ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結) 作:流麗なアリス
最近前書きで書くことがなくなったな……
「くそ………どうすれば……」
「絵里までも……一体誰が」
「ど、どうしよう……このままだったら、凛たちも捕まっちゃうのかな……」
絵里が消えた翌日の部活。μ'sの頼れるお姉さんだった絵里が消えると流石にこいつらにも不安の顔が表になって見えた。
大丈夫だ、そう言ってやるのがベストなんだろうけど、今はそんなこと言っても何の意味もない。それに俺自身が大丈夫じゃない。こんなにも次々とメンバーが消えていくんだ。流石に元気付けることもできなくなっていく。
「優くん」
「っ!ことり?どうした?」
「今、凛ちゃんは怯えてる。花陽ちゃんは凛ちゃんを見守ってなきゃいけない。流石にこんな状況じゃ怖いのもわかるけど、一刻も早く見つけなきゃ!希ちゃんが折角残してくれたのに、報われないよ」
ことりは、いつの間にそんな成長していたのか。ことりはいつも、穂乃果や皆の後ろから見守っているだけだった。
……そうだ。こんな状況だからこそ俺が動かなくてどうする。ことりが動いてるんだぞ。
「わかった。ありがとうことり。まずは、希の暗号だよな」
そこで俺たちは考える。そういえば、最近穂乃果が部活を休み気味だ。まあ、何かしら理由があると思うんだけど、なんもなければいいが。
「μ'sの、春……μ'sの春ってなんだと思う?」
「μ'sの春?うーん。でも、何でμ's?」
「……ことり。疑いたくはないんだが、俺はμ'sの中に犯人がいると考えてる」
「えぇ!?んむ!?」
「バカ!声がでけえ!」
「ご、ごめん……でも、どうして?」
「……希はさ、言っちゃ悪いがそこまで人脈は広くないんだ。その中であんな詳しい暗号、それに俺らにも伝わるような暗号、そう考えるとμ'sの中にいそうなんだよ」
「た、確かに……でも、そうすると誰なの?」
「そこがわからないんだ。だからさっきの質問。μ'sの中の春ってなんだと思う?」
「………もしかして、printempsかな」
俺は何かが来た気がした。printemps……そうだ。printempsはフランス語で春という意味じゃないか!でも、そうなると。
「ということは……お前らの中に、犯人が?」
「ち、違うよ!ことりじゃないよ?」
「ああ、わかってるさ。……いやまさか…」
「ゆ、優くん?」
「ああいや、なんでもない。今日はそろそろ終わりにしよう」
「あ、うん」
俺は皆に今日の部活は終わりにすると伝えた。
そしてまたあんなことが起こらないように俺が全員の家に送っていった。
場所は変わって、花陽の家。
「あ、花陽?ちょっとおつかい頼んでいい?」
「あ、うん。どうしたの?」
「お米が切れちゃって。悪いけどいつものスーパーで買ってきてくれる?」
「うん。わかった」
私は、お母さんからおつかいを頼まれました。あんなことになった以上、夜に一人で出歩くなと優くんに言われていたのですがお母さんのおつかいなので仕方ありませんでした。
「一体誰があんなことを……」
私は考えていました。これまでのことについて。希ちゃんがあそこまで詳細に情報を得られ、なおかつ私たちに伝えたということは私たちが知ってる人物。私は、μ'sの中にいると思ってました。
しかし私は一つのことしか考えられないので、背後の気配になんて気がつくはずもなく………
「うぅっ!」
頭を鉄の棒かなにかで殴られました。急なことだったので頭が追いつかず、せめて相手の顔だけでも見ようと思いました。
「っ!?……そ、そんな……な、んで……」
「あれ?まだ気絶してないの?すごいね花陽ちゃん」
そこに立っていたのは、穂乃果ちゃんだった。
私はその瞬間、あの暗号の意味も穂乃果ちゃんが休んでる理由も全部わかりました。
「なんで……穂乃果ちゃん……が…」
「なんで?そりゃ、優くんを私のものにする為だよ!」
穂乃果ちゃんは少しずつ近づいてきました。私は残る力で後ずさりました。ですが
「ふふ、少し眠っててね。花陽ちゃん」
「いやっ……誰か……誰か助けてっ!!」
ガツンと音がした後、私は気を失いました。
その夜、俺は考え事をしていた。さっき最後に思い浮かんだのは、考えたくないが、一人の少女だった。そいつなら、希の暗号も理解できる。しかし、闇に覆われているとはどういうことなんだろうか。
「printempsで、太陽って……もうあいつしかいないじゃないか………」
俺は、壁に掛けてあるμ'sの集合写真で真ん中に写る可愛らしい笑顔で笑っているオレンジサイドテールの子を見ながら呟いた。
さて、どうでしょうか。意外と頭が回る花陽。しかしその秀才花陽も捕まってしまいました。ですが優くんは既に近づいているようですね。次は誰なんでしょうか?それとも次は優くんが会うのか……