ネギまとかちょっと真面目に妄想してみた   作:おーり

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そしてキングクリムゾン!


『Paradise-Lost』

 

「あ、起きた」

「――………………? そら、さん?」

 

 

 

 ――目を覚まして最初に目に入ってきたのは、時間移動前に一緒には来れないと言っていたはずの人だった。

 その人がなんで目の前にいるのかと問い質そうと思う前に、僕たちが一週間の時間移動に成功したのだと理解する。

 理解して……? ――っ!

 

 

 

「! そ、そうだ! 超さんを止めないと! そらさん! 手を貸してください!」

 

 

 

 時間移動前に教えてもらった、僕の生徒が引き起こしたというとんでもない事件。それを未然に防ぐために、僕は皆と『一週間前の麻帆良祭・三日目』へと戻ってきたんでした!

 ベッドから起き上がり、窓から差し込む光量から外が既に予定の時刻へ到達していることに焦りを覚える。

 い、急いで学園長やタカミチとか、他の魔法先生にも話を聞いてもらわないと!

 

 

 

「落ち着けネギ君。もう終わったから」

「落ち着けといわれても! そ、そうだ、今何時で――………………終わった?」

「おう。キミが寝ている間に全部終わった」

 

 

 

 えっ。

 

 

 

「お、終わったというのは、つまり、超さんの計画は既に……?」

「実行されたし、阻止も完了した。阻止って言うか、別に大した手段も使いはしなかったから特別な作戦で食い止めたわけじゃないけど」

「は………………?」

 

 

 

 え、あの、魔法世界の危機、とかって未来の魔法先生方からは耳にしていたのですけど。

 それが、僕が寝ている間に、全部終わったのですか……?

 

 

 

「あ、あのぅ、ちなみに今は何時なのでしょうか?」

「9時45分。まあ魔力全部出し切る薬を飲んだらしいし、足りなくて寝こけるのは仕方ないわな」

 

 

 

 え、ええー……。

 な、なんでしょう、この言いようの無い遣る瀬無い気持ち……。

 大きな規模で言うならば世界改変を引き起こせずに終了したのだから問題は無いはずなのですけど、大事なことに関わせられずにミソにされたような悲しい気持ち。

 そっかぁ、これが悲しみなのですね……。

 

 それはともかくとして、失礼だけども魔法先生だけで超さんのロボ軍団に対抗できたのでしょうか?

 一応僕も手は考えていたのですけど……。

 

 

 

「ち、ちなみにどういう手段で解決したんでしょうかー……?」

「何なら見るか? 映画にしてあるからさ」

 

 

 

 映画!?

 ちょ、本当にどういう手段で食い止めたんですか!?

 

 

 

     ×   ×   ×   ×   ×

 

 

 

「ぶっちゃけさぁ、聞いた話じゃ魔力が足りなくって強制認識術式自体を超りんが引き起こせなかった、って未来の俺から聞いたらしいんだわ。その時間軸へ飛ばされた皆がな」

「はぁ」

 

 

 

 防衛戦線映画を眺めながら、ネギ君は相槌を打つ。

 ターミネ●ターとマトリ●クスを足したような田中の軍団を蹴散らすのは、泉井ちゃんの召喚した等身大ハーヴェストの軍団と騎士鎧を身につけたケンタウロスみたいな怪獣。

 彼女(もう彼女でいいや)が言うには、名前は『ピュアノプシオン』と『ボエドロミオン』。

 どういうネーミングセンスなのか、中二臭くてカッコいいと思わず唸ってしまったのは内緒だ。

 

 

 

「ってことは、穴熊決め込んでても勝てるんだよ。あ、穴熊ってわかる? 将棋の」

「わかりますけど、え、いやそれはおかしいのでは」

「おかしくねーさ。超りんが代わりの手段として起こしたのが、魔法先生方の鬼神対抗戦を録画して全世界配信するっていう力技だったらしいじゃねーか。それと同時に麻帆良武闘会も公開されたそうだけど、そっちが霞むくらいに魔法先生方は麻帆良の認識阻害に慣れちまっていてバンバン魔法使うからなー。その映像をリアルタイム配信されることと麻帆良の防衛を天秤にかけたら、やっぱり魔法先生方の方に非が偏るだろ」

 

 

 

 あの戦力を惜しいと思うのは魔法使い程度の話で、そんな手段に頼らなくとも防衛作戦ぐらいは本来なら勝てなくっちゃおかしいのだ。

 実戦に赴くことになったら8割負け。

 本気で勝つか守りを固めようと思ったのなら、相手に『戦う』という思考をさせないことを優先させなくっちゃなー。

 

 

 

「アナグマって魔法先生方も含めてですか!? ……よ、よく話を聞いてくれましたねー……」

「聞くわけねー」

「はい?」

 

 

