IS 傷つきし少女と幻想に住まう者達 「凍結」   作:この先釘抜き注意

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やっとのこさでセシリアとの対決。
それではどうぞ!


第八話

第八話 一人の戦士としての姿

 

千尋side

あれから一週間がたち、今は月曜日の放課後、俺は一夏、藍、椛と共に第三ピットにいる。

 

「頑張ってね、千尋!」

 

「精一杯やってこい!」

 

「まあ、貴方が負けるとは思いませんが、負けない様に。」

 

三者三様で発言していた。

俺はそれに軽く返して、ピットに向かう。

そして俺はピットでハルベリオンを装備する。

すると、

 

『聞こえるか、千尋?』

 

そう六強の一人であり、俺と共に今までを過ごしてきた龍、ダンガリーが話してきた。

 

『どうした?』

 

『私にやらせてくれないか?お前をあそこまで侮辱されると、共に歩いてきた俺も苛立ちを覚えてな。』

 

『そういう事か。なら一緒に行こうぜ。』

 

俺はそう言って、スタンバイした。そして山田先生が、

 

「コントロール、預けます。どうぞ!」

 

「如月千尋、ハルべリオン!LadyGO!」

 

そう言って、アリーナに向かって飛翔した。

そこにはすでにオルコットが居た。

 

「やっと来ましたか。」

 

「よく言うだろ、ヒーローは遅れて来るってな。」

 

「口だけは立派ですね。まあ、私は貴方にチャンスを上げますわ。」

 

「ほう?」

 

「このままやっても私が勝つのは必然。

 ですので、今ここで土下座をして謝るなら許して差し上げますわ。」

 

「は!そんなんはチャンスって言わないんだぜ。理解したか?」

 

「クッ!男風情が。なら此処で負けなさい!」

 

そう言って武器を構えてきた。

 

『敵IS。攻撃を確認』

 

そう表示が現れた。

俺はすぐに移動し、回避していく。

 

「逃しませんわ!」

 

そう言ってオルコットが俺の後ろについてきながら、攻撃をしてくる。

俺は軽く避けていき、ビームショットガンを展開し、急ブレーキ、そして後ろに加速し、オルコットの裏を取る。

そのままショットガンを二発喰らわす。

 

「クッ!やりますわね!ですがこれならどうですか!」

 

そう言ってオルコットは四基のビットを飛ばしてきた。

 

一夏side

 

二人の戦いは白熱してるように見えたが、実は違う。

オルコットさんは焦っている。千尋にあそこまでされたことを。

対して千尋はゆっくりとした動きで追い詰めている。

私は、この時点で千尋の勝利を確信した。

 

千尋side

 

「さて・・・そろそろ本気で行こうかなぁ!!」

 

俺はそうアリーナ中に大声で言って、武器を投げ捨てた。

 

「な!?さっきまで本気じゃなかったのですか!」

 

「そうだが?勘違いしてたのか?」

 

「貴方は絶対許しませんわ!ここで散りなさい!」

 

そう言って四基のビットが攻撃してくるが、俺はあるシステムを発動する。

 

「ライドシステム発動。

 雷を操りし封印された龍よ。

 今こそ我が身を憑代とし、その力を見せろ!」

 

そう言うと、ハルベリオンの白だったセンサーが赤に染まり、機体の腰部に赤い装甲が、手には籠手の様な物が現れ、左には一つの弓、「桜乱鬼」が装備されていた。

これがハルベルトの単一仕様能力、仲間との絆を力に変える。

その名も、「ライドトゥソウル」である。

そしてこの姿は、ハルベリオン・ダンガリーと呼ばれる姿である。

 

「な!?形態移行!」

 

「違うな。此奴はこのISの単一仕様能力だ!」

 

俺はそう言って、左手で弓を突き出し、右手に弓矢を三本掴み構える。

オルコットは逃げるが、遅い。

 

「雷撃となりて、我が敵を討て!雷龍滅弓!」

 

そう言って弓矢を放つと、雷撃の様にオルコット目がけ飛び、一撃でSEを全て奪った。

俺はゆっくりとピットに戻った。

 

真由side

 

「あはははは!流石お兄ちゃんだね。一撃で終わらせるなんて。」

 

私はタブレットの電源を切り、起き上がる。

流石はおにいちゃんだ。

 

「けど・・・命の灯は、弱くなっている。」

 

私はそう言いながら、青い炎が入っている瓶を見る。

それは、今までなら強い炎だったが、今では少しずつ小さくなっている。

 

「もし、お兄ちゃんが死にそうになっても、私の力で・・・。」

 

そう少女は呟いた。

 

千尋side

 

あれから約一時間、俺は手続きをして、クラス代表になった。

そして、他の代表だが、二組は文、三組はフラン、四組は妖夢だった。

俺は楽しみにしつつ、夕食を取り、部屋に戻った。

そして俺はまた幻想世界へ降り立った。

そこに居たのは、水色の長い髪の毛を持った男性だった。

 

「テトラドライブか。どうしたんだ。」

 

そう言うと、テトラドライブは、

 

「答えてくれ我が主よ。余命は後どの位なんだ?」

 

「・・・二年だ。気にしなくていい。」

 

俺はそう言って、歩こうとしたが、テトラドライブが、

 

「私が聞いたのは、最短で持つまでです!」

 

そう力強く言った。

 

「・・・良くて一年。悪くて今年の秋だ。」

 

そう言った。するとテトラドライブは、

 

「わが命、主と共に。」

 

そう言った。

俺は有り難うと言い、ある場所まで言った。

そこには、一本の剣が有った。

俺はもって引き抜こうとするが、抜ける事は無かった。

 

「やっぱりまだ駄目か。」

 

俺はそう言い、元の世界へ戻った。

 




今回はどうでしたか?
それでは眷獣紹介!

ダンガリー
姿は封魔神竜 ダンガリー
千尋の最初の眷獣であり、序列一位。
千尋の事を唯一名前呼びにする。
千尋を支える存在でもあり、まるで父親のよう。

テトラドライブ
姿は蒼波竜 テトラドライブ・ドラゴン
序列五位で千尋の事を常に考えてる。
千尋に危機が迫れば自らの命を放りだしても良いと考えてる。

序列順
一位ダンガリー
二位マゴク
三位ルキエ
四位エイゼル
五位テトラドライブ
六位イールシアス

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