ネギまとかちょっと真面目に妄想してみた   作:おーり

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あれ?ネギ、ま・・・?


『ドキッ!?おっさんだらけの水泳大会!ポロリもあるよっ?』

「えーと……、除霊依頼、かな?」

「いえ、違います。こっちの人は一旦気にしないでください」

 

 

 阿佐ヶ谷のとあるビルの一室にて、髪をつんつんに逆立たせたお兄さんにのっけから用件を勘違いされてしまった。それもこれも全ては夕子さんが憑いて来ている所為である。

 出会いから早くも六日ほど、俺の何が気に入ったのかゆーなと付き合え付き合えと娘を一押しして来るその友人の母。悪霊とは思いたくないが、少々うざい。

 そんな彼女を押し退けて本日阿佐ヶ谷のとある探偵社に顔出ししたのは、夕子さんとの出会いの数時間後に出会ったとある少女に関する雑事となる。

 

 

「二十代、後半か……? もう少し上なら好みだったんだがな……」

「お前はお前でお客さんを不安にさせるようなこと呟くんじゃありません」

 

 

 その雑事の目的と思われる、黒スーツを着た寡黙で陰鬱っぽいけどイケメンの兄ちゃんが夕子さんを見、品定めする。この人が恐らくは嵯峨トオル。呪術協会が解散した後の散り散りになりかけた術師らの、取りまとめを引き受けてくれた陰陽師の大家である『嵯峨家』の次期党首だろう。

 どちらかといえばヤクザの若頭みたいな風体で、先ほどのお兄さんと弱めの漫才みたいなやり取りを見せられていると、俺以外だととてもそうは思えないかもしれないが。「年頃の少年にくっ憑いてるんだから母親か何かだろ。獲物を狙う猛禽みたいに見るのはヤメロよな」「美人で人妻ならば口説くのが俺の本領だろう。和服で科があるならば尚好し!」などとその後も阿呆なやり取りを、お客の前でさらに続けられる。お陰でちょっと疑わしくなってきた。あとこちらは俺の母ではなくて俺の友人の母です。なんでそんな微妙なところからくっ憑かれているのか経緯を知らんと俺すら理解できんけれども。

 しばらくその漫才もどきを眺めていると、思い至ったようにお兄さんが咳払いを一つ。

 

 

「さて、所長の庵原といいます。本日はどういったご用件で?」

「烏丸です。とりあえずはこれを見てもらえますか?」

 

 

 お兄さんに切り出されるのでサクサクと本題に移ろうかと思う。

 懐から野木坂嬢の写真を取り出してみせる。

 

 

「探し人かなにか、かな?」

「いえ、こちらのお嬢さんの取り扱いが今回の用事でして」

 

 

   × × × × ×

 

 

 遡ること六日前、街中にて襲撃を噛ましてきた野木坂さんは割りと簡単に取り押さえることは出来た。出来たは良いが、問題となるのはその後始末だった。

 何しろ目的は敵討ちで、その所属元を辿れば関西呪術協会。術師であるならば麻帆良としては件の敵討ちを敢行した罰として、麻帆良所属の戦力に受け入れたいらしい。

 それについては敵討ちの対象にされた俺としても文句は無い。やったことはやったことであるが素直に討たれるつもりは無いし、だからといってそれに武力対応するほど殺伐とした性格はしていないつもり。処罰を考えてくれるのならばそれに甘えたい。

 

 しかしそう簡単に済まないのが大人の世界の難しいところで。

 協会は既に解体しているから、彼女の身の振りようをこちらでどう扱っても文句の付け所は無いはず。無いはずなのだがやはり元日本製術師、何処かしらからか文句があってもおかしくは無い。戦力は手にしたいが下手に火中の栗を拾いたがらないのもまた麻帆良の心情である。

 

 そこで今回の交渉、という名の緩ーい脅迫。

 敵討ちの対象にされた俺からのお願いという名目で、野木坂さんの身の采配を麻帆良に一任して欲しい、という旨を『嵯峨家』へと打診したい。というのが今回のお使いの内容だ。