 

 ネギ君の驚愕の声にカハハと嗤う。

 こちらを向いた気がしたけど、そっちは見ずに言葉を続ける。

 

 

 

「聞くわけねーから無理矢理食い止めた。現場に向かわせないように、カメラに映らせないように。認識阻害も学園結界も進撃の鬼神も田中軍団も、全部スルーさせて方はついた」

「………………………………………………………………………………………………はぁっ!?」

 

 

 

 ようやく理解が追いついたらしい。

 長い沈黙の後に、再度驚きの声が。

 

 

 

「俺らが打った手は、雪広を筆頭に生徒たちの避難誘導。魔法先生の出撃阻止。そして超りんに全ての手を出し尽くさせるために最低限度の戦力による誘導戦闘。

 当然、生徒らに避難だとは知らせないような注意を施したし、出撃の阻止もこちらの身元が判明しないように隠蔽したし、最低限度の戦力は過剰でいて魔法に見えないものを使う必要があった。単身で言い訳できない正体晒す魔法先生方とかじゃやっぱ不適材だ」

「ぼ、僕としては、麻帆良の生徒全員を引き合いに出して全体イベントとして片付けようかなー、って思っていたんですけど……」

「一応全体イベントとして、撮影進行を観測するっていう名目で全部モニターに出したんだけどな。今のこれはリプレイ。作戦実行時間中は火星ロボ麻帆良侵略!って銘打って様子を生中継して生徒らに見せておいた。いやあ盛況だった」

 

 

 

 『打ち抜いて! ミー君っ!』と画面の中でまおちゃんが叫ぶ。

 彼女の乗った戦車が猫みたいな鳴き声を発して大砲をぶっぱ。

 鬼神に穴が開く。

 彼女のアーティファクトも凄いけど、アーティファクト召喚時に同時に背後に立つスタンドが恐ろしいのだが。

 明日菜らで嫌な予感はしていたのだが、俺と仮契約していたまおちゃんにも備わっていたらしい。

 戦車砲の威力が俺の知るものよりずっと強力になっている様子から、威力変更の能力かと推測。

 よし、モーヴィ・ディックと名づけよう。

 

 

 

「か、彼女は?」

「特別出演の鬼瓦まおちゃん。陸自幕僚長のお孫さんらしいから、この映画に『実写版がーるずぱんつぁースピンオフ』って銘打ってプレゼントしようかなって今思考中」

「なんか生臭い!?」

 

 

 

 画面の中の俺が田中の凶弾に撃たれる。

 倒れ伏す俺に駆け寄り、『おにいちゃーん!!!』と泣き叫ぶまおちゃん。

 ちなみに撃たれた映像はCG。

 田中の主武装は脱げビームなので、実際に被弾した覚えは無い。

 

 

 

「うわぁ、凄い陳腐な演出が際立ってますね」

「言うねキミも。

 俺も武闘会に参加したお陰で顔が売れちゃっているからね、簡単に撃墜させることでわざとらしさを演出させてみたんだけど。どうよ?」

「すごく……素人くさいです……」

 

 

 

 このガキ、麻映研に売り飛ばしてやろうか。

 演出に関して人のことを言えない本物の素人であるネギ君でも、キャラクターだけならば画面栄えするのではないかと思うのだが。

 

 

 

「それはそうとネギ君。キミ7日も別荘にいて何をしていたんだ? ちうたんらには修行とか聞いたけど、なんでまたこの時期に」

「グフッ!?」

 

 

 

 映画も架橋に入ってダレてきたので、気になっていた純粋な疑問をぶつけてみたら彼の心情的にクリティカル入ったらしい。

 結果を実証できなかったのがひょっとしたら心残りなのかも知れない。

 そんな少年の心内環境、私キニナリマス!

 

 ネギ君とそんな取り止めの無い会話しているところへ、彼を助けるつもりでは無いのだろうが葉加瀬が口を挟んでくる。

 若干彼女が惹いていたように見えたのは恐らく気のせい。

 

 

 

「と、ところで、魔力が足りなかったというのはさておいて、最後に全世界の聖地12ヶ所とのリンクが出来なかったのですけど……、ひょっとして烏丸さんが何かしたんですか?」

「え、それ単に拒否られただけじゃねーの? 俺は何もして無いけど?」

「意思無い聖地から拒否っておかしいですよ!?」

「おかしくねーだろ。聖地をそれぞれ管理できる権利者が備わってるんだから」

「は!? それこそ初耳なんですけど!?」

 

 

 

 あ、これイリシャさんから聞いた話だったっけ?

