東方渡世抄 〜現実と幻想の境界〜 【更新停止】 作:小鳥戦士
まぁ繋ぎなのとテスト投稿なんでお試しみたいなやつと思っていただければ幸いです。
〜???〜
「......お呼びでしょうか」
ある館の一室に、誰かに質問する声が響く。その声からして女性だろうか、少女とは言い難い響きだ。
「ええ....少し気になるものが館に近づいているの......それもいきなり襲い掛かった正体不明の妖怪を、いとも簡単にあしらう程の強者よ」
女性の質問に答えたのは、言動こそ大人なれどまだ子供感が抜けていない少女だった。
「....何故、お嬢様が強者と認める程の者がこの館に?」
それも、少女が女性に主従を結んでいる。この様な会話からして少女は館の主であるらしい。
「それは何か私に用があっての事みたいね。流石に用事が何かは見れないから......少し話がしたいわ。ここに連れてきて頂戴」
「承知しました。では、直ぐにその者の元へ向かいますが、何かお伝えする事はありますでしょうか」
「そうね.....じゃあこの私、レミリア・スカーレットが話がしたい....そう伝えて頂戴?咲夜」
レミリアと言う少女と咲夜と呼ばれた女性。この2人は蒼刃の目指す紅魔館の住人である。幻想郷の中でも高位の実力を持つ吸血鬼とそれに仕えるメイド長。レミリアは蒼刃を自らの部屋に迎え入れるつもりの様だ。
「わかりました。その者は今どこに?」
「外に大きな湖があるでしょう?そこに行けばやって来るわ」
「わかりました。では今すぐ向かいます」
瞬間、音もなく咲夜は消えた。代わりに残されたのはレミリアが好きな紅茶のみ。
レミリアは紅茶を優雅に啜り、味を楽しむ。
「さて......わざわざ夜に合わせて来てくれるのだもの.......きっと楽しませてくれるのよねぇ?」
「なにか寒気がするんだけど。誰か噂にしてんなこれ」
所変わって蒼刃の視点。今彼は正体不明の妖怪とそれに憑いてた影を撃退した後、魔理沙と合流。本来の目的である紅魔館へと向かっていた。
ちなみに、蒼刃を襲ったのは東方の原作キャラクター、ルーミアだ。彼女は幼女の姿をしている割には恐ろしい妖怪で、人を喰う事でその存在を保っている人食い妖怪である。所有能力は闇を操る程度の能力。蒼刃を覆った闇はそれから生み出した技だと蒼刃は考えた。
しかし、ルーミアの事はさほど驚きでは無い。元々ルーミアはこの辺りで出てくるということは原作で知っていた為に会えたらラッキーとまでしか考えていなかった。まぁ、いきなり喰われそうになったのは予想外だが。
実際に驚きなのはルーミアに憑いてた影。それだけが謎なのだ。幻想郷に影を操る能力者はいない筈、そう踏んでいるのだが実際に出てきたのだ。原作にも出なかったイレギュラーとでも考えるしか無い。それも、蒼刃が転生したせいで起きたと。
さて、話を戻し現在。ルーミアを倒したのはいいのだが、倒した拍子に背中から木に激突したせいで歩けないとの事。原作キャラだし、魔理沙の知り合いだし、自分でやった事を放り出して進む訳にもいかず、ルーミアを背負って歩いていく事に。実際には魔理沙が背負って。
「なんだよ、よくわからん事言ってないでお前が運べよ」
「無理。身長的に。残念ながらルーミアと身長一緒なんだよ」
「な...なるほど。確かお前元はでかいんだよな。慣れない内は無理か」
「そーゆーこった。...........いつになったら元に戻るんだよちくしょー......」
一応はルーミアを運ぶ場所は決まっている。紅魔館の前には湖があり、そこには氷の妖精チルノがいる。彼女も原作キャラであり、冷気を操る程度の能力を持っている為チルノの能力で痛む場所を冷やしに行くのだ。医学的に言うとアイシングと言う。
ついでにチルノにルーミアを預ける算段だ。彼女達はバカルテッドと呼ばれるグループの一員だ。この幻想郷が原作のストーリーがどこまで進んでいるかはわからないが、まぁお馬鹿同士だ。なんとかなるだろう。
