ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結)   作:流麗なアリス

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どうもアリスです。遂に来ました一期の山場!題名には後編と書いてありますが前編と同じなのは前半だけで後半は違う意味のこの題名となっています。そして、遂にUAが6000を突破しました!実は5000になったら記念を書こうと思ったのですがここのこともあって書けませんでした。ということでその記念は一期が終わってからにしようと思います。では、どうぞ!


第13話 報われぬ想いと九つの涙 後編

 

「ラブライブは、棄権しようと思うの」

 

絵里からそう告げられたとき、わかってはいたがあまりの現実の辛さに思わず言葉が出なかった。

 

「……ああ。俺も、それは感じていた」

 

やっと出た言葉がこれだった。それに続き絵里が話を続ける。

 

「…そう。やはりね。で、どう?貴方の意見も聞きたいのよ」

 

「俺は……ラブライブには出たい。お前らの夢を叶えてやりたい。お前らの心からの笑顔が見たい。でも、あんなことがあった後じゃ、そんなことできっこない……」

 

「……意見は同じようね。皆にも、話しましょ」

 

「……ああ。そうだな」

 

 

「ねえ皆!聞いてほしいことがあるの」

 

絵里は部室に穂乃果以外の全員を集める。俺たちが部室に着くと、全員がもう集まっていた。だが皆の表情は暗く、大体予想はついてそうだった。

 

「私たちは、ラブライブを棄権するべきだわ」

 

真っ先に反応したのはにこだった。

 

「なんで!私たちはラブライブを目指してきたのよ!?なのに、なんで棄権なんか……後少しだったのに……」

 

「……それでも、ライブでメンバーが倒れたのよ?そんな状態で、ランクが上がるわけ、ないじゃない………」

 

にこは、泣いていた。そりゃ当然だろう。あいつのアイドルにかけた想いは俺らが知ってる。

だがにこだけじゃない。絵里も、ああ言いながら泣いているんだ。他の七人もすすり泣きだが泣いている。……俺も、例に漏れず。

 

「でも!そんな……そんなのって……」

 

「にこ!」

 

俺はにこに怒鳴る。だが泣いているせいで覇気はそこまでない。

 

「っ!……な、なによ」

 

「我慢、しろよ…それに、俺たちの元の目的は、廃校を救うことだろ…?だったら、とりあえず達成できたんだ…それで、いいじゃねえか……」

 

「…優が泣くなんて……初めてかもね…」

 

「うるせえよ絵里……俺だって…」

 

それから数分は、皆のすすり泣きだけが部室に聞こえていた。

 

 

あれから俺たちは各自家に帰った。穂乃果にもしっかりと伝えた。穂乃果は落ち込んではいたが心配するほどじゃなかった。

 

「これから、どうするか……」

 

俺はベッドに寝転がって考える。ラブライブに出ないということはこれ以上練習することもない。

 

「まあ、いいか。今日はもう寝よう」

 

 

そして翌日。俺が朝登校して来ると、何やら話している希と絵里と穂乃果がいた。

 

「よ、おはよう」

 

「あ、優。おはよう」

 

「優くん。おはよう」

 

「おはよう。優くん」

 

三人とも返事を返してくれたがどうも元気がない。そりゃまあ後少しでラブライブだったからだろうな。

 

「お前ら………って、なんだあの人だかり」

 

「私たちも今それについて話してたのよ」

 

「行ってみようぜ!」

 

俺たちはその人だかりへ向かって走る。そこは、掲示板の前だった。

 

「すいません!通してください!」

 

と人混みを通っていくと、今の俺たちには衝撃的な内容だった。

 

「なっ……」

 

「え……」

 

「嘘……」

 

「これって……」

 

そして俺たちは、一斉に言った。

 

「「「「来年度生徒募集のお知らせ!?」」」」

 

その情報は瞬く間にμ's内に広がった。

 

 

「では、学校存続おめでとう!乾杯!」

 

