ネギまとかちょっと真面目に妄想してみた   作:おーり

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推奨BGM:ParadiseLost
副題の割にね



『乙女はオオカミなのーよー【序】』

『狙ったあの人の唇を奪え! ラブラブきっちゅ(・)だーいさーくせーん!!!』

 

「噛んだな」

「噛んだね」

「噛んだわねぇ」

「噛みましたわね」

「――噛んだ」

 

『噛んでないっ!』

 

 

 自室に備え付けのテレビを、言われるがままに点けてみれば。

 我らがクラスメイトのパイナップル頭の少女が突然に珍妙な宣言をしたことに目を見張りつつも、台詞を噛んだとしか思えない滑舌に同班の少女らが口々に呟いた。

 自覚があるのか声が向こうにも届いているのか、顔をやや赤くし数秒前の己を否定するパイナップルがそこに居た。っていうか朝倉だった。

 

 

『えー、こほん

 さあ始まりますよ3-A淑女の皆様方っ、今なら修学旅行すなわち旅の恥は掻き捨てという理屈も後押ししてくれるっ! 気になるあの人との距離を縮めるなら今しかねえ! っていう企画が今宵始まるわけですよ!』

 

「無駄にテンション高ぇなぁ、何言ってんだコイツ……」

 

「ちょっと待ってください。朝倉さん今なんとおっしゃいました?」

 

 

 一人語りだした同班のクラスメイトに、クラスでは数少ない眼鏡要員が辟易とした。が、真っ先にクラスの暴走を止める役割に居るはずの委員長こといいんちょ(あだ名)は、ブラウン管の向こうの彼女の言葉に思わず食いつく。

 それを見て、あーこれ私が割を食う流れ? とある意味予定調和となっている可能性に、眼鏡さんは思い至る。

 現に、相部屋にいるはずの年齢不詳のクラスメイトや影が薄いキャラ・無口キャラなどは、既に彼女と画面から遠く離れた場所にて布団を移動させていたことであるし。

 

 

『ね? だから始めるなら今しかない。いつキスするの? 今でしょ!

 要するに我らが担任のネギ君の唇を奪っちまおうぜぇというお誘いで・す・よ!』

 

「担任は高畑先生だろ。忘れてやるなよ、実際全然姿見てねえけどさ」

 

 

 少女のツッコミは、誰にも届くことはなかった。

 

 

   × × × × ×

 

 

『ま、狙うにしても壁がいくつもあります。見廻りの先生に見つかればアウトだし、そもそもネギ君はどこにいるのか、賞品が唇だけってリスク高すぎじゃね? というツッコミも聞こえてくる。

 ふふぅ、まったくキミらってばハイエナだなぁ♪』

 

「好き勝手言っとるなぁ

 そんな言われて参加するとかアホやん。あたしはパスな」

 

「うーん、私も興味ないね。デザートのフリーパスとかが賞品につくというなら参加もするけど」

 

「あっ、じゃあじゃあわたし出る~

 えへへ~、ネギ君におとなのみりょくを教えてあげるのだ~」

 

「ちょ、まきえその言い方わかってやってる?」

 

「とりあえず聞いてあげようよ、皆……」

 

 

 ハイエナ発言からこっち、朝倉がブラウン管の向こうで演説しているのだが4班の女子らは既に興味を失った模様。唯一参加に乗り気なのはバカピンクの新体操部員のみだ。

 この時点で企画倒れな雰囲気をぷんぷん匂わせているのだが、どうやって挽回できるものなのか、と『考え中』であったゆーなは朝倉の言葉回しに不審を浮かべる。

 キス以上に、何か心を掴める特典でも用意しているのだろうか?と。

 

 

『そんなキミ(女子)らに朗報さ!

 ――ネギ君ってば、みんなも知ってる例のあの男の子と相部屋らしいぜ?』

 

「「「!!!」」」

「「?」」

 

 

 ――乙女に、衝撃、走る。

 

 

   × × × × ×

 

 

『そんなわけで~、もしかしたらネギ君と間違えちゃうかも~?

