IS 傷つきし少女と幻想に住まう者達 「凍結」 作:この先釘抜き注意
それでは、どうぞ!
第十二話 戦士、再臨
千尋side
IS学園まで残り八キロの距離で、俺は無人機部隊をテルミドールさんと共に迎撃していた。
すると、
「ディンゲール!ここは私に任せて、君は仲間の下に行け!」
そう言った。
俺は戸惑いながらも、この場をテルミドールさんに任せた。
一夏side
私と鈴が剣を交えて、既に十分が経っている。
私は右手に斬月を、左手にブラックハインダ―を持ち、攻撃していく。
鈴ちゃんは、右手に漆黒の青竜刀を持っている。
「一夏ぁぁ!」
「りぃぃぃぃぃん!!」
お互いに叫びあい、剣がぶつかり合う。
私は左手に残っているブラックハインダ―を振るう。
それは鈴の乗るIS,滅龍のバックユニットに当たり、そのまま爆発させる。
「クゥゥゥ!」
「これで、おわりだぁ!」
私はそう言い、斬月を腰に付け、両手でブラックハインダ―を持ち、振り下ろそうとする。
その瞬間、鈴が少し笑った。
「かかったわね!」
そう言うと、両腰から、アンカーの様な物が飛んできて、私の両手首と胴体に巻き付き、締め付ける。
ミシミシと、骨のきしむ音がする。
「グゥゥゥ!」
「まだよ!」
そういうと、電流が流れてくる。
私は両目を大きく開く。
「ギャァァァァァ!」
そんな悲鳴を私は出していた。
更に、電流により、PICが起動しなくなってしまった。
そして、電流が止まり、鈴が私の前に来る。
「ふふ、良い声ね一夏、もっと聞かせてよぉ!」
そう言って、私はお腹を連続で殴られる。
私は痛めに耐えようとしても、耐えられなかった。
「ひゅぅ、ひゅぅ・・・」
そんな感じでしか息が出来ず、目は虚ろになっていた。
「良いわ。良いわよ一夏!
けどもう終わりよ。
これからは一緒になりましょう?」
そう言って、私は鈴に捕まろうとした。
その瞬間、無数の弾幕が飛んできた。
「チィ!」
そう言って、鈴はアンカーを解除し、上空へ退避した。
アンカーが解除されたことにより、私は自由落下していく。
(助けて・・・千尋。)
私はそう思うが、無駄だと思っていながら、目を瞑っていた。
そして、水面に付きそうになった瞬間、私は急に何かに掴まれた気がした。
そして、そのまま地面の削れる音がした。
私はゆっくりと目を開けると、そこには・・・
{推奨BGM 目覚めるは人の意思(スーパーロボット大戦UXより)}
ハルベリオンが居た。
私はどうやら、お姫様抱っこの状態の様だ。
いや、それよりも・・・
「ち・・・ずる?」
そう言った。
すると、ノイズの入った千尋の声が聞こえた
『大丈夫か?一夏。』
そう言われると、私は泣いていた。
「ちずるぅぅぅぅぅ!!よかったぁ・・・。無事だったんだね?」
『一様な。詳しい事は後で全部話してやる。だから今は・・・。』
千尋が言葉を止めると、肩に合った六枚の防御プレート、そしてシールドがパージされ、私を守るように組み合わさった。
『そこで待っていてくれ。必ず、帰ってくる。』
そう言った。
私は涙を流しながら、頷いた。
それと共に、千尋は空へ飛んでいった。
どうでしたか?
次回は、千尋対鈴です!
千尋君覚醒回、そして一夏の能力覚醒回になるかな!
それでは、次回で会いましょう!