IS 傷つきし少女と幻想に住まう者達 「凍結」   作:この先釘抜き注意

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IS解説

ファントムラビット
鈴仙の専用機
機体性能はバランス的で、安定している。
多数の罠や妨害武器を持っている。
格闘武器は無いがハンドガン、アサルトライフル、ショットガン、スナイパーライフルがある。

フラワリングナイト
幽香の専用機
防御と攻撃に特化したIS
ただし機体速度も通常の専用機第三世代並みにある。
武装はアンブラルの一つだが、機体の各部からレーザーが出せるようになっている。


第三話

第三話 決意と誓い、終わる契約、願いと思い

 

吹雪side

今の時刻は午後七時。

丁度夕食時である。

私は今食堂で、鮭の塩焼き定食を頼んだ。

すると、

 

「久しぶりだな。吹雪。」

 

そう言ったのは、数馬だった。

 

「数馬か。久しぶりだな。」

 

「おう。白蓮さん達はどうなんだ?」

 

「母さんたちは元気だよ。

 まあ、こっちに来る時に寅丸さんは心配のし過ぎで泣いてたがな。」

 

「はは、あの人らしいや。」

 

私達は少し笑いながら、席について、夕食を取っていた。

すると数馬が、真剣な顔で、

 

「なあ、好きな人に思いを伝える時って、どうしたら良いんだ?」

 

そう言った。

私は行き成りの事で口に含んでたお茶を吹いた。

 

「ブッ!?な、何を言っているんだ!?」

 

「ああ、すまない。」

 

「・・・まあいい。で、誰を好きになったんだ?言って見ろ・・・。」

 

そう言うと、小さな声で、

 

「・・・藍さんだよ。」

 

「ほぉう。」

 

私はこの時、絶対にいつも見せない黒笑をしていたと思う。

すると数馬が、

 

「だぁぁぁ!やっぱお前に言うんじゃなかった!絶対に誰にも言うなよ!」

 

そう言って数馬は食べ終わった食器を持っていき、全速力で走った。

私はゆっくりと夕食を食べ、部屋に戻り、IS学園にある大浴場に向かった。

私が更衣室の扉を開けると、そこには一夏がいた。

 

「あ、吹雪ちゃん。今日もお疲れ。」

 

「ああ。一夏もこっちに来たのか?」

 

「うん。シャワーも浴びたんだけど、少しね・・。」

 

そう話しながら、私達は大浴場に入り、お互いに背中を洗い流した。

その後、お風呂に入っていると一夏が、

 

「ねえ吹雪ちゃん、貴方はなんのために戦うの?」

 

そう聞かれた。

何の為か・・・。一つしかない。

 

「私に生きる事を教えてくれたあの人に、恩を返すためだ。」

 

「恩?」

 

「ああ。私は人工的に作られた、試験管ベビーと言われる存在だ。

 昔は軍属で、ただ戦うために生きていた。

 いや、あの時は生きていたというより、操られていたんだ。

 戦いに。

 そんな時に千尋さんに出会い、私は勝負をして負けた。

 その後に白蓮さんに出会い。家族の温かさを、生きる事を教えてくれたんだ。

 だから、私は恩を返したいんだ。」

 

そう言った。

 

「そうなんだ。ありがとね。私は部屋に戻るよ。」

 

そう言って一夏は大浴場から出た。

 

三人称視点

 

中国

その上空を、一機の飛行艇が飛んでいた。

その中には、凰鈴音と、数人の女性が居た。

 

「アンタ達について行けば、あの男を倒せる力、もらえるんでしょうね?」

 

「ああ、勿論だとも。これが君に渡すIS,滅龍だ。」

 

「分かったわ。アンタ達ブルーコスモスの一員になってやるわよ。」

 

そう言った。

女は不敵な笑みをこぼし、

 

「ようこそ此方側へ、凰鈴音。」

 

そう言って彼女の手を握った。

 

千尋side

 

俺は今、幻想世界の部屋の一つにいる。

そこには七つの席が有り、奥に一つ、両サイドに三つずつある。

暫くすると、六強全員がそろった。

 

「皆集まってくれて有り難う。」

 

「大丈夫だ。それより何で集めたんだ?」

 

そうエイゼルが言った。

俺はハッキリと言う事にした。

 

「今日限り、いや、今の時点で、俺はお前達との契約を破棄する。」

 

「「「「「「!!?」」」」」」

 

全員が驚いた表情をした。そしてテトラドライブが、

 

「何故ですか!?」

 

そう言ってきた。しかし、

 

「落ち着きなさいテトラドライブ。マスターにも何か考えがあるのよ。」

 

イールシアスがそう言い落ち着かせた。

 

「俺の命はもう後がない。

 それはお前達が一番分かっているはずだ。

 だから俺よりもお前たちが真に認める者達と、契約を結べ、俺とお前たちの契約は、今日で終わりだ。」

 

そう言って、俺は六人と契約した時の紙を出し、それを掴み、思いっ切り引き裂いた。

 

「・・・これでお前たちは自由だ。」

 

「私は!あの時マスターに絶対の契約を誓いました!

