ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結)   作:流麗なアリス

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どうも遅れましたアリスです。今回は物語は遂にラストへ!久しぶりの救世主優衣ちゃん。優は穂乃果を解放することができるのか。では、スタート!


第52話 優衣

 

「…………」

 

「ゆ、優くん……」

 

「……っ!ああ、どうした?」

 

「なんか、顔色悪いよ?大丈夫?」

 

「ああ……なんとかな」

 

 

翌日、今度は花陽がいなくなったとの連絡があった。

さすがに俺の精神としてもくるものがあった。このままでは、全員いなくなってしまうのではないか、そう思って制服のズボンを強く握りしめる。

 

 

 

「はぁ………くそっ!」

 

家に帰った俺はベッドに寝転がりながらイラつきにベッドを殴った。あの後、調子が悪いからと言って部活を早退させてもらった。とは言ってもあいつらもあの状態じゃ練習もできるわけなく、終わらせたらしかった。

 

「俺は……どうしたら………」

 

そんなことを考えてる内に、俺は眠りに落ちた。

 

 

 

「優……起きて優!」

 

「ん………ここは…って、優衣?」

 

「そう。そしてここは夢の中だよ」

 

 

久しぶりに夢の中に来たなと感慨深く思っていた

が、優衣の様子がいつもより真剣なことに気づいた。

 

 

「どうして、俺を呼んだんだ?」

 

「優に伝えなきゃいけないことがあるの。今回の事件のことでね」

 

「事件!?事件について何か知ってるのか!?」

 

「ええ。犯人は、あなたの思ってる人よ」

 

「……ってことは………穂乃果、なのか?」

 

「そう。だけど聞いて。あれは、穂乃果さんであって穂乃果さんじゃない」

 

「は?いや、それってどういう……」

 

 

その理由を聞こうとすると、何やらノイズがかかったように砂嵐が現れる。

 

 

「ちっ……感じ、取られた……優…誰…か……が穂乃……を……乗っ取………る……早く…ないと…りん…ちゃん……た……す……て……」

 

「おい!優衣!?どういうことだよ!?優衣!」

 

 

そこで俺の意識は現実に飛ばされてしまった。

 

 

 

「………感づかれちゃったか。まさか妨害しにくるとはね……」

 

そこまで頭の回るやつだったなんてね。後一回はコンタクト取りたいんだけどな〜。

 

「まあ、やってみよう。それまでに、優。あんたが決着つけちゃいなさい」

 

 

 

「ん……クソ…目覚めが悪い。でもおかげで優衣の言いたいことがわかった気がする……」

 

俺は翌日、夢で優衣に言われたことを冷静に整理してみることにした。

 

まず、犯人は俺の予想どおり穂乃果ということ。何故あいつがそんなことをわかったのかは幽霊だから周りを見ていたんだということにしとこう。

 

次に、それは穂乃果であって穂乃果でないこと。これはまだよくわからないんだが最後の言葉を繋げてみると乗っ取られてると言ってるように聞こえた。つまり、信じられないが幽霊か何者かが穂乃果を乗っ取ってるということだ。

……優衣がいるんだから信じるしかないが。

 

そして、ここは重要だ。最後に途切れ途切れだが凛を助けてと言っていたように聞こえる。ということは次のターゲットは凛だということだ。だがそれは俺もほんのちょっとは考えていた。

もし穂乃果が犯人なら幼馴染は残すと思ったからだ。

 

 

「しかし、どこで気をつければいいんだ…………っ!?そうだ!いいことを思いついた!」

 

 

俺は布団から飛び起きて早速学校に行く準備をする。その途中で残っているメンバーに連絡する。

 

今日は練習をする。だから部室に来てくれ。と。

 

 

 

「優くん……この人数じゃ練習できないと思うんだけど……」

 

 

俺が部室に入ると既にことりが来ていて不安そうな顔を見せる。

俺は今日は凛と一緒に来た。いつもは凛のが早く出るのだが今日は一緒に行こうと俺から声をかけた。いつ襲われるかわかんねえからな。

 

 

「そうだよお兄ちゃん。それに、かよちんがいなくなったら……凛……」

 

「大丈夫だことり、凛。全員取り戻す。その為の今日なんだからな」

 

「「え?」」

 

「ことり、穂乃果と海未は?」

 

「あ、うん。言われた通り、ジュースを買いに行ってるよ。でも、なんでそんなことを?」

 

 

よし、作戦どおり。穂乃果は事件がありながらも普通に部活に来ていた。それでは邪魔なので海未と一緒に席を外そうと考えた。一人じゃおかしいと思うけど海未と一緒なら気にしないからな。