 魔法使いにはオフレコなことを話してしまったけど、まあ問題ないか。

 

 

 

「他の奴には内緒な。これ知っちゃうと秘密結社に狙われるから」

「なんでそんなヤバイ情報をあなたは持ってるんですか……!?」

 

 

 

 そりゃあその秘密結社を興したのが件の12人だからに決まっているだろうに。

 ちなみにイリシャさんがワルプルギスと呼ばれるのに対して、アルケスティスと呼ばれている魔女さんが所属しているのが件の秘密結社。

 彼女は首領とか言う立場ではなく、特別顧問だとか耳にしたけど。

 もう一つちなみに話すと長野在住。

 いいなあ長野。

 見渡す限りの山と森と御柱。

 

 

 

「待て、一応人家もあるから」

「心を読むなよ」

 

 

 

 時間軸を退場していたらしいたつみーが出現してきた。

 ニンジャと相打ちにでもなったか?

 

 

 

「あの泉井という娘は一体何者なんだ……。狙撃しようとしたらスコープ越しなのに目が合うし、撃ったと思ったら背後に現れて撃ったはずの弾丸で時間跳躍をさせられた……」

「時間跳躍は知らんが」

「そういう仕組みの弾丸を持たされたんだよ。魔法先生方をより良いタイミングで退場させる手筈だったのに先生方は一向に出てこないし、ようやく出てきた戦力は無双過ぎて慌てて退場させようと思ったら……」

「逆に退場させられたか。多分だけど、撃った弾丸を優しーく掴んで背中から弾いただけじゃね?」

「どういう超人だ」

 

 

 

 超人じゃない、転生者だ。

 聞いた話でしかないけど。

 

 

 

「どうも」

「おお、お疲れさま」

「「「ひぃっ!?」」」

 

 

 

 そんなところへふらりと現れた件の泉井美月ちゃん。

 こらこら君たち、怯えるんじゃありません。

 一応年齢は見た目通りらしいんだから。

 

 

 

「そろそろお時間なので挨拶に来ました」

「そっかあ。悪いね、ろくなおもてなしもできなくて」

「いえいえ。武闘会とか充分面白かったですよ」

 

 

 

 スピードだけに頼るのはどうかと思いましたけど、とさり気にネギ君をdisる泉井ちゃん。

 あ、あの術式は未完成だったらしいから……(震え声)。

 

 

 

「それでは失礼しますね。お疲れ様でした」

「ああ、また機会があったら」

 

 

 

 そんな簡素な会話だけで、光の粒子となって消える彼女。

 粒子は宙に散らばって霧散していった。

 

 

 

「やっぱり人間じゃなかったじゃないか!」

「いや、どうやら魔女さんらが世界樹の魔力を使って具現化させていたらしんだよ。異世界の住人だったんだとさ」

 

 

 

 一部始終を見、たつみーがほら見ろ!と指差すので簡潔に説明。

 あの娘が無双するリリカルなのはかぁ……。

 原作が酷いことになりそうだなぁ。

 

 

 

「待つネ。今、世界樹の魔力を使った、とか言わなかったカ……?」

「言ったけど?」

 

 

 

 それが一番の要因かぁ!!!と超りんが絶叫した。

 お前どうでもいいけどいつの間にこの場に来たの。

 

 

 

「チャ、超さん!」

「お、おお葱坊主。まさか直接対決せずして片がつくとは思ってもミナカタネ。具合は如何カナ?」

「そんなことより! 未来に帰ってしまうのですか!?」

「え」

 

 

 

 そういえば、二日目の夜に盛大にお別れパーティやった、とかって早乙女が言ってたな。

 超りんの転校がどーの、とクラスで騒いでいたとか耳にした記憶が。

 でもその後に俺と話したわけだから、

 

 

 

「世界を改変する覚悟を抱えつつこの時代にまで遡ってきた超さんには、戻ってやるべきこともある。それはわかっています……。

 でも、この時代で生きて、あの3-Aでみんなと過ごした時間は、決して何物にも換えようの無い時間だったはずです!

 せめて、せめて卒業まで皆さんと一緒にあの教室で過ごせませんか!?

 超さんならマギステルマギを目指す事だって、」

 

「アー、ネギ坊主? 非常に言い難いのダガ……、

 

 

 

 ワタシ、未来に帰らないことに決めたネ」

 

 

 

「―――――――――――――――――ハイ?」

 

 

 

 だよなぁ。

 その可能性を指摘したときは、超りんもすげぇ項垂れていたから、今になって言い辛いのはまあ仕方ないだろうけれども。

 

 

 

「え、えっと……、つまり、転校も……?」

「ウム。考え直したヨ。非情に心苦しいのだがネ、またあの教室で卒業までヨロシク頼むヨ」

「は、はい! それはもちろん!」

 

 

 

 イイハナシダナー。

 なんだかんだでいいシーンなので、ハンカチ片手に涙ぐむ仕草で放置。

 その俺をついつい、とつつく葉加瀬。

 

 

 

「あの、超さんに何言ったんですか?