 今更それを「これは俺の最後の命令だ!!今すぐに従え!」ッ!」

 

エイゼルの言葉を遮り、俺は叫んだ。

するとルキエが、

 

「もう、行っていいのね?」

 

そう聞いてきた。

 

「ああ。」

 

「・・・なら、私は新しいマスターを探すわ。

 今まで有り難う。」

 

そう言って消えた。

その後も、イールシアス、マゴク、テトラドライブ、ダンガリーと順番に消えていった。

 

「さあ、最後になったぞ。エイゼル。」

 

「私は・・・。」

 

そう下を向いていた。

そして、彼女は涙を流した。

 

「最後まで、貴方について行こうと思ってました。

 私は一度闇に堕ち、仲間にさえも剣を向けました。

 そんな私を救ってくださったマスターに、私はついて行く事を誓いました。」

 

「ああ、それは分かっている。」

 

「だから、まだマスターの下を離れる気は無いです。

 しかし、ご命令とあるならば、私は、私の道を選びます。」

 

「・・・すまない。」

 

「そう思うなら、最後にいいですか?こっちに来てもらって。」

 

俺はそう言われ、エイゼルの方に向かった。

そして、近くまで来ると、エイゼルは俺に顔を近づけ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唇と唇をくっ付けた。

数秒の静寂。そして二人は離れる。

 

「マスター。私の最後の願い。聞いてくれてありがとうございました。」

 

そう言って、エイゼルは消えた。

俺は、一人涙を流した。

 

「クソォ!何で、何であいつ等に悲しい顔をさせないといけないんだよ!」

 

俺は、何であいつ等に悲しい顔をさせてしまったんだ。

そんな感情が俺を包む。

すると、カロンが現れた。

 

「マスター。」

 

「カロン。どうしたんだ?」

 

「一言良いかな?」

 

「ああ。」

 

「それじゃあ言うね。

 どんなに遠く離れたって、今までの事が消える訳じゃない。

 僕らが苦しい時でも、マスターは手を伸ばしてくれた。

 どんな時でも、僕達を引っ張ってくれる先導者になってくれたじゃないか。」

 

「・・・そうだったな。

 有り難うな。カロン。」

 

「大丈夫だよ。」

 

そう言われ、俺は元の世界に戻った。

 

カロンside

 

僕はマスターが帰った後、何時もの様に魔術の練習をしていた。

その後、何時もマスターが引き抜こうとしていた剣のとこに来た。

すると、声が頭に響いた。

 

『汝、何のために力を求める。』

 

僕は突然の事に驚きながらも、答える。

 

「マスターの為、いや、そうじゃないね。

 千尋の様に、誰かを守れるように私はなりたい!

 たとえこの体が滅びようとも、誰かを守れるようになりたい!」

 

そう言った。すると、

 

『合格だ!今こそ我を抜き、その力を自身の身に宿せ!』

 

そう言われ、私は剣を握り、引っこ抜いた。

その瞬間、体に力が溢れた。

 

「何・・・これ!力が、みなぎってくる!」

 

私はそう言いながら、光に飲まれた。

そして、少し経つと、私は純白の鎧を身にまとい、右手には白と茶の二色の剣が握られていた。

 

「私は、この力で、守ってみせる!」

 

そう決意を胸にした。

 

紫side

 

私は今、三人の女性と会っている。

彼らは亡国企業の人間である。

 

「其方の言いたい事は分かったわ。

 それで、其方は私達にどうしてほしいの?」

 

そう聞くと、

 

「私達は、貴方達に、協力して欲しいの。

 ブルーコスモスを潰すために。そして、亡国企業の今は亡き主の為に。」

 

そう言っていた。

ブルーコスモス。

元亡国企業の集団で構成されており、全員が女尊男卑で構成されている。

今もその人数を増やし、世界をこの手に掴もうとしているらしい。

私が選ぶのはただ一つだけどね。

 

「良いわ。私達八雲重工は貴方達亡国企業を向かい入れます。」

 

「有り難う御座います!」

 

そう言われた。

その後、私はオータム、スコール、マドカに八雲重工の中を見せた。

 




どうでしたか?
と言う訳で解説入ります。

カロンの覚醒
剣に選ばれ、覚醒したカロン。
純白の鎧を身に纏い、一対の剣、リベルテを持っている。
ヴァンガード風に名前を考えたのが、「覚醒の白剣士 カロン」である。
リベルテの名前の意味はフランス語で自由。

それでは次回で会いましょう!
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