「なぁルーミア、痛い所は大丈夫か?痛いならどう痛い?」
「うー......ズキズキするのだぁ....」
「まぁ、青血になっているしなぁ.......たぶん打撲だろうなぁ」
ルーミアの傷は打ち身のような傷なので、打撲である事はまず間違い無い。しかし妖怪の治癒力とかそこら辺はかなり強力である。それでも大事をとって応急処置位は取っておいたほうがいい。
「そーはぁー.......お腹すいたのだー」
ルーミアが腹をすかせ、食べ物をねだってきた。というか俺を襲ってきた時点で腹を空かせていたのだろう。
「食い物かぁ......よし、ならばこの四次元ポーチの出番だな。ごそごそっとな......テレッテッテー!」
俺はポーチを漁り、目的の物を取り出す。
「ほらよルーミア、グミだ」
「ぐみ?ぐみってなんなのだ?美味しいのか?」
「グミな。あぁ、おいしいぞ。まぁ食ってみな」
「たべる〜!」
ルーミアは魔理沙におぶられながらモキュモキュとグミを頬張る。
「む〜〜?なんだか血の味がするのだ?でも美味しいのだぁ‼︎」
そう、今ルーミアにあげたグミはあの時貧血で倒れた時、澪に貰った鉄分グミだ。一応パックごと貰ったのでバックに入っていたようだ。
「ほぉー.......それ私ももらっていいか?」
さっきまで空気だった魔理沙も欲しがってきた。もちろんまだ残りは多いので魔理沙にもあげる。
「なんだこれ、ほんとに血の味がするな.......こんなものが現代にあるのか.......変な奴らだなぁ」
「まぁそもそも貧血気味の奴が食べる医療品みたいなものだからな。別に鉄分不足ってわけじゃないやつが食べても変な味がするんだよ」
「ふーん......」
あの時、俺が澪に貰った最後のものが鉄分グミだった。
思えばあの日、俺が寝坊せず遅刻しなかったら貧血なんかで死ななかったのだろうか。俺がいたあの世界は元の世界で、この東方projectの世界は別の世界。次元が違う二つの世界は繋がる事は一切無く、もはや帰ることは出来ない。そもそも転生ってのは死んでいる事が前提で、俺が転生している今、あの世界で俺は死んでいるという事の証明となっている。
だから、もう澪には会えない。家族とも、学校の連中とも二度と...二度と会えない。
「よぉし......やっと着いた......蒼刃!ここが湖だ!」
俺は、この世界で生きることを決めた。
別に元の世界を忘れなくてもいい。胸の中にそっとしまっておけばいい。
誰かが言っていた。人生は楽しんだもの勝ちだと。
だったらこの東方の世界をとことん楽しんでやる。後の事は後で考えればいいさ。どうせあの時だって4年くらい掛かったんだ。帰れたとしても夢オチになるだろうしな。
「おーし.......んじゃ、お馬鹿さんを探しますか....!」
先は長けれど、後悔無しで進んでやらぁ‼︎
おやすみ前にこんばんは、小鳥戦士です。
最近無事に進級し、春休みに突入してから部活も遠征続きでもう辛いこと辛いこと。宿題まだやってねぇ......!明後日からまた静岡遠征だぁ........!宿題いつやればいいんだ‼︎
まぁそれは置いといて。
今回、ガチで短めですよね。もはや小説なんて呼べないナニカですよね。すみません。
実は携帯をiPhone4から5sに変えてからというものの、今までポチポチ入力でやっていたのですが5sからは音声入力なる科学の結晶の存在に気付き、今回の話に6割の割合で使用してみた所、あまりにもサクサク進むので調子に乗って区切りを早くし過ぎた結果、こうなりました。
でもやはり少しは修正入れないとやっていけないですね。試しにちょっとやってみましょうか。
お題 大剣
ポチポチ入力 大剣
音声入力 体験
やっぱり誤変換してしまうことが多々ありますね。
これからは音声入力を気を付けながら有効活用して行こうかと思います。もしかしたら投稿ペースが上がるかもしれません。
それでは皆さん、さようなら。