 まあそうなっても事故だよね~、事・故!』

 

「キター!!! キタよコレ! みんなも知ってるっていったら一人しかいないじゃん!

 史伽! 参加するよ!」

 

「ええっ!? お、お姉ちゃん本気だったの!?」

 

「えっ、マジラブ?」

「ほほぅ、それはまた」

「彼も罪作りですなぁ~」

 

 

 1班では双子の片割れが奮い立ち、

 

 

   × × × × ×

 

 

『勝負のルールはずばり!『枕投げ』!

 障害物を打破するための武器は枕のみ! それを駆使して愛しいあの子の唇を目指すのだ! 乙女たちよー!』

 

「それはイイコトを聞いたアル! 決着をツケル好い機会ネ!」

 

「ふむ、ではイエローがやる気になっているようなので拙者が手を貸してあげるでござるよ

 なぁに、出番が無いことを危ぶんでいるわけではござらんよ。ただ彼の御仁との決着をつけた後は拙者もちょっと手合わせを望むというだけの、そう、べっ別に憂さ晴らしとかじゃないんだからね! というテンプレのツンデレ的思考故」

 

「ブルー、心の声が駄々漏れアル」

 

「忍べてませんよね~」

 

「んー、じゃあ二名参加、っと」

 

 

 2班では麻帆良武道四天王などと物騒極まりない名称で呼ばれる女子中学生のうち、二人が参加を決意し、

 

 

   × × × × ×

 

 

『あんまり大人数じゃすぐに身バレしちゃうので、各班2名ずつの参加としておきます!

 さーあブックメーカーのはじまりだぁ! どの娘に賭ける? どの娘が勝つ? 勝負の行方は神のみぞ知る! ってね!』

 

「ゆーなどいて! そいつ(枕)に届かない!」

 

「亜子は不参加だって言ってたじゃん! この枕はアタシのもんだー!」

 

「あんまり騒いだらやる前に見つかっちゃうよ

 喧嘩するなら両成敗ということで私が……」

 

「あ、あれ? アキラも出たいの?」

 

「……素直にじゃんけんで決めたらいいと思うのだけど……」

 

 

 4班では一部を除いて、前哨戦にて体力をすべて遣ってしまいそうなほどに漲っていた。姦しくも。

 

 

   × × × × ×

 

 

 そして、5班では――。

 

 

『おかけになった電話は、現在電池が無いか、大気圏突入中につき通話できません。番号をお確かめの上、時間を置いておかけ直しください』

 

「駄目、つながらないわ」

 

「そんな――……! くっ、何故こんなことになったのですか! 何故このような事態になるまで放っておいたのですか!

 なんで、いつの間にか朝倉さんがエロオコジョと手を組んでいるのですか!?」

 

「知らないよそんなこと!」

 

 

 ケータイを手に首を横に振る明日菜に、絶望した!この世のすべてに絶望した! と云わんばかりに戦くゆえ。叫び返して応えたのはハルナだが、何の解決にもなっていない。

 彼女らがここまで取り乱しているのは、見てしまったからだ。画面に映る朝倉のその胸部、そこには悦び蕩けた表情で挟まっているよく見知った小動物の妖精の姿があったのだから。

 

 

「あの、ひょっとしてこの班、全員が魔法関係をばれてるのですか……?」

 

 

 そしてそう呟くのはバカホワイトこと桜咲せつな。その発言に、あ、そういえば説明まだだった。と比較的平常運転な精神状態の少女ら(明日菜・このか・のどか)がせつなに目を向けた。

 

 

「そういえばせっちゃんも魔法関係者とかゆうとったな」

 

「な!? お、お嬢様どこでそれを……っ!?」

 

「え? そらくんがそー言うとったえ?」

 