海未が危ないんじゃないか?と思うかもしれないがそこは心配ない。多分あいつは、襲うのにある程度の順番がある。全員をやりたいなら先ずは家も近く、信用していることりと海未をやるべきだ。なのにこいつらを最後に残した。つまり、昔からの幼馴染は最後ってことだ。

さて、会議を始めようか。

 

 

「実はな、ことりと凛。それと海未もだ。頼みがある。犯人を、一緒に捕まえてくれ」

 

「え?犯人を?で、でもどうやって?」

 

「そうだよ!凛たちじゃ捕まえられないよ」

 

「安心しろ。捕まえるのは基本俺だ。だがお前らにもサポートをしてくれってだけだ」

 

「な、なるほど……私、やるよ。皆を取り戻したいもん!」

 

「り、凛も!ちょっと怖いけど、やる!かよちんを助けたい!」

 

 

こいつらが了承してくれれば第一段階クリアだ。海未ならこういうことは躊躇なくやってくれるだろうから心配ない。

 

 

「そうか。なら、今からそれぞれの担当を割り振る。これを後で海未にも伝えてくれことり」

 

「うん。了解です!」

 

「じゃあ、作戦を言う。恐らく、次に狙われるのは凛、お前だ」

 

「えぇ!?り、凛が!?」

 

「ど、どうして?」

 

「それはな、犯人はこの誘拐にある程度順番を設けてるんだ。ことりと海未は最後だ。何故なら、幼馴染だから。それと、凛は多分俺の妹だからだろう」

 

 

俺が話していく途中で段々ことりと凛の顔が驚きへと変わっていった。それもそうだろう。

 

 

「え……?つ、つまり、犯人は……」

 

「穂、穂乃果ちゃん……なの?」

 

「ああ。そうだ。つっても、まだ推測でしかない。だからその為にも今回の作戦をしたいんだ。そして穂乃果が犯人だったことを考えて穂乃果に席を外させたんだ」

 

「そういうことだったんだ……でも……」

 

「穂乃果ちゃんが……どうして……」

 

「それも突き止めよう。話を戻すが、凛が狙われるのはほぼ確かだ。だから今回凛には囮になってもらう。凛は夜の9時に買い出しに行くんだ。勿論、フリだ。そして俺とことりと海未でどこかに待ち伏せする。そして出てきたときに凛は叫べ。その合図で俺たちが飛び出す」

 

「り、凛が……囮役……頑張る!」

 

「ことりも、頑張らないと……あ、海未ちゃんたち帰ってきたみたい。後で海未ちゃんにも伝えておくね」

 

「おう。じゃあお前ら頼んだぞ」

 

「「うん!」」

 

 

 

 

 

部活が終わり、それぞれが帰路につく。家に着くと俺は早速準備に入った。まずトランシーバー。何故か俺の家にあったので遠慮なく使わせてもらおう。(第三話 ことり尾行大作戦参照)

 

そして一応スタンガン。これもなんであるのか知らないがもしもの時に使おう。

 

そして棒と縄と色々なものを装備した。因みに凛にはもしもの時のためにスタンガンをもたせてある。

 

 

「お、ことり!海未!」

 

「優!あの話は、ほんとなのですか?」

 

「それも確かめる為の今日だ。抵抗する術を用意しとけよお前ら」

 

「う、うんっ!」

 

 

俺は海未とことりにトランシーバーとスタンガンを持たせた。すると凛が家を出るとの連絡があった。

 

「よし、作戦開始だ!!」

 

 

 

 

「うぅ……怖いなぁ………」

 

私は、お兄ちゃんに頼まれて連続誘拐事件の犯人が誰か確かめる為に買い物に出てる。

今は夜の9時。そのせいで怖いというのもあるけど、一番怖いのは………

 

「ど、どうすればいいのかな……一応、スタンガンはもらったけど……」

 

護身用にとお兄ちゃんからもらったけど、使い方なんてわからないしなにより怖くて使えない。

 

と、唐突に声がした。

 

 

「よう穂乃果。いや、穂乃果(仮)かな?」

 

「…………」

 

「っ!?うわっ!」

 

 

私が後ろを振り向くと穂乃果ちゃんが鉄の棒を持ってお兄ちゃんたちを睨んでいた。お兄ちゃんが声をかけてくれなかったら、もう少しでやられていたかもしれない。あの棒で。

 

 

 

「さあ、正体を見せてもらおうか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とうとう穂乃果と対立した優たち。この後どうなるのか。優たちは元に戻してμ'sを取り戻すことができるのか。

あ、言い忘れてたけど、穂乃果誕生日おめでとう!!
この小説では言ってられない状況ですが。
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