ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結)   作:流麗なアリス

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どうも、アリスです。今日は少し暗い話になるかもしれません。一部この作品らしいシーンが出るかもしれませんがそれさえも真剣にさせるような話になってしまいました。これでこの前の優の言葉はここで大体明らかになります。では、スタート。


第19話 優の話 その2

 

それから、俺たちはより一層仲良くなった。

周りの奴らにもリア充乙だとかリア充死ねだとか言われたり、先生にも授業中にイチャイチャするなとかも言われた。それくらい俺たちは愛し合ってたんだ。

 

でも、付き合って半年の時だった。俺らは付き合って半年ということで近くの遊園地に行こうとしてた。俺は、その日にマフラーでもプレゼントしてやろうと思って待ち合わせ場所でワクワクしながら待ってた。だがいつになっても来ない優衣に遅いと思いつつも不安が募っていた。

まさかその不安が当たるなんて、その時の俺は思わなかった。

 

それから少し経った頃、俺の携帯に電話が来た。

 

「もしもし?」

 

「優くん!?大変なの!優衣が!優衣が!今すぐ病院に……」

 

俺は最後まで言葉を聞かず走り出した。場所はわかっている。俺は、マフラーを握りしめて、走った。

 

俺が病院に着くと、前で優衣のお父さんが待っててくれて案内してくれた。

病室に入ると、ベッドで横たわる優衣がいた。

肌は元々色白なのにさらに白く、弱々しかった。

 

「ゆ、優衣……」

 

「あ、優……ごめんね…待ち合わせ場所に行けなくて……」

 

声までもが弱々しくなっていて、俺は泣きそうになった。だが我慢していた。

 

「んなことどうでもいいんだよ……何があったんだ?」

 

「なんかね、元々、超小さい腫瘍があったらしくて、それが、今になって大きくなってきたって」

 

「つまり、ガン、なのか……?」

 

「うん。そうみたい……ごめんね。優」

 

「っ!………おじさん。ちょっと、俺、飲み物買ってくるわ……」

 

 

「うっ……うっ……くそ!……優衣…なんで」

 

俺は自販機の前で泣きじゃくった。病院だろうがなんだろうがしったこっちゃなかった。ガンならば仕方ないと思う。病気だもの。だが、もっとああしてやればよかった。そういう感情が湧き出てくる。

 

その夜、俺はおじさんたちと変わり、病院に泊まることにした。医者に頭下げに行って仕方ないということで許してくれた。

 

「優衣……気分はどうだ?」

 

「うん!今は大丈夫……」

 

その日は優衣と色々なことを話した。話していると心が落ち着いたからだ。

 

 

そして数日経った。その数日の間にクラスメートや凛と花陽もお見舞いに来てくれた。特に凛と花陽は付き合いが長いから涙を流していた。

そんな中、俺はある決心をした。

 

俺は、12月25日、つまりクリスマスだ。

因みに言っておくと、俺の地域の花火大会は五つくらいあって、付き合ったのは最初の6月15日だった。

そして俺はクリスマスの日も病院へ泊まった。

 

「優衣……ちょっといいか?」

 

「うん…どうしたの?」

 

優衣はたまに元気になるが段々と衰弱していったのがわかった。

だから俺は、ある覚悟をした。

 

「あのさ、俺!優衣の初めてが、ほしい」

 

「なっ!?え、あの……ちょっと…ええと……」

 

優衣が顔を真っ赤にして取り乱していた。そりゃ当然だろう。初めてをほしいと言っているのだから。でも、俺は初めては優衣にしようって決めたんだ。

 

「どうなんだ?優衣」

 

「う………い、いいよ……私も、優がよかった」

 

「そうか。わかった」

 

俺は徐々に優衣の服を脱がしていった。優衣の身体はすごく綺麗で、真っ白だった。

 

「優衣……雪みたいだな。可愛いぞ」

 

「うぅ……そういうこと言わないでよ……」

 

それから俺たちは一線を越えた。最初は優衣も痛がっていたがそれよりも嬉しかったらしく微笑んでいた。幸い、病室には優衣と俺以外いないので思う存分やれた。

 

 

「はぁ…はぁ…どうだった?」

 

「……気持ち、良かったよ。優は?」

 

「俺も、気持ち良かった。俺ら似てんな」

 

「ふふ、そうだね」

 

その日は笑いあって、最高の1日になった。最高の、クリスマスだった。

 

 

そんな幸せも、長くは続かない。

6月15日、俺たちが付き合った日だ。それが、最後の日になった。

優衣の容態が急変して、もう治せないと言われた。どうやら発見が遅すぎたらしく、既に大きくなりすぎたらしい。

 

「優衣!優衣!」

 

「はは…優、聞こえてるよ。…あのさ、約束、してくれる?」

 

「……なんだよ?」

 

「私がいなくなっても、いつまでも引きずらないこと。周りの女の子を最高に幸せにすること。私みたいにね。この二つを…守って」

 

「うっ……あぁ、わかった……」

 

「あ、後!ちゃんと笑いなよ?笑顔は大きな力を持つ!だから、笑って?」

 

「優衣……ああ!またな、優衣……」

 

「うん……また、どこかでね……」

 

「うっ……うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

そして付き合って一年の6月15日、その日が優衣の命日になった。

 




「やってきましたこのコーナー!」
「お相手は私希とにこっちでお送りします!」
「にっこにっこにー!あなたのハートに…以下略。ってちょっと!」
「ん?どうしたんにこっち」
「作者!あんたなんで止めたのよ!って、フザケてる場合じゃないわよね」
「にこっちも考えるようになったやん」
「当たり前よ。……こんな話、聞かされたら嫌でもそうなるわ」
「そうだよね……これで優くんの心を解放できれば、良くなるかな」
「そうとはいかないかもしれないわよ」
「に、にこっち?」
「優の心には、まだ何かあるような気がする。そんな気がしてならないのよ」
「にこっちも成長したね。まあ、次回で聞こうか」
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