ラブライブ!変態お兄ちゃんはμ'sのプロデューサー!?(凍結) 作:流麗なアリス
では、どうぞ!
第58話 花陽と優と愛
「花陽、痛くないか?」
「うん。優くんが優しく拭いてくれてるからそこまで痛みはないよ」
あの後、他の皆は帰って俺は花陽をとりあえず家に運んだ。
そして花陽が目を覚ましてから傷ついた背中を拭いている、というところだ。
「……ごめんな花陽。俺がもっと早く来てたら」
「そんなこと言わないで。私なら大丈夫だよ。それに、こうやって最後まできちんとやってくれてるんだから優くんは悪くないよ」
「……なぁ、穂乃果のこと、許してくれるか?」
「え?」
俺はふと思ったんだ。皆は、本当に穂乃果のことを許しているのだろうか。あんなことをしておいて、特に凛と花陽なんて恐怖を植え付けられただろう。だから、不安になるんだ。穂乃果が、孤独になってしまうんじゃないかって。
「うーん……だってやったのはあの幽鬼って子なんでしょ?だったらそれは穂乃果ちゃんじゃないよね?」
「で、でも……姿は穂乃果なんだぞ?」
「うん。だとしても、大切な仲間であり、大切な友達だもん。穂乃果ちゃんは、皆のリーダーなんだよ。穂乃果ちゃんがいなかったらこのグループは成り立ってない。何より、私は穂乃果ちゃんが大好きだから」
「……大好き、だから………か」
「うん。そんなすぐに嫌いになれないよ。それは優くんも、皆も同じ。だから、気にしないで。優くんがそんな暗いと、私たちも心配するよ?」
「……そうだな。ありがとう花陽。穂乃果は穂乃果だもんな」
「そうだよ」
二人して笑いあう。そうだ。穂乃果は一人しかいない。皆のリーダーでムードメーカーでいつも俺たちを引っ張ってくれる、それが穂乃果だ。
「花陽……」
「ひゃっ!?ど、どうしたの?急に後ろから抱きついてきて……」
「いや、悪い。なんか、こうしたくなってさ。痛かったか?」
「ううん。優くん暖かいから、むしろ気持ちいいよ」
「そっか……俺さ、怖かったんだよ。あんなことになっちゃって、正直絵里が捕まった辺りなんか結構テンパってた。でも、皆を落ち着かせなきゃって、俺はプロデューサーであり彼氏なんだからこいつらを落ち着かせなきゃって。それに、穂乃果を助ける時だって、俺にこんな大役が務まるのかって不安だったんだ」
「………優くん。ちょっといい?」
「え?あ、ああ」
花陽は俺の手を解いた。と思ったら俺の方を向いてきて今度は花陽から抱きついてきた。花陽の豊満な胸が俺を包み込むように優しく抱きついてきた。
「え……花陽?」
「ありがとう優くん。いつもいつも、私たちの為に走り回って。優くんってさ、一人で抱えちゃう癖があるんだよ。迷惑をかけたくないからっていうのもあると思うけど、私はもっと頼ってほしいと思うよ?他の皆だってそう。私たちは10人で一つなんだもん。それに、もっと優くんの役に立ちたい。優くんに近づきたいよ」
「花陽………ちょっと、この胸借りるな」
俺は、花陽の胸の中で泣いた。恐怖と、穂乃果が戻ってきてくれてよかったという安心感の涙だ。
それを花陽は、優しく受け止めてくれた。よしよし、って言いながら俺の頭を撫でてくれた。
「その……ありがとな花陽」
「ううん。どういたしまして。もう平気?」
「ああ。じゃあ、お詫びに……」
「え………あっ!?ちょ、優くん!」
「花陽だって、俺ともっと近づきたいんだろ?なら、いいじゃねえか」
「た、確かにそうは言ったけど……んっ!でも、ここで?」
「ああ。凛は今はいないし、誰もいないぞ」
「………優くん。私を、その、気持ちよく、してください……」
「お前ってそういうこと言うんだな」
「え!?あれ?こ、こういうものじゃなかったっけ?この前観たのだと……」
「……お前AVでも観たの?」
「ふぇ!?い、いや違くて!え、えっと……あれは………ひぁん!ゆ、優くん!?急すぎない?」
「え?なんか面倒くさくなりそうだったからさ。いいだろ前置きなんか。俺は早く花陽といちゃいちゃしたいんだ」
「そこをサラッと言えるのが優くんすごいよね……でも、いいよ。花陽の全部を、あなたにあげます」
「………悪い。今のでもう止められんぞ」
「え……ちょ、きゃあっ!?そ、そこ……首、だからぁ……んっ!あぁ……ひゃん!」
「んっ、マーキングしとかねえと取られたら嫌だからな」
「ま、マーキングって……どこにも行かないよ?私は、優くんの、も、ものなんだから……」
「っ!……花陽!!」
「うわぁ!?なんか余計なスイッチ入っちゃった!?」
よーし、このまま花陽を泊まらせて朝までやってやるぞ!!
この展開、久しぶりだな……
久しぶりの展開で終わりました。いやぁ、いいなこういう日常。え?これが日常かって?も、もちろん日常です。次はだいぶ過ぎてますが穂乃果の誕生日回です。少し長くなるかもしれません。
では次回もお楽しみに