 俺としては野木坂さん本人を関西へと送り返したとして、それが強化されて今度は麻帆良へ乗り込まれると本気で打つ手が無い。何しろ麻帆良では俺は弱くなるし、かといってスタンドで対応するのも無駄なところから目をつけられそうだからやりたくない。目の届くところで奉仕活動に勤しむ姿を見ているほうがまだ安心できるのである。

 あれだな、捕らえられた熊を檻に入れて店先にて飼うような、あれに近い。

 

 ……なんで京都陰陽師の古株であるはずの嵯峨家の次期党首が、東京の一角で探偵業を営んでいるのかはよくわからないことであったが……。

 

 

「ははぁ、それはトオルの出番だろうなぁ……」

「好きにしろ」

「……だ、そうです」

 

 

 ……え、終わり?

 

 いやいや、え?

 確かにそちらの人に用件はあったけども、一言で終わりなんすか?

 

 

「俺本人としては呪術協会と麻帆良とのいざこざなんかには本気で興味が無い。本家の奴らが何か言ったとしても、嵯峨家自体が動くことに意義が無い。馬鹿な真似をやったお嬢さんを擁護するほど、うちはお人よしじゃないんでな」

「だ、そうです」

 

 

 ええー。

 まあ、話は早く済んでよかったけども……。

 じゃあとりあえず後は家族の方に連絡して、そっちとの対処は麻帆良に任せるか。言質は取れたのだし、問題ない、よな?

 

 

「まあ、こちらとしても早めに済んでよかったよ。なんせ、これからちょっと大口の仕事が入るからトオルにも手を開けていて欲しかったし」

「あ、そっか。嵯峨家に打診するとなると京都にまで出向く必要性がありましたね」

 

「いや、そんなのは本気で関係ないが」

 

「「(駄目だコイツ(この人)、早く何とかしないと)」」

 

 

 俺と庵原さんの心の声がユニゾンした、気がした。

 

 そんな内心を取り払うつもりで、気になったことに質問してみる。

 

 

「そ、そういやあ、大口の仕事って探偵のですか? 俺ってそういう世界をよく知らないので、詳しく教えてほしいなー」

「え、あ、い、いやー、本来そういうところは守秘義務があるから、ちょっと無理かなー?」

「あ、そうでしたねー」

 

 

 あははー。と笑いあう俺と庵原さん。

 なんだろう、苦労人の気配をびんびんに感じるんだけどこの人。ついでに言うとすっごい似通った匂いを感じるわ、誰かさんと(すっとぼけ)。

 

 

「……いや、教えとけ若菜。多分そいつも関係者だ」

 

 

 そんなゆるゆるとした空気をぶち壊すのがやはりこの人。

 ……KYにもほどがあるだろ。

 

 

「関係者?」

「というよりも、関係者になってほしくない、だな。

 小僧よく聞け、これから入る仕事は霊媒業だ。都心の事故物件を処理に行くわけだがお前は間違ってもそこに近づかないようにしろ」

 

 

 ああ、やっぱりそういう世界のお人なのか。

 こちらの探偵事務所、表向きは探偵業を営んでいらっしゃるようだがその裏では退魔業を取り扱っているらしい。東京退魔師組合のホームページの組合名簿に同名のチーム名が載っていたから、そういうことなのかなー、とは思ってはいたのだけども。

 というか、そういう危険な世界に子供を引きずり込みたくないとか、そういう心積もりなのか? 見かけはヤクザっぽいが、意外としっかりとした人じゃないか。

 

 

「せっかくの人妻霊をそんなところに連れ出してみろ、間違って除霊されたなんて言ったらお前を除霊するからな」

 

「「どういう心配してるんだこの野郎」」

 

 

 前言撤回。先ほどの感心を返せ。

 

 

「まあ好き好んで近づきはしませんけど……。

 とりあえず住所と名前だけでも教えてくれませんか? 遠ざかるか近づくか指標だけでも聞いておきたいです」

 

「……ま、トオルの言い分はともかくそれも知っておいたほうが良いかもな。どちらにしろキミって見えるタイプらしいし」

 

 

 好き好んで見てるわけじゃねえっすけどね。

 そんなことを思いつつ、戸棚からファイルを引き出して捲る庵原さんを眺める。

 

 

「えーと……、これは、センゾク、って読むのかな……?」

 

 

 ………………ん?