「烏丸ぁぁぁ!!!」

 

 

 届かないとは思うが叫ばずにはいられない。そんなせっちゃんの声は当然ながら奴に届くことはなかった。

 

 

「ちょ、桜咲さん声抑えて!」

「な、何かこのかさんが知ってはいけないことでもあったのでしょうか~?」

 

 

 そしてナチュラルに要点を突く宮崎。

 本来、隠し事など出来ない性分であったせつなは、その台詞に思わずギギッ! と身体が固まった。わかりやすい反応で誰もが気づいてしまう。

 

 

「……イイエ? ナンニモナイデスヨ?」

 

「……せっちゃん?」

 

「ア、ワタクシチョットオ花摘ミニ……」

 

「せっちゃん」

 

 

 がしぃ、と肩を掴まれる。

 正直彼女的には簡単に抜け出せる程度の力なのだが、相手がそれをさせてくれる相手ではない。

 何より十年来の幼なじみがようやくすぐそばに近づいてくれたこのチャンスを、逃すようなこのかではない。

 

 

「おはなし、聞かせてくれるな?」

 

「………………ハイ……」

 

 

   × × × × ×

 

 

「なるほど……そういうことですか。

 ならば、長谷川さん! 行きますわよ!」

 

「ああそうだな。これは参加せずにはいられねえわ」

 

「「「え!?」」」「?」

 

 

 一方そのころ3班では、参加を決意した雪広あやかに引き続き、長谷川千雨が即答で応える。

 それに驚くのは少女たち。あやかもまた、即答してくれるとは思っていなかったのか一緒に驚愕の声を上げていた。

 

 

「なんで驚いてんだよ……

 つーかいいんちょ、てめえまで」

 

「え、いえ、まさか即答とは思っていなかったので……」

「い、いつのまに烏丸くんのことを……?」

「あらあら、千雨ちゃんったら」

「――ハッ! それともネギ先生に!?」

 

「どっちもちげぇよ!

 あたしはあたしの憂さを晴らしたい。それだけだ」

 

「「……ウサ?」」

 

 

 二度驚くあやかに、口々に憶測飛び交わせるA組一の母性の人に影の薄い娘。そしてもう一人の無口っ娘は早々と布団へと入って就寝していた。

 そして応えた千雨の台詞に、疑問符を掲げる千鶴に夏美。

 あやかはというと、合点はいったものの若干呆れた表情で続ける。

 

 

「ひょっとしてまだ根に持っていますの? ネギ先生を私達の部屋に泊めたお陰で千雨さんの性癖がばれてしまったことを」

 

「「性癖……?」」

 

「性癖じゃねえ! 趣味だ!

 あったりまえだろうが! そもそもの原因は部屋を出るような何かを仕向けた烏丸だったっていう話じゃねえかよ!? 今仕返しせずにいつするってんだ!」

 

 

 イマデショ。と誰かが呟くのを聞いた気がし、夏見が思わず首を捻る。しかしそこには、布団に収まりすやすやと寝息を立てているザジしかいなかった。

 

 それはそうと、千雨の事情もしょうもないものだろうが、この場で反撃に踏み込むのにはわけもある。

 ネギが千雨とあやかの部屋に泊まったあの日からこっち、烏丸に復讐しようと捜索しているが何故か寸でのところで捕まらなかったためだ。

 今回の旅行にて、同じ行き先となったことでようやく話す機会も生まれるかと思いきやそうでもなく。新幹線では卑猥なオーラを発していた近寄りたくない男子と話していたし、清水寺では金髪ヤンキーに二足歩行のウサギ、金髪ロリータにロボとおかしな位に悪目立ちもしていた特殊人物らと同じ班のようでそれだけで近寄りたくない筆頭に上げられていた。

 二日目の本日も然り。

 班行動で無理を言う訳にも行かなかったのだが、ここにきてチャンスが到来した。

 復讐の女神はようやく千雨に微笑んでくれたのであった。

 

 

「待ってろよ烏丸ぁ……!