「「「「「「「「「乾杯!!」」」」」」」」」

 

それからは騒ぎまくった。皆の目には涙があった。だがその涙は、つい最近の悲しみの涙じゃない。喜びの涙だ。当面の目標が達成された、歓喜の涙だった。

 

「皆すげえよ!ほんとにやっちゃうんだから!」

 

「ふふ、あなたのおかげよ優。あなたのサポートあってこそのμ'sだもの」

 

「いや、俺はそんな…」

 

「優くんが手伝ってくれたからだよ!ありがと」

 

「はは、どういたしまして」

 

ラブライブには出られなかったけどこうして皆でいることができる、それだけで俺は十分だった。こうやって皆でワイワイやってるのが楽しかった。

 

だがその波を壊すように、俺の理想を壊すように、悲劇は突然やってきた。

 

「皆さんに、少しお話があります」

 

海未のその言葉を聞き、全員が静まる。

 

 

「突然ですが、ことりが留学することになりました」

 

「は………?」

 

「ぇ……………」

 

「二週間後に日本を発ちます」

 

「っ………」

 

「どういう、ことだよ……」

 

「前から、服飾の勉強したいって思ってて、そしたらお母さんの友達の人が来てみないか、って言われて、もっと早く言おうと思ってたんだけど」

 

「ライブのこともあったし、あの雰囲気で言うに言えなかった、ということか」

 

「そういうことです」

 

「行ったきり、戻ってこないのね?」

 

「少なくとも、高校の間には……」

 

 

ガタン!という音がして穂乃果が前へ出る。

 

「どうして……どうして言ってくれなかったの!私たち、親友でしょ!?」

 

「だから、学園祭があったから……」

 

「海未ちゃんは知ってたんだ」

 

「っ……」

 

「ライブがあったからって言うのもわかるよ?でも、私と海未ちゃんとことりちゃんは、ずっと一緒だったじゃん…」

 

「穂乃果、ことりの気持ちもわかって……」

 

「わかんないよ!だっていなくなっちゃうんだよ!?ずっと一緒だと思ってたのに!離ればなれになっちゃうんだよ!?なのに……」

 

「私だって、言おうとしたよ……」

 

そんなとき、ことりが口を開いた。

 

「でも穂乃果ちゃん……ラブライブに夢中で、ライブに夢中で…話そうとしても話せなかったんだよ?何度も言おうとしたよ。相談に乗ってほしかったよ。だから、ライブが終わったらにしようっ

て思ってたのに、あんなことになっちゃって…。

きいてほしかったよ!穂乃果ちゃんには!一番に相談したかった!ずっと側にいた友達だよ!?そんなの…そんなの、当たり前だよ!」

 

そう言ってことりは飛び出してしまった。

 

「ずっと、行くかどうか迷ってたようです。いえむしろ、行きたがってなかったようにも見えました。ずっと穂乃果を気にしてて、穂乃果に相談したら何て言うかってそればかり……ライブが終わったら言うつもりだったんです。わかってあげて下さい」

 

 

そのあとは、食事も喉を通らなかった。

 

 

 




「さあ、やって参りましたこのコーナー!」
「お相手はウチとえりちでお送りするよ〜」
「ふふ、まさか希とできるとはね。よろしくね!」
「うん!頑張ろえりち」
「そうね。そういえば最近、2000文字を越すことが増えたわね」
「そうだね。まあ、今やってるとこは大事な場面だから無理もないと思うよ」
「それと、今回は結構後半はアニメ準拠で行ったわね」
「なんかね、この大事な場面はアニメどおりにやりたいって思ったんだって。でも次回は優くんを積極的に入れて少しアニメと違くする予定らしいよ」
「へえ。優、頑張ってよね。あ、それと。希、行くわよ!」
「うん!」
「「ラブライブ!スクールアイドルムービー!是非観てね!」
「そして次回、優の怒りと九人の心」
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