ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結) 作:流麗なアリス
これは、μ'sがラストライブを終えた、その後。
「ふう。このくらいでいいかな」
よう皆。優だ。ちょうど勉強が一息ついたところだったから休憩している。なんで急に勉強か?
俺がもう三年生だからだよ。
あれから、絵里たちは同じ大学へ行ったらしい。あいつらがμ'sを辞めるときはほんと、皆泣いてたな〜。ま、俺もそうなんだけどさ。
あの日はスクールアイドルたちとのライブを終えて真姫が作ったやつのライブも終え、真姫の家でパーティーをした。
ほのかのお母さんやお父さん、というか全員の親まで来て楽しんだ。それはもう、忘れられない夜になった。
「うっわ〜……あの野郎。無理矢理酒なんか呑ませやがって」
俺はパーティー中に母親から酒を飲まされて真姫の家のテラスに出ていた。
「あれ?優くん?」
「穂乃果じゃないか。どうしたんだ?」
「うん。酔い覚まし、かな。ちょっと休憩しようかなって」
俺がテラスにいると、穂乃果が隣に寄ってきた。穂乃果は軽いドレスのようなものを着ていた。そこで俺は、穂乃果に問うた。
「なあ、穂乃果。俺は、ちゃんとお前らのプロデューサーとしてやれたかな?お前らを、最後まで導けたか?」
「えっ?ゆ、優くん……」
久しぶりに出た、俺の弱音。何故だろう?穂乃果の前、というかこいつらの前だと何でも話したくなってしまう。
「……私は、優くんがいてくれて、嬉しかった。優くんがプロデューサーで、よかった。話も聞いてもらって、助けてもらって、優くんのお陰でここまで来れたって思ってる。優くんがいたから、私たちが壊れずに終われるんだよ」
「穂乃果……俺!!お前らと、会えて、本当によかった!…皆と一緒にいて、遊んで、練習して、色々相談乗ったりしてさ……俺は嫌だ!!お前らの離れなきゃいけないなんて、嫌だ!まだ、まだ続けたい!お前らと一緒に、まだμ'sでやっていきたい!離れるなんて………穂乃果?」
俺の思いを打ち明けていると、穂乃果が急に横から抱きついてきた。
「もう、いいんだよ優くん。私だってね、まだ皆とやっていたいと思うよ?でも、皆で決めたんだよ。これで、終わりにするって。だから、泣かないで優くん。これで離れたわけじゃない。また会えるんだから」
穂乃果は、泣いていた。でも笑っていた。本当に辛いのは穂乃果の方だ。それなのに、こいつは決心している。だから笑えるんだ。
「……穂乃果はすごいな。いつからそんな強くなったんだろうな。俺の知らないうちに、成長してたんだな」
「えへへ……あ、優くん。最後、って訳じゃないけどさ、μ'sの最後の記念に、その、キス、してくれない?」
「……ああ。わかったよ」
俺は穂乃果の両頬を手で包む。穂乃果の顔は真っ赤だったが笑っていて、穂乃果の頬は暖かかった。
俺は、そのまま穂乃果の口に、キスをした。普通より、少し熱いキス。だけど、これでよかった。
「ん?そういえば穂乃果。雪穂たちって来年から入学してくるんだよな?」
「え?うん。そうだよ」
「じゃあさ、もしあいつらがお前らを継いでスクールアイドルやるって言うなら、俺らでサポートしてやらないか?そしてまたラブライブで優勝させるんだ!」
「ふふっ、そうだね。それ面白そう!優くんと穂乃果と海未ちゃんとことりちゃん、花陽ちゃんに凛ちゃんと真姫ちゃんで応援してあげよう!」
それから、俺たちは未来に向けて話し合った。
「ふぅ、まだ四月だってのにこの暑さかよ。まだアメリカのが涼しいぜきっと……」
勉強をとりあえず終えた俺はあの日に思いを馳せていた。俺たちがアメリカへ行ったときだ。
楽しかったなぁ。穂乃果が迷子になったり、海未が外出恐怖症になったり、面白かった。
「あー、やめやめ。また湿っぽくなる。今は、あいつらのことが先決だからな。今日は休みって入れといたけど、暇だな。行ってみようかな」
俺が向かったのは、いつもの神田明神だった。
そこからは声が聞こえる。運動部の練習かと思うが俺からしたら聞き飽きるくらいのいつも通り。
「あ、優くん」
「よ、希。今日は講習ないんだっけ?」
「うん。だからバイトついでに見てあげてるんだ」
「なるほどな。あいつらはどうだ?」
「穂乃果ちゃんたちが一生懸命教えてるよ。そのせいか上手くなってる。ふふ、楽しみだね」
俺はまた、プロデューサー業を始めた。それに穂乃果たちも追加でμ's全員で教えている。そう。
未来の、希望にな。
「あ、優さん!分からないとこがあるんですけど教えてくれますか?」
「ああ!今行くよ!」
今日はあとがきコーナーはお休みします。なんでかって?疲れたからです。え?最後のあれは何かって?フ、フラグじゃないんだからね!