 お前にはあたし特性の膝枕をお見舞いしてやるからなぁ……!」

 

 

 台詞を聞けば何処かの触覚乙女がすわラブ臭が!と食いつきそうではあるが、どう考えても台詞回しが不穏。

 枕を使うという今回のルールには抵触していないものの、今の千雨の脳内ではそらの顔面に直角に膝枕(・)を叩き込む絵面が浮かんでいるのは、誰の目にも明らかに見えたという。

 

 

   × × × × ×

 

 

「いやぁ! しかしいいのかねぇ! こんな勝手なことしちゃってさぁ?」

 

『いいんですよ姐さん! これも全てアニキのため!

 今回の旅行じゃあ特使なんていう仕事も請け負っておるんでさぁ、それならいくらでも仲間が必要なのは間違いない! でやんしょ?』

 

 

 ゲッヘッヘ、と下衆い笑いが部屋に響く。その声は胸の谷間から聞こえてくるのだが、一旦放送を止めたので朝倉は気に留めない。もっと気にすべきだろう、という天の声は聞こえやしない。

 声の主はカモミールであった。

 彼はいち早くこの少女に魔法を目撃されてしまったことに気づき、それを黙っていてもらうこと、そして自身が美味い汁を吸うために利用できるということにもいち早く気づいていた。

 それ即ちパクティオー(仮契約)。

 一人仮契約を行使すればオコジョ妖精には五万オコジョ$という、一体何処で使用するのか良くわからない金額が振り込まれるのだという。

 前回の吸血鬼騒動においては、それを利用した魔法アイテムの購入によって、一気に四人も加わった仮契約の報酬はあっという間に消えてしまった。しかもハナシを判ってくれたであろうはずの女子らのうち、未だ二人の女子(明日菜とこのか)が仮契約に踏み込んでくれないのだ。ついでに言えば自分とネギはおいそれと女子寮には踏み込めないように契約もされている。

 こうなればこの修学旅行こそが一番の狩場。その狩り(ハント)を成立させるための最も妥当かつ有力な相方を目にしたカモの行動は速かった。

 

 

『(この姐さんの情報操作力は中々に侮れねえ、口八丁手八丁で仲間にできて万々歳だぜ)

 そ・れ・に! かわいい女の子にキスしてもらえるってくれば断らない男なんて居りやしませんって!』

 

「そうだよねー! しかし烏丸君もこういうことに精通していたとは……。だからネギ君が来たときに一緒のクラスになっていたのかなぁ……?

 さぁて、あとエントリーしてないのは5班だけかな?」

 

 

 魔法アイテムのばら撒き、という一見テロみたいな行為をしているのだが、その事実に気づかないままに、朝倉は能天気にゲームの進行を取り仕切ろうとする。

 改めてエントリーされたメンバーを見渡してみれば、明確に烏丸を狙っているのは確かに半数はいるのだが、それがラブかと問われれば小首を傾げざるをえない理由。

 もし内情を烏丸が知れば、逃走するのは確実なメンバーがエントリーしていた。

 

 

   × × × × ×

 

 

「長い。三行で説明してください」

 

「駄目出しされた!?」

 

 

 そして未だエントリーに踏み込んでいない5班では、関西がどーの魔力がどーのと説明していたせつなが、ゆえに切り捨てられていた。

 剣士が切り捨てられるとは、世も末である。

 

 

「え、えーと、え~っと……」

 

「要するにこういうことでしょ?

