IS 傷つきし少女と幻想に住まう者達 「凍結」   作:この先釘抜き注意

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若干のネタバレ有?
でも気にしない!
そんな感じで行っちゃおう!第七話!


第七話

第七話 魂に刻まれた過去

 

私があの夢を見た翌日。

あと二日に迫ったタッグマッチ戦。だったが、今回の襲撃の事を考え、それぞれの実力が分かり易くするため、一対一の個人戦になった。

更に、私と数馬、吹雪ちゃん以外の八雲重工のパイロットの皆さんは、タッグマッチで四位までに入った人達とエキビションマッチで戦えるようにしている。

これは、実力の差を見て、彼女たちが上位を独占しないようにするためだ。

そんな中、私は昨日の事、そして、千尋の事で頭がいっぱいだった。

 

(昨日の夢はいったい何だったの?

 あの青年は?千尋との関係性は?

 そもそも、千尋はどうしてあそこまで誰かを守る事に集中してるの?

 マユちゃんの事も聞いて無いし、本物って何?)

 

そんな事を考えていた。

すると、

 

「一夏ちゃん?人の話を聞かないとはどういう考えかしらぁ~。」

 

そう言われたため、私はそっちを向くと、そこには、まがまがしいオーラを纏った幽香さんが居た。

 

「ゆ、幽香さん・・・?」

 

「やっと気づいたわねぇ~。これ、紫からよ。

 それと・・・次気づくのが遅くなったら、花の手伝いして貰おうかしら~。」

 

そう言った。私は正直肝が冷えた。幽香さんの手伝いなんてしてたら、体が持つ気がしない。

そうして、私は幽香さんが置いた紙袋を見る。

中身は後で見る事にした。

そして昼休み。

私は昼食を取った後、屋上に来ていた。

そして、幽香から貰った紙袋を見ると、その中には、一つの紙が入っていた。

私はそれを見て驚いた。

 

「これって・・・千尋の過去?」

 

そう、そこに書かれていたのは千尋の過去だ。

千尋の家族について。

千尋の父である、如月健介。

母である如月智代。

そして妹の如月真由。

これで、私は本物と言う意味が分かった。

マユちゃんのクローンと言う意味も。

そして、千尋が全てを失った事件。白騎士事件について。

私は驚愕した。

目の前で家族を失い、その全てを権力により消された事に。

そして、千尋が幻想郷に来ることになった事件・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試作量産コア暴走事件。

 

これはかなり有名な物で、試作的に作られた量産型コアが行き成り暴走。

そして、都心部で暴れたのだ。

しかし、そのデータから見ると、それは暴走では無く、千尋を狙っていた。

全てを知る千尋を、消すように。

私は全てを知り、驚愕したと同時に、千尋を追い詰めた政府に対して、ふつふつと敵意が生まれた。

 

それから、時は経ち放課後。

私は自室のベッドで横になっていた。

何時も千尋が居たベッドには何もない。

私は少し眠る事にした。

少しすると、私は目を覚ました。

しかし、目を覚ましたのは、ベッドの上では無く、小山の様なところだった。

 

「ここは・・・。」

 

私がそう呟くと、

 

「ここはお兄ちゃんの魂に刻まれた過去。」

 

そう声が聞こえた。私がそっちを見ると、そこには一人の少女が居た。

 

「貴方が、千尋のホントの・・・。」

 

「うん。私が如月真由。そのオリジナルだよ。」

 

そう言った。

そして真由は私の隣に座る。

 

「ねえ、ここは千尋の過去って言ったけど・・・。何年前の?」

 

「何年前っていう言い方は間違っているかな。

 魂は、いかなる次元も超え、世界を廻る。

 だから、この風景も、此処とは別の世界のもの。」

 

「そう・・・なんだ。

 じゃあ、昨日のは一体?」

 

「あれは確か・・・うん。覚えているよ。

 だってあれが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お兄ちゃんの最初の魂の記憶だからね。」

 

「そうなの?」

 

「うん。

 貧困に苦しむ民を救い、剣を握り敵を討つ。

 お兄ちゃんの魂の始まりだよ。

 その後もいろんな世界を魂は渡り合った。

 電子工学が発展した世界。

 神に抗う為に戦う世界。

 人と悪魔の共存を行った世界。

 そして、光の巨人として戦った世界。」

 

そう言った。

すると、真由は立ち上がり、

 

「お兄ちゃんの命の炎は、私ともう一人の私で何とかするから。

 貴方は、お兄ちゃんが戻れる場所を守ってね♪」

 

そう言われ、私は光に飲まれた。

そうして、目が覚めた。

 




今回はいかがでいたか?
次回からは・・・ついに!やっと!
各学年による個人戦だ!
この瞬間を待っていたんだ―!
そんなわけでバトルシーン精一杯頑張ります!
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