IS 傷つきし少女と幻想に住まう者達 「凍結」 作:この先釘抜き注意
次回投稿後、各キャラクターの設定、イメージCVを乗せた資料集を投稿します。
それでは、どうぞ!
第三話 進む少女
一夏side
私が幻想郷に来て一年半、外の世界では今は九月です。
此方も九月なのですが。
私は今、紅魔館の前で、美鈴さんに鍛えて貰ってます。
私だって、守られるだけなのは嫌なので、こうしてあの時からずっと鍛えて貰ってます。
少し汗をかき、紅魔館の壁にもたれていると、一人の女性がやってきた。
「大丈夫ですか?一夏様?」
そう言ったのは、緑色の長い髪を持つ女性、千尋の眷獣の「風龍イールシアス」である。
彼女はその名の通り、風を操る龍であり、千尋の眷獣の中で六強の一人である。
「イールシアスさん。お疲れ様です。少し疲れましたが大丈夫です。」
「そうでしたか。それは良かったです。
この後、会議が有るので、ホールに来てください。」
「もうそんな時間か~。じゃあ今から行くね。」
「承知いたしました。それでは。」
そう言って、イールシアスさんは風と共に消えた。
私はその後すぐにホールに向かった。
そこには千尋、紫さん。そして幻想郷の各所にいる皆さんが居た。
「皆揃ったようね。それじゃあ始めるわよ。にとり?」
そう紫さんが言うと、にとりさんが前に出た。
「うん。皆に連絡した通り、明日私達は外の世界に行くよ。
そこで、まだ時間がある今のうちに、それぞれの役目を決めておこうと思うの。
まずはIS学園組。これは千尋、一夏に加えて、十人の十二人で行こうと思ってるよ。
そしてもう一つは運営組。
こっちは私と紫が外の世界で活動するためのIS開発企業、「八雲重工」の従業員役が必要になるからだよ。
それじゃあ、皆自分の意思に従って、この箱の中に用紙を入れてね。」
そう言って、全員に用紙を入れる為の箱が回っていった。
そして約五分後、もう一度にとりさんが口を開いた。
「みんな綺麗に別れたね。
まずIS学園組は美鈴、フラン、妖夢、藍、鈴仙、妹紅、幽香、椛、文、魔理沙だね。
運営組は妙蓮寺、守矢神社、その他の皆だね。」
「霊夢がIS学園行き選ばらないのは意外だぜ。」
「魔理沙アンタねぇ・・・。私だって行きたいけど、運営の方でも少しづつ男性のテストパイロット増やすから、それの育成よ。」
「霊夢にしては考えてるのね。」
「レミリア、それは余計よ。と言うか貴方は心配じゃないの?」
「勿論よ。フランは美鈴と一番仲が良いもの。」
そんな会話をしていた。
その後、IS学園行き組のそれぞれの専用機の注文を受けていた。
そして明日、紫は外の世界で私達の存在を明かす。
千冬side
「起立、気を付け、礼!」
その言葉で、クラスの生徒たちは礼をして、放課後に入った。
私はすぐに職員室に戻った。
すると、山田先生がコーヒーを出してくれた。
「大丈夫ですか織斑先生?」
「ああ、すまない。やはり思い出してしまうときがあるんだ。」
「・・・妹さんの事ですか?」
「ああ、もう数か月すれば二年になる。なのに、私は過去に引きずられっぱなしだ。」
「先生・・・。」
そう思っていると、職員室の扉が強く空いた。
「織斑先生!これ!」
そう言ってきたのは、一年生でロシア代表の更識楯無である。
彼女が持ってきたタブレットには、一つの映像が流れていた。
『緊急速報です。本日未明、八雲重工が世界で初めて男性用ISスーツを開発しました。
更に、八年前から行方不明になっていた如月千尋さんと、二年前から行方不明だった織斑一夏ちゃんが保護されていたことが解りました。』
そう流れていた。
私は思いっ切り涙を流した。
(一夏・・・生きていて良かった・・・。)
そう思っていた。
紫side
「私達が開発した男性用スーツは、ISが女性にしか動かせないという特性を生かし、スーツを着る事で性別を誤魔化し、男性でも使えるようにしたものです。
それでは、映像を見て下さい。」
そう言って一つの映像、千尋君が打鉄に乗り、動かしている様子を流すと、辺りがざわついた。そして私は、
「私は、試験的に彼、如月千尋をIS学園に入学させ、更には男性用スーツのテスタメント兼テストパイロットを一人募集します。」
そう言って、更に会場は騒然とした。
男性のIS操縦者。
それは今のIS業界に新たな風を巻き起こす。
その日から、この話題で持ちっきりだった。
千尋side
俺は今、永遠亭のベッドで横になっている。
何故そうしているかと言うと、これは一種の検査だ。
そして永琳が入ってきた。
その表情は良くなく、暗かった。
「・・・やはり、もう長くないのか?」
俺がそう聞くと、永琳は、
「・・・ええ。貴方の生命力は、だいぶ低下してるわ。」
「やはりな。六体も強力な奴契約してるし、それ以外にも小型が結構いるからな。」
「貴方のその能力。眷獣と契約を結ぶことで力を得る代わりに、契約者は命を代価として払う。」
「ああ。」
「はっきり言うと、貴方の命は良くて二年。悪くて一年ちょっとが限界よ。」
「それでも、良いですよ。今の世界を変えられるなら。」
そう言うと、永琳は無言で出ていった。
今回はどうでしたか?
それでは・「おい待てうp主。」・・・どうしたの千尋。怖いよ?
「お前、前回の後書き覚えてるよな?」
あ(察し)
「察しが良くて助かるよ。」
ど、どうか御命だけは!
「許すわけねえだろ!『炎狼 マゴク』!」
ギャァァァァ!来るなーーー!
ウルトラ上手に、焼っけまっした~~♪
「ふぅ。これで良いか。
ああ、それと次回から予告なしです。
理由は予告ない方が皆さん自分で想像できるかな~。と思ったからです。
それでは、次回もお願いします。」