 関西と関東の魔法使いは仲が悪い

 このかは両方の長の血縁で他にも理由があって狙われている

 せっちゃんは護衛のためにいろんなことをしていた

 健気にこのかを影から見守るせっちゃんマジぺろぺろ」

 

「四行になっているです」

 

 

 いまいち説明できないせつなの代わりにハルナが説明したが、ゆえにつっこまれた。

 てへぺろ、とふざける程度には余裕も出てきたらしい。

 

 

「というかぺろぺろってなんですか」

 

「いや、そこはマジトーンでつっこまないで欲しいなぁ……」

 

 

 せつなにもつっこまれた。

 ハルナは養豚場から出荷される豚を見下すような目で見られて、思わず背筋が震えた。

 

 

「で、それの『とくし』?っていうのにネギが関わっているってこと?」

 

「はい。それを踏まえた上で、皆さんが魔法関係者だというなら聞いておきたいことがあるのですが……」

 

 

 そう言いつつ、懐から一枚の紙を取り出す。

 其処には幾何学の紋様が幾つか描かれていた。

 

 

「先ほど旅館の周りにこのような魔方陣、と思われる紋様を発見したのですが、これが何なのか説明してほしいのでネギ先生に連絡を、」

「こ、これは!?」

 

 

 全て言い終わる前にゆえが食いつく。

 ハルナもまた、それを見て小首を傾げて、

 

 

「あれれ~? なんか見たことない?」

 

「暢気なこと言ってる場合ではないですよハルナ!

 これは仮契約陣です!」

 

「――げ」

 

 

 言われて思い至ったハルナは、思わず顔を青くした。

 

 

「? それってカモの言っていた……?

 なんでそれが旅館の周りに?」

 

「決まっているです、パートナーを増やすためですよ! パクティオーカード一枚につき五万オコジョ$とかいう信用のならないお金が動くのです

 あの小動物はそれを狙っているのです!」

 

 

 明日菜の疑問に答えるゆえ。狙いの解明が鮮やかに的確すぎて安楽椅子探偵も真っ青な推理力だった。

 

 

「お金のために乙女の純潔を利用するというのも許し難いですが、それ以上にこれが烏丸さんに発覚するとなると……ヒィィ!」

 

「え。なにそれちょっとこわい」

 

 

 思わず染み出たゆえの悲鳴に、怖いというよりは引き気味の明日菜。内心、この娘は我が幼なじみをどういう目で見ているのだろう。そしてそう見られるような何かをやった彼は一体……? と呟いている。

 

 

「このまま見過ごすのも危険です!

 ハルナ! 行くですよ!」

 

「いや、あたしはちょっと……

 今エントリーされた子らを見たんだけど、バカレンジャーが既に三人参戦してるし、どう見ても無理ゲーだし」

 

 

 そう言われて、ゆえも画面に映し出された他の班の参戦状況を見、頭を抱えた。

 それを見て立ち上がったのは、

 

 

「――では、私が行きます」

 

 

 桜咲刹那。参戦決定。

 

 ――斯くして、乙女の戦いが今、始まる。

 

 

 




~推奨BGM
 それくらい疾走感のある文体に出来ていたら幸いです

~各班の状況描写
 誰が誰だったのか、わかるといいなぁ
 あと、一っ言もしゃべっていない娘が一人います

~烏丸ぁぁぁ!
 わたし~、比較的大人し目の原作キャラに~、オリ主の名前を呼び捨てで吐かせるのが夢だったの~
 夢がひとつ、叶いました

~養豚場から出荷される豚を見下す目
 豚をバカにするな。意外と清潔なんだぞ
 そして豚の体脂肪率は驚きの14%。7%だっけ?どっちにしろ人間なんぞよりずっと筋肉質。豚さんマジぱねぇ

~烏丸を怖がる理由
 魔法関連で勝手に増えたとか言ったら怒られるだろJK。というのが恐らくはゆえの思考
 本当にそうなるかはなってからじゃないとわからんけどね


なんとかまだ生き残っています
通算44話。大作戦がはじまりましたよ、っと
前回と比べれば比較的短いサイクルでお届けできたと思いますが、改めて読み返してみればネギもそらもいないという事態に。たまにはこんなときもあるよね(白目)

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