、分かりました…」
ツクヨミさんに言われるまま、俺たち三人は入っていった。
「「おかえりなさいませ、ツクヨミ様」」
「ああ、ご苦労」
中に入ると、俺より頭二つほど身長が高い、イカツイ顔のガッシリした体型のモンバァンサァン二人に、お出迎えされた。
嬉しいとか、嬉しくないとかよりも、まず怖い…。そして、圧力がすごい……。
並大抵の人だったら、ここに入れないな……。
あ、ここ、神しかは入れないんだっけ。
ツクヨミさんの後ろに隠れて、こそこそと中に入る。
すると……、
「先ほどは、大変でしたね」
「あ、はい。そうですね」
左の方にいたモンバァンサァンが、優しく微笑んでくれた。
……。
前言撤回、本当はものすごく優しい人なのかもしれない。
見た目に反して、優しいモンバァンサァンに挨拶をしてから、ツクヨミさんが奥の部屋に行ったため、その後についていった。
「空いているところに、座ってください」
「お気遣いどうも」
部屋の中の、一つのソファに腰をかける。
桜花は、俺の足元で伏せの状態になった。
「では、ここにきた理由をお聞かせください」
俺の前になるように、ツクヨミさんが座る。
「理由…。別に、そんなけったいなものじゃないですよ。 俺はただ、永林に都市に来て欲しいっていわれたから来ただけです」
「……スイマセン…」
「? なんですか?」
突然、ツクヨミさんが謝ってきた。
?? え? 俺、何もされてないけど?
「その……自分よりも、目上の方に敬語を使われるのはちょっと……」
そういえば、俺、最高神だったな。
「別にそんなこと、気にしなくてもいいじゃないですか」
「ですが……」
どこか、ションボリしたような風になってしまった…。
ウゥ…、そんなのされたら、やめないといけないじゃないか……。
「まぁ、どうしてもと言うのなら、敬語はやめるよ」
「ありがとうございます」
途端に、パァァと顔を明るくするツクヨミさん。
可愛い…。
「……はい。とりあえずは、理由は分かりました」
「ありがとう」
「それで? これから、どうするつもりですか?」
「あっ……」
一番大切なのに、そのことを考えるのを、忘れてた!!
どうしよう!!!
「うーん……」
一人、頭を抱えて悩む。
とにかく、衣食住の確保が最優先だ。
「あの…」
「ん? どうしたの?」
「もしよければ、ここに住みませんか?」
「えっ? いいの!?」
思わずがっつくが……、よく考えろ、俺。
マンションには永林がいて、こっちに来る時、また来てね……と言っていた。そして、今のツクヨミさんの言動。
自動的に、俺の脳内てんびんが傾く。
その結果は……!?
どうだったでしょうか?
では 眠いので……
おやすみなさい(-ω- )スヤァ
短いのは、眠気のせいです!!
決して俺のせいじゃないぃぃぃぃ!!!