 あれ、なんか嫌な予感が、

 

 

「違う、それは『チタバネ』と読む」

「ああ。珍しい読み方だよな」

 

 

 え、確定?

 非情に嫌だが、手を上げる。

 

 

「……さーせん、多分それ、俺も関係者です……」

 

「「は?」」

 

 

   × × × × ×

 

 

 事故物件。

 俗に言う心霊物件のことで、『出る』不動産をそう総称する。

 今回の『大口』とやらは千束の実家らしい。なんでも死んだ人間を次々取り込み、その連鎖が生きた人間にまで及ぶようになった本格的な呪的物件が出来上がっているらしく、そのまま放置しておけば某ホラー映画並みの迷惑物件が出来上がるとか。というかもう今の時点で充分に迷惑物件だと思うのは俺だけじゃないはず。

 で、それを仕込んだのが件の自殺した糞親父であったほんとあいつ地獄に落ちればいいのに。

 

 

「へー、父方の実家ねぇ……。ってことはこの依頼者の千束津袖さんっていうのはご兄弟なのかな」

「ええまあ……。あ、これが首謀者の居る墓の場所です。思いつく限りの苦しみを味わせて二度と輪廻できない程度に磨り潰してやってください」

「あー、はいはい、了解……。

 なんだか苦労してるみたいだね、キミも……」

 

 

 墓の場所をメモに書いて渡すとしみじみとそんなことを言われる。わかって、くれますか……?

 涙交じりで差し出されていたお茶に手を伸ばそうとした、ところで――、

 

 

「きっりこすぁーんっ♪」

 

 

 バァン、という戸を開く音と能天気なおっさんの声音が事務所に響いた。

 何事かと振り向けば、ロンゲでヒッピーな雰囲気のヒゲ面のメガネの四十後半くらいのおっさんが全身にアクセサリーをジャラジャラつけて、ちょっと長毛種の犬を連れてやってきていたところであった。色々キャラが濃すぎて正直引く。というか……、

 

 

「あー、あれは気にしないでおいてくれ。うちの事務員の、こ、恋、人、みたいなもの、だ、か、ら……っ!」

 

 

 庵原さんが血涙を流しギリギリと歯軋りしつつ説明。なんだか二人の関係を決して認めたくない父親のような表情をしてる。そんなに嫌ならわざわざ言わなくとも。

 というか俺の目線はそっちではなく、さっきから犬へと注がれる。思わず立ち上がって、そちらへ近づく。

 

 

「まあ~、お土産ですか?」

「はいぃぃぃ♪ 先日豊橋まで編集部の小旅行に行ってきましてね~♪

 ――あ? なんだ坊主、お兄さんに何か用かぁ?」

 

「お兄さんとか、身の程を知れ四十過ぎ。阿佐ヶ谷をうろついてないで東中野に直帰しろ」

 

「ハッ、てめぇもそのうち四十になるんだ、そんなこと言ってられるのも今のうちだぜぇ?」

 

「……これ、犬神ですよね? 触ってもいいですか?」

 

 

 嵯峨さんとおっさんの遣り取りを丸っと無視して、尋ねたときには既に手を伸ばしていた。

 

 

「うわー、本物の犬神とか初めて見た。しかも実体化してるとか、どれだけ霊格高ぇんだこの子。それに怨みの念が一切感じられないとかブリーダーの方もいい仕事してますね~。よーしゃよしゃよしゃよしゃよしゃ」

 

 

 やばい。なんかもうマジでやばい。

 思わず某動物王国の英霊が乗り移ったんじゃないか、ってくらいに可愛がってしまう。手触りも良いし大人しいしで腹毛に埋もれたい勢いでわしゃわしゃと可愛がれば、わふわふとじゃれ付く長毛がまたいい肌触りで。

 小太郎とはやっぱり違うね!さすが本物!

