ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結) 作:流麗なアリス
「しっかし今日は暇だな〜」
絶賛暇を持て余し中の優です。
今日は土曜日。それに加えμ'sの練習もなし。凛で遊ぼうと思ってもあいつは補習。なので遊び相手が誰もいない。
ん?俺の勉強の心配?んなもんいらねえよ。俺こんなんだけど学年トップだし。学院では五位だけどな。一位が絵里の二位が希の三位が真姫の四位が誰か知らない奴で五位が俺だ。
「外でも出るか」
気晴らしに外に出てみると、見知った顔がいるのを見かける。
「あれ?花陽じゃん」
「あ、優くん?どうしたの?」
あ、先に言っておくが俺と花陽はμ's前からの付き合いだったりする。どちらも凛と関係があったので必然的に仲良くなっていたのだ。
「俺は、暇してる。花陽は?」
「私はこれからショッピングに行くんだ」
「そうなんだ。俺も付いて行っていい?」
「え?別にいいけど……」
「よっしゃ!じゃあ行こうぜ!」
「あ、待ってよ!」
「で、なにをしにきたんだ?」
「服と、夕ご飯の買い物と、あ、後は……水着を買いたいな、って思ってて」
「俺も行きます!!つうか行かせてください!」
「ふぇ!?わ、わかったから落ち着いて……」
花陽の水着選びとか貴重だぞお前ら。天使の水着が見れるとは俺ってなんて幸運なんだろうか。
俺たちは現在服屋に来ている。この服屋は男物から女物、小さいサイズから大きいサイズ、さらには水着までも取り扱っているというなかなかに大きな店だった。
「花陽、こんなのはどうだ?」
「どれどれ?ってえぇ!?これ肩出しだよ?は、恥ずかしすぎるよ………」
「いいからいいから!似合うと思うぞ?後ついでにこれもな!」
「う、うん。わかった」
そうして花陽が着替えて五分。花陽が試着室から出てくる。
「お、出てきグハァっ!」
「えぇ!?優くん!?」
な、なんて破壊力だ。最早人間核爆弾だぞこれ。
肩出しの緩いタイプにフリフリのついたスカートとの絶妙なマッチ。さらにいつもの花陽とのギャップ。そして花陽がもじもじしているので胸が揺れてえっらいカオスになっている。
「だ、大丈夫だ。似合ってると思うぞ?花陽」
「そ、そう?ありがとう……」
あれから服を二着買った。俺もついでに二着買った。次はとうとう花陽の水着選びタイムだ。
「うーん……」
花陽は相当悩んでいるようだった。俺は近くで花陽を観察もとい見守ってるだけだうんそうだ。
「あ、あの、優くん……」
「ん?どうした?」
「あ、あのさ、こっちの水着と、こっちの水着、どっちがいいかな?」
な!?なんだと!?花陽が、俺に水着選びを!?こ、ここは男としてエロ関係なく選んでやろう。俺のセンスの見せ所だぜ!
まず水着の特徴だが、右手にあるのはビキニタイプに下にフリフリみたいのが付いたタイプ。
左手にはパレオというタイプの下が隠せるタイプだ。
あの人見知り+臆病で有名な花陽ならパレオがいいと言うはずだ。だが俺に聞いてきた、ということは少なからず右手のにも興味があるということだろう。そこは花陽の意見を尊重してあげたい。
「俺は、右手のがいいかな。パレオだと動きづらいだろ?俺は花陽の元気な姿も見てみたいし、それに花陽が着たら可愛いと思うぞ?」
「ふぇ!?そ、そうかな……わかった。こっちにしてくる!」
花陽は顔を赤くして頷いた後、レジまで走っていった。
「相変わらず忙しいやつだな……」
「いや〜、今日は楽しかったよ。ありがとな」
「ううん。私も、色々手伝ってくれたから助かったよ。ありがと優くん」
俺たちはあの後、夜ごはんの買い物を済ませて近くの公園でお喋りに浸っている。
すると花陽が、こんなことを言い出した。
「ねえ、優くん。まだ、あれ、気にしてる?」
「っ!いや、もう………ぐっ!」
「ゆ、優くん!?」
花陽の言葉を引き金にしたかのように頭痛と吐き気が全身を襲った。
あれ……か。やはり俺はまだ、呪縛から解き放たれてないようだな。
「くっそ……うっ!」
頭痛と吐き気はさらに痛みを増した。頭を殴られているような痛み、とてつもない不快感に襲われる吐き気。
その時、花陽が俺に近づいてきて、
「は、はな……よ……」
「よしよし。もう、大丈夫だから。安心して」
花陽が、俺を抱きしめてくれた。優しく、まるで聖女のような……途端に俺の目から水が垂れた。
「花陽……俺、まだ全然ダメだった……大丈夫だと思っていたのに、まだ気にしてしまう…」
「いいんだよ。少しずつ、乗り越えていこう?優くん一人で抱えなくても、私たちもいるから」
それから、俺が泣き止むまで花陽は抱きしめていてくれた。今思えば花陽の匂いとあの胸は気持ちよかったな〜うん。最高です。
「あの、ありがとな花陽。見苦しい姿見せちまったけど」
「ふふ。大丈夫だよ。気にしないで。それと、なにかあったら、相談するんだよ?」
「……ああ。了解」
そこから俺たちは、それぞれ帰路についた。
「やってきましたお喋りコーナー!」
「お、お相手は私花陽と、優くんでお送りします!」
「お、花陽か。今回は色々とお疲れ様」
「ありがとう優くん。今回は特別編なんだよね?」
「ああ。この小説は基本アニメ通りだからそうならないやつは特別編って書くことにしてるんだとよ」
「そうなんだ。あ、因みに私と優くんは結構仲良しなんですよ♪」
「そうだな。凛つながりで色々と会う機会多かったもんな」
「うん!あ、そうだ。優くん、あの、過去の話、してあげるの?」
「……するしかないだろうな。いつになるかはわからないけど」
「え、えと、頑張ってね!」
「ああ。それより花陽、あの水着と洋服でよかったか?」
「うん!お母さんにも似合ってるって言われたよ!ありがとう!」
「いえいえ。ではそろそろ行きますか。花陽、頼むぞ」
「う、うん!次回、先輩禁止!?俺先輩って呼んでないけど」
「長いな……お楽しみに!」