 言っちゃなんですけど、超さんも未来に残してきた問題があるとか決戦前に言っていたはずなのですけど……」

「ん? いや、ちょっと想定した時間移動の理屈を尋ねてみたんだよ。

 嘗て知る筈の世界線から分岐した世界線上を未来へ進むのって、果たして元の時間軸へと辿り着けるのかね? って」

「………………あっ(察し)」

 

 

 

 単純な時間移動の問題だよね。

 デロリ●ンで移動したあの青年は結局本来の時間軸には戻れなかったし、数十年単位の時間移動自体が世界線の破壊に繋がるとかって誰かも言っていた気もするし。

 元の未来に戻るには、せめてパラレルワールドを移動できるシステムを開発しない限りは不可能なんじゃないかなぁ。

 

 って言ったら見るからに目からウロコな表情で固まった二日目の超りんマジ迂闊。

 要するにこの世界線に来た時点で超りんって初手から詰んでいたよね、っていう話である。

 原作超は果たして本当に帰れたのだろうか……。

 あの時点では分岐していなかったとか言い出すのか?

 超が時間遡行した時点で最早別物だろうに。

 

 

 

「ワタシはこの時代で科学と魔法の融合を果たす先駆者となるヨ!」

「応援します超さん!」

 

 

 

 なんだか現実逃避したような二人が語りつつ、後夜祭も始まる。

 続々と広場へと訪れてくる生徒たちの中には、今回奮戦したネギ君の従者とかもいた。

 まあ、楽しそうだし問題ないか。

 こうして、麻帆良中を巻き込んだ世紀の大事件は、魔法界に知られることなく幕を下ろすのであった。

 

 

 

     ×   ×   ×   ×   ×

 

 

 

「いや、お前と仮契約したあいつらのこと、忘れちゃいないよな?」

「………………放置のままにできないかね……」

 

 

 

 広場へとやってきたちうたんに棚上げしていた問題を問いかけられ、思わず目をそらす。

 いやな、事件だったね……。

 

 

 




~キングry
 仕様です

~魔法先生の足止め
 ゆえきちのトラップ系スタンドが惜しげもなく働いてくれました
 金ダライが落ちてきたり、バナナの皮で滑ったり、初等部向け実証実験で誕生したスライムの暴走に巻き込まれてラッキー助平な刀子先生&神多良木先生が目撃されry

~ピュアノプシオンver.Ⅵ
 武装形態。大体1000体くらいで群がって田中さんに対抗
 数では勝てなくとも質では最良。津波のように押し寄せる上に泥人形なので脱げビームも効果無し
 火星ロボ軍団に対抗する地球発怪獣として作中では公開される

~ボエドロミオン
 地球発怪獣の主力。四つ足でランスと盾を装備している騎士型の泥人形
 鬼神の一体に突貫して行き諸共に崩れ落ちる姿は視聴者の涙を誘った

~モーヴィ・ディック
 まおちゃんのスタンド。アーティファクト使用時のみ出現するらしい異色スタンド。ちなみにアーティファクトは『礫帯凱旋戦術執行形態車両・陸王3号』と無駄に長ったらしい名前の戦車。縮めて『ミー君』と呼ばれる
 砲撃の威力を気力で変更できる性質を持ち、最低は紙も破れぬ低威力から最大は鬼神も屠れる貫通弾まで自由自在
 名の意味は『白鯨』だが、雨宮世津子さんを知っている方ならわかるんじゃないかしら

~麻映研
 麻帆良映画研究会。○の中に『マ』の一文字がトレードマークだが、頭のマの字を略されて呼ばれることもしばしば。今回の映画の冒頭に名前を借りている
 豪快でナイスバディな女子高生が会長を勤めているらしい

~長野在住の魔女さん
 境界のお方ではなく、さらに命名はごく最近なので参考文献がラノベだったりする若干可哀想なお方
 人前に出る魔女がイリシャさんとこちらの方くらいなので勝手に対立存在として命名されたという過去を持つ
 本名は彼女本人も忘れてしまっているので不明

~秘密結社
 『K.I.R.C.H.E.』という通り名の組織。等和機構ではない。業務は主に世の中の超常現象に対抗すること
 設立者の12名は世界を12分割して管理しており、そのオプション的な因果でそれぞれ聖地とリンクすることが出来るらしい。彼らに断りを入れずに勝手に件の土地と接続を行使しようとすると、怒る
 ちなみに東京にある末端組織は長野の魔女様の息がかかっている血族であり、世界樹とのリンクはスルーされているとか。理由は不明

~原作が酷いことにry
 本日最大のお前が言うな
 こんな勢いのいいブーメラン初めて見た!

~わ、忘れてナイデスヨ?
 仮契約者のスタンドはまだ募集中
 詳しくは活動報告まで


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