 

 

「いいこでちゅね~、お名前いえるかな~?」

『か、戒狷だけど……』

「カイケンちゃんでしゅか~、よくお名前いえましたねぇ~」

 

「……坊主、お前何モンだ?」

『わ、私を一目で犬神と見破る子なんて、初めて見たわね……。しかも全然怯えてないし、怖いもの知らずにもほどがあるんじゃないの……?』

 

「――はっ、トリップしてた。やばい、何がやばいってこの犬神が可愛過ぎて世界がやばい。戒狷可愛いよ戒狷。こんなに可愛い犬神見たことないよ」

「まだトリップしてるなぁ……」

 

 

 というか最近の犬神はしゃべることもできるのか。飼い主らしきおっさんに呆れた目で見られてるし。

 

 

「なんていうかスイマセン」

「いや、いいさ。犬好きに悪いやつはいねえもんな」

 

 

 改めて謝罪するとそんなことを言って手を出してきた。そうなれば後はもう言葉にする必要もない。

 がっし、と差し出された手を握る。

 

 

「武村恭一郎だ。言わずともわかるだろうが犬神使いをやってる」

「烏丸そらです。麻帆良で真祖の弟子をやってます」

 

 

 犬好きに、必要以上の言葉は要らない。同士よ!

 

 

「というか、キミ真祖の弟子って……」

「麻帆良組とは完全に敵対してないか……?」

「麻帆良にも話のわかる奴いるんだなぁ……」

 

 

 三者三様に微妙な感想を口にするおっさんズ。事務員のお姉さんは話がわからないのか、終始ニコニコしていた。

 

 

   × × × × ×

 

 

「麻帆良の住人は霊の類は問答無用で除霊(物理)を噛ますものだとばかり思っていた」

「あ、それ強ち間違いじゃないです」

 

 

 マジカルパワー自体が物理だからね。魔法使いって脳筋ばかりだからね。仕方ないわ。

 本題が終わったのだが久方ぶりに話の通じるお相手に出会えたことで、竹輪を茶請けに話も弾む。

 但しマヨネーズ、貴様は許さん。穴に入れるならもっと硬いものじゃないと駄目だと思う。きゅうりとか。

 

 

「ちくわの話だよー。勘違いした?ねえねえ勘違いした?」

「その話題からは離れようぜ」

 

 

 庵原さん改め若菜さんもフランクな口調に戻っている。こちらが素のご様子。

 

 

「しっかしキミも苦労人だなぁ、今回みたいな遣り取りって普通大人が出張るものだと思うのだけど。まあ魔法使いがわざわざ此処までやってこなくて普通に有り難かったけどね」

「というかやっぱり評判悪いんすか麻帆良。埼玉のど真ん中に認識阻害の大結界を敷いてりゃそんな評判になるのはなんとなくわかるけど」

「それ以上にまず話を聞かない。魔法使いの傍若無人っぷりはこの業界じゃ結構目に余るよ」

「俺が言うことじゃないけどなんかスイマセン」

 

 

 退魔師も魔法使いも、考えてみればどっちも宗教関連だから話が噛み合わないのかも知れん。誰だ、宗教は世界を救うなんて寝言ほざいたのは。教義が合わなかったらぶつかり合うのは必至じゃないか。

 

 

「本当だよー。魔法は神秘学の分野のはずなのに、今時の魔法使いは神秘のしの字も掲げてないからねー。お陰で僕も易々と出張れやしない」

「はぁ、重ね重ねスイマセン」

「その点、キミはその年で随分と間口が広いねぇ。何処かで神様でも目の当たりにしたのかい?」

 

 

 転生直前に、ちょっと。

 

 ――というか貴方誰ですか。

 

 

「妖怪も鬼も悪魔でさえも認めているのに頑なに神や仏を信じようとしない。そんな人らには加護をあげたくてもあげられないよ、頭が固いったらありゃしないね、まったく」

 

 

 いつの間に話に混じっていたのか。にこにこ笑顔で若干毒っぽい台詞を呟いているのは、青いつなぎを着た清掃員っぽいおじさん。……なのだが、今の俺の霊視はひょっとしたらレベルが上がってるのかも知れない。おじさんの姿に偽装しているが、その本性も割とはっきりと見える。

 その薄っぺらな偽装の下に隠されていたおじさんの真実の姿は、腕が六本ある褐色肌に青い目の美丈夫な青年だった。ついでに妙に神々しい。

 

 思わず絶句し、おじさんを指差す俺に、答えてくれたのは若菜さん。

 

 

「あー、まあ初見なら誰でも驚くよなー。

 紹介しよう、我が事務所によく入り浸る闘神・烏枢沙摩明王様だ」

「はーい、よろしくね♪」

 

 

 ……本物の闘将神仏じゃねえか。どういう事務所だよ此処は。

 パネェな、阿佐ヶ谷Zippy。

 




~嵯峨トオル
 陰陽師の大家、嵯峨家の次期党首。人妻スキーで女性の敵。痩せの大喰いでエンゲル係数が毎週マッハ。これだけ書くといろんな意味で駄目人間にしか見えないが退魔師としての腕はかなりのもの。

~庵原若菜
 京都に広大な敷地面積を持つ財閥の三男坊なのだが何の理由か探偵業を営む。傍らで退魔業も営む。どっちかというと退魔業のほうが比率が高いというのが最近の悩み。冥府の蛇“クロウクルワッハ”をほぼノーモーションで呼び出せる天才召喚師。

~武村恭一郎
 竹村あんじゅ、というペンネームで「らぶらぶアニマル」というペット雑誌のライターを営む。傍らで呪殺依頼もこなすときがある。犬神使いの四十過ぎ。
 武村家に代々仕える犬神の戒狷は自我があり、それに唯一認められたという優しい心を持つとか何とか。顔は怖いが。

~服部桐子
 庵原家に仕える忍の家系で実際ある程度の忍術もこなせる、いつもニコニコな笑顔を絶やさぬほんわかお姉さん。霊勘は無いらしく霊的干渉すら受け付けないある意味最強の体質を持つ。

~東京退魔師組合
 各区を縄張りとする退魔業務を営むそれぞれのチームとの意思疎通を潤滑にするための連絡網。所属しているといないとではそれぞれメリットもデメリットも存在するため、どちらがいいと一概に言えるわけではない。ちなみに所属は強制ではない。

~動物王国の英霊
 ムツゴ・・・

~ちくわ
 豊橋土産。

~烏枢沙摩明王
 通称うっちゃん。浄化を得意とする俗に言うトイレの神様。普段は清掃員の姿で都内各所のトイレ清掃業務を執り行う。みんなもトイレは清潔に使おう!

~事故物件
 千束恩寿の残した呪術式の残滓。既に犠牲者は結構な数が上っているトラウマ必至の実家事情。某ホラー映画とほぼ同じな展開が待っている。ヒントは親父の名前。

~阿佐ヶ谷Zippy
 東退組が誇る退魔チームの若手ナンバーワン。闘将神仏の加護があったりなかったり、魔王を鍋の席に呼んでいたりいなかったり、山を一つ吹っ飛ばせる神器を所持していたりいなかったり、忍者がいたり、とカオス過ぎて常識人が音速で置いてきぼりにされる内情の探偵事務所。見習い退魔師があと二人ほど居る。


こんなもんかなー。クロスが多くてカオスになる第66話くらいでした
嵯峨家が云々っていうのは何処かで載せたような気になっていて忘れていた設定ですので後付というわけじゃないです
ほんとは京都編終了くらいに書いておくはずだったんだよ!
プロットにも組んでいたんだよ!
まあ此処で出せたので良しとしておきます

ネギまが陰も形も見当たらない件について
きっと次話辺りで本領を発揮するために、今アップに入ってるんだと思います
じ、次回はきっとネギまだからー(震え